とてつもなく大きな

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とてつもなく大きな

解説

2020年・第73回カンヌ国際映画祭の批評家週間短編部門に出品された短編作品。太陽や月、海、森といった自然や、音から湧き上がる大量のイメージを重ねていくことで物語を形成し、技術的にもデジタルとフィルムを混合させるなど、独特の手法で表現された映像作品で注目される川添彩監督による、約11分の短編。ある大きな音を耳にしたことをきっかけに、主人公のエイコが、自分のものか、あるいは他者のものかも判然としない、夢か現実かもわからないイメージの中を漂っていく姿を描く。第73回カンヌ国際映画祭批評家週間短編部門のほか、第58回ニューヨーク映画祭など海外の映画祭で上映された。川添監督が手がけた過去の短編・中編作品「きりはじめて、はなをむすぶ。」(12)、「ぞうが死んだ」(12)、「姉と弟 こどもと大人(とそうでないひと)」(14)とあわせて劇場公開。

2020年製作/11分/日本
劇場公開日:2021年4月24日

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(C)東京藝術大学大学院映像研究科

映画レビュー

4.0【大きいものを想像する】

2021年5月3日
iPhoneアプリから投稿

感じたのは、 とてつもなく大きな不安。 思い出すのは、 とてつもなく大きな孤独。 振り返ったのは、 とてつもなく大きな闇。 立ち向かうのは、 とてつもなく大きな得体のしれない世界。 とてつもなく大きなものに押しつぶされそうな自分の先には、もしかしたら、とてつもなく大きな自由な世界が広がっているのかもしれない。 ちなみに、とてつもなく大きな宇宙の先には何があるのかな。 ※ 「とてつもなく大きな」がカンヌの正式出品作になりましたが、なかなか観る機会のない作品だと思います。 映画のURLのコメントの欄に黒沢清、青山真治両監督の感想もあります。 興味のある人は見てみてください。

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ワンコ

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