THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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観なかった事にします…(涙)
面白かったです。
面白かったかったんですけど、残念ながら私個人の想いとは違いました。
昔から好きでよく食べてたラーメン屋さんが店舗建て替えしてお店が綺麗になって、店長が張り切ってメニューもリニューアルしてくれたけど「正直前の方が好みだったなぁ、もうあの味は食べられないんだなぁ…」みたいな寂しい気持ちです。
ファン切望の山王戦を、井上先生の画そのまま動いているかのような映像は圧巻です。
細かいネタも試合のスピーディの展開の中にさりげなく盛り込まれていて、「(原作大好きな)俺でなきゃ見逃しちゃうねw」的な自己満足に浸らせてくれます。
新声優陣の皆さんも、賛否のうち否の方が多かったと思われる前評判の悪さ(失礼)をいい意味で裏切ってくれました。
ただ…
何故この設定をよりによって山王戦に足したのですか井上先生…(涙)
あくまで個人の感想ですが、新しい設定がキャラの深掘りではなくただの穴掘りにしか感じられず、頻繁に挟まれる回想シーンの多さのせいでせっかくの山王戦の緊張感や感動が台無しです。
主人公が宮城リョータ、って視点だから名シーンのあり得ないカットも色々されちゃうし…
作られる井上先生が面白くなくても、ただ山王との試合だけを原作通り、あの映像で作ってくれたらそれだけで十分なんです。
何より辛いのは、井上先生自ら脚本、監督をされたらこれが公式って事になっちゃうじゃないですかあぁ(涙)
あらすじも劇場公開まで非公表にするくらいなら宮城主人公の完全オリジナルストーリでも良かったのに…
もはやただのグチになってしまいましたが、
原作ガーと言ってる面倒な1ファンの戯言でしかありませんし、井上先生が作り出したのは間違いなく新しいSLAM DUNKです。
残念ですが私が今回の新しいSLAM DUNKを届ける対象外だったんだなと開き直って、素晴らしい試合映像は反芻して、新設定と本編ラストシーンは観なかった事にさせていただきます…(泣)
2022年にSLAM DUNKでドキドキ&ワクワクさせていただきありがとうございました!
最高
鑑賞後に感じる満足感がやばい
本当に最高だった
ずっとひた隠しにされていた内容は、ファンがずっと待ち望んでいた山王戦
前半後半の山王戦すべてをできる限り原作再現されています
原作にあるナレーションや、細かい心理描写などは全てカットされてます
そのほか、尺の関係もあるのか一部の原作シーンがカットされてます
ですが、そのカット部分が気にならないくらいよくできている
むしろ、本当の試合を見ているかのようなリアルさで再現されています
誰かのいっていた、今回はスラムダンクの試合を実写のようにリアルな動きで再現させるために映画化したという言葉が理解できる内容です
公開前から散々叩かれてたフルCGモデリングでの映画化でしたが、見始めるとほとんど違和感なく見れますし、動きがアニメ版とは違い、しっかりバスケをしてる人の動きとしてリアルに見えます
なるほど、これはかなりこだわったんだろうということが伝わってくる映像に仕上がってます
そして、まさかの宮城視点からのストーリー展開
今まで語られなかった宮城リョータの生い立ちが語られます
これがかなりディープで、ますますリョータが好きになりました
一番心配されてた声優全交代ですが、聴いているうちに違和感がなくなってきます
私はアニメ版を何周もしてるので、桜木の声だけは随分イケメンな声になったなぁと中盤くらいまで思ってしまいましたが(笑)
それでも叩くほどではなく、しっかりそれぞれの役になりきって演技されており、視聴する側に受け入れる姿勢があれば大丈夫です
全体を通して感じたのは、新しいファン獲得のためというより、古参ファン向けの作品になっているなということです
細かい心理描写やナレーションこそありませんが、試合内容などは原作再現されてるため、あ!ここでこいつこう思ってるシーンだ!という箇所がいくつもあり、ずっと原作を読み漁ってきたファンなら理解できるはずです
この作品だけ見ても楽しめなくはないですが、やはり原作履修者向けですね
そういった演出からも、井上さんが今までのファンを大事にしている事が伝わってきます
かなり待ちましたが、映画化してくれて本当にありがとう
今は感謝の気持ちでいっぱいです
もう一度、原作の山王戦読み返したいですね
今描くなら、のスラムダンク
今まで映像化されることのなかった山王戦を、原作者自らがメガホンを取り映像化した本作ですが、井上先生のこだわりが詰まった作品になっていたと思います。
バスケットボールという競技のスピード感、躍動感、時間の経過と共にヒリヒリするような感覚含め、忠実なまでに作品に落とし込んでくれたと思います。
CGを使用することに対して、賛否意見があると思いますが、井上先生が描いた原画が、頭からつま先まで、実にリアルにそのままアニメーションとして動く様は、CGを使用しないとできなかっただろうし、魅せ方としては最適解だったと思います。
惜しむらくは、原作を知るファンとしては、山王戦は赤木の物語であり、リョータの物語ではなかったかなと。リョータを軸にするのであれば、豊玉戦であってほしかった。
幼少期から山王に憧れ、才能を持ちながら長い事チームメイトに恵まれず、それでも諦めずにバスケを続けた結果、心強い問題児達と共に山王と戦うチャンスを得たという原作の流れが秀逸だっただけに、そこに違う角度から大きな脚色を加え、上塗りしてしまったのは少々残念でした。
また、本当に山王戦だけをバッサリ原作から切り抜いて映像化しているだけに、試合前後の脈略が無く、試合シーンもカットが多く、原作ファンは流れを脳内補完できるものの、原作を知らない方にはどのように映ったのかが気になります。
今作にはギャグパートがほぼなく、桜木や流川は完全に脇役で、リョータのエピソードは実に重苦しく、白熱する試合とのギャップに戸惑いましたが、それでも、湘北メンバー、桜木軍団、ミッチー応援団、最強山王、彼らに再び会えたことがどこか懐かしくもあり、観てよかったと思いました。
バガボンド、リアルを執筆中の、今の井上雄彦が描くスラムダンクがそこにはありました。
相互補完
もっと試合が観たかった。過程も観たかった。
流川の顔が安定してない。好きなシーンがアッサリ過ぎたりカットされたり。
回想は中盤までに終えて、終盤は試合に集中したかった。
幼女時代の久野ちゃんは浮いてた。
でも満点です。だって興奮させられたんだから。
試合の流れも、シュート一本一本の成否も、全部知ってるのに。
前のめりになり、手に汗を握った。
それだけで十分だけど、細かな点も凄かった。
バスケをやっていた人間からすると、試合が本当にリアル。
シュートやドリブルだけじゃなく、ディフェンスの身体の寄せ方、体勢の崩れ方、ボール保持者以外のちょっとした挙動まで、本当にバスケを理解してないとアレはつくれない。
小学生はちゃんと小学生らしい動きしてるし、ゴリのトラベリングは本当に絶妙な動き。
桜木だけ突っ立ってたり、端々に素人らしさも出てた。笑
腰を落とすとき、フロアを触ってバスパンの裾を持ち上げるのとかも、実際自然とやってましたね。
序盤の試合シーンは流し気味だったけど、恐らく声優の変更など考慮してのことじゃないかな。
考える間も無いスピードで展開していき、気付いた時には馴染んでた。
逆に中盤以降は、モノローグやスローを挟んで溜めのある素晴らしいバランス。
(何部作でもいいから、あれで全編観たい)
宮城の弱さや、沢北の痛みなど、井上先生が「今の自分だから描けるもの」も、確かにあった。
原作知ってる前提のつくりだし、描ききれていない部分も多い。
でも、それこそ「何百万本と打ってきたシュートだ」ってくらい染み込んでいる自分からしたら、自然と相互補完されてしまう。
そうじゃない人にはよく分からなかったり、不満が強く出るものだとは思う。
単体で完結してないと言われたら何も言えないが、個人的には大満足です。
過去最長レビューながら、まだまだ書き足りないくらい。
セカンド待ってます!!
ありがとう!井上雄彦!
漫画家 井上雄彦が表現したかった
アニメ版 SLAM DUNKはこうだったのではないか?
と思わせてくれるような作品だった。
主線による力強い人物描写と
柔らかなタッチの背景描写の組み合わせが美しく
漫画の表現がうまく映像に落とし込まれている。
特に試合パートは圧巻で見応え十分!
原作で描かれたスピード感溢れるコマ運びは、
アメコミを思わせるテンポと、
立体的な視覚効果を狙った最新の映像技術によって
新たなステージへと昇華したといっても過言ではない。
もちろん、選手たちの人間ドラマも
随所にちりばめられており
山王戦での緊張感が画面いっぱいに伝わってくる。
声優陣がTVアニメ版から総入れ替えになったとのことだが、山王戦での重厚な試合運びには
新たな声優たちの落ち着いたトーンが
うまくハマっているように感じた。
リョータのドラマパートには、賛否両論あるだろうが
漫画原作では語られなかった、人間「宮城リョータ」と「チーム湘南」の関係が浮かび上がることで
より深く山王戦を楽しめる作りになっている。
総じて、原作の世界観にどっぷりハマり、
感動した読者には訴えかけてくる何かがあるのは
間違いないだろう。
鳥肌が立ち、涙した名シーンは映像として再度蘇った。
それは原作者、井上雄彦が演出、表現したかった力点が、媒体が変わっても全くブレなかったからに違いない。
原作ファンは見て損なし!
宮城リョータ
宮城リョータのことあまり知らなかったけど、好きになった!これからリョータ人気出そう!!
山王戦のセリフがない漫画のところ、映画でもうまく表現されている。
感動が押し寄せてくる。
10-feetの楽曲がカッコよくさらに物語を加速させてくれていた。
心配してたけど、見応えがあり満足な作品
プロモーションやり直してあげてほしい
勿体なさすぎる。
原作者さんが脚本や監督になってるし、そもそもの話がとても良いので、シナリオは良かった。
長らく漫画方を読み返してなかったので、定かではないが、他の4人に比べてたら宮城リョータについては語られてなかった気がしたので、今回どんな背景で戦ってたのかよりわかって良かった
だからこそ、CGアニメーションが気持ち悪いのが辛い。
折角の試合が見入れない。リバウンドのシーンとかはリアル感があって良かったが、基本的に中途半端。
どこかのレビューでかいてあったが、ほんとに動きがPS2。
最高峰のCGのレベルを知らないけどもう少しどうにかならなかったのかと悔やまれる。
声優さん達が違うので違和感があるし、はっきり言ってシナリオと、試合を見てるようなカメラワーク以外は中途半端で、全然集中して見れなかった。
思ってたよりは良かったが、一回見れば十分かなと思う。
というか、映画館で見る必要性を感じない。
声優さんは何も悪くないのに、あんなに色々言われて本当に可愛そうだと思う。
秋だったのに冬に伸びてこの仕上がり。
秋だったらどれだけ酷かったのか。
むしろこれを漫画で読みたい。
そして、見に行く前に昔のアニメを見ておかなくてよかった、声で引っかかるし、動きが改悪されてる気がしてとても辛かったと思う。
せめて、声優さんだけでも前の方たちで見たかった。
思ったよりは悪くないだけ余計に残念でならない。
試合シーンカッコいい
スラムダンクは大好きです。次のシーンのセリフが出てくるくらいに漫画を読み込んでます。賛否ある部分はあるでしょうが、山王戦をこんな感じの映像で見れるだけで幸せ。ほんとカッコいい。漫画と違ってあっという間に過ぎ去っちゃう感はありますが。
残念なのはやはり原作からカットされてるところですねぇ。。ちょっとしたセリフもありますが、特に欲しかったのは魚住のかつらむき、献上せいパスをからの流川とぶつかるシーン、大好きです今度は嘘じゃないっす、この3シーンは切って欲しくなかった、、特に魚住のくだりは見たかったなぁ。。でもまぁこの映画の空気感とは違ったのかな。まとまりを考えると、、というとこですね。それより前に魚住出しようないもんな、笑。原作が好きだからのしかたない悩みですね。
あとは桜木の声はしっくりこなかったな、、低すぎる。。安西先生もちょっと硬すぎるかな。あと河田の声高い。それ以外はわりと新声優でも受け入れられました。
みたいなところはありつつも、結局大好きなスラムダンクを見られた幸せが勝ります。ありがとうー!
今やる意味映画でやる意味があるスラダン
あの頃、漫画って形では花道が主役で流川との対比が効いてて、それがスラムダンクだった。
花道もみっちーも不良フックなところが好きだしそれが良かった。
今回はあの頃の小学生が大人になっても子供を持って映画館で観るスラムダンク。だからバスケットする動機は家族だったり孤独だったり仲間だったりフォーカスする場所が変わって、映画のスラムダンクになっていた。
音楽と演出のストロングスタイルで気持ちを誘導せず、リョータとリョータの母と赤木の気持ちに持ってかれてツーっと涙が出ている。
誰かのバスケにスイッチが入るとその時は音楽と映像でいつの間にかガッツポーズしている。
そんなスラムダンクだった。
最高でした
最高でした。
声優さん発表されて文句言ってすみませんでした。
私の場合は点々と話を覚えている状態だったので、どの辺が足されたお話なのかわからず見ていました。
こんな過去があったのかと。こんな未来なのかと。
あのオープニングはずるい、贅沢すぎる
バスケットボール、音・動きの描写が素晴らしいです。
ほんと、素晴らしい。
他のメンバーの続編も見たいので、何回か映画館に足を運び、少しでも貢献したいなと思います。
追記
①パンフレットを買いました。
大切に読んで保管したいと思います。
②スラムダンクのアニメを全て見返しました
桜木の成長にこんなに感情移入して、泣けるとは…
③THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE買いました
ほんとうにすごい…ピアス、あぁこれこういうことだったのか。
④SLAM DUNK 新装版 15〜20巻 購入しました
今読んでいるところですが、アニメの終わりからちゃんと始まっていて感動…すごい
⑤1/23 二回目Dolby Atmosで見て来ました。最高でした…。
魚住が客席移動してるのも、海南もいたの気づいたし、お母さんも見つけられてもう、涙が止まらなかった。
あの体育館もそのまんまだったんだ。
最後のりょーちんのアップからのバッシュのキュって音!!!!!!あぁああああ。好き!!
もう一回、いや、もう三回は見たいなぁ。
涙腺が崩壊まではいかなかった理由
試合の描写はよかったと思う
ただ試合が盛り上がってきた所で過去回想をちょいちょいぶち込んでくるのが正直かなりジャマ臭かった
回想入れるならまとめて入れて、試合は試合で集中して見せてほしかった
待望の映画化
スラムダンク愛が激アツのファンからすると、満足とも不満とも言えない気持ちで…
山王戦の中にリョータの生い立ちを無理矢理ハメ込んでしまったことで、少し混乱が生じてしまった感じ💧
今回の映画が初スラムダンクの方には、1話完結として素直に観れたと思うのですが…
※名ゼリフの『安西先生、バスケがしたいです』が
無かったことで “公園で出会ったミッチー”と“不良
のロン毛”と“三井寿”が同一人物だと気付かない初心
者さんがいるかも💦
私個人の希望としては…
メンバーそれぞれの生い立ちを描いた後に山王戦をガッツリ観たかったです。
リョータにスポットが当たりすぎてしまって、花道と流川のタッチが軽く感じてしまったのがショックでした。
あとミッチーの『静かにしろい』も軽かったなぁ😭
そして1番残念だったのは…
あやちゃんと花道の声優さんの声。
リョータの“あやちゃん大好き”感が全く出てなくて、あやちゃんの方がリョータに片思いしてるようにも見えた。
それと…
おバカ全開の花道が、たまにカッコイイところを見せるからキュンとくるのに…
この作品ではカッコイイ花道がわざとおバカ役を演じてるように見えて、別キャラでした。
声ってすごく大事なんだなぁって実感しました!
主題歌も原作には絶対に合わないけど、今作にはピッタリでした。
マイナスなことばかり書いてしまいましたが…
やっぱりスラムダンクが大好きな私にとっては、1人でも多くの方にスラムダンクの魅力を知って欲しくて⭐️5つにしました。
次回作は花道の生い立ちかなぁ?
それにしても
歯抜けのミッチーが登場しなくて良かったぁ😌
と言うのが、ミッチー推しの私の率直な感想です🤣
原作が強すぎる
連載当時から追っかけてた世代です。
山王戦という最高の題材を使ってやることだったのだろうか…というのが全体的な感想です。
■よかったところ→
・原作より葛藤が見れて、高校生なんだなと再認識できた
・みんなが動いてる!
■しんどかったところ→
・りょーちんが主役だがりょーちんの強さが伝わってこない 宮城はもっといい選手です!!
・湘北の山王戦にかける緊張、山王の強さが伝わらない ゴリは急にピンチだし堂本監督は湘北を舐めてかかってるし沢北は前半空気…
・りょーちんの回想と試合とのつながりがわからなかった 辛い過去を抱えないと人は強くならない?感動のために死を消費した感じがつらかったです 思い出してイライラしてきた 物語としてあの過去はまじでいりますかね????
・試合が盛り上がるかと思ったら回想、の連続
曲で疾走感を大事にしたんなら止めるなよ…!(これは告知勢に対する皮肉です
スポーツが上手ではないので選手目線で見れず、試合の面白さが分からず終わってしまいました
・スローモーション多用しすぎ 見せ場だよの表現がワンパターンで、最後の最高のシーンなのに、またかよ…と萎えてしまいました。。。。。。
・桜木が強そうすぎ
・リアルな試合感を見せるなら、やっぱり声優さん変えない、もしくは早めに公開して慣れさせてほしかった 試合中の声掛けシーンで誰に呼ばれてるのか分からん リアルな試合だって、チームメイトの声だけでわかるって大事なのでは?
・中途半端にみんなにフォーカス当てた事で不完全燃焼 やるならりょーちんに集中するか、回想を削ってもう少し深掘りして欲しい
めちゃくちゃ書きました。。
やっぱり大好きな山王戦が不完全燃焼で描かれたのがな…もっと面白いのに…!!!
原作を読む人が増えて欲しいと思った鑑賞体験でした。
【折れない心、最後まで諦めない心。そして各々が再生する姿を描く。原作の傑作バスケ漫画に比肩するレベルのアニメ化作品。バスケシーンの高揚感と、オリジナルストーリーの融合性が素晴しき作品でもある。】
ー 直前まで一切の情報が出されずに公開された異例の作品であるが故、不安と楽しみとが綯交ぜになった気持ちで劇場へ。
結論から言えば、この作品は従来の原作漫画のアニメ化とは一線を画した傑作である。
劇場を出る時の、高揚感と、満足感を久しぶりに味わった作品でもある。-
◆感想
・今作では、原作では比較的スポットライトが当たらなかった、高速ドリブラーの宮城リョータの沖縄を舞台にした、小学生からの彼の成長していく物語が、山王工業高校と、湘北高校戦と絡めて描かれて行くのだが、この作品構成が絶妙に良い。
<2023年1月26日 追記>
■リョータが亡き兄と、沖縄でワン・オン・ワンでバスケットを楽しむシーン。
ー 初回鑑賞時には何となく違和感を感じていた、バスケのボール及びリョータと亡き兄の服装の色合い。
昔のシーンなのでセピア色にしているのかな、と思ったが、あれは、2020年1月にヘリコプター事故で急逝したコービー・ブライアントが所属していたレイカーズのユニフォームの色ではないかと思った。
そして、多くの人が連載終了後に”何故、今、この傑作漫画をアニメにするのか?という疑問も氷解した。”(私の勝手な意見です。)
バスケットのスーパーヒーローの突然の急逝。
そして、その三カ月後に突如世界を襲ったコロナ禍。
井上雄彦氏はそのような閉塞感を打破するために、この作品を今だからこそ製作し、公開したのではないかと思ったのである。
”折れない心、最後まで諦めない心”を観る側に届けたいのではないかと思ったのである。-
・海難事故により、哀しみを抱えた宮城リョータ一家が、湘北高校のある神奈川に越して来て宮城の母は、哀しみに堪える日々を送っている。
ー 山王工業高校と、湘北高校戦のバスケのスピード感と圧倒的迫力との対比が、とても良いのである。-
・更に言えば、原作では細かく描かれていた、中学時代は県MVPだった三井が、膝の怪我により荒れていたシーンを含め、夫々の選手の過去が試合途中に絶妙なタイミングで、カットインしてくる構成にも舌を巻く。
試合の緊張感が途切れることなく、それらのシーンが描かれているからである。
・山王工業高校と、湘北高校戦の試合の流れは、原作とほぼ同じで進むが、元々原作のバスケットシーンの絵がハイレベルの巧さで有ったが故に、映画化された事で、更にスピード感、疾走感、迫力が出ているのである。
ー ダンクシュートの迫力、三井の3ポイントシュートを放った時のボールの軌道の美しさ、そして、”スパッ”とゴールに入った時の爽快さ・・。-
<今作の脚本、監督を、原作漫画を書かれた井上雄彦氏が担当されている事にも、着目したい。原作のストーリー展開の面白さは、周知の事実だが、まさかここまで面白いアニメーション作品に仕上げてくるとは、感嘆の想いである。
才人とは、井上氏のような人を言うのであろうなあ。
今作は、大変に面白きバスケット映画であり、宮城リョータ一家、一度は挫折した三井寿、先輩から疎まれていた赤木剛則達、湘北高校バスケットボール部の選手たちの心の再生の物語なのである。>
■桜木花道、流川楓という、原作では2枚看板の選手を比較的、脇に持って行った井上氏の”勇気ある脚本”にも、敬意を表したい作品である。
<2023.1.26 公開後、数回鑑賞して、初見時には気付かなかった事を追記する。>
新しい表現のSLAM DUNK
ジャンプ掲載時は大学から社会人の何年目かまで。
連載終了後も何度も読み返し、その後はYouTubeでも何度も見返し。。。
100回は見ていると思う。(特に山王戦)
今回、あらすじ公開されず、声優が総入れ替えで、違うところで
話題になってしまいましたが、もともとアニメはあまり見ていなかったので
気にならず、問題なし。
ただ、前半戦の描写がすくなかったのは残念かな。
自信をつけたのはまるおではなく、花道だった、とか。
後半も板前さんの登場に期待したけど、違う形で表現されちゃったし、
背中を痛めた後の晴子さんへの告白?もなかったような。
流川からのラストパス前のささやき、あの名言も、練習シーンで聞かれた
だけだった気がする。
いつもなら、後半の湘北反撃開始から、一気にボルテージが上がるところ、
試合の途中、途中にいろいろなエビソードが挟み込まれるスタイルのため、
盛り上がってはトーンダウン、ということを繰り返していた。
それでもSLAM DUNKはすごかった。面白かった。
まあ、原作があれだけすごい展開、ストーリーなのだから当然。
それに、3DのCGを駆使し、スムーズに動く、選手たち。
実際の山王戦、こんなスピーディな感じで試合が流れていくのか、と感じた。
ところで、タイトルの「FIRST」の意味合いは公表されたのだろうか。
涙腺崩壊!歴史に名を刻む監督井上雄彦の最高傑作!
山王戦が本物のバスケの動きで完全再現されており、冒頭リョータと花道の奇襲、ミッチーの3連続3ポイント、試合後半のゾーンプレスからの宮城の突破、花道のリバウンド、三井の連続3ポイントでの追い上げ、エース沢北の本気、流川の布石からの高速ドライブ、桜木の怪我からの断固勝つプレイ、そしてラスト8秒最後の攻撃…。
その動きに音楽も加わり終始泣きっぱなしでした。マスクがびちゃびちゃになるのでハンカチ持参することをオススメします。
また、ギャグも各シーンの端々でさりげに入れられており、ファン心が分かってるなぁと嬉しくなりました。
丸男のくだりが無かったり、魚住のかつらむき、晴子さんへの告白シーンがなかったりしますが限られた尺のなかで演出上しかたがないことかなと思います。
今回は宮城が主人公でしたし、井上さんはスラムダンクをまだ見ていない人でも楽しめることも主軸に置いていたので、花道のこれまでの回想からの晴子さんへの告白シーンはカットしたのではないかと考えれば納得できるかなと思います。
てか、山王戦の名シーンはありすぎるんですよね。逆に名シーンを詰め込めるだけ詰め込んでもらえて私は感謝しかありません。
逆に新たに追加されたエピソードとしては、ミッチーの中学生時代が加わってます!中坊のミッチーの顔がめちゃくちゃかわいいので必見です。グレる前なのでピュアな目をしているのでしょう。 そこも書き分けられていて流石井上さんだなと思いました。
宮城のオリジナルストーリーは短編マンガ「ピアス」がベースになっており、兄を亡くしたリョータの悲しみ、リョータのバイク事故の経緯など、リョータが深く描かれます。
声優に関して、個人的に花道の声が不安だったのですが、ちゃんと花道の声になってました!アニメの声とはもちろん違うのですが、アニメは誇張版。映画はナチュラル版。
よってそのままの声優ではダメだったと井上さんが語られていて納得です。 どっちも違ってどっちも良いということで新しいスラムダンクを楽しめばいいのではないでしょうか。
最後に、井上さんは監督として映画制作の全てに携わってスラムダンクの映画化に挑んだ。井上さんが監督と脚本もしてくれて本当に良かったです。また、映画に携わられた全ての方に感謝です。素晴らしい作品を作っていただきありがとうございました。
タイトルなし(ネタバレ)
メインキャラの声に違和感はあったけど割とすぐ慣れた。リョータをフューチャーしていたということもあってか映画のストーリの内容を色んなサイト等でほぼ公開せずにしたのも結果的には良かったのかも。ファンが見たかったであろう山王戦を見れたのは本当に良かった。しかし前評判がとてつもなく悪かったから各サイトのレビューも3を割ると思ってたけど思いのほか反応は良さそう
見てきました
バスケの動きのこだわりだけはすごい。NBAを見ているよう。井上先生のこだわりを感じる。
内容は正直くそ。
原作ストーリー回想共にカットだらけ。新規回想メイン。あれで感動したとか言うやつわけわからん。
何層向けかわからん。新規は置いてきぼり。ど世代には物足りず。
元々原作が120点なんだから、色々やらかして60点に収まった作品て感じ。側だけはカッコいい。
見に行って良かったところは新たに動いてるスラムダンクを見れたところだけ。
桜木やっぱ声違和感。
安西先生もかなり違和感。
あやこさん超絶美人。
泥にまみれろ、今度は嘘じゃないっす、
天才ですからもオールカット。かっこよくバスケしてるだけ。
全344件中、261~280件目を表示










