THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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山王戦観れて良かったのみの点数
アニメ世代、漫画世代、前の声優世代
旧世代の人間なので、CG、テンポ、リアルな感じの追求、声優
全部無理でした!
宮城の過去はへーって感じ
試合内容、あー懐かしい
以上
1本の鉛筆、1枚の紙きれさえあれば
映画の制作には、多くのコストと人材が必要だ。アイデア次第で予算をかけずに面白いものを作ることは出来るが、「本当に作りたいもの」を心おきなく作るためにはどうしたって多額の費用と優れた製作陣が必要になる。
ところが「漫画」という手法は、鉛筆と紙さえあれば、どんな壮大な物語をも表現出来るのだ。言わば手のひらの中に世界を掴むに等しい。
OPにて、湘北スタメン5名が白紙の上に鉛筆描きから生まれ、生き生きと歩き出すシーンを見てそんな事を想った。
ウォルト・ディズニーが、手塚治虫が、情熱を傾けた漫画と映画の同一化もついにここまで来たのか!という深い感慨に捉われた。
スラムダンク連載終了から26年。
バガボンドやリアルを経て辿り着いた井上雄彦の絵柄は非常に写実的だ。
どれだけCGを駆使しようとも、元の絵が実写とかけ離れていては、話も「空想上の作り話」という印象を受けてしまう。(その辺りが新海誠の限りなく惜しいラインかもしれないな。いかに背景がリアルであろうとも。肝心の人物がアニメ絵なのだ)
そこを埋める為には、写実的な劇画が最適だと感じる。
令和の世に至り、マンガ・アニメは子供が見るもの、或いは馬鹿が見るもの、という偏った価値観はすでに払拭されたとは思うが、例えば「料理」にも超一流シェフの粋を極めたものもあれば、FCチェーンで不慣れなバイトが作るものもあるし駄菓子の類だってある。
「漫画」「映画」と一括りにしようとするのが誤りであって、その中には格もジャンルも多種多様なものが内包されているのだ。
そんな中で、このTHE FIRST SLAM DUNKは、実に優れたトップクラスの一品だったと思う。
26年の年月が作品に深みを与えている。原作は10〜20代の心情に寄り添っていたが、本作はそこに40〜50代ならではの懐の深い多様な価値観を感じ取る事が出来る。リョータが洞穴にて慟哭する様には心を揺さぶられた。
原作は「楓パープル」がジャンプ誌上に掲載された時から読んでいる。上手い新人が出てきたなーと思い成合雄彦の名を忘れる事はなかった。(自分もティーンズだったくせに上から目線w)
数年後、スラムダンク連載開始時には流川ではなくまったく別の主人公を立ててきた事に驚かされた。だから本作が表面上、エピソード・オブ・リョータに仕立てられていても驚きはしない。
私の中では「スラムダンク」とは「楓パープル」の延長線上であり、「え?桜木花道?誰それ。主人公は流川だろー?」というfirst impressionが消える事はない。だから、湘北レギュラー5名への思い入れは等しく平等。「アイツら」の青春グラフィティ。花道はまぁ多少比重多めのモモタロスくらいの感覚なのだ。
5名の中では1番余白の多かったリョータを切り口(言わば、映画ストーリーを前に進める切り込み隊長)に据えてきたのはストーリーテラーとして秀逸な判断だと感じた。
(リアリティラインを崩すティーンズ向けのギャグは削ぎ落とされている。コアな原作ファンこそキャラの内言語は脳内補完で済ませて、大人の眼で山王戦を俯瞰して欲しい。)
映画鑑賞中には、いつもレビュータイトルに用いたいフレーズが幾つも閃く。今回の候補は
「井上雄彦サイコー!」
「ジェットコースターのようなワクワク感」
「焦らし上手のテクニシャン」
であった。
漫画原作者が監督&脚本を務めるのはかなりレアなケースだ。
アニメ創世記から「漫画とアニメは別物」「アニメ制作に原作者はさほど関与しない」というのが一般的であり、アニメ監督には「原作などレイプしてなんぼ」とまで言う奴もいるほどだ。
しかし、今回、井上雄彦はそれを許さない。自らディレクションをこなし、
「漫画の中のアイツらが、極めて自然にそのまんま動き出し、喋りだす」という事を見事にやってのけてくれた。
制作スタッフ陣にも感謝したい。リアルさを追求するために、バスケ未経験のスタッフはわざわざバスケを習いにいってくれたそうだ。それは監督の指示ではなく、スタッフ達の自発だったらしい。
「漫画そのまんまのアニメ化」という嬉しい未来を見せてくれた彼には
「井上雄彦サイコー」と賛辞を送りたい。
あとの2つのフレーズは実は同じ事を指している。
「クライマックス?」と思わせておいて実はまだまだと焦らしまくるのだ。(笑)
本作は、最強・山王戦を展開しながら、随所に回想を織り込むという構成になっている。
観客はリョータの幼少期を辿りつつ、白熱する山王戦を観戦していく。
様々な葛藤、様々な確執、乗り越えてきたいくつもの壁が湘北を強くする。
王者山王が心を折りにきても、奴らは何度も立ち上がる。
回想シーンのメロディアスな楽曲から、ついに一転して流れるロックサウンド。
「ついにクライマックス!ここからたたみかける!」と思いきや、暫くするとまたドラマパート。
ジェットコースターに例えるなら、そろそろ最高地点に昇り詰めた!と思って疾走を楽しんでいると、またまた更に高い山が見えてくる。
今度こそクライマックス!と思っても、またまた更なる最高地点が、、、。
登山で言えば「やった!山頂踏破♪」と思ったらまだまだ小ピークだったみたいな。後半はそんなピークが次々と連なっています。
そのサディストっぷりには、井上雄彦氏ってよほど焦らし上手なんだろーなーと思うに至った次第です。
(でも、それをレビュータイトルにすると、まるで毛色の違った大人のレビューになってしまうだろうからやめましたw)
ゴホン!閑話休題。
「漫画」というジャンルの大いなる可能性。
格調高い文学作品でも、青くて熱い人生の1ページでも、壮大な叙事詩でも、鉛筆1本で無限の世界を創造し得る「漫画」
それを「そのまんま映画にする事は可能であるのだ」と証明し、希望を見せてくれた本作。
私にとっては非常に価値ある作品でありました。
原作を知らずとも楽しめるけど、湘北バスケ部各メンバーの性格や背景は知っていた方が何倍も醍醐味を味わえると思います。
※オマケ情報
98年の「ピアス」掲載ジャンプ、オークション価格が急上昇してるー。(コミックスに収録されてないから現時点では幻の作品状態だからね。)
所有しなくていいから読んでみたいだけという人は、you tubeに全コマupして下さっている親切な方がいらっしゃるので高額入札せずとも無料で読めますよ〜。
兄が釣りに行く最期の別れになるシーン、リョータが慟哭する洞穴(基地)など登場しています。
今年No.1映画
原作世代で観に行きました。最初見始めた時はCGぽいアニメーションが違和感あったけど、観て行く内にどんどんのアニメーションに引き込まれて、最後には違和感は全く無くなる。
バスケアニメじゃなく、エンタメアニメ。原作知らない人もバスケ興味無い人も、アニメ、映画好きなら是非観に行って欲しい!!!
ド迫力だったよ。
原作漫画の迫力とリアリティが、映像と音楽でガッツリと伝わってきました。
さすがクオリティ高いと思います。
個人的な好みの問題ですが、桜木の声がちょっとイメージとズレが。荒々しくガサツなイメージが丸くなってしまったことに違和感。
現時点での技術としてはかなりレベルは高い
3日目に観てきました。まず目を惹かれるのがCGのクオリティの高さです。本当にバスケをしているような動き、モーションはすごいです。歩き方、ドリブリやパス、シュートまでよくまぁここまでリアルに作ったなと。
ストーリーは特筆できませんが、肝心の試合を邪魔せずエッセンスとして作成されてます。特に試合ラストは驚きの連続です。
いろんな批判からスタートしましたが、見ていない人の批判、暇つぶしのような嫌がらせコメントは全てスルーして一度ぜひ見てください。スラムダンクの「今」を体験してください。
あと危惧されていた花道の声は私は全く気になりませんでした。むしろイメージ通りの花道の声です!他の声優さんたちの声もキャラにすばらしく合ってましたよ。
これは原作者がどうしてもやりたかった書き残し
この映画はおそらく原作者が漫画でやりたかったことだったのだろう。しかし、いろいろな理由でできなかった物を、あらためて作品にする際、自身が監督になることで漫画ではなく映画で作り上げた作品。
そもそもレギュラーメンバーの中であえて中心人物を変更したこと自体に違和感がある。
それは結局、もともとの中心人物たちの話は漫画の中である程度やり切ったのだろう。
だからこそ、漫画では過去の描写などがほとんどなかったリョータを中心とする物語にしたとしか考えられない。
今後もスラムダンクの映画があるならば、さらなる大きな展開に期待したい。
一番素晴らしかったのはバスケ描写。アニメや漫画でできなかった部分も細かく作り上げており、臨場感が半端じゃなかったし、そこにあるすべての描写に感動した。
アラフォー以上がケジメを付ける映画
スラムダンクが連載していた
当時の私は高校生だったが
30年の時を経て
新たなストーリーが展開されるかも!?
という淡い期待を抱いて
情報を一切入れずに映画館へ
展開されてたのは
山王工業戦と背番号7宮城リョータの前日譚でした
挿話というか補足的な話はあるけど
知りたいのは、そういうサイドストーリーじゃないんだよね
こういう話なら、何もこんなに時を経なくても
描けるでしょう!
Firstって書いてあるし
そんな期待をしてはいけないよなぁ
(最後にほんの少しだけあったけど)
少し残念な点として
高校生のバスケ漫画なわりに
声優陣の声色が
少々歳をとっているように感じます
私は中年のため
その声に不自然さは無いですが
当時小学生〜幼稚園児だった彼らには
おそらく少年の声には聞こえないと思います
連載が唐突に終わり
続きを待望して30年近く経っている
あの頃の少年たちに
作者の井上さんは
答えなければならない十字架を背負っていると思う
このまま尻切れで終わるのは
やはり納得できない人が
数多くいるだろう
生きているうちに、必ず書いて欲しい
OPカッコいい!
面白かった。
でも面白いに決まってる。
だってスラムダンクだから。
スラムダンクは単行本を読むと勝手に涙が出てきてしまう体質になっているので映画を観て泣けたのか、単行本を思い出して泣けたのかはよくわからないが、ジャンプで初めて最終回まで読みきった時の感動と想像していた期待値は上回ることはなかった。
本作はストーリー上クライマックスである山王工業戦にフォーカスしているので頭から盛り上がらざるを得ないのだが、人物のヌメっとしたCG映像と合間に差し込まれる宮城リョータの生い立ちが水を差す。
TV版アニメから声優が変わったことが物議を醸し出していたようだが、自分的にはそれほど違和感を感じず、良かったと思う。(桜木は少し気になったくらい)
迫力のある圧倒的な画力が評価されている漫画家が監督、脚本を兼ねているということなので、OPの様なデッサン画との融合などもっと「ならでは」のチャレンジをして欲しかったと思う。
原作者が「何を映像化したかったか?」を理解すると高評価にしかならないリブート作
旧TVアニメ版に対して原作者の不満点を監督・脚本・作画スタッフ・声優が理解して「見せたいモノは何か?」を2時間という制約の中で余分な要素(ギャグ場面)を極限まで削り取って映像化した珠玉の作品。
「見せたいモノ=(セリフではなく)圧倒的テンポ良いスピード感と作画のリアルなバスケ」で実際の大きさのコートサイズ、キャラクターのCG作画、背景の手抜き観衆や必要以上に演技しすぎない声優陣、余計な効果音の排除など総ては井上雄彦の「バスケを魅せるための美学」と思えば全て些事なこと。
特に試合ラスト2分の作画は原作に近づけるべくこの為に作画のマンパワーを温存してたと思われる。
バスケの動きがリアルで臨場感抜群!まさかのハンカチも必要だった!
スラムダンクが大好きで、特に今回の部分は何回も何回も熟読して次のセリフがわかるくらい大好きな漫画です。
だからこそ、アニメも当時全部観ていたので声優さんが違うと発表された時はドラえもんみたいに、ちょっと違うっ!ってなるかもなと心配していましたが、声優さんに詳しくないのと元々マンガ派だったからか、割と以前の方達に寄せてるのでは?という感じがして私は違和感なく観れました。
熟読されているファンの方達は原作通りに進めてほしかったという評価をよく見かけますが、私は逆にカットされてしまったセリフなども勝手に脳内再生されていたので、サイドストーリーとしてフィーチャーされているキャラクターにより感情移入できボロ泣きでした!当時では知り得なかったエピソードもあり、キャラクター達の事もそーだったのかーとかもあって本当に胸アツでした!
また試合の描写もすごく動きがリアルで臨場感があって、本当のバスケの試合を丸々1試合みたかのような興奮があり、手に汗にぎりながら、息をのむとは、こうゆう事だなと感じました。思わず声も出そうになってしまう没入感もあり見応え抜群です!!
劇場出てから頂いた特典の飲み物の意味も…
胸アツ…
最後まで良い演出をありがとう!!!
大人になって処分してしまった漫画を、また読みたいと帰りに大人買いしてしまいました。
不安も吹っ飛ぶ最高の出来
終始泣いてましたw
オープニングはファンなら絶対感動する
あのメンバーが動いてるだけで泣く
声優も桜木花道以外違和感なかったし
花道も最後ら辺は少し慣れてきた
ちゅうかめちゃくちゃ良かった!
絶対観に行った方がいいよ
ちなみに原作とテレビアニメ全部見てます
ロック❣️+ これを観ずに年を越せない❣️
漫画のバスケ青春ものということしか知らずに観た。全体の空気感がシニカルがかっているのは、それが中高生の空気感の特徴の一つになっているからなのでしょう。言葉少ない、日本的、世代特有の空気感。この部分は私はあまり好きではないのですが、それを帳消しする位の、吹き飛ばすロック感が凄いです。映画全体がロックしている❣️ 映画の根底に流れるこの感覚は日本だけでなく色んな青春物映画に共通していると思う。この控えめだが心に来る圧倒的な高揚感❣️ トレインスポッティングを思い出した。
💫PS: 年末に自分の中で行けてる映画を観たくなって、ロック感のあるスラムダンクを再観した。当然今回は話を分かって観たのだけど、今回の方がグッと来て感動した。この映画、この漫画の本当の凄さが分かって来たのかもしれない😃 現状を打破するロックと同化❣️自分も何か突き抜けたことをしたくなる❣️❣️ まさに「これを観ずに年を越せない!」映画⛹️♂️🏀
傑作
手に汗握る展開、1人の半生を紐解き、各人の半生も。映像も実写と思わせる出来。そこにキャラクターが入り込む。
実写盤要らないんじゃないのレベル。
まあ、耳をすませば の例もあるので
ただ、アニメの新しい可能性を感じられた。
もともとのネタが素晴らしいので、より感動的でした。漫画家さんのレベルは、すごい😆⤴️
すばらしい体験をした
時代も人間も変わっていくのがあたりまえであり、本作をみずから監督した原作者でも、それは同じである。
連載時、テレビアニメ放映時に諸般の事情や技術的な問題で表現できなかったことが、令和の今できるようになり、過去の作品をアップデートしたいと思うのはクリエイターとして自然なことだろう。
そのおかげで過去の物語と整合性がとれなくなったり矛盾が生じることなどは、些末な問題である。
とはいえ、本作の主人公に据えられた宮城リョータをはじめとする湘北メンバーの人間関係や過去などに大きな違和感を感じることはなかった。
単行本で数冊におよぶ激闘の最終戦を2時間の映画におさめるのである。
とうぜん全てを見せることはできない。
苦渋の決断でカットしたシーンは数えきれないだろう。
身を切るように原作のエピソードを削ぎ落とした結果、すばらしくスピード感と緊張感のある映画に仕上がった。
終盤の攻防などはまさに息を飲む、一瞬とも永遠とも思える没入感と、全てが終わったあとの脱力感。
これまで鑑賞した映画の中でも稀有な体験をしました。
これほどの映像を見て、なにも感じずに酷評をしている人がいるのは信じられない。
過去にとらわれて新しいものを受け入れられないのは勿体ないし、哀れだとも思う。
今作で描かれた宮城リョータについても、彼はこんなキャラクターではないと批判する声がある。
しかしそれは今まで語られなかっただけで、作者の中にはずっとあった、あるいは冒頭に述べたようにアップデートされた宮城リョータ像なのだろうし、他のキャラクターについても語られなかった逸話が出る度に「違う」と批判を続けるのだろうか。
世の中には、名作と言われながらもアップデートされずに忘れられていく作品が無数にある。
そんな中、最高の形で新しいものを見せてくれたスラムダンクには、感謝しかない。ありがとう。
バスケ楽しいよね
そもそもバスケが好きである。
アービングが推しであるw
(ああゆうプレイが好き)
そして、ライブが好き、フェスが好き!
(今は職業的にコロナで行けていない…)
SLAM DUNKはアニメも漫画も少しずつ見てた位。
アニメの方はアニメ感と作画の崩れのせいで見なくなってた。
キャストが一新されたけど、なんかいい意味でリアル感が増して(ギャグ感が無くなって)全然良かった。
予告映像が出た時モーションキャプチャーに違和感を感じたけど、本編見て、動く「原作」漫画感、崩れない作画に違和感は打ち消されていくので大丈夫だった。
むしろ、バスケの緩急が伝わる。
あの試合に向かうオープニングの高揚感!
あと、10-FEETの曲のbpmが本当ピッタリだった。
TAKUMAありがとう、バスケにドキドキした!
(劇伴や曲をとやかく言ってる人もいるけど、10-FEETとthe birthdayだぞ。渋いだろ!)
音響のいい映画館で見ることを強くおすすめする。
バスケの試合を観た
って感じです。
漫画もTVのアニメも観ていないおじさん?お爺さん
ですが、白熱の試合を観たと言う感じ。
漫画は桜木花道赤ボウズの話かと思ったが、
映画は沖縄からきた、宮城の話がだいぶ多いと思う。
宮城は神奈川にきて、初めの高校から花道の学校と
転校してるのかな?勘違いかな。制服姿が変わった?
だいぶ人気の漫画だから、お客さんも多いだろう。
『リアル』風スラムダンク
【期待と不安】
原作・テレビアニメ共に幼い頃から親しんできたので、映画化発表当初は「絶対見たい!」という期待の気持ちが強かったのですが、公開が近づくにつれて開示される情報の少なさや声優交代の発表。また、テレビアニメには手厳しい発言が多かった原作者の井上先生自らが監督を手掛けるということでどんなクオリティの作品を観せてくれるのだろうという期待と初監督で1つの作品を作り上げることが出来るのかという不安が入り混じり、正直観ずに思い出のままにしておこうかとも思いました。
【大前提】
宮城視点の山王戦。
湘北メンバーどころか山王メンバーも説明なく当たり前のようにいるところから始まるので原作を最後まで読んでいることは大前提。一見さんお断りと思い切った構成だったが観客は高校生が多め?
【ストーリー】
スラムダンクでは3年生メンバーの過去は結構語られていたり、流川は彩子さんと同中なのでバスケ漬けの生活をしているのは想像できるけど、桜木と宮城の私生活は本当謎。今回は宮城が取り上げられている(興行が良かったらセカンドもある?)。
宮城のエピソードの入れ方は同じ井上先生の作品『リアル』のように重く暗くずっと纏わりつくけど、パラパラとあっけらかんともしている。作品の絵柄も原作よりも『リアル』よりで、現在の井上先生だからこその作品といった感じ。
宮城の家族のエピソードは泣けるし、他メンバーもそれぞれ見せ場があり、バスケの動きもさすがだけど、やっぱり原作あっての感動なので、1本の映画としての完成度といわれると微妙だけど、スラダン映画としたら文句なしのできだと思います!
【ここだけは…】
やはり声優交代はきつい…
特に桜木花道!もうジャイアンじゃん…( ; ω; )声優さんも作品のイメージがつくと大変なんだろうけどもう少しどうにかならなかったものか…
あと、口が動いてる画以外でセリフが入ると一瞬誰が喋ってるのか分からなくなるのよ…
全866件中、701~720件目を表示