アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン

劇場公開日

アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン
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解説

「ソウルの女王」アレサ・フランクリンのライブを、「愛と哀しみの果て」のオスカー監督シドニー・ポラックが撮影したドキュメンタリー。1972年1月13、14日の2日間、ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会でおこなわれたライブを収録した、アレサ・フランクリンのアルバム「AMAZING GRACE」。そのライブの模様をポラック監督がドキュメンタリー映画として撮影した。その後、映像と音声がシンクロできない技術的トラブルに見舞われて未完となっていたが、その素材をもとに半世紀近い時間を経て完成し、公開に至った。

2018年製作/90分/G/アメリカ
原題:Amazing Grace
配給:ギャガ

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2018(C)Amazing Grace Movie LLC

映画レビュー

4.0ただただ陶酔感が湧き上がる幻のライブ映像

2021年5月31日
PCから投稿

正直言ってこのドキュメンタリー映画を舐めていた。本作がいざ始まればおそらく誰もが、1972年、夜な夜なLAの教会に響きわたった歌姫の至福のメロディに呑み込まれる。専門の音楽的知識など不要。南部の教会で老若男女が陶酔感たっぷりに身体を揺らすように、ここでもただ音楽を肌で感じ、身体と心を委ねればいいだけの話なのだ。観客を入れて行われた二日間の収録はのちにレコード盤となり大ヒットを遂げた。と同時に、ワーナーが製作するはずだったシドニー・ポラック監督による映像版は技術トラブルによる映像と音が同期せず、ずっと未完成のままお蔵入りに。それが'18年、ついに日の目を見ることになった。この意味は大きい。観客の服装、表情、歓声、諸手を挙げて祝福を送る姿。額いっぱいに汗を浮かべ魂の響きを紡ぐ歌姫。その背後にポラック監督がちょいちょい見切れているのが感慨深い。この名匠もまた天国で映画の完成を祝福しているはずだ。

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牛津厚信

3.5ショーアップされていない教会内でのライブだからこそ、歌唱そのものの凄味が伝わる

2021年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

アレサ・フランクリンの父親は著名な牧師で(本作にも登場する)、アレサは子供の頃から教会でゴスペルを歌っていたという。ソウル歌手としてデビューしてからはラブソングを含め幅広い内容の歌を歌って成功したが、ライブアルバム収録のために企画された1972年1月のこのセッションでは、ルーツに立ち返る狙いだろうか、ロサンゼルスの教会を会場に選び、選曲もほぼすべてゴスペル、つまり神とキリストを賛美する歌に統一された(例外的にキャロル・キングの「君の友だち」のカバーもあるが、歌詞の一部で「友(=私)」を「神」に置き換え、「君は呼ぶだけでいい、私(=神)はそこにいる」といった具合に歌っている)。

スポットライトもカラフルな照明も、華美な衣装もない。マイクも牧師が説教する講壇の上に置かれ、アレサは大半の曲を講壇の後ろに立って歌う(ピアノ弾き語りも数曲あり)。派手な演出がないぶん、このドキュメンタリー映画の観客は彼女の歌唱の力強さ、豊かな響き、魂のこもった歌の世界に直接向き合い、心を揺さぶられることになる。伴奏の録音状態も良好で、バスドラムやベースなどの低音もほどよく分離して聴こえる。

アレサの後ろに並ぶコーラス隊や、席の観客たちが思い思いのタイミングで高揚して立ち上がったり、踊ったりしているのも、いかにも自然発生的で生々しい。客席にはローリング・ストーンズのミック・ジャガーとチャーリー・ワッツもいる。そして、カメラをまわす若いシドニー・ポラック監督の姿も。

実はこの時、ポラック監督は音楽ドキュメンタリーの仕事が初めてで、別々に収録する映像と音声の素材を編集時に同期させるためのカチンコを入れ忘れてしまう。そのせいで、同期をとる試行錯誤をするも結局編集を断念し、数十年もお蔵入りになっていた。

ポラック監督は2008年に死去し、その少し前にプロデューサーのアラン・エリオットが未編集素材を買い取った。近年のデジタル技術により同期の問題が解決し、2011年までには本作が完成していた。だがアレサ本人が公開を望まず、2011年の劇場公開と2015年の映画祭での上映を、2度にわたり法的手段に訴えて阻止。そしてアレサの死後、遺族が上映を希望してようやく2018年に米国で公開された。

こうした経緯を知ると、素晴らしいパフォーマンスを鑑賞することができて嬉しく思う反面、本人が望まなかったものを死後に商業作品として公開することの道義的な微妙さにひっかかってしまう。「アメイジング・グレイス」を冠した映画が歌い手自身に祝福されなかったというのはなんとも皮肉ではないか。

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高森 郁哉

3.0アレ(ク)サ、歌を歌って。

2022年1月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

白人中心の教会で歌われる讃美歌と、黒人中心の教会のゴスペルでは、まるで雰囲気が違う。雰囲気だけじゃなくて、この映画では歌詞の和訳を字幕で出してくれるので、ゴスペルに詳しくない私にも少し理解に近づけた気がするが、根底に抑圧と忍従の日々から安穏を求める祈りがある。それはやはり長きに渡る黒人迫害の歴史と切り離すことはできない。
アレサ・フランクリンの一曲目の歌い出しからいきなり泣きそうになった。高音の抜けのいいシャウトは迫力がある(ベット・ミドラーやアイナ・ジ・エンドのようなハスキー系のシャウトも好きだが)。教会でのライヴということで、説教壇から歌うのも奇なる情景だ。キャロル・キングの曲まで宗教色を帯びるのも面白い。一方で、もう少しバラエティに富んだ選曲のコンサートも見てみたいという思いも。
今回の上映は、ジェニファー・ハドソンがアレサを演じた映画に関連したものなのだろうか。フレディ・マーキュリーの伝記映画のヒット以来、同工の音楽映画が続いているが、どういう人選なのか謎だ。

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梨剥く侍

5.0立ち上がり、止むことない拍手を!

mimiさん
2022年1月16日
iPhoneアプリから投稿

彼女が歌い終えるたびに、できることなら、わたしもあの場にいる観客たちと同じく、立ち上がり、何度も何度も手を叩き続けたかった。
迷いもなしに星5つ。今年始まったばかりだけど、今年みた映画のベストに入るのは確実だと思う。(映画の公開自体は今年じゃないけれど)

どうやったら涙を流さずに見れるんだろう。
とはいえ公の場なので、歯を食いしばりながら泣くのを堪える。
けれども流石に、タイトルにもなっているアメイジング・グレイスの歌唱シーンには、もうだめだった。
彼女の歌唱そのものだけでなく、彼女が、彼女の歌が作り上げたあの空間そのものに圧倒されて…
(見たひとならわかるとおもうけど、ほんとにすごかった。)
映像を見たというより、ひとつの空間を目撃し、経験したのだと思った。

それから、すべての歌に日本語字幕がついていたのが本当によかった。
多くの黒人の人々に埋め尽くされた教会で、ソウルの女王と呼ばれる黒人女性歌手が、魂をこめて歌っている内容の、その重み。

ドキュメンタリーということになっているけれど、彼女の私生活に関わる物語やナレーションは一切なく、ただひたすらコンサートの様子だけを見せているのもまた良かった。

彼女たちにしかつくりあげられない世界をただ目撃し、涙をながす。わたしたちにはそれしかできないのだ。もう〜すごい。ただただ拍手。

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mimi
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