「古き良き時代」クライ・マッチョ キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
古き良き時代
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ウッドくんが主演ということで一応チェックしとかないと、と思い鑑賞。
ストーリーはさておき、ウッドくん年取ったなー。ただ歩くだけのシーンでもヨボヨボさがあって、転ばないかな、と心配になるほど。
そして、時代的にも携帯がない頃で、それがウッドくんには似合う。店の外にある公衆電話を使うこと、警察が分かりやすい追跡をする点、夜遊びする母親と家庭を顧みない父親、少年が反発しながらも少しずつウッドくんに心を開く、など一昔の設定であっても許せてしまう。
ただ、その中に、相手の心に入り込む優しさ・強さを巧みに混ぜ込んだ現代の作品となっている。
少年が迎えに来た老人に心を開いたかと思うと、閉じかけたり揺れ動くのは大人の事情を知ってしまうからであり、純粋なその心は父親のもとに行った後、どのようになったのだろうか、と想像してしまう。
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