「魂の祝祭 晴レルーヤ!」アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン pekeさんの映画レビュー(感想・評価)
魂の祝祭 晴レルーヤ!
6月の晴れた日、僕はシネ・リーブル梅田にアレサ・フランクリンのドキュメンタリー映画を観にいった。
神戸のシネ・リーブルでもやってるけど、梅田のほうが音響がええ(「オデッサ」っちゅう音響装置らしいわ)というので、わざわざ大阪まで足を運んだんや。
そやけどこの映画、意外に人気なんやなぁ。ちょっとびっくりやわ。
なんでやろ? みんなそれほどゴスペルが好きなんか? ブラック・ミュージックが好きなんか? アレサの隠れファンがこんなにおったんか? それともメディアで取り上げられとったからか?
ようわからんけど、今日もけっこうたくさんの人が観に来とったで。
それはそうと、僕は映画を観ながら、ふと思った。
アメリカの黒人には、教会にいって、ああいう高揚と熱狂の中に身を置く必要があったんやな。そういうことがないと、やってられへんかったんやろなぁ、と。
ゴスペルを歌って、踊って、不安も不満もふっとばすんや。そして「神」を感じるんやろな。
ひょっとすると、日本のこの『アメ・グレ』人気も、昨今の「やってられへん」感を反映してのことかもしれへんなぁ。
ところで、じつは僕は体調がイマイチやってんけどな、気がついたらリズムにあわせてカラダ揺らしとったわ。将来の不安も、いろんな不満も忘れてな。
God bless you!
晴レルーヤ!
それにしても、ミック、なんであんたそこにおるねん?
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