アオラレのレビュー・感想・評価
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アオラレに巻き込まれて
色々と気に入らない事があるからと他人にあたるのは良くない。絡んだ他人がどういう行動を取るかはわからない。不機嫌を他人に撒き散らす人がいるが、それは時に自分に跳ね返ってくることもあるとこの作品は教えてくれてるような。
絡んだ男がサイコ野郎だったかもしれないが、そもそも絡んだ主人公がダメと思ってしまう。問題は起こさないように。起きてしまったら早めの謝罪。人として当たり前なことしないと、時に凄い不幸の連鎖に繋がり、他人に迷惑もかけまくるかもよ!という教えになりました。
一気に見れてなかなか面白かった。
煽った相手が
当時映画館で観ました。
ラッセル・クロウが常軌を逸した男を怪演していますね。
冒頭のシーン、あのマッチの消し方は熱くないんでしょうか。
どこまでも追いかけてきて、平気で殺人を犯すラッセル。
レイチェルもかなり追い詰められますが、最後は何とか勝利します。
彼は最期までしぶとかったですね。
他の方も言ってますが、ラッセルは大分デカくなりました。
なんだかんだで私は楽しめました。
教習所ででも流すといい
スピルバーグのDUELみたいにずっと走ってるのかと思って見たが、意外に車から降りる局面が多い。車の恐怖ではなく、運転する人間の狂気にスポットを当てたのが印象的だった。
ラッセル・クロウは初めはきちんと礼儀を教えようとしただけだったのが、執着心がエスカレートして無関係な人間まで殺めていくようになる。
流石に弁護士まで殺すのは笑っちゃったけど、これは今の車社会時代、まさに現実で起こり得るホラーであり、フィクションではない。当事者の関係者がとばっちりを受けるのは珍しくないからね。
私達が毎日のように乗る車。落ち着いて、運転は冷静に冷静に。なに、前の車がトロイ?こっちは急いでるのに?会議に遅れそう?
それ、命よりも大事?
ひたすら怖い
主人公の女性は遅刻の常習?いつかはやらかすタイプ。
自業自得とはいえ、相手が悪かった。
胸くそ悪い展開。
最後犯人を○してるよね?
どっちも怖い。
クラクション鳴らす時は気をつけましょう、、って事で。
ラッセル・クロウ無双!?
予告編で気になりつつ、映画館では見られなかったのでアマプラで鑑賞。
邦題のセンスは近年稀に見る好事例。
ラッセル・クロウが振り切った
サイコパス全開とんでも狂気男を好演。
一人また一人と彼に狙われて、、そして、、
いかんせん主人公とその息子に共感できないのは毒。
ひどい話
ラッセル・クロウは確かにサイコパスだけど、レイチェルの生き様が間違いすぎてて全然共感できない。サイコパスに付け狙われていい気味とさえ思ってしまう。自分が100%悪くて契約切られた顧客を殺す対象に選ぶの?いくら弟が人質にされてるとはいえ、殺人鬼のいるところに息子連れてくか?挙げ句に死んだと思っていた弟は生きていました、めでたしめでたし、みたいな終わり方って...あんたのせいで不倫相手の弁護士も弟の婚約者も死んでるよ?しかも弟に殺されて。なんでこんな神経逆なでする演出にするんでしょう?現代の不寛容に一石でも投じてるつもりかしら?
世間は狂気に溢れているの?
あおり運転の恐怖はスピルバーグの「激突(1971)」と似たシチュエーション、親子で孤立した車内で恐怖に怯えるところは「タイムリミット・見知らぬ影(2018)」にも似た臭い。映画の冒頭から渋滞、失業、喧嘩のニュース、増えるスマホのながら運転やドライバーどうしのもめごと、ストレスからキレる人々の増加と警官の人員不足のナレーション。確かにいつどこで斯様なトラブルに巻き込まれても不思議はないと思わせられるからお膳立ては十分。
ただ、平凡な日常にある恐怖がテーマなら、アバンタイトルの放火シーンでラッセルクロウ演じる男を明らかな凶悪犯罪者と見せつけるのは拙速でしょう。
普通の中年男に絡まれた位から出発して徐々に男の異常性が明らかになってゆく方がスリラーとしては定石ですね。なまじ名のある俳優さんを使うと大げさな見せ場づくりをしてしまう失敗例にも思えます。
離婚や解雇など不遇な人生だったとしても人殺しの口実にはならないことは自明ですが実際にこの種のテロに似た無差別殺人事件が後を絶たないのは嘆かわしい限りです。
本作の変っているのは凶器が銃器ではなく車や可燃性オイル、鈍器、ナイフ、ハサミなど日常の道具が使われるところ、トランプが観たら、「だから皆、銃を持て!」と持論を叫ぶでしょう。
社会の落伍者が犯罪者になるパターンは「ジョーカー(2019)」でも伺われますが落としどころは心を病んだ異常者扱いが相場、結局のところ、暴力には暴力で対抗するしかない世の中では文明社会が聴いて呆れます。
脱線ですが、バイオレンスもエンターテインメントという概念から離れられない映画界、新しい世代の映画人はどんな処方箋を講じるのか見せて欲しいものです・・。
この邦題はおかしい。
役作りの努力に寄るのかもしれないがRussel Crowe が太っていてたまげた。勿論彼が悪いのだが主人公のレイチェルの振る舞いにも大いに問題があると思うので自業自得と言いたくなるところもある。途中までまさかこんなに沢山人が死ぬ映画とは思わなかった。unhingedという単語は知らなかった。アオラレという邦題はおかしい。主役はレイチェルではなく煽っている男の方の筈。
クラクションの長押しは…
やめた方が良いし、してもろくなことがないとつくづく思う映画。主人公の遅刻癖が元々は問題で、だから急いで焦ってるというのがそもそも。しかし、ラッセル・クロウはどうしてしまったんだ。かつてのグラディエーターの面影は全くない。ストーリーはどこまでも追い掛けていき、いったいこの展開ラストまで持つかなと思ったが、警察は役立たずだし、都合良く出来てる。深夜に見るのにちょうど良い。
アオラレってタイトル変だよね、日本語としても浸透してないし
ラッセル・クロウをカッコイイと思ったことはないけど、
今回は太った異常者に変身してるのがすごかったな。
またマッチョな身体に戻すにだろうか?
ストーリーはごく単純でクラクションを鳴らした相手が
異常者だったという、スピルバーグの激突みたいな感じだった。
今の映画は単純な中にも色々な変化をもたらせないと視聴者が
退屈してしまうので、アオラレではその辺徐々にラッセル・クロウの
異常行動が出てくるのがよかった。
演出的に段々と盛り上がるのは良かったのだけど、
最後の畳み込みが甘かったので★3.5。
せっかくおばあちゃんの家という伏線を張ったにも関わらず
伏線と呼ぶにはちょっと大した事は起こらなかった。
息子が小さい部屋に隠れてる意味やママの作戦とやらがもう少し
捻りが効いてたらよかったんだけど。若しくはお母さんの
頑張りが必要だったかなと思う。
もちろんつまらなくはない。
もうひと盛り上がりをラストに持ってくれば中々の傑作に
なったんじゃないかとチト残念におもっただけ。
日常生活で異常な行動を取るやつはやっぱり異常なので
無闇に注意することはリスクを伴うよなーと。
腹が立ったからといっても相手にせずスルーするスキルを
身につけるのは大事だと改めて思いました。
ちょい前に観た「ロードインフェルノ」
と設定似てる…と思いながら観てしまった。
ラッセルクロウ肥ったなぁ。
アオラレとはあるが元は離婚+仕事クビで精神的に追い詰められた母親のイライラ運転から青信号を動かない車に抗議のクラクション鳴らしまくった事から始まって、怒らせた相手が最悪だった事。
男は冒頭接近禁止を通告されてる妻と男性を殺してやけくそのラッセルクロウ…怒りの沸点が低すぎる状態。
一方、冒頭からだらしない生活が垣間見えるレイチェル、夫との離婚、遅刻による解雇…自業自得なのか?不運が重なって崩れたのか?解らないが、こちらも一時の感情でムチャをしたが、逆に煽られると単なる1女性…ビビってしまう。
ガソリンスタンドで恐ろしくなり、スタンドの店員に助け船を出して貰えるが、男は店員すらハネ飛ばす狂いっぷり…このシーンで「あっ!」と叫んでしまい、私の膝に乗ってた飼い猫達が逃げてった(笑)
ここからはヤケクソのラッセルクロウの独壇場。
制限の振りきれた男に追い回され、レイチェルは冷静さを失い、「殺してやるから名前を言え!」と脅されるとクビにされた雇用主の名前を言う始末。
寧ろ息子の方が冷静。
ラストはお約束で終わるが、別段スッキリはしない。
実社会に於いてここまで行き過ぎなくても煽り運転は大抵の人が経験する。
あの標語通り「狭い日本、そんなに急いで何処へ行く」皆さん怒らずゆっくり行きましょう。
無駄なクラクションは禁物
映画だからこんなに執拗な…
と思ったけど、実際こんな人いるんだろうな~
ラッセルさんの身に不幸があって詳細については不明だがイライラしてるときに、更に覆い被さるような何かキッカケあっただけで人間というものは怖い(..)
ラッセルさんの無残な殺され方はあっ気なかった。
リアリティかホラーか。
ホラー映画が好きな人なら、最後にトムの死体が消えてるって言うのもアリかもしれない。(まるでジェ〇〇ン)
でもそうなったら、続編の伏線みたいになりますね。
私は充分に楽しめました。
アオっているのは・・・日本の配給会社でしょ
映画の冒頭で歪んだ格差社会が産み出したさまざまな事件の映像を見せる。惨殺、放火の後、結婚指輪を外し、後部座席にポイ。その後、冷静かつ大胆に犯行を重ねてゆくさまが吹っ切れていて、快感。馬鹿ぢからだし、うんと恐い。ラッセル・クロウ。根っからの悪人じゃない感じ。そこがいい。適役。
愛あるクラクションが大切。
ラッセル・クロウ扮する男の言ってることは正しい。
しかし、自分のことは棚にあげて、自分に酔うタチの説教魔のおデブさんをムダに刺激しないように気を付けましょう。あと、スマホは肌身離さず。
アオリ運転というよりは執拗なストーキングとカーチェイス。奪ったスマホ、GPSの使い方がプロ級。プリペイド携帯を替わりに置いておくなんて、計画的。次々に残虐な暴力に直接訴える。小気味よいほどに。
レィチェルも鼻っ柱が強い。
離婚協議中。寝坊。子供を学校に送って、お得意様からキャンセルされて、イライラ。ガソリンスタンドでは給油したまま、離れるし、財布をクルマのルーフになんとなく置いてしまうし。ウカツなのよ!世間を舐めきってる感じの美人ママ。アラ(隙)が目立つ。ファミレスで朝から弁護士相手に気晴らしデート? 男の弁護士に対する怨みが一気に点火するファミレス場面。妙にシンとした空気。SNS時代の臨場感。
妻帯者は離婚し、財産がある場合はなるべく現金化してどこかに隠して、社会に対する怨みを晴らすべく、自暴自棄になって大暴れしましょうと煽っている映画ではないと思うけど、真っ向から否定もしない感じ。警官もサラッとしている。
邦題「アオラレ」は狙ってる。とてもキャッチー。でも原題 Unhenged の意味はそうじゃない。ラッセル・クロウが、「アオッてんじゃね~ おまえが言うなっ」って、予告編で日本語でひとりでツッコんで、ボケるんだけど、煽ってるのは日本の配給元ですから~ 斬り。
アオラレたのか
頭のタガの外れた男の煽り運転の恐怖を堪能するのかと思った。ところが、実は社会に追い詰められた男が引き起こす殺人劇。
お母さんの「人も車も多すぎる」と言う呟きが迫真。そんなお母さんも充分に可愛そうだけれど、犯人も可愛いそうだとは思う。かつ程度は天地だが、両方とも悪い。
ナイフを握った男に恋人を押し付けて殺す残忍さや、運転席の下にタブレットを貼り付けてターゲットを逃がさない頭の冴えなど、ラッセル・クロウならではの、シリアスな狂人の恐怖を充分に味わえた。
ただやや残念ながら、シネマとしての大迫力には欠けてしまったと思う。
何故か?
ラッセル・クロウが巨体を揺すって煽るカーレースシーンがほぼない! 車線は勢いよくはみ出すわ、ダンプに車体をこすられるわ、一般道やハイウェイを抜けてハラハラ、ジリジリと主人公を追い詰めてくれていない。ストーリーが半分もいかないうちに、主人公が正体を現してしまった。
並の狂気を披露した後に、あー、遂に人まで殺してしまったよと言う、ぶっ飛び感を味わいたかったです。
ラッセル、怖っ!
確かに彼女のクラクションは少し悪かったけど、あそこまでしなくても。最後の方は、「もう、許してあげて!」って言う感じでした。それもこれもラッセルさんの静かな中にも狂気さのある演技の賜物ですね。
おまえもたいがい悪いぞ!むしろおまえが悪い!
なんかね、ちょっと違うのよね。
か弱い女性がサイコ野郎にアオラレて暴力で付きまとわれる感じじゃないのよね。車でアオラレてはいるけれど。
そもそも、このビッチもたいがいたちが悪い。先にアオったんおまえですやん。
サイコ無双オッサンの言う通り、全く礼儀を欠いたクラクションをとどめの二発の上に指まで立てて走り去るとか、あンたそれマジで喧嘩売ってますやん。
買われてもしゃーないですやん。凹られてもしゃーない。
サイコ野郎を最後は自分の手(足?)で葬り去った時、
日本人なら「あゝ人を殺めてしまった…」と複雑な感情になるであろうところを
このビッチ、半分ドヤ顔していたのはアメリカ人の感性なのね。
そこでちょっと笑ってっしまったです。
全44件中、1~20件目を表示