「新境地にして到着点 親愛なる隣人の映画史に残る壮大な傑作」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム まほさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0新境地にして到着点 親愛なる隣人の映画史に残る壮大な傑作

2022年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

NYを舞台にする高校生の悩みから始まり、多次元宇宙までも巻き込む壮大な問題に発展するという単純なものではなく、サムライミ版スパイダーマンの1作目から約20年に渡り二度の打ち切りを経て、ファンを失望させた過去や、悲しくも消えていったスパイディやヴィランたちをも救う”超”傑作
これほどのキャラクターと物語を見事に絡めつつ、個性を押さえた演出ができているのも凄いが、3シリーズの垣根どころか、MCU、SSUという会社の垣根さえ超えたスパイダーマンにしかできない最高のスパイダーバースを見ることができた。
随所に伏線やネタをちりばめつつ、1秒も無駄にせず2時間強でまとめたのは天才たちの偉業としか言いようがない。
喜び、哀しみ、楽しさ、驚きの連続でファンとしては非の打ちどころがない完璧な傑作となった。

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bp