「大腐女子と小腐女子と腐女子メーカー。」メタモルフォーゼの縁側 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
大腐女子と小腐女子と腐女子メーカー。
陳腐感ありありのあざといキャストで、「縁側」なんて老人の郷愁を煽るタイトルを見た瞬間に、朝日新聞とテアトルの作品だと思い込んでしまったワタクシの左脳。スルーするつもりでした。反省してまーす。日テレと日活のコラボでしたー!
BL好きが他人様に知られたく無い秘密の趣味だなんてことは、今や、無いのではないかと思うんですけどね。出来れば内緒にしときたい!ですかね。
「星の子」で全力疾走が癖になったと見られる芦田愛菜師匠。また走ってます。と言うか、走りまくってます。南沙良は自転車2人乗り女優ですが、芦田愛菜はランニング女優w
しかしですよ。芦田愛菜ちゃんって、小さいんですね。タッパが無い。17歳役でしたが、南沙良・芳根京子・山田杏奈の同年齢の頃と比べると、やや小粒感があります。タッパじゃ無くて女優としての話。なんかやっぱり「子役さんの演技」に見えてしまう場面がチラホラ。子役時代からの知名度と言うアドバンテージはあるものの、メタモルフォーゼの時期を、そろそろ迎えてるんじゃないかと、この映画を見ながら思った次第です。
物語りの方は、世代の違う二人が「縁側」の交流で互いに与えた、ほんの少しの影響が、互いの生き方を大きく変えてしまうかも?と言う、ほんのりとして爽やかな小噺程度の、小さな物語り。
実年齢なりの役を初めて見たかも知れない古川琴音が、地味に良かった。と言うか、少しだけお姉さん役、結構いけてますやんw
力み無し、過度にドラマティックな展開も無し、でポジティブってトコロが。
良かった。かなり。
やっぱ、朝日×テアトルじゃ無いわ、コレはw
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