劇場公開日 2021年12月17日

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偶然と想像のレビュー・感想・評価

全167件中、1~20件目を表示

4.5必然の3部作

2021年12月31日
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 今年の締めはこの映画!と、観る数日前からわくわくしていた。シアターが暗くなって映画が始まる瞬間、2時間後には終わってしまっている…と早々と名残惜しさが。期待どおりの、濱口監督らしい3部作だった。
 3つの物語に、直接の繋がりはない。登場人物も場所もばらばらだ。けれども、3つの並び方は絶妙だった(ぶつかり合い、誘いかけ、繋がりの修復)。すっと始まる第1話は、女友達との他愛ないやり取りが延々と続くと思いきや、彼女が乗ったタクシーと同様に物語は急展開、泥沼の一歩手前となる。親友、新たな恋の予感、元恋人…と相容れない3人。そこから再び、ふわりと予想外の展開へ。クラシカルな映画手法に、気持ちよくすっかり引き込まれた。そして、2話へバトンを繋ぐ。
 第2話は、個人的には一番面白かった。第1話の反動のように、軽やかな可笑しみがあふれている。マイペースで捉えどころのない小説家兼教授を演じる渋川清彦さんが、とにかく良かった。彼はまったく揺るぎなく、周りがあたふたと振り回され、変化していく。打算から出会ったはずのヒロインは、会話を重ねる中で、自分の心の奥底を見出す。そんな高揚感もあってか、ちょっとした踏み外しが、唖然とするほどの大惨事を招いてしまう。
 第3話は、偶然の再会に説得力を持たせるべく、ウィルスの拡散でメールやSNSが機能していないという設定がなされている。とはいえ、1話、2話と心地よく振り回されてくると、そんな作為的な設定も、すんなり受け入れられるというものだ。物語自体は、ある意味、最も穏やか。旧友との思いもよらない再会から、2人は今の自分の再発見や過去のやり残しに気付き、ぎこちなくもあたたかな共同作業に至る。
「ドライブ•マイ•カー」の家福が役者たちに求めたように、登場人物たちは感情を削ぎ落とし、淡々と言葉を重ねて物語を紡ぐ。だからこそ私は、五感を研ぎ澄ませて彼らの感情を押し図り、自分ならどうするだろうと想像する。彼らが偶然出くわすシチュエーションは、実生活では遠慮しておきたい悩ましさに満ちている。自分はスクリーンの彼らを眺めていればよい、と気楽に高みの見物をしていたはずが、いつしか物語に引き込まれ、そこに居合わせているかのような切実さが胸に迫る。そして今もなお、ふとした時に彼らを思い返し、語られなかった背景や、その後の成り行きを想う。映画が、日常に重なり溶け合っていくのは、つくづく幸せな体験だ。
 本当に偶然なのだけれど、この映画を観る直前に、古い友人から久しぶりに連絡があった。年賀状がいらなくなるくらい近況をやり取りし、ふっと軽やかな気持ちになった。この偶然は、本作との出会いとも相まって、これからの自分に、きっと欠かせない出来事になっていくと思う。

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cma

4.0「ドライブ・マイ・カー」だけじゃない、濱口竜介監督の真骨頂

2022年3月30日
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鑑賞方法:試写会

「ドライブ・マイ・カー」で今や時の人となった濱口竜介監督が手がけた初の短編オムニバス作品。第71回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品され、銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞している。
「ドライブ・マイ・カー」はもちろん素晴らしく、日本映画の2020年代を象徴する作品であることに間違いないが、個人的な好みとしては「偶然と想像」に一票を投じたい。
親友が「いま気になっている」と話題にした男が、実は2年前に別れたかつての恋人だったと気づく「魔法(よりもっと不確か)」では、濱口監督の現場に初参加組と経験組が良いアンサンブルを奏でている。
古川琴音、中島歩、玄理の3人が、今回の濱口組を経て、別の撮影でどのようなパフォーマンスを披露するのか目を離せなくなりそうだ。

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大塚史貴

4.0濱口監督らしい短編集にして堂々たるコント集

2021年12月31日
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正直『ドライブ・マイ・カー』に乗れなかったので警戒心を持って劇場に言ってしまったのだが、ある意味でここまでストレートなコントだとは思わなかった。もちろんコント以外の要素もたくさんあるのだが、でも各エピソードの構成の根幹をなしているのはやはりコントだと思う。濱口監督はどうしても意図やコンセプトを前景として感じざるをえず、そこが作風や個性だとは思いつつも乗れない一因になっていて、本作もそこから外れているわけではない。作為的なセリフもナチュラルに発することができる手練れの役者がみごとだからこそ、逆説的に意図の強さを感じてもしまう。しかしながら、それでもなお余りあるくらい笑わせてもらったし、出てくる俳優たちが途方もなく魅力的だった。古川琴音にいたっては、個性と実力のある若手というより、今後の日本映画を担っていくんじゃないかと思わされるほどの貫禄を感じた。

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村山章

5.0人は日常で演じている生き物

2021年12月31日
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鑑賞方法:映画館

3本の中編からなるオムニバス映画で、それぞれも物語にはつながりはない。タイトルにある2つの単語をキーワードに人々の悲喜こもごもが描かれるわけだが、濱口監督の鋭敏さが全編に溢れていて大変見ごたえある作品だった。偶然の出会いから、想像性が生まれ、化学反応を起こして一瞬の奇蹟のような瞬間が最後に訪れる。
日常生活で、人は意外と想像して演じているものなのだとよくわかる3本だ。1話では友人の新しい彼氏が自分の元カレだとわかり、そのことを隠して初対面の人間を演じる、2話ではセックスフレンドの大学生に頼まれ、教授を色仕掛けしようと演じる、3話では高校時代の同級生だと勘違いしてしまった2人の女性が、あえてそれぞれの級友を演じる。それぞれ、偶然の出会いから、想像して誰かを演じている。
全編、肩の力の抜けた、一筆書きのスケッチみたいな感覚なのも、心地よい。結構笑える作品なのだ。「うわー、そこで出会っちゃうあ」みたいな間の悪さとやり取りのズレの滑稽さ。誰にでも訪れそうな、ありふれた日常にこんな豊かな物語があるんだと思わせてくれる素敵な作品だった。

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杉本穂高

3.5愛・性・人生をめぐる空虚な会話劇に寄り添えるかどうか

2021年12月21日
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鑑賞方法:試写会

知的

濱口竜介監督の前作「ドライブ・マイ・カー」では演劇要素がかなりの比重を占めていた。主人公が演出家として台本の読み合わせを行っているとき、参加している俳優らに「感情を込めずに台詞を読む」よう指示する。

本作「偶然と想像」でも、オムニバス3編の登場人物らはおおむね抑揚の少ない、わりと平板な口調で淡々と会話する。あるいは朗読する。それはたとえば一昔前の小劇場演劇、特に「静かな演劇」と呼ばれた演出スタイルにおける発話を思い出させる。3つめの「もう一度」で、2人の女性が途中から想像をはたらかせて“ロールプレイ”するくだりなどは、まるでエチュード(即興劇)のよう。濱口監督は演劇要素を巧みに取り込み、いわゆる映画的にリアルな会話とはまた異なる会話劇のメソッドを確立したのだと思う。

しかしそうした感情を抑えた、淡々と発せられる言葉から、人物たちのどこか空虚な内面が浮かび上がる感じも否めない。確かに各編の“偶然”は意外性があり、ストーリーの展開も面白いが、都市生活者たちが営む愛、性、人生の空虚さに対する批評なのだろうか。そんな会話劇を繰り広げる人物たちに寄り添えるか否かで、本作を心から楽しめるかどうかが分かれるのだろう。

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高森郁哉

4.0黄と赤と青で黒

2025年12月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

劇場公開時に見逃し、ドライブマイカーで濱口監督が脚光を浴びる中、配信もされていないしレンタルもリリースされていないので、鑑賞の機会はありませんでした。
たまたま、amazonでブルーレイが販売されているのを見つけたので、数年越しの思いを胸に、初鑑賞しました。
3話構成のオムニバスで、ベースとしては起伏の少ない日常生活という池の中に、ポツンと投げ込まれた小石の様な出来事が、さざなみの様に波紋を広げてゆくシチュエーションが描かれていて、止めどない会話が展開されます。
この怒涛の様な会話の応酬に、言いようの無い心地良さを感じました。
観返してみて気付いたのは、各話のタイトルの色です。
これらが非常に巧妙に映画のタイトルの色にリンクしていて、知的なウィットを感じました。
あと、各話の中に含まれる偶然と想像の狭間の、一瞬の画面のゆらぎに、知的な毒を感じました。

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だるちゃ

4.0現実は小説より奇なり―とはよく言ったもんだ。 あの日の奇妙な時間が...

2025年9月27日
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鑑賞方法:映画館

現実は小説より奇なり―とはよく言ったもんだ。
あの日の奇妙な時間が、いまの私を深いところから元気づけている、、
       のかもしれない。

シネマヴェーラにて鑑賞。知らない皆で笑うのも、非日常の素敵な時間。

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ordinal

4.53つとも良かった‼️

2024年11月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

寝かせすぎた。やっと視聴したら予想外に凄くどれも面白かった。共通してちょっと謎、ちょっと不思議が入ったストーリーなんだけど、SFまでいかないから観やすかった。どれも気持ちもうちょいみたい!を残して終わる。あっという間でした。オムニバスはあんまりでしたが
こちらはお勧めです。

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ノブ様

2.0ケミストリーが合わない。

2024年10月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ショートムービーが3本。大学生が作った自主映画のような低コストの作品。僕が名前を知っている俳優は渋川清彦だけで、やたら棒読みの台詞が多いのは監督の指示なのか渋川清彦の影響なのか?タイトルがタイトルなので偶然の出来事が出てくるのは当然だがどのエピソードもピンと来なかったのは登場人物に全く感情移入出来ないからなのだろう。"あんのこと"で河合優実の毒親をやっていた女優が出ていたが正に別人のように見えた。アン議力があるということなのだろう。

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Yohi

4.0いいですね!

2024年10月5日
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鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

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marimariパパ

3.5会えてよかった

2024年8月29日
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どの人間関係にしても、
会えていなければ、
面白い関係性すら始まらない。
いい事も苦々しい事も、どれも後になれば人生の彩りと思える日が来るかも。

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上みちる

4.0いい意味でも悪い意味で鼻で笑っちゃう少々毒のある話

2024年8月21日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

2024年映画館鑑賞78作品目
8月20日(火)フォーラム仙台
10日以内リピーター割引1200円

監督と脚本は『寝ても覚めても』『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』の濱口竜介

2021年公開作品
第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作品
なぜか動画配信もレンタルも無し
石原裕次郎の『黒部の太陽』のように映画館で観てもらいたい拘りなのかと思いきやAmazonではBlu-rayが
平日19時50分の回だったが鑑賞するため出かけた
濱口竜介監督の世界的ネームバリューもあってからこの時間帯のわりに観客はけっこういた

ショートムービー三本の短編集という形
どれも全体的に台詞が朗読劇のよう

魔法(よりもっと不確か)
粗筋
ファッションモデルの芽衣子と撮影スタッフのつぐみは親友同士
芽衣子はつぐみをぐみと呼ぶ
帰り道タクシーに同乗しつぐみの新しい彼氏について惚気話を聞かされる芽衣子
つぐみの自宅マンションの前で別れて芽衣子は来た道を引き返してもらい元カレが経営するオフィスにやって来た
元カレはつぐみの新しい彼氏だった
元カレに啖呵を切る芽衣子
別れて2年経つのに元カレも芽衣子も未練があった
感想
タクシーで延々と続くガールズトークはとても退屈だったがそれは『僕らの時代』の女子アナトークを彷彿させた
喫茶店で芽衣子とつぐみと和明が3人揃うシーンで芽衣子の妄想のシーンが好き
古川琴音の魔性ぶりが良い
男がセンチメンタルで未練がましいことが多く見られることに対し女はそれに関してドライな印象があるがそもそも脚本家が男だからなあ
配役
自分の浮気が原因で別れることになって2年経つもなお和明が好きなファッションモデルの芽衣子に古川琴音
芽衣子の元恋人で彼女の浮気が原因で別れることになり今はつぐみ叩き合い始めた起業家の和明に中島歩
芽衣子の友人で撮影スタッフのつぐみに玄理

扉は開けたままで
粗筋
単位が足りず留年することになった大学生の佐々木
内定していた大企業就職のためにも土下座をしてでも頼みこんだ佐々木だったがフランス文学の教授瀬川は単位をあげることはなかった
それを恨む佐々木は社会人入試で大学生になった同学年の奈緒に頼み込み瀬川にハニートラップを仕掛けてもらうことにした
奈緒は子持ちの既婚者で年下の佐々木はセフレの関係
瀬川は56歳にして芥川賞を受賞した
奈緒は佐川の受賞作の小説を手に持ち瀬川がいる教授室にやって来た
小説にサインをもらい官能的な部分を朗読し始める奈緒
その気にならない瀬川にお手上げの奈緒は録音していたことを白状した
だが奈緒の凡ミスで結果的にハニートラップは成功し彼女のの離婚にも繋がった
感想
PG12の1番の原因
変態朗読士ダバダーこと大沢たかお氏を彷彿させる奈緒演じる森郁月
彼女の朗読は自分がちょっとした性暴力を受けているような感じがして「まだやるの?」と食傷気味でもあった
瀬川演じる渋川清彦もいい味を出していたが彼はこういう役がよく似合う
配役
56歳で芥川賞を受賞したフランス文学の教授の瀬川に渋川清彦
子持ちの既婚者だが心理学を学ぶため大学に通う奈緒に森郁月
セフレの奈緒と同じ大学に通う学生だが単位が足りず大企業就職がパーになり瀬川を逆恨みしている佐々木に甲斐翔真

もう一度
粗筋
東京に住んでいる夏子は高校の同窓会に参加するため仙台にやって来た
同窓会を終えた翌日仙台駅西口前歩道橋のエスカレーターでバッタリ古い友人?と出会う
久しぶりの再会?を喜ぶ?主婦のあやは夏子を自宅に招いた
2人は話を進めるうちにお互いが人違いをしていることに気づいた
感想
三本の中で1番マイルドで小学生に見せても特に問題はなかろう
コンピューターウィルスの設定は必ずしも必要だったんだろうか
占部房子はかつて『バッシング』で主演した俳優
若い頃より今のほうが断然良い
男性俳優なら吉岡秀隆
女性俳優なら占部房子
配役
女子高の同窓会のため東京から仙台に戻ってきた独身の夏子に占部房子
夏子の高校時代の同級生?で仙台在住の2人子持ちの既婚者のあやに河井青葉

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野川新栄

4.0お話がおもしろい

2024年7月31日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

まず、3話ともお話としてとてもおもしろい。シチュエーション・コメディー、あるいはコントとして非常に魅力的であり完成されたストーリーが素晴らしい。

そしていずれの話もキャスティングが本当に素晴らしい。どの話も2人の掛け合いで進むのだが、どの俳優もそれぞれの個性を活かしながら、とてつもなくヘンな「偶然」すぎるシチュエーションをリアルに繊細にダイナミックに演じきってくれて素晴らしい。濱口竜介ならではの特殊なメソッドがあるのだろう、魔法のような演出だ。

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エリセ

4.0センスいい

2024年7月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

3つのエピソードがどれも、日常にありそうな偶然をテーマにしてるんだけど、
結末が気になる描き方で、興味深く見られました。
落としどころも悪くなかった。
監督と脚本のセンスを感じた。

玄理、いい女だな。

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ガレ

2.0悔しいですが、自分にとって思うところ(頷くところ)感じるところ(共...

2024年6月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悔しいですが、自分にとって思うところ(頷くところ)感じるところ(共感するところ)の無い映画でした。特に二作目のセリフの言い回しは棒読みそのものに感じられてこの上ない不快感がありました。観た映画が自分にとっての意味があるか無いか波長が合うかどうかとか観る人の知性・感性にもよるのは理解できますが、この監督の作品は特に毎度同じ役者とか多いですし、何作か観ると新鮮味も薄くなり何かしら押し付けられた感が随分と出て来ますね。

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wamabut

3.5村上味

2024年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

 三篇のオムニバス。「魔法(よりもっと不確か)」モデルの芽衣子は、ヘアメイクのつぐみから恋バナを聞かされて、思い立つ。「扉は開けたままで」単位不足で卒業できないセフレの頼みで、奈緒は瀬川教授を罠にはめようと。「もう一度」高校の同窓会に参加するために仙台にやってきた夏子は、昔の恋人と2 0年ぶりに再会したと思ったら。
 「ドライブマイカー」を観て、村上春樹作品の映像化は濱口竜介監督が最適と思いました。今作の三篇は、村上作品ではないにもかかわらず、できすぎの会話や内容でそのテイストが維持されています。特に「扉は開けたままで」はそう感じました。

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sironabe

1.0日本映画の新時代作品ってマジなの?

2024年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

ある意味アートで?リアルな?映画なんだろうけど
タイトルもヤバいし、海外でもめっちゃ評価されてるし
熱狂的ファンとかいるっぽいし、好きな人は好きかもね

関係ないけど、あのハルキストみたいなファン?
なんかナチュラル感あるようで、まったくのアンナチュラルって感じ
そういや「ドライブ・マイ・カー」も、この人なんだ

ここまで嘘っぽいのはマジでキツいって思いながら見てた。
シナリオがヘンなのか、セリフがヘンなのか、
役者がヘンなのか、演出がヘンなのか、
超ナルシストのアマチュアが集まって作った映画の上映会に
無理やり参加させられた気分、そんなわきゃないんだけど

偶然は、めっちゃ狙っててわざとらしい偶然だし
想像は、超ツマんないやつの妄想にしか思えなかった

現実と想像(記憶)のズレってあると思うよ
でも、こういうズレかたって、どうなんだろうね

バカだから作品の良さがわからないのかもね

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クラウディア🫶

4.0え?短編集?意表を突かれた

2024年4月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

CSで録画視聴。
まず、びっくりしたのが偶然と想像がまさか短編集だったとは。
短編集ならではの作品ばかりで良かった。
今、邦画には欠かせない中島歩も彼らしい演技をしていた。
音楽の使い方はなかなかいいが、短編にしなくても良かったかもしれない。
観て良かった。

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ナベさん

4.0☆☆☆☆ 〝 貴方は本当の事を隠している 〟 これはお見事!恐れ入...

2024年3月21日
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☆☆☆☆

〝 貴方は本当の事を隠している 〟

これはお見事!恐れ入りました。傑作ですね、まごう事なく傑作と言い切って間違いないと思います。

『ドライブ・マイ・カー』が自分には今ひとつ合わなかったので、あまり気は進まなかったのですが。何やら評判が良いので年内に何とか観るか…と。
何ならば、「思いっきり貶してやるぞ」…感満々で観に行ったのに、もう存分に楽しんでしまった。

第 1 部 ☆☆☆★★★

♬ トロイメライ♬ と共に罠はやって来る

この第1部こそは、題名の『偶然と想像』そのものが、はっきりと色濃く出ていると思える。
冒頭から直ぐのタクシー車内。この場面から続く長回しと、絶妙なタイミングで切り替えるカメラのリズムが良い。
正直に言えば、この辺りまでは貶す気満々だったから「ん!やってるなココ!」…と言った感じで斜に構えて観てましたけど。
いきなりのこの話で、観客の気持ちを持っていく掴みとしては充分でした。

第 2 部 ☆☆☆☆

欲望と妄想〜そして偶然へ

トロイメライの調べと共に女が罠を仕掛けて来るのは第1部と同じ。

《あの》渋川清彦の超絶堅物教授がもう最高。
そして何よりも話の全編が大好物なくらいにエロい(^^;)
もうそれだけでご飯3杯はいける。
明らかに演出自体が、途中から2人共に棒読みにシフトして行く事でのクスクス笑いを誘っていて。その事自体が作品の中間部分なだけに、大切な潤滑油となっていた。
(実は渋川清彦自体が、売れっ子俳優だけに。撮影の直前に入る事で、逆の意味でのやむを得ずな演出だったのなら笑っちゃいますけどね)

いや〜とにかく楽しかったです。

第 3 部 他人と建前〜真実と本音

話が始まって暫くした時に、「ああ?これってある意味での『私をくいとめて』的な話だな!」…との当たりを付けた。

まあ、あながち間違いではなかったものの。そこからの展開には、こちらの想像を斜めに超えて行った。
そして、この話を最後に持って来るって言うのが、思い付く事と同じくらいに凄いと思う。
何しろ最後には多幸感に包まれてエンディングに向かう為、多いなる充足感に溢れて劇場を後にする。

何気ない〝 あるある 〟からここまでの展開。
劇場を後にしながら思わず最後に呟いてしまった。

「おいおい!ロメールじゃねえかよ!」…と。

…と、絶賛しといて何ですけど、、、

出来れば♬ トロイメライ ♬ は第3部でも入れて良かったんじゃ?

…とか。

第1部の冒頭場面。撮影スタッフが映像を確認している場面。
画面右後方に映り込む女性が居て、「ああ、多分あの人が話に絡んで来るんだな?」…と思っていたら何もなし。
画面を観ながら気になって仕方なかったんだよなあ。
そうゆう画面作りの辺りをもう少し丁寧にして欲しかったところ。
そうゆうところは昔の映画界は厳しかった筈ですからねえ。
まあ、所詮は素人がガタガタ文句こいてるだけですけどもね。

2021年 12月29日 Bunkamura ル・シネマ2

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松井の天井直撃ホームラン

3.0やっぱり棒読み

2024年1月1日
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