「内容は、はしょられた感はある」とんび うにたん♪(人手不足の業種はつらい)さんの映画レビュー(感想・評価)
内容は、はしょられた感はある
ストーリーは分りやすいし、TVドラマ化もされており“知っている”人も多いのだろうと思う。
少々オーバーな演技も散見するが昭和の元気過ぎる人々だと思えば、違和感もない。
そして泣かす所はちゃんと泣かしにくる。
この内容でグッとくる年齢はやはり高齢者と思うが、中間層でも「親はどうしているだろう?」位の気持ちは充分に湧く。
美佐子(麻生久美子)が待ってる家に乱暴者だった安男(阿部寛)が家に入る前にタオルで身体を拭いてから入る様など微笑ましい。
美佐子を失ってからの少年期
大学で上京する青年期
親父上京といきなり結婚と、時期を分けた際のエピソードがはしょられている分、ドラマを観てきた人には言いたい事もあるかもしれないが、ドラマ未見の私には充分でした。
不器用な親父と息子、それを支える仲間たちのドラマがお好きな人には向いています。
そう言うのがピンと来ない人には不向きかもしれません。
キャスティングもよく演っている役柄とは言え、脇役までキッチリしたメンバー。
安男のバツイチ姉、薬師丸ひろ子
坊主頭のプロ(笑)麿赤兒
寺の息子なのにオールバックの安田顕
その妻、大島優子
コメディリリーフに濱田岳
いつもの仏頂面、島田久作
バツイチ子持ちの年上女房を杏
似合いすぎ、狙いすぎな感もあるが豪華です。
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