野良人間 獣に育てられた子どもたちのレビュー・感想・評価
全9件を表示
野良人間を育てた人の話じゃなくて、野良人間を拾った人の話だった。
宗教色の濃い田舎の村の山に1人で住む男が、野良人間として育てられた子供を拾って育てる話。
.
たぶんこの映画予告で釣ってるだけ。野良人間がメインと言うより、わりと宗教に関する話がメインだった気がする。信心深い(?)男が子供を育てるとどうなるかっていう話だった。
.
なんで野良人間にする必要があったのかまるで謎だし、この男の話より普通に野良人間として子供たちを監禁してたやつの話のが気になるし。
.
メキシコの子供の誘拐率とか宗教的な問題を描きたいのだとしてもやっぱり野良人間なのはこの映画のノイズだと思う。
.
最後に明かされる、ある人物の存在もだから何?という感じで製作者側のドヤ顔だけがそこから透けて見えてただただ訳が分からなかった。
.
たぶんこの映画、予告がいちばん面白い。予告だけ見て本編は見なくて良いです。
.
邦題に問題あり
1987年、メキシコの人里離れた山中の一軒家で原因不明の火災が発生。焼け跡で発見された4名の焼死体は、家主のフアンと身元不明の3人の子どもたちだった。
それから30年経ち、謎の多いこの未解決事件を再検証していた取材班は、フアンが撮っていたビデオと日記を入手した。そこには、フアンが野生児を見つけ、その子供たちと一緒に住むようになった経緯や二足歩行や言葉を教えた様子などが残されていた。
元聖職者のフアンの過去や彼が野生児に希望を見出し、挫折する様子などをドキュメンタリータッチで描いた話。
最初の男の子が獣に育てられたのかどうかはわからないが、なんらかの動物でも吠えたりするだろう?声が出ない事がよくわからない。その後洞窟で発見した男の子と女の子の2人は鎖に繋がれててジジイの写真まであったのだから、人間に拉致されてた子供だよね。
なぜ町に連れていかなかったかという理由を想像して話すおじさんが居たが、結果的にはフアンの元で何も良いことは無かったのでは?と思う。
家が焼けた後の消火作業中に見物人の中でフアンの兄らしき人をズームアップしていたが、兄が放火犯って事?
ホラーでもミステリーでもドキュメンタリーでもない、何を語りたかったのかわからなかったし面白くなかった。
邦題だが、野良人間、まではまだ良いとして、獣に育てられた子どもたち、は違うだろ、とツッコミを入れたくなった。
最近の映画宣伝はうまいなぁ、素晴らしいなぁ。。。。
予告編やらチラシの情報で、なんとも怪しい魅力に
釣られて鑑賞です。
・・・やられた。やられました。釣りでした・・・まさしく。
なんじゃこりゃ。いや、もう、ストーリー、演出ともに脇は甘いし、
アイデアが形になってないし、どんな作品にもしたいのか?の
ビジョンブレブレです。
どんな作品にしたかったのやら?
ゾワゾワゾクゾクするホラー?
人間の業や宗教に絡めた、、、そーいうやつ?
それともモンド映画っぽいもの?
いや、モキュメンタリー???
はい、大失敗です。本作。
もう、最初から観客のやる気と見る気がそがれます。
betaのビデオ映像のはずなのに、シネマスコープ画面っておかしくない?
ちゃんとこだわってよ、細部。全然気分が乗らない。
で、結末までの展開をみての結果論ですが、
野良人間設定・・・必要だったのか?と思います
ただの客寄せ要員ではないでしょうか?
リアリティホラー感を持たせての怖さを狙ったでしょうね。
しかし、このコントのような野良人間映像でチープ感増幅し
その牙城が容易にくずれてます。
故にばったもん、偽物感マシマシ作品に。
アイデアは良いんじゃないですか?
それだけ。
すっごく残念な作品でした。
2021年のワースト候補です。
実例を重ねながら見ると面白いのかな
真実かのように、ドキュメンタリー作品かのように作られたフィクション作品。このタイプはいかに頭空っぽにして作品のノリに乗っかれるかが楽しめるポイントとなるのは分かってはいるものの残念ながら没入する事ができず早い段階で飽きてしまった。
ベースとしては去年の秋頃に宇宙人の作品に似ている為あれが楽しめる人は今作も楽しめるような気がする。
野生で生きてきた子供、いわゆる野良人間を再度人間の下で教育し直す事ができるかというのが序盤続くわけだがこの辺が個人的には全く魅力に感じられない。
もう少し野生の姿を勝手ながら期待してしまい裏切られた。
実際に野生で生きてきた人間の保護の例は世界中でいくつか例がある。
その実例を脳裏に重ねながら見ると楽しめるのかもしれないと感じたりもした。
【ホラー?】
野生化した人間には神の御心は届かないということなのだろうか。
神の作り賜うた人間も、森の獣に育てられたので有れば、もはや神の御心は届かないということなのだろうか。
映画のフライヤーには、メキシコでは、身代金や臓器売買目的で、年間10万人もの人が誘拐され、3万人もの人が命を落とし、その犠牲者の多くが子供なのだと書いてあった。
でも、これは、映画とは全く関係のない情報だった。
野生化した子供を想起させようとしたのかもしれないが、作戦は失敗してる気がする。
それと誘拐による犠牲者の数だが、日本の新型コロナウイルス感染症による1年間の死者が約1万人、東日本大震災の死者・行方不明者の合計が約2万人であること考えると、敬虔なカトリック信者の多いメキシコには、もはや神などいないのだと思ってしまう。
トランプがメキシコからの移民者に危機感を覚えるのも、やや頷ける気もした。
神の御心など届いていないように思える聖職者は、メキシコのメタファーなのだろうか。
いろいろ考えるには考えたけど、面白いとは言えない作品だった。
川口浩じゃなかった。
1987年に元修道士フアンにより保護された獣に育てられた子供達とフアンの話。
TV局の資料室からみつかった30年前のとある町のとある小屋の火事とその背景を、町の人へのインタビューとフアンの撮影した映像で紡いで追うドキュメンタリー番組の体でみせていく。
序盤は少し判りにくいし、最初に登場した野良人間のインチキ臭さに、何をみせたいんだ?という印象。
喋れなくても声は出せるだろうし、骨格的に4足歩行し難いだろうってのw
そしてそこから修道士がどうのとなっていき…主役は野良人間じゃない?
現題feralは野生の意だし、邦題的にも子供達の設定的にもそっちが強いけど、主軸は野良人間じゃないのね…(´・ω・`)
フアンをメインとしてみたらそれなりにはみられなくはなかったけれど、想像、期待していたものと違い過ぎたし、野良人間のインパクトが強過ぎた。
ロッテントマト100%?
なぜ満足感があるのか全くわからん。リアルさを出すためのPOV 映像はなんの効果があるのか。完璧なストーリーをぼやかすためか。宗教感の違いか全く響くものがなくただただ眠いだけの映画だった。
ある意味ホラー
ヒューマンホラー映画。
普通のホラー映画だと思って行くと、つまらないと思う。私はまあまあ楽しめた。
宗教に嫌悪感がある人や、暴力的なシーンが苦手な人は見ない方がいいです。
イマイチ
フィックションドキュメンタリーってのは事前に分かっていたけど…それにしてもつまらなかった。無駄にホラー要素煽ってるけど怖くないし途中から冷めてしまう。これがトマト100%って…シンプルにつまらなかった。
全9件を表示