14歳の栞のレビュー・感想・評価
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不思議な出会い
緊急事態宣言中の休日で、出かける先もなく映画でも見ようと、収容人数の少ない映画館での上映作品をネットサーフィンしていた。池袋のシネマ・ロサという映画館が営業をしていて、カサブランカを何十年ぶりに鑑賞しようか迷っていたところ、ドキュメンタリースタイルの中学2年生を題材にした映画に目が止まった。河原の桜の木の下で集合写真を撮っているタイトル画面に引き付けられたのか、この映画を見ることに決めた。
映画が始まる直前、この映画はどこが舞台になっているのだろうか、と疑問が湧いてきて、まずは場所を特定出きる情報はないか、始まって数分注意してみていたが、直ぐにそれは春日部が舞台であることが分かり、さらに映画を見進めて行くとこの夏に春日部のスーパー銭湯に遊びに行った際、レンタサイクルでぶらりと立ち寄ったあの河原の近くではないかとの疑念がふつふつと湧いてきた。
映画が終わり、近くの喫茶店で半年前の春日部での行動を確認すると、やはり映画の舞台に導かれるように行っている。丁度、ラストシーンの写真撮影がなされた数か月後、同じ場所で写真を撮っていたのが分かった。この不思議な出会い、いったいどういった意味があるのか、今現在思い当たることはない。しかし、時間がたった時、何らかの意味を発見するかもしれないと胸にしまい込んでいる。
観て良かった
私は中学二年は1番学校に行きたくない時期でした。
ある中学校の2年6組の三学期に密着し、35人全員を映し出すドキュメンタリー。
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この映画に出てくる全員自分と同じだし、全員クラスメイトにいた(女子校だったから甘酸っぱい恋模様はなかったですけど、、)。明らかにクラスカースト上位な運動部の子に、学校が好きじゃない地味なタイプの子に、学級委員長、頭が良い子、帰宅部の子、、.
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教室の中で楽しくなさそうな子も他のところでちゃんと笑顔を見せたりそれぞれの楽しい時間を持っていて、人生で1あの時は世界が学校だけだと思ってたから、クラスのいざこざが面倒くさくてそこに上手く馴染めてない自分に悩んでたりしてたけど、早く家に帰って何しようと思ってたそれすら大事な時間だったんだと思わせてくれる。
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1番学校に行きたくなかった中学2年でも私の今の親友の何人かは中学2年にできた友達なので、私は1番人を信じられないから友達はいらないと言っていたあの子を抱きしめてあげたいなと思った。
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あとは、担任の先生がめっちゃあーこういう先生いるわって感じで、情熱は伝わるけどなーんかから回ってる感がすごい(笑).
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あの頃を回想できる映画
場所や空間、モノやコトそしてヒトに懐かしさを感じた。
嗚呼あったなぁ、
あんなイベント、あんな先生、あんな黒板とかとか。
映画は35人のクラスのひとりひとりにフォーカスしていくといったもの。
矛盾したグチャグチャな感情を抱えたとしごろで、
切り取られている言葉も、感情も一部であり、
半分ホントくらいなんだろうと勝手に解釈しながら観ていた。
自分も"キャラ"というものに悩んだ時期もあったなとか回想したり。
中盤ふと思ったが、
自分より10コ近くも離れた今の子たちは
SNSが当たり前となった時代において、コミュニティが自分の時代よりも増えているからあんな割り切れる子が多いのか。
どうなんだろう。
などなどいろんなことを考えながら観れる、そんな余裕のある映画だった。
ただ、欲を言えば
迷いだけでなく、その中の影を垣間見たかった。
配慮>ドキュメンタリーをあまりに感じてしまった。
14歳の多感な時期を写した群像劇的なドキュメントです。
以前から少し気になってた作品を鑑賞しました。
前情報は殆どいれてなかったので、なんとなくドキュメントらしいぐらいしか知らなくて、どんな内容でシビアなのか、青春物なのかも分からず。
とりあえず、鑑賞した池袋の「シネマ・ロサ」は都内でGWでも空いている数少ない映画館。
作品としてはそんなに混む様な感じの作品と思わなかったんですが、ソーシャルディスタンスが保たれた席調整でしたが満席でした。
で、感想はと言うと、う~ん。
正直難しい。決して悪い訳ではないが個人的な好みで評価が分かれそう。
ドキュメントと分かっていても起承転結も盛り上がりも特に無い。
クラスの中心的な感じの子は居ても主役は居ないし、脇役も居ない。
満遍なく写しているので持ち当ての時間が来たらお仕舞いみたいな感じ。
全員が主人公と書くとなんかチープに感じるが、群像劇と言った方が正解。
なので、個人的には映画と言う感じがあまりしない。
なんか「ザ・ノンフィクション」を見ている感じ。
でも、なんか観ている側に静かな楔を打ち込む様な何かを感じさせてくれる作品。
冒頭に流れる馬のシーンは意味は分かるけど、あれって要ります?
個人的にはあの手法は映画っぽいけど、その後に続くドキュメントに対して余計な味付けをしている感じがなんかするんですよね。
春日部にある中学校の2年6組の35名の生徒達の終業式前の何ヵ月かを撮影していて、それぞれの日常や考え方、悩みや問題なんかを写し出されているが、特に問題があっても解決もせず、また解決をしようともしない。
ノンフィクションのドキュメントなので、それで良いと言えばそうなんだけど、面白いかと言われたら、正直面白いと言う感じではない。
自分の中学2年生の時と照らし合わせて、“うんうん、あるある。自分の場合はこうだったなぁ~。今はこうなんだ~。…今もあんまり変わんないなぁ…”と思うぐらい。
でも、いろんか事を割りと赤裸々に写し出されていて、昨今の個人情報がいろいろと取沙汰される世の中で、よく作り上げたもんだと感心してしまった。
それ以上でもそれ以下でもないけど、大人が観たらそうであっても、多感な思春期の中学2年生にしたら、結構恥ずかしいと思う事も多々あると思うだけにそこだけは感心してしまいます。
あと、なんか突拍子も無い子がいなかったのがなんかホッとした。
あの歳なら将来は「アイドルになりたい!」とか「プロのサッカー選手になって、海外で活躍したい!」なんてのはザラで中には「YouTuberになりたい!」「eスポーツで一稼ぎしたい!」なんてのがいてもおかしくないのにいなかった。
堅実と言えば堅実でそんな事を言えば、周りから冷ややかな目で見られるのを気にしていると思えるのは多感な中学生らしい。
でも、あんまり無難と言うか「公務員になって安定した生活を送りたい」なんて聞くとちょっと寂しいなんて思うのは歳を取ったからなんですかねw
劇場で鑑賞前に「登場する2年6組の生徒達は実在する者達なので、必要以上にSNS等でネガティブなカキコミはお止め下さい」と言う文章のわら半紙を貰った時は微笑ましく思いましたが、エンドロール後に同じ様な文章のメッセージが出たのはちょっとやり過ぎかなと言うか、変に煽らないか?と心配してしまう。
「こんな事を言わなくても、そんな事はやらないだろ」と言う意見もあるかも知れないけど、SNSの怖さは今更ながらなので、なんか寝た子を起こす様な怖さを感じるんですよね。
先日観たチェコの「SNS 少女たちの10日間」でもまざまざとネットの怖さが描かれていたので、ちょっと心配になってしまいましたのと、制作側はその辺りを何処まで考慮しているのかが気になりましたが如何でしょうか?
でも、なんて事の無い中学2年生の数ヶ月は遠く過ぎ去った者からすると、物凄くキラキラとした時だったと思えるだけに、物凄く眩しく映りますw
だからこそ、必要以上にドラマがいらないのかも知れない。
また、14歳ってなんか特別感はありますよねw
大人だからこそ、そう思えるのかなと思うので、この一編を写し出そうとした竹林監督の非凡な才能を感じます。
何よりもこのタイトルが良いんですよね。
最初は14歳の栞と言う名前の女の子の物語かと思いました。
でも、そこに描かれているのはクラスメートからの執拗な虐めとか… だったら嫌だな…と思ったら違ったw
可愛いらしい響きの栞に何処かアンバランスな感じの「14歳」。
栞は一般的には本の途中までの読んだ目印にする物のイメージですが、他にも意味として
・木の枝を折って道しるべとしたもの。
・切る。掘る。
・案内や手引き。
があって、由来の成り立ちも「幵」は平らにそろえられている様子を表し、これに「木」を組み合わせて木を削ってできた「道しるべ」の意味が生まれた。との事。
また、訓読みでしおりと読むのが一般的だが、他に「きる」とも読めるし、音読みで「かん」とも読む。
かんと言う言葉の漢字には感、間、関、観、幹、敢、甘、完、etc etc…なんかもある。
14歳と言う言葉の意味に「かん」と音読みをして、様々な漢字に当て嵌めるといろんな意味にも取れる。
また、本に使う栞も普段はあまり気にする事なく使っているけど、実はいろんなデザインもあって多種多様。
詰まる所は目印になれば何でも良いと言うフレキシブルな感じと無料の物が沢山ある中で秀逸なデザインやイラストで思わず買いたくなる様な物もある。
人生と言う「本」の中で14歳と言うページに挟まれたブックマークと言う意味で考えれば、かなり深い所まで考慮されたタイトルと思いますが、…考え過ぎですかねw
あと、エンドロールに流れるクリープハイプの「栞」は出来すぎですねw
でも、あのドローンで撮影されたエンドロールは好きだなぁ。
前の方で歩いていたり、真ん中で仲の良い子達と談笑しながら歩いていたり、後ろの方で自分のペースで歩いていたりとそれぞれの性格が出ている感じで。
頭の良い子、勉強が苦手な子。
運動が得意な子・苦手な子。
友達付き合いが得意な子・苦手な子。
気が強い子・気が弱い子。
気が利く子、優しい子、ちょっと前に出過ぎる子。ちょっと鈍感な子。
背が高い子・低い子。
ちょっと太っている子、痩せている子。
ルックスに自信のある子、そうでもない子。
器用な子、不器用な子。
いろんな個性があっても、皆、共通しているのは14歳。
他人から強く見られたり、弱く見られたりしても、芯は純粋でポキリと折れそうで、自分の将来に希望と不安を抱えている14歳。
そう考えるとその時自身が映画の様なんですかね。
将来、どんな大人になりたいか?の問いに「カッコ悪い大人にはなりたくない」と答え、どんな大人になりたくないか?に「社畜」と答えたのには笑ってしまった。
本当にその通りなんですよね。
児童の答えは真理だったりしますが、14歳の子達が考える事は願望。
でも、そうなるか、そうならないかはいくらでも修正も出来る年齢。
劇中で「14歳はもう遅い」と言っていたけど、全然遅くないですw
最初に書いた様に映画としては非常に弱くて、観る人を選ぶ作品である事は間違いない。
でも、結構意欲作でもあるかと思いますし、観ない事には始まらない。
なので、興味と機会がありましたら、如何でしょうか?
躍動感ある映像から見えてくる「彼らの社会」
出演している全ての子たちにとって、本作が何10年後かには一生の宝物になるに違いない、という意味で、今作の価値は揺るがないと思います。
MVを観ているようなドキュメンタリーとは思えない、映像と音楽の躍動感が溢れていて飽きませんでしたが、この演出が却って、中学生の彼らが置かれている現実と、ことばの純粋さというか、彼ら1人1人の目を通して「見ている」社会が映し出されていて、なかなか奥深い作品でした。
結構思いやりを持ち合って、優しい子ばかりなのですけど、この世代特有の、同じクラスメートや親に対しても、他者と関わり合う難しさに葛藤している感じがビンビン伝わってきましたね。
映像ではメインで映っている子たちの奥で、また別の子たちが何かをしている、一つのシーンで多層的な面が見えるのも、面白かったです。
ただ、放課後の様子で遊び場がスマホのゲームか、ショッピングセンターしか無いように見えて、部活のない子達の場所というか選択肢が少ないように見えて、考えさせられます。
NHKの「ドキュメント72時間」を観ているような、温かさも感じられる良作でした。
間違いなく今年屈指の労作だが、制作側を見せない構成にはやや引っかかりを感じる一作。
この作品は、制作側の完成に至るまでの経過が非常に興味深いです。全国各地の中学校に企画の参加を呼びかけ、そのうち手を上げた学校はごくわずか。その中からとりわけ積極的なこのクラスが選ばれたとのこと。それまでも生徒の姿を記録することに熱心だった担任の先生だからこそ、生徒や保護者、学校の説得が可能だったということです。作中ではほとんど自分の言葉を語らない担任の先生が、実は本作の鍵となっていたのです。
生徒達の姿や言葉がとりわけ印象に残るのは、彼らは決して赤裸々に普段の自分自身を見せているのではなく、教室に入り込んできた「異物」と言ってもいいカメラとクルーの前で、どう振る舞うべきか、どのような言葉を発したら良いか、彼らなりに必死になって考え、決断したことが伝わってくるからです。そのため、本作はドラマともノンフィクションとも言いがたい、異彩を放った作品となっています。
情報があっという間に拡散し、個人情報保護が強く意識される現代において、ここまで名前や顔、時にきわどいやり取りも収録し、劇場用映像作品として提示していることに強い衝撃を覚えます。撮影期間は50日間ということだけど、その前後で一体どれだけの手間をかけて調整と交渉を重ね、どれだけの時間密着したのか、想像するだけで気が遠くなります。この制作スタッフの根気と熱意には改めて脱帽します。
一方で、これだけ生徒達が勇気と覚悟を持って自らの姿を見せているにも関わらず、制作者側は時折画面の外から話しかけるだけで、どういう人が撮影し、どういう立場で教室に入っているのか何の説明もないのはなんとも残念、というかアンフェアではないかと思いました。もちろん「14歳の中学生達が過ごしている普段の学校生活を見せる」という作品の趣旨からしたら、撮影スタッフはもちろん、学校の先生の発言すらも一種の「雑音」となりかねないので、極力そのような要素を排除する意図は分かります。しかし、生徒と較べるとあらかじめ慎重に、自らの姿を知られる危険性を回避しているように思えます。本作鑑賞後、映像や写っている生徒について言及できても、制作側の姿勢や意図について言及できないというのは、特に本作のように実在の中学生を扱う以上、ちょっと公平性を欠いていると感じました。
この点は上映の際の解説などで補足されているようなので、そういったやり取りの記録を今後も調べていこうとは思いますし、そのアフターフォローの丁寧さについてもやはり頭が下がるものの、やはり上記について、作中で何らかの注釈は欲しかったなぁ、と。
楽しかった☆彡
名前がカタカナ
時空研究してタイムマシンを作ろう
中学2年3学期の話
大人すべてに見てほい作品です
中学校を卒業して何年たっただろう、自分は大人になったのか?
自称、他称問わず大人と呼ばれる存在は多くいるけれど、その大半が忘れてしまった中二の頃を思い出させてくれるます。
そして無限の可能性を感じさせてくれました。子どもたち、大人たちにそして自分に。
なんの変哲もない1クラスを追ったドキュメンタリーでこれと言ったドラマはない、ドラマと言うか日常と生徒一人ひとりを写すだけなのだが、これがなんともドラマチックで素晴らしい。
日本中、いや世界中の学校で起こってる日常、自分も経験していた日常、を切り取った本作はすべての人の心に何らかの感情を湧き上がらせるはずだ。
こんな奴いたなーとか派閥あったなーとか馬鹿やってたなーとか部活しんどかったなーとか
自分と重ねて見たり、現代の学生はこんな事かんがえてるんだなと考えらせられたり、とにかく得る物が多い作品なのです。
若々しく未来が光で溢れている年代でも、すでに将来を諦めている子や大人になりたくない子、全部リセットしたい子、そんなに悲観しなくてもと言いたいけれど、今のご時世夢も見れないんだなと悲しくもなりました。
限界なんてないんだよ、夢はかなうよっと全力で応援したいけど出来ないのは切ないですね。
色々考えがまだまだ幼稚だったり大人ぶってるだけっだったり、かわいいなこいつらって思って見てたんですが、我に返ってみると・・・
自分だってまだまだ幼稚だし大人ぶってる、いろいろ経験して知ったふうにしてるけれど、この学生達と本質的になにも変わってない。
夢も希望もないって子どもに言うのは自分に言い聞かせてると同じだってことですよね。
若いんだからとか、時間がまだまだあるんだからとか言ってしまいがちだけど、じゃあ自分は動けないの?時間ないの?って話。
言い訳してないでやりたい事やれよ「大人なんだから」って中二の自分が心の中で言ってるきがします。
教育について疑問が有ったり、教師に不安があったりとか文句ある方はまずこの作品を見てほしい、そして自分の学生時代を思い出してほしい。
進むにしろ引くにしろ、ひと呼吸おける時間になると思うし、冷静になれるはずです。
見た人と語り合いたくなる映画です、感動も成長も共感もできて心に残る作品でした。
自分は日常的に映画を見ているので感動も興奮もどんどん更新されてしまう、それでいいと思ってたけれど、この作品を見た終えた時、しばらく映画見なくてもいいかなって思いました。
今の季節はちょうど春だし桜も咲いてる、この映画のラストの様に河原でも行ってのんびり歩きたくなりました。
いや待ってよ?本当のラストは違う、これからもつづくって締めだったんだから・・・
明日も映画見よ!
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劇中セリフより
「希望しかない」
生きるってことは希望なんだ、
希望とはいい事も悪い事も超越した生きる糧
大人になっても同じような悩みはある
春日部市に実在する中学生、2年6組の35人を取り上げ、1人ずつ部活などの自己紹介から現在の悩みなどを聞いていくドキュメンタリー的作品。
クラスには問題も有り、何らかの理由で学校には来ても教室に入れない生徒、車椅子の生徒、他人に心を閉ざしてる生徒、など、実際に起きている状況を映していた。
完全ドキュメンタリーかと言えば、生徒たちもこれが世に出たらどういう影響が有るかくらい考えて発言してるだろうから、相当遠慮してるだろうと思う。
家での撮影も有り、家族の言ってる事も同様に相当抑えているだろうと思う。
しかし、可能な範囲で実在する生徒の生の声が聞けるというチャンスはまず無いだろうから、これはこれで貴重なものに思えた。
遥か昔だが自分の14歳の時よりずっと考えることが増えていて大変だろうなと感じた。
あの頃を思い出し、新鮮な気持ちになれたのと同時に、大人になっても当時悩んでた人間関係での悩みは同様なものが有ると感じさせられた。良い作品でした。
冒頭の馬のシーンいる?
ドキュメンタリー映画にあらず。
春
もう私には入学式も新学期もクラス替えも無いけど、明日から四月だ!という日に観に行けて良かったです。
一大イベントのバレンタイン・デーにきゅんきゅんしました。ひとつひとつが眩しすぎて終始うるうるしつつも微笑みながら、きっと上映中同じ空間にいた人達はみんなすごく優しい顔をしていたような気がします。
「14歳はもう遅いっす。」と言っていた彼。14歳はまだまだ全然そんなことは無いのに、当時はそう思ってしまっていろいろを諦めてしまうの、とても分かるよ〜と思いました。どうかこの先後悔する数が少ないと良いな。
当時はやっぱり私もいろいろ考えていたことがあったはずだけど、今思うと男子良いなって思うし、女の子良いなって思いました。
ゲームセンターの車を操る場面、編集がかっこよすぎたな〜。あと、はじめの、男の子メインめで始まるとこと、女の子たちに切り替わるとこのBGMの感じがめちゃくちゃ好きでした。人物の切り替わりもおしゃれ。
クリープハイプの栞がもっと好きになりました。2年6組の皆んなに心からありがとうの気持ちです。
自分があの頃挟んだ栞を開くくすぐったさ、クリープハイプが染みる良作
大人になりたくて、大人になりたくないなんて思っていたあの頃。学級委員をしていた自分には、今の自分はどう写るのだろうか。挟んだままだった栞を再び開かせる良作。
中学校が世界の全てだったあの頃に、クラスを見渡す余力なんてなかった。空気を読んだり、周りとバカをやったり、恋をしてみたり。そんな刹那がワッと蘇るような感覚。そして、自分という36人目が共に走り回っているような気がした。
ある中学校の2年6組。クラス全員、14歳。ムードメーカーからネクラ、闇を抱えた子から気にかける奴がいる子まで…35人の人間模様がある。それぞれ部活に所属したり、夢中になるものがあったり。それも今しかなかったのだと思うと懐かしかったりする。しかし、そう思われている彼らだって、大人になりたかったり、やり直したかったりするのだから面白い。
インタビューを挟みながら、クラスとしての自分やその環境、将来像を描いてゆく。淡々としながら、あるあるばかり出てくるので飽きが来ない。ペン回しにくっつき合う女子、バレンタインのソワソワだったり、必ず観てきた景色が重なる。
当然ながら彼らにも長い人生があるので、名前を出すことは控えておくが、個々の考えが浮き彫りになるインタビューは発見の連続だった。静かな子には理由があるなんて、今まで考えたこともない視点だったし、友達のイジりも戦略だったのかと思うとくすぐったかったりする。また、楽しく過ごせるように努めていても、友達ですら気づけない棘だってある。そんな小さな世界を、14歳は全てとして受け入れて歩いてゆく。
3学期までの短い間で、35人を丁寧にスポットしていたスタッフに感服である。起きていることと思っていることを拾って組み立てる、その単純作業で築かれたドキュメンタリーは感動を呼び寄せる。ただ、強いて言うなら、クリープハイプの『栞』が出来すぎている。歌詞を知っているだけにリンクしすぎて、映画を食っていた。ただ、これは主観であり、涙の蛇口をひねったのもこの曲なので仕方ない。笑 これからフェスで聴くのが楽しみだ。
ぼんやりとした未来と、逃げられないような今を過ごす中学生。となりにいたあの子だって観たら分かるはず。学校という世界のありふれた奇跡がここまで綺麗だったとは。もう一度授業参観=再見しようかな。笑 学校の先生にこそ効く薬のような映画。そして、友達に教えたくなる作品だ。
ちょっと編集がおしゃれすぎて、そこはあんまりいらないかなとは思いつ...
ひらひら舞う文字が綺麗
ドキュメンタリーは普段なかなか見ないので、新鮮な気持ちで劇場へ。
よくこんな面白いもの作れたなあって思いました。中学2年生のリアルをここまで映すとは。もし自分がやってたら誇らしいとも思うだろうし、恥ずかしいと思ってしまうような行動を彼ら彼女らは取っているのです。考えていることは今と相違ないくらい彼らも悩んで生きているということに刺激を貰いました。
1番盛り上がったのはエンドロールです。ドローンから取られた全体の映像。そこに鳴り響くクリープハイプ の「栞」。人生の一部がこの素晴らしい音楽に彩られるのがとても羨ましいです。
リアルだからこその面白さが最高です。
鑑賞日 3/30
鑑賞時間 14:30〜16:40
座席 E-9
全83件中、61~80件目を表示