「コトバの魔法」偶然と想像 upyoさんの映画レビュー(感想・評価)
コトバの魔法
短編集とはいえ、登場人物が少ないにもかかわらず、言葉のやりとりだけで、これほどドラマチックな展開を魅せることができるのか?という驚きと発見。それぞれの話の背景が、日常生活の中にありそうで、なさそうで、ありそうな?歯痒さがたまらない。
映像の中で、バス、電車、タクシー、エスカレーターといった移動手段としての乗り物がとても効果的だった。
また、どんな大作や傑作と言われる作品(日本映画)でも、女性の描き方だけは、どこかヒロイン的に描く男性監督が多い中、過剰な美化をせず、複雑な女性心理が等身大に描かれていて、とても好感が持てた。
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