裸の天使 赤い部屋のレビュー・感想・評価
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スッポンポンで腰を振るほうかさんにエール
江戸川乱歩の短編小説をベースにした「赤い部屋」シリーズの第2弾。昨年公開された第1弾の「メビウスの悪女 赤い部屋」は未見。
今作の原案は乱歩の「畸形の天女」。木下ほうかさんが謎の少女にのめり込む不動産会社の社長を演じた。
テレビドラマだけでなく「踊る!さんま御殿!!」などのバラエティーでもしっかりと爪痕を残すほうかさん。映画では振り切れてます。
昨年の「ファンファーレが鳴り響く」では女子高生にハメようとしてオ◯ン◯ンをちょん切られる恥ずかしい役回り。今作ではスッポンポンで腰を振るほうかさんにエールを送った。
謎の少女を演じた中山来未さんが魅力的だった。オーディション番組「ザ・ラストヒロイン〜ワルキューレの審判〜」で15万人の中から選ばれたとのこと。これからも映画で活躍して欲しい逸材だ。
めんどくさい女だなぁ〜
乱歩の妖しくエロくチープ(イイ意味で)な狂気の世界がよく出ていました。
淫乱援交女も相当キテルけど、死体を埋めてケロリとしてる社長さんが一番狂気だわー
初日が満席で見れなかったため本日鑑賞。 客入りは60%くらいですか...
初日が満席で見れなかったため本日鑑賞。
客入りは60%くらいですかね。小さな映画の割には良い方ではないでしょうか?
さて内容は江戸川乱歩「畸形の天女」が原案。
乱歩マニアとしては、このレアな原作をどうアレンジするのか興味があった。
元々、この原作は乱歩以外に3名(大下宇陀児、角田喜久雄、木々高太郎)の作家がバトンを受けながらの連作小説なのだが、映画は窪田監督が乱歩作からバトンを受けてオリジナルのストーリーを展開していた感じだった。
それが良い感じで現代にマッチし、乱歩の雰囲気を崩さず映画としても良質な物になっていたかと思う。
中山来未と言う新人の演技はセリフの棒読み感が凄かったが、それが文子のキャラクターを崩さず成立していた。変に達者な女優だったら文子のキャラクターが成立してなかったかもしれない。
木下ほうかは珍しく普通の男を演じ新たな一面も魅せてくれる。この映画で良い方向性を見つけたのではないでしょうか。
セックスシーンも逃げずにまっすぐ見せてくれていて満足でした。
次作の「聖なる蝶」もあるようですので、ますます楽しみになった。
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