クライ・マッチョのレビュー・感想・評価
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The road movie
TOHOシネマズのレイトショー鑑賞しましたが、
通常上映なのに4DXシアターでの上映でした😂
(座席は動きませんが、こんな事はじめてでした)
クリント・イーストウッドの優しい眼差しに心を癒される本当に良い映画です☺️✨
少年と一緒に旅をする事で、新しい出会いやトラブルに巻き込まれたりしますが、鑑賞後に多幸感に包まれる映画でした(*^^*)✨
落ち着いたカフェでゆっくりしているような気分になれる作品でした!
監督50周年記念
『運び屋』とセットで見るのにいいネオ西部劇
昔あんたはとても強かった、でも今は違う --- 俺はやることがある、時間がかかってもやるべき仕事を終わらせたい
背筋のピンと伸びた背中の真っ直ぐな91歳。作品の欠点も凌駕する歴史の重みとカメラの前でも後ろでも輝く監督/主演の力。たしかにこの役を演じるには少し歳を取りすぎているのかもしれないけど、今なお否定し難い異様なスクリーン映えと衰えることのない魅力。そんな力強い唯一無二の魔法をぼくたちはあと何度見られることだろうか?
もしかすると彼にはもう『許されざる者』や『ミリオンダラー・ベイビー』は作れないのかもしれない、けどだからなんだ。早撮りで知られる彼の名作ぶらない軽妙なタッチが、ぼくたち見る者に彼の歩んできた=常に第一線で切り開いてきた並々ならぬ道程を自然と思い起こさせ/感じさせ、またそれを知らぬ若い層にまで届きそうな頬がほころび心温まる時間が約束されている。経験則に裏打ちされたような愛しさに満ちているのだ。感謝しかない。
舞台は1979年から一年後、つまり1980年。昔は伝説だったカウボーイ、かつてのロデオスターが、遠い昔の馬から車に乗り換えて友人に頼まれた仕事のためにメキシコへ。エンドレス恩義から、なかなかの無理難題ミッションを押し付けられるイーストウッド御大。いくら恩売ってたとしてもこんな歳の人にそんなこと頼むか!…とツッコミたくなる気持ちは、そういうものなのだと押さえて楽しもう。この作品に乗っかろう。と、冒頭からトントンとやや表面をなぞるように、だけど分かりやすく象徴的。時々、取って付けたような窮地もご愛嬌。
変わるには遅すぎる?"長い人生で身につけた"経験と知識。肩張らずに人生経験の滲み出た風通しの良さと気取らなさ。スペイン語と手話、互いに分からない差異を伴う反復。歳を取るといつか来る、大事な人々との別れ。セカンドライフで獣医を開けそうなほど動物に詳しいけど、老齢に治癒する方法はない。老いと共に無知な自分を知る。なんともユーモラスな空気漂う『運び屋』の精神的姉妹分のような作品。あるいは『グラン・トリノ』的側面もあるかも。そうした今までの、歴代の作品との共通点も見い出せそう。だから受け取り手次第で、勝手に感傷的にもな(れ)るかも。
こいつはマッチョ、強いってことだ --- どうでもいい
通りの闘鶏でただ一人稼ぎ、人は信用できないと言う13歳の少年。人間不信のアイデンティティー・クライシス真っ最中に陥っている。自分は馬も扱えず、逃げ足の早い白人か?過去の傷跡もいつか糧となればいいのだけど、少なくとも窮地を一度くらい脱せられるような役くらい立ってくれ。昔を彷彿とさせる怪我した暴れ馬との出会いに自身も投影できるよう、乗り方も知らない。
警察に通報もできない状況になって、俗に言う"簡単な任務のハズだった…"パターンとでも言うか道路封鎖の山に、盗難やオンボロ車=老体の故障。メキシコがアメリカ人=アメ公"グリンゴ"にとって犯罪だけの物騒な国でなく、言語や文化も超える人の優しさがあることもきちんと描いている。"信用"/信頼関係を時間をかけて醸成していく、徐々に打ち解けていく2人のテンポよくチャーミング魅力的な掛け合い。父親の依頼の裏にはやはり愛情とは違う企みがあるし、それならいっそ親と離れたほうが賢明だ。チキンじゃない。
P.S. 今は頼むからこの作品がまだ最後にならないことを切に願うばかり
俺はドリトル先生か?みんな俺に動物のことを相談しに来る
Thanks for everything.
腑抜けども
土曜の夜に焼いて食っちまうぞ?大切にするよ
for ALAN
勝手に関連作品『運び屋』『ランボー/ラスト・ブラッド』
御年90歳の冒険
もうイーストウッドっていくつなんだろう?と
調べたら92歳で驚いた。
地球上で一番元気で想像力と制作への情熱のある
90歳じゃなかろうか?
商業的にも成功してるから恐れ入る。
もう明らかにスタントマンだったり、
ショボいカーアクションだなと思ってたけど、
歳を聞くと申し訳ありませんでしたと思う。
先日Twitterで
やる気が行動を起こすのではなく、
行動が先でやる気が出る。と言うのを観たけど、
まさにそういう映画だなと思いました。
90過ぎても映画は撮れるし、旅にも出れるんだぞ!
と言われてるような、
老け込んだ自分にガツンと一発いただけたような
映画でした。
ただ内容はと言うと、近年の運び屋なんかに比べても
やや淡白で物語がストレート過ぎやしないかな?
とは思いました。
奥さん方の追っ手の追っ払い方も二度同じような
展開で、新喜劇のような笑いどころにも見える演出で
少しガッカリしました。
しかし、イーストウッドはモテる。
恋愛においてもまだまだ若くて
生涯現役とはこう言う事を言うんだなって感じでした。
変なタイトル
クリントン・イーストウッドファンにはオススメ
ビバ!!イーストウッド監督!!
多幸感に包まれる映画でした。
こんな余生があったら素敵だなと嬉しくなりました。
まるで90歳のイーストウッドに当て書きしたようなストーリー。
原案(脚本)は50年前に遡ると言う。
観終わって特典映像を観ました。
撮影の現場は笑いに包まれていたと言う。
90歳で監督・主演!!
マジ凄すぎる。
それもラブストーリーですよ!
メキシカンの少年への愛。
カフェの女主人と、いい雰囲気!!
メキシコが舞台、メキシコの俳優が多数・・・良いなぁ、最高です。
カフェの女主人と踊るダンス。
リードされてるように見えても、女性が自由に動けるスペースを作っているのは
イーストウッドさんの優しさ、包容力。
メイキングを見るとこの映画が捕捉されて更に素敵です。
生涯現役・・・羨ましいなぁ、格好良いなぁ。
それにしても《雄鶏のマッチョ君》はいい働きをしてくれたよね!!
「クライ・マッチョ」は君だ!!
とても綺麗な鶏冠と毛色の雄鶏!!(ちょっと孔雀とも類似?)
メキシコは《闘鶏》なんてのがまだある世界(1980年だもんね)
この映画は、ファンタジーだと思います。
年老いて世界を狭くする人が多いでしょう。
年老いて人に愛され、人を愛し、まだ現役。
クリントさんの寛容。
足の衰えもチカラの減少も薄毛も。
全てを受け入れ受け止める姿が、
本当に素敵な老後(じゃない、現役だね!!笑)
ビバ、クリント・イーストウッド!!
瞳が本当に優しい。
思慮深い。
もっと映画を撮って下さい。
次作も期待してます。
過去鑑賞
やっぱり出るだけでちがう。
監督専任を撤回して、「運び屋」に続いて主役を張りましたが、やっぱり出るだけで、何かマジックがある!ミリオンダラー・ベイビーも許されざる者もグラン・トリノも粗筋を聞いただけで見た気になってしまうようなシンプルな話なのですか,あの自然光、採光、会話の妙、これが映画だ!としか言えない充足したシーンが連発で、圧巻でした。あと10年は主役を張って造り続けてください、ポランスキーとともに!
あっさりした映画
イーストウッド監督の作品といえば、鑑賞後に「うーん」と考えさせられるような重いテーマを扱ったものも少なくなかったけれど、今回は何だかほのぼのムード。けっきょく終わってみれば、「何なんだ? 何が言いたいんだ?」というようなあっさりした内容だった。
バイオレンスやアクションもほとんどなく、ハラハラさせられることもなく……。
「マッチョ」は、そんなにいいことじゃないよ、というメッセージを伝えたかったのか?(超大国アメリカ国民としての自戒なのか?)
だからといって、つまらないというふうには感じなかった。悪い作品ではないですよ、うん。僕は嫌いではない。
でも、やっぱりもう監督業に専念してほしいなぁ。
あのヨボヨボ具合は演技ではないだろう。俳優として見るのは、ちょっとつらかった。
マッチョを飼い馴らす
なによりもまず、この映画は馬だ。
疾走する裸馬の群れと並走するアメ車。
人を信頼せず従順を拒む野生馬を、馴致するイーストウッド。
これだけで、元が取れる。
マチズモとは。
クリント・イーストウッドが、問いかける。
思春期の少年が憧れる、微笑ましくもめんどくさいマチズモは、どう矯正されるべきなのか?
思春期の少年のときのまま矯正されなかったマチズモは、社会と幸福な関係を築き維持できるのか?
マフィア。専制政治。権威主義。戦争。テロリズム。
人類は、その長い歴史を通じて、思春期の少年のマチズモを、社会のなかに好ましい形で取り込もうとしながら、いまだに成功していない。
ならば、自分にできることをやってみせる。
クリント・イーストウッドは、やってみせた。
カーズのドックがマックイーンにしたように。
2022年 105本目
ほっこりした
結果論良作
チキンラン、チキンリトルに続く鶏のアクション映画
マッチョ(雄鶏)がクリント・イーストウッドを差し置いての大活躍。
この作品で一番身体を張ったのは鶏のマッチョ(ジェドと言う名前らしい)
で、クリント・イーストウッドだが何だろう…これは日本でも見掛ける雰囲気だ。
そう吉永小百合の様な扱い…。
年相応の役じゃない…。
役の上じゃあ40~50代、でもどう若づくりしても60前位に見える吉永小百合の様な扱いだ。
吉永小百合も妙に若い男性に好かれる役どころで「歳離れすぎてない?」と感じる事多々であったが、クリント・イーストウッドの見た目だと70代の枯れた老人にしか見えない。
原作ではもうちょい若い主人公なんだろうとは思う。
メキシコまで行って息子を拐かしてくる荒事を頼むとしたら、倒れたら骨折しそうなお爺さんに頼む筈もない。
そう思うとメキシコにしては皆さま大人しい。
もっと苛烈な展開もあっておかしくない…
爺さん一人にあんな優しい筈はない。
女性も皆優しい
見た目結構な歳の差なのに誘惑されるし、恋もする。
クリント・イーストウッドに対する忖度めいた雰囲気が漂っている。
それでも観てしまうのがクリント・イーストウッド映画だ。
高倉健に爺さん過ぎると文句を言ってるようなもんだし、これは優しい映画なんだと思うとこの作品は悪くない。
観られる年齢を下げただけだ。
ラフォの両親はちょっとイヤだが(笑)
こんな爺さんなら話したいよね。
当然こんな爺さんならチョイと年若い女と踊ってキスする位のロマンスもあって良いし許せる。
クリント・イーストウッドありきの作品になっちゃってるが、もう少し若い人がマイクを演ってたら内容も随分変わってたとは思うが…。
クリント・イーストウッドのサービストラックと思えば楽しめる。
イースト・ウッド映画作りやめて欲しい
ピックアップトラックとか馬とか田舎の町とかほんとイーストウッドは似...
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