姉と弟 こどもと大人(とそうでないひと)のレビュー・感想・評価
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【終わりを想像してみる】
マヤ暦は、2012年以降の暦を示さず、そこは世界の終焉を表すと聞いたことがある。
きっと、古代マヤ人は、あまりにも先のことなので、面倒くさいとか、意味がないと思ったので暦を用意するのを止めただけのような気がする。
終盤に語られる詩なのか、文章なのか、僕達の世界を斬るようで印象的だ。
間もなく世界が終わると知ったら、
僕達は歌い踊るのか、
欲求に従うだけなのか、
終わらないように祈るのか、
肩を寄せ合って穏やかに過ごそうとするのか。
それは選択なのか、
本能なのか。
すでに僕達の世界はほぼ終わっているのかもしれないのに。
※ 「とてつもなく大きな」がカンヌの正式出品作になりましたが、なかなか観る機会のない作品だと思います。
映画のURLのコメントの欄に黒沢清、青山真治両監督の感想もあります。
興味のある人は見てみて下さい。
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