アオラレのレビュー・感想・評価
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ゲームを実世界で活かせる例
原題はUnhingedでヒンジ(蝶番)が外れたというところから不安定、異常という意味がある様子。直訳を邦題にするなら「異常者」といったような具合でしょうか。でも「アオラレ」の方が好きなのはなぜ笑
タイトルがアオラレなので煽り運転に注目しがちですが、オープニングからは運転マナーを通じたスマホ依存など現代病への警鐘をメッセージとして感じました。
よかったのは序盤の伏線をしっかり回収していたところです。キャンディ棒のハサミ、お隣さんの新車、そしてゲームの作戦の話などです。
ちなみにこのゲームの作戦のくだり、字幕にはゲームと書かれていましたが、しっかりFortniteと言っていたことを聞き逃しませんでしたよ笑
この映画はFortniteの作戦を実生活の危機対策に使えましたという話でもあるのだ!(?)
公道という恐怖
タイトルの「アオラレ」は、煽り運転の被害者ということです。
サブタイトルは、「たった一度のクラクションが、すべてを変える」です。
原題は「unhiged」で「不安定な」という意味です。
冒頭に、煽り運転をするトム・クーパーが、離婚、私怨か何かで、
人を殺し、家に火を付け、炎上し、爆破するシーンから始まります。
煽り運転をするトム・クーパーは、生きる希望も夢もない、逮捕され、
死刑が待つだけということになります。
「不安定な」どころか、冒頭からアクセル全開という感じです。
煽られる運転をするレイチェルは、離婚訴訟中で、家も、美容室も失い、
寝坊して、遅刻し、顧客も失い、「不安定な」状態から、クラクション
を鳴らし、売られた口けんかを買い、危険な状況に一気に突入します。
この状況になっては、どうにもならないという勢いでラストまで一直線です。
都会で、道路が渋滞するのは、万国共通です。
自分は、都会で仕事のためには電車異動で、車を利用する機会がなくて、
良かったです。
20年以上前ですが、煽られて路上で停車させられたことがあります。
自分はバイクで、相手は車でした。
相手は、何を言っているのかもわからず、自分のバイクのスロットルを
無意味に開けては、怒っていました。
自分はバイクの運転自体に慣れて、飽きてきて、注意が散漫になって
いたので、何が原因なのか、今も持っても理解できません。
その後、自分はバイクの運転をやめました。
車と車の煽り運転が問題にされますが、バイクと車でも煽り運転はあります。
もちろん、バイクにクラクションはついていません。
バイクにも、ドライブレコーダーを付けた方が良いです。
公道という通り、色々な人がいるということです。
2019年7~8月に起きた「煽り運転」を「妨害運転」と規定して厳罰化した改正
道路交通法が施行された元の事件となった会社役員宮崎文夫(44)は、懲役2年
6カ月、保護観察付き執行猶予4年となりました。
この宮崎文夫は、横浜市でBMWディーラーで白い高級スポーツタイプ多目的車
(SUV)を一週間以上試乗し、ナンバープレートまで偽造し、栃木、静岡や愛知で、
「煽り運転」を行っていました。
この宮崎文夫は、最初から確信犯で「煽り運転」を行っていたということです。
もちろん、この宮崎文夫は、トラックに対しても「煽り運転」を行い、事故死
する可能性すら、考えないような人間です。
あれから、まだ2年、もう2年という感じがしました。
日本にも、トム・クーパーのような男はいるということです。
個人情報は、どこから漏れるか分からない、情報化社会に対する恐怖もあります。
今は車を所有していませんが、所有する予定なので、気を付けたいと思います。
動機なき殺人。でもこれが現代
見たいものな無い時に見るとちょうど良い
アオッテンジャネエ。
朝のラッシュ時の渋滞で仕事に遅れてイライラしてた主人公が、青信号で進まなかった車にクラクションを鳴らしたらしつこく追い回される話。
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冒頭のタイトルバックから不穏なニュース映像を流してこっちを煽ってくるあたりから100点。それに、『激突!』みたいにずっとカーチェイスと思ってたけど、割とサイコスリラーも強めで200点。
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ラッセル・クロウのあのデカい巨体はただそこにいるだけで怖いし、言ってることの論理が破綻しまくってて完全に話通じない人だ、感が良い。
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そもそもの原因がクラクションを強く鳴らしすぎたからだし、運転しながら化粧してた人が巻き込まれたり、教習所推奨映画ではあるけど、私がこの映画で1番学んだのはスマホのロックの重要性かな(笑).
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主人公がスマホロックしてなかったら話が進まないからご都合主義の設定ではあると思うけど、スマホのロックはガチガチにしとこうな(笑)ついでに、車運転しながらスマホ使うくせに買い物しに行く時はスマホ置いてくなよとも思ったね。
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本作品のラストシーンがハリウッドの限界
マシュー・マコノヒーが主演した「ジェントルメン」のレビューにも書いたが、最近のアメリカ映画にはapologizeという言葉がよく出てくる。本作品ではapologizeが重要なキーワードとなる。アメリカでは格差が広がりすぎて、もはやアメリカンドリームは存在せず、貧乏人同士の足の引っ張り合いとなっている。小さなことですぐに腹を立てられて銃で撃たれかねないから、自分が悪くなくてもすぐに謝る。謝ることが生き延びるための一番の態度なのだ。
アメリカの道路はクラクションが鳴りまくっているイメージだったが、それは映画やドラマの中だけなのだろうか。日本のドライバーはかなり静かで、クラクションを鳴らしまくるドライバーには遭遇したことがない。そもそも当方はクラクションを鳴らしたことが一度もない。青信号でもたもたして鳴らされたことは何度かあるが、こちらからは鳴らさない。逆走の車が正面から突っ込んできて逃げ場がないときにしか鳴らさないと思う。
そもそも周囲のドライバーに腹を立てるのは、自分と同等の運転技術と常識を持っていると考えるからである。周りのドライバーは初心者かペーパードライバーばかりでとにかく運転が下手で、それに常識もない。というか運転に精一杯で周囲に気を遣う余裕が一切ない。そういう人ばかりだと思っていれば腹も立たないし、クラクションを鳴らすこともない。相手がクラクションを鳴らすのは焦っているか、慌てていて間違えたのだ。気にすることはない。運転するときは無理をしない、滅多に追い越さない、車間距離は十分に取る、後ろから突っ込まれないように朝まずめや黄昏時はテールライトをつける。霧の中や雪の道路は運転しない。
本作品のヒロインはなかなか感じの悪いおばさんである。息子は母親をあまり信用していない。ラッセル・クロウ演じるあおり犯に対して思わず窓を開けてしまったのは息子の失敗だが、そのあとで謝ったほうがいいという息子の賢明な忠告を無視して、見るからに危険なあおり運転男に喧嘩を売ってしまった。この女優はなかなか上手である。
映画だから予定調和的なラストになってしまったが、リアルにこういう男がいたら、ヒロインを待ち受ける運命は逆だろうと思う。ヒロインの弟にしたのと同じことをするのだ。まずヒロインと子供をぶちのめして気絶させてから、ヒロインを椅子に縛り付ける。水をかけて目を覚ましたところで、目の前で子供を絞め殺し、ついでに包丁で首を切り落とす。ヒロインが絶叫すると顔を殴って気絶させる。そして二度と運転ができないように手の指を全部折る。痛みで目覚めたヒロインの絶叫をあとに、悠然と立ち去る。
そんな風に想像していたのだが、安易なラストになってしまって少しがっかりした。とはいっても当方の想像通りのラストシーンにしてしまったら、アメリカの観客からブーイングの嵐になるのは間違いない。アメリカ人は単純で勧善懲悪が好きなのだ。だから本作品のラストシーンがハリウッドの限界だと思う。
タイトルなし
クラクションっていりますかね?
自分も車をよく運転するけど、クラクションをならす機会なんてほとんどないなー。確かに信号待ちで前の車が気付かないときには、音で知らせることが必要だけど、それならそれ用のボタンがあればいいのに。どう鳴らすかはあるけど、そもそもあんな相手に報復するような凶暴な攻撃的な音が鳴る必要ないと思うのよ。
自転車が危ない運転してたとしても、「危ねーな、バカ野郎!!」ではなく「危ないですよー」くらいの音色がなれば充分だし、どう考えても噛みつくことはないと思うんだけどな。すぐ鳴らず人いるけどね。なんだかねー。
、、ということで凶暴なクラクションで怒りをぶつけ、手打ちを提案してきた相手にも噛みつくママの逃亡劇。普通に怖くて楽しい映画でした。
やたらにクラクションを鳴らすのはやめよう
はい。良く私の馬鹿レビューを覗きに来て頂きました。
自分語り、思い出話、あるいは日記のようなレビューでございます。
オリンピックまで2ヶ月を切りました。なのに・・・なんでだろう?ワクワクが止まら・・・ないとはなりません。限りなく不透明に近いグレーな気分でございます。
IOC、政府、東京都、でチキンレースをしているようでございます。【それ】を言わないように、先にブレーキを踏んだら負け。
いや私はスポーツは好きなんですよ。やって欲しいんですよ。でもね…
はっきりかたをつけてよ❗️やってられないわ❗️と・・・山口百恵みたいな事を言ってみた。
枕は終わります。映画の話しになりますがネタバレが含まれる可能性が有ります。
まずは簡単にストーリーを・・・
原題はunhiged(アンヒンジドゥ)ヒンジとは蝶番(ちょうつがい)の事です。否定のアンが付いています。つまり蝶番がない。
転じて不安定の意味です。
昔、切手集めをしていた方はご存知でしょう。あのヒンジでも有ります。
レイチェル(カレン・ピストリアス)美容師です。怠惰な性格で今日も寝坊をします。一人息子のカイル(ガブリエル・ペイトマン)を学校に車で送っている途中で前の車が青信号なのに動かない! 思わずクラクションを長押しします。
ブーーー‼️ブーーーー‼️
ダメです。そのクラクションの鳴らし方。ここで私の体験談になります。
約二ヶ月前の事です。環七を自転車で走っていた時の事です。道路の端、約1メートルに自転車のマークが有ります。行政はここを走れと言っています。しかし・・・
大して意味がねえー❗️大型車ははみ出る。ラーメン二郎を食うために一時駐車する車もいる。ドライバーは全く気にしていません。でも一応軽車両なんでそこを走っていたんですよ。交差点に差し掛かかりました。横断歩道はやや横に有ります。すると突然・・・
ブーー‼️ブッブーーー‼️
後ろに迫る車。ちょっ待てよ!停止線は?横断歩道は?そんなに左折したかったの?
その車の視点になってみましょう。そんなの関係ない!俺は早く左折したいんだよ。お前がそこにいると俺の愛車に傷がつくだろ!とにかく邪魔なんだよ!
普段は温厚な私も流石に腹が立った。その車のドアミラーを破壊し・・・なかった。
いやね、そうしても釣り合いは取れるかも知れないんですが・・・今時ですよ。撮影されている。間違いない。
いわゆるドライブレコーダーって言うやつですね。こういう時は大抵自分が不利になる所はカットして私が車に攻撃した部分だけメディアに提供するんですよ。
そうしたら私が頭のおかしい人なんですよ。いつでもどこでも、被害者が正義なんですね。
私はなんの力もないんですが一つだけ力が有ります。
それは・・・
想像力。
だから釈然とはしませんが我慢しました。
自分語りが長いんじゃーー‼️
すいません。映画の話しに戻ります。前にいたピックアップトラックの男は語ります。ボーっとしていた俺も悪かった。謝るよ。しかしなお前のクラクションの鳴らし方は良くないなあ。こう鳴らせよ。
プッ プップッ。
なるほどね。プーープーーーー‼️は邪魔だ!どきやがれ‼️プッ プップッ は 気を付けろ。確かにな。万国共通だね。
レイチェルの答えはこうだ。
なんで私があんたに謝らなきゃないの!絶対に謝らないわ!
うーーん。この女には1ミリも共感出来ない。いや正確に言うと1ミクロンも共感出来ない。長渕剛的に言うと・・・
大嫌いだぜ 大嫌いだぜ ろくなもんじゃねえ❗️
大体ねえ、この女はいつも遅刻してんだよ。そこそこ可愛いから許されてきたんだろうな。渋滞で間に合わない。車が多いのがいけないのよ!人も多いのがいけないのよ! ウィークエンドは10分で行けるのに平日は1時間かかるってね・・・分かってんじゃねえか!だから早く出るの!当たり前だのクラッカーでしょ!
ピックアップトラックの男(ラッセル・クロウ)はブチ切れます。それゃそうだ。やりすぎだけどさ・・・
いやねー 本当はもっとこの馬鹿女を痛めつけて欲しかったんだよ。
おすすめの痛めつけ方は
①便器に顔を突っ込む
②屋上から逆さ吊り
③虎の檻に入れる
④麻酔なしで歯を抜く
⑤新型コロナウイルスの患者とカラオケ大会
全部やだなー 私だったら①が限界。
まあそういう訳でラッセル・クロウにガッツリ肩入れしてしまいました。とにかくね、やたらクラクションを鳴らしてはいけません。
でも息子はいい子だった。正論。せいろん紅茶。
聞いてるか?稲垣潤一!夏のクラクションじゃねえよ‼️
おまけのコーナー
煽り運転で捕まった人、こっちが被害者だって言いがち。
こんな長文を読んで頂きありがとうございました。アンガーマネジメントは大事ですね。
ちょっと非現実すぎる。
ラッセル・クロウ怖えー
むちゃくちゃ怖えー😱。特にあの上目遣いが。同じ人間なのにリリー・ジェイムズのそれとは天と地ほど違う。しかしながらその目付きとあまりにも手際良いどつき回し方にときおりウットリしてしまうのはこっちが異常なのか?いやおデブなサイコ野郎なんだが、立居振る舞いがそこはかとなくカッコ良いんだよな〜。
かなり無理矢理感のある逃げ惑い映画だが「携帯の中身なんて見れないだろーあ、そうかパスワードが…」とか「警察の動き遅すぎ、でも冒頭に大量解雇とか言ってたような」など何となく辻褄があってきて「まああり得なくもないかな」と思えてくる。ダラダラ続かず90分で収まってるのもGood。腰が痛くならないこれくらいの尺を強く希望。
関係ないが敵戦闘機に追われる時のパイロットってこんな気持ちなのかな。
失業が原因で離婚なのか?アメリカの闇がここにも
多分それ以外にも離婚原因は考えられるのですが、面白いことに加害者、被害者ともに離婚調停中、さらに夫の失業という共通点があった。それがもとでストレスが溜り、精神薬に頼り、凶悪犯罪へと向かったラッセル・クロウ演ずる「男」。寝坊も過眠症を患っているかのようだったレイチェル(カレン・ピストリアス)も夫から家をよこせと言われて気が立っていたようだ。
果たして「煽った」のはどっちだ?信号待ちで停車していた車に大げさなクラクション(2秒以上)を鳴らしてしまったレイチェル。男は追いかけてきて「謝ったらどうだ?」と優しく注意するも、それを拒絶した。そこから過激なサイコ男に変貌を遂げるのだ。
日本でも問題になっている煽り運転。乱暴な車線変更や割込みという原因が多いのだろうけど、制限速度よりも遅く走るだけで煽ってくる運転手もいるくらいだ。クラクションを鳴らしてよいのは「法令で規定による場合」と「危険を避ける場合」のみ。映画の場面ももちろん違法(日本の場合)。ちなみに0.5秒以上のクラクションは威嚇という意味になるそうです。また、客を乗降車させているタクシーへのクラクションは違反どころか訴えられてもしょうがないこと。タクシーにクラクション鳴らされたというネット記事も多く見られますが、体感的には乗降中のタクシーにクラクション鳴らすバカの方が圧倒的に多い。いつ停まるかわからないタクシーや宅配車の後ろは走らないのが得策です。
スピルバーグ監督の『激突!』では見えぬ男の姿に恐怖を感じましたけど、今作では主人公に全面的には共感できないのも事実。さすがにニューオリンズの市街地であそこまで派手に無茶な運転はないだろうけど、OP映像では実際のドラレコ映像も流れ、どこでも恐ろしい運転手がいるんだな~と感じました。
二種免許取ってからは車間距離にも気を付けてるし、煽られても知らんぷり運転に徹するようにしています。赤信号になっても突っ込んでくるやつなど、許せない運転者は多いけど、文句つけたくなる気持ちを抑えて平静を保つことに努めています。おかげで割り込まれても腹が立たなくなりました(笑)
あの交差点でもしレイチェルがクラクションを鳴らさなかったら?もし素直に謝っていたらどうなったのだろう?もしかしたら男は自首していたかもしれないし、同じ結果になったかもしれない。などと考えると、レイチェルの行動も犯罪の誘発剤になったのかもしれないし、空しくもなってきました。
怖かったんだけど!
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