「期待したら…」スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
期待したら…
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前作でミステリオを倒した際の映像をデイリー・ビューグル砲でネットに拡散され、正体が世間にバレてしまったピーター・パーカーが、全世界の人々に自身のことを忘れさせる様にドクターストレンジに依頼したことで巻き起こっていくストーリー。
ドクターストレンジが術を使い始めたところに色々と追加で注文をしたせいで、中途半端な状態になって…特報やクレジットで明かされている通り、違う軸の作品で登場した懐かしのヴィラン達が大集合!
始まる前はどういうこと?と思っていたけれど…そう、これはスパイダーマン。もしかして?と思ったとおりマルチバースということですね。
ある意味子供な甘ちゃんの思考でとった行動のせいで、ドクター・ストレンジも巻き込んで、賑やかなヴィラン達ともつれて絡まって…ただ、ピーター・パーカーの思惑通りになったら、ハリーもグウェンもその他大勢も間接的にってなりませんか?タイムパラドックスとも違いますよね?
ていうか、ある意味ピーター・パーカーの思想はヴィランもどきじゃ?
スパイダーマンらしく、コミカルさもありつつ悲しい展開もしっかり織り込み、更には「スパイダーマン」という位置づけだけでもお祭り映画の様相で、ワクワクが止まらず面白かった。
ただやっぱり尺が長過ぎて、中盤以降ちょっとダレ気味だったし、スパイダーマンをずっと観てきた人しかちゃんと楽しめないんじゃないかなこれは。
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talismanさんのコメント
2022年1月8日
コメントありございます。ミステリオ、少ししか出てなかったんですね。前作(前々作も)見てなかったのでわかりませんでした。お茶目なドクター・ストレンジ、やっと少しずつ慣れてきました。