劇場公開日 2021年9月17日

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「目新しくもなく、設定も筋も破綻」レミニセンス コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5目新しくもなく、設定も筋も破綻

2021年9月20日
PCから投稿

ビジュアル優先で設定を作ったためなのか、お話が破綻しちゃってつらかったです。
特に前半が、眠いっ!

あらすじにあるギャングの男の記憶へのレミニセンスするあたりから、やっと物語がうねり出し、わずかに眠気が飛んだものの。
目新しくもない、よくあるお話しでした。

記憶って本人の視覚や聴覚ほかの主観によるものだから、記憶を立体映像として再生するなら、記憶の持ち主本人は登場しないはずなのだが、しっかり出てくるので、どうにもしっくりこず。
途中、旧型マシンが登場した時に、持ち主本人が出てこないビジュアルを作っていたので、スタッフも分かってやってるなと確信。
ならば落ちは、誰かの記憶の中にあって、再生して終わるに違いない。
過去に観た映画でいうと「(作ってるほうだけ意外と思ってる)証言で終わる」パターンの作品と一緒だろうと、その時点で予想がついてしまい、しょぼーーん。

水上鉄道のビジュアルと、水中で見つめあう女優さん(レベッカ・ファーガソン)は綺麗でしたね、ってとこ。

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コージィ日本犬