THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
全867件中、41~60件目を表示
ハードル上げ過ぎた^^;;;
自宅レイトショー『THE FIRST SLAM DUNK』Netflix
1年半前に公開され空前の大ヒットのTHE FIRST SLAM DUNK
劇場で観よう観ようと思いながら座席ボタンを押さなかった作品
連載・アニメ化されてた頃は、20代の一番忙しい時期だったので・・・
アニメ特番で流れるシーンくらいしか知らない、レビューも未読なナチュラル感想
ん!?
これって主人公変えた違う目線での物語なのね^^;
普通に面白かったので、大画面で観るべきだったと思いつつも・・・・
ハードル上げて観たので、思ってたよりアニメーションの躍動感感じないし、回想シーン多く試合に集中出来なかった。
私的には、同じく漫画未読ながら・・・
同時期に公開されてた『BLUE GIANT』の方が、ガツン!と面白いはずって思いは確信に変わった。
結果3回観に行ってCDまで買いましたしね^^!
「おう、俺は三井。あきらめの悪い男…」
原作漫画のリアタイおじさんです。もちろん大フアンです。でも映画館で鑑賞する事を断腸の思いで、あえて自重していました。
なぜかと問われれば…んなもん間違いなくゴリなみに号泣するに決まってるからだ!いい歳して恥ずかしいわ!自宅で一人、家族シャットアウトしてサブスクで鑑賞して、思う存分号泣しました。
で、ようやく落ち着いたので感想を。…井上先生、命削りすぎですよ。一部ファンから苦情が挙がった、カットした名シーンも個人的には納得出来て、どんだけ長い時間かけてマッシュアップした作品なのかがよく判りました。
原作作成時に宮城リョータをもっと描きたかったという後悔からなのか、リョータ目線で進行させたのも理解できるし(これが原作漫画とは別の新鮮みを与えてくれた)、CGを効果的に使用することに成功していて、一部彩色無し線画のみにすることにより漫画っぽさを演出したり、逆に描写スピードに緩急をつけて漫画では出来なかった表現を演出したり。ボールがゴールする瞬間の、静寂とリングネットのリアルな揺れがとても印象に残りました。
またこんだけ1シーン1シーンの隅々まで凝視したアニメもなかったなー。よく見れば漫画では小さな1コマで描かれているギャグシーンが攻守交代時に差し込まれたり、CGのおかげもあって、重心の掛け方すら把握できるくらい繊細な作画とか。セリフもストリーもすでに完成されている作品なので今更何の批判も無く、私個人としては何ひとつ文句はございません。最高でした。
しかし、この作品。原作完結から数十年たって、どうして今でも人を魅了できる作品なのか。山王戦が奇跡と感動のジャイキリだから、だでは無く、おっさん特有の懐古主義や青春ジュブナイル作品だから、だけでも決して無く。登場人物全員、「バスケットボールに真摯に向き合ってる」それを見てる僕たちが痛いほど理解できて愛しいくらい完成されたキャラクターだからなと。まとめるとそういうことだと思います。
今後井上先生、どうすんですかね。アニメ映画監督としても専業と遜色ない力量だし。でもやらないかな。それに、こんなクオリティに業界全体が引き上げられたら、他のアニメスタジオ辛すぎますって。…ゆっくり「バガボンド」でも届けてくれれば嬉しいですね。
どうでもいいことですが、わが人生に心残り(山王戦アニメ化)だったことがまた一つ、解消されました。今はとても清々しい気分です。
原作読みたい
2024年6月18日
映画 THE FIRST SLAM DUNK (2022年)鑑賞
原作を読んだことがなかったし、アニメも見たことがなかった
でも、周りがみんな知ってるから、登場人物の名前は聞いたことがある
そんな状態で見たけど面白かった
原作はネットで読めないみたいだし、アニメを配信で見るしかないかな
口パク「左手は添えるだけ」
全体的にすごかったんだけど、心底すごいなと思ったのは、最後の流川が桜木を見た時のシーン。
口話が読み取れる(読唇術ではない)自分から見ても、アニメなのに「左手は添えるだけ」と桜木の口パクが読み取れたのよ。
(通常アニメはセリフと関係なく適当に口が動いてるだけ)
そこまで意識して描いてたのかわからないし、ただあのシーンで桜木が言うなら「こうだろっ!」てのはあったかもしれない。
逆に、そうならそう読ませたあのシーンが凄すぎる。
理想的なアニメ化
元々原作者の井上雄彦先生が、自身の漫画「リアル」にて、
スラムダンクのアニメをみて不満を垂らすシーンを登場させる程、
TVアニメに不満を持っていた。
未アニメ化に終わった山王戦の映像化を希望する声を受け、
やるからには自分が関わろうと決意。
その決意は本物で、作品から並々ならぬ情熱を感じ、
そしてその完成度は素晴らしいものでした!
何よりそのアニメーションのディティール!
マンガがそのまま動いているかのような感覚!
斬新かつ新鮮!ひとつのアニメーションの到達点だと思う。
やっぱりラストは知っているけれど、興奮し鳥肌モノ!
これを観れただけでも幸せ!
原作者が自分の意図したとおりに演出されているので、
マンガの理想的なアニメ化だと思います。
「知らない人には初めての、知ってる人には、
知ってるけど初めて見るスラムダンク。
そんな感じで気軽に楽しんでもらえたら嬉しいです」
と語っている。
だから声優陣も一新したのだと思うのだけど、
声優陣も気に入ってなかったんだと個人的には思ってます。
欲を言えば、やっぱり「その後」を井上雄彦先生が映画化してくれたら
こんなに嬉しい事はないんだけどなぁ・・・
ツバメとんがって愛を撒き散らす
オープニングがらかっこよくて、
忘れかけていたスラムダンクを思い出しました。
新しい視点で、尚且つ名シーンもしっかりと描いてあり、とてもとてーも満足です。本当に素晴らしかったです。
スラムダンクの原作が始まった頃は、歳上だった桜木花道がいつのまにか歳下になっていたことを思い出しました。
たった数ヶ月の話なんですよね。
その後のもちょっとだけあってサービス満点でした。
まさかの新作だった!
情報ゼロだったので、今更TV版の再編集映画!?と思って期待せずに見たら全然違った。主人公を変えるというのも新鮮でいい。でも試合自体は漫画そのものという、あまり見たことないパターンだが成功してる。
評判通り面白かった
大衆ウケしてる映画は大体肌に合わないけど、これは評判通り面白かった。
絵は、作者の今の画風でリメイクして味のあるキャラになってたし、アニメーションも漫画が動いてる感じで2,5次元って感じで好みだった。
しかし、やっぱり漫画の基礎知識は必要で、全巻読んだけど、ハマりはしなかったから記憶が曖昧な自分はギリギリ楽しめた感じ。
しかし、それも昔は自分の頭が悪かったからか、漫画を読んでもよく理解できなかったが、この映画を見て試合の流れの緊張感、キャラの心情と成長、安西先生が如何に名監督がか、わかり易く読み取れて面白かった。
しかし、批判するとしたら現在と過去を行き来し過ぎて集中力が途切れがちに。
格好良く魅せたいのはわかるが、演出を入れすぎて見どころが掴み難いのがBADポイントと思えた。
レビューを読んでると、やはりファンにはウケが良いが、オタクには不満な作品みたいだね。
最後に言わせて欲しいのが、1番の良くなかったと感じたポイントは、ちょう個人的な感性の問題なのだが…
何度聞いても、やっぱり主題歌が絶妙にダサい!!
ぶちかませ
伝説の12秒、無言の46ページ。当時、井上雄彦の画力の凄まじさに息を呑んだものだ。
それから何年経ってもスラダンのキャラたちは私の心の中に住んでいる。誰が一番好き?なんて聞かれても全員好きとしか言いようがないよね。もはや私も湘北チームの一人なのよ。笑
本作はリョータちゃんのお話。面白かったです。
群像劇として色んな登場人物の物語を見てみたくなる。
名言も数々聞けて大満足。本作とは関係ないけど、個人的には仙道さんの「あわてるこたーない、さぁ行こうか」が座右の銘。
それにしても流川と花道のタッチはこの世で最も美しいな。
熱くなります。
気になっていた作品でしたがコロナ禍より映画館に行きづらくなりNetflixでの配信でやっと視聴できました。素直にとても良い作品でした。この手の作品ですと変にケチつける承認欲求高めのアンチや、サブカル通ぶって批判したがる虫が沸きますが、そんな雑音も吐き飛ぶほど、124分しっかり楽しめました。フツーの一般的な感性を持っている方、全ての方におすすめします。
原作とは別視点の山王戦🏀
2024年6/10〜6/13に大事に少しずつ観ました。
原作とは異なる視点。宮城リョータを主人公に据えて、ポイントポイントで過去を遡り、メインは強豪の山王工業と湘北高校の激戦です。
スピード感、迫力はさることながら、何よりも評価したいのは、開幕から終幕までの間、少年マンガ特有の“やかましさ”を感じさせない点です。
少年マンガ原作のアニメを思い出して頂けば、容易に想像出来ると思います。犬猿の関係の登場人物ふたりがギャーギャー言い争うシーンや、ことあるごとに技の名前を叫ぶ登場人物などなど。
叫び声が長時間続くと、観ていて頭痛を覚えることもあります。
本作にはそれらが一切なく、目を離せない迫力のシーンをストレスを感じることなく、集中して観ることが出来ました。叫ばなくても、うるさくなくても、興奮できるし感動もできます。騒がしさに頼っているクリエイターの皆さんには、本作を見習って欲しいものです。
120分超えの尺は少しネックですが、中弛みはありません。ネトフリで観て英語字幕がなかったのは意地悪に感じます。日本で暮らす英語圏の外国人の方にも是非観てもらいたいので、英語字幕を切望します。
子供から大人まで楽しめるバスケ映画です。
ご家族でご覧ください!!
背番号7番のリョータの熱い思いと湘北 vs 山王工高を丁寧に描いている
バレーネーションズリーグ日本対カナダのTV中継を観戦。白熱した試合で盛り上がり、スポーツ系の映画が観たくなり、2年前に話題になった今作が配信(Netflix) にあったのでプロジェクターを使って大画面で視聴した。
序盤は小柄な宮城リョータ視点で始まり、コミックもアニメも知らなくても没入感があり、バスケットのルールもあまり知らない私でも楽しめた。
本来の主人公(桜木花道)も奇跡を起こし大活躍する。
結果的に誰が主役か特定するのが難しいのだが、そこも良いポイント。
絵が動いている感覚と実写のような滑らかな動きで、見応えがある。
音にもこだわっている。
タイミングよく回想パートに入り登場人物に感情移入もできて感動した。
映像じゃなく同人誌で良かったのでは、、、
スラムダンクも世代です。ただ、アニメはほぼ見ていません。もちろん、スラムダンク全巻もっていたくらい好きでしたよ。私は良かった映画のレビューしか書きたくないのですが、あまりに手放しの賞賛が多すぎて怖くなったので、正直な感想をかこうと思いました。
冒頭、オープニングが終わって試合の描写を数分みてこれ以上見ていられなくなって消してます。そのくせレビュー書くのかと思われるかも知れませんが、理由は上記の通りです。
監督が原作者さんだそうですが、やはり映像のプロに任せるか、同人漫画としてこのエピソードを配布した方が良かったのではないでしょうか?
バスケシーンがリアルなのに、人間ドラマのシーンは演技が棒。バスケシーンのような動きを基準として、声優にも自然さを求めるのなら、セリフ間の呼吸による体の動きくらい入れるべき。
演技だけじゃなく、カット割やカメラワーク、色と照明の使い方もメリハリがなくセンスも感じない。一体どこを見て欲しいのか伝わりにくいので、眠くなります。
海に実写を素材とする程にリアルさにこだわるのなら、空気中に飛んでいる虫や埃くらい意識してください。
オープニングの鉛筆書きのアニメーションも、昔あった資生堂unoのCMのようにしたかったのでしょうが、あれは2Dアニメーションのプロによる演出があったからカッコよかったんです。今回のは間延びしすぎ。せっかく書いたし全部つかわなきゃ、みたいなセコさも感じます。絵コンテが良くないのでしょうか?
今回のアニメーションは3Dゲーム屋が頑張って漫画原作に寄せましたって感じで、とても残念です。井上先生は本当に映画の出来に満足しているのでしょうか?
多大な人材と労力をかけた作品にこんな事はいいたくないですが、これを最高峰のアニメとして位置付けしないで欲しいです。
映画としての非常に面白かった!
原作が終わってしばらく経っているし、新しい切り口で制作したいという意図が伝わってきた。声優交代も納得だし、試合の緊迫感の演出も過剰ではなく見事だったし、描写力も高い。宮城リョータの過去や沖縄出身の設定など賛否両論あるが、その部分が映画としての深さを生み出していたし特に違和感はなかった。批判している人たちはやはり原作アニメの頭しかないこと、桜木花道こそが主役であるという固定観念から抜け出せないのだと思う。改めて、スラムダンクの主役は桜木花道ひとりではなく宮城リョータ、三井、赤木、流川などメンバー全員なのだと思ったし、作者にとってもそうなのだなと感じられた。前半部分は多少説明的でテンポがよくないところもあったが、最後の試合を決するシーンの見せ方はなかなか見事だったし、作者が作りたいスラムダンクになっていたと感じた。
映像化であって映画化ではない
スラムダンクど真ん中世代で小学校から今現在まで(コロナ禍を除いて)バスケをやっている身からすると、旧アニメを見ていたときのコートどこまで続くのって思い出や、漫画を読んでいたときの興奮は排除できないわけで。
今回配信で見られるということでやっと見ました。
これはスラムダンクのバスケを表現したいという思いのもとに作られた映像作品であって、スラムダンクという作品の映画化をしたいわけじゃなかったんだな、という感想です。
バスケはかなりリアルに描写されるようになってそこはかなり楽しめました。最後の30秒の攻防は素晴らしかったです。バスケは数秒あれば逆転できる、終了ブザーがなるまでは何が起こるかわからない面白さ、漫画の緊張感をそのままに「映像化」したようで見入ってしまいました。
ただバスケって(というかスポーツ全般だと思いますが)、主観時間と客観時間が結構違うんですよね。プレー中はマッチアップしてる相手との相対で時間を感じるので、自分や味方の動きを遅くも速くも感じたりするんですけど、この映画はすべて客観時間なのが映像的に単調に感じました。客席から撮影したビデオを見てる感覚というのが近いですね。
そしてまさか、スポ根青春漫画にこんなシリアスなエピソードを入れ込むとは。これは思った通り賛否あるみたいですね。
そして人間ドラマがそれ以外ほぼすべて省かれているので、スラムダンクの面白さのほとんどが失われてしまっているのが本当に惜しい。
声優さんの演技もだいぶ抑えた演技指導のようで。「どけミッチー!!」の部分なんて漫画では絶叫しているように思えるけどだいぶあっさりしていて。「返せ…」の部分は激痛を堪えながらも腹の底から絞り出すような声かと思っていたら思った以上に軽い口調で。
全体的にもう少し外連味がある演出でも良かったんじゃないかと思います。
このスラムダンクにZARDのマイフレンドが響き渡るのは似合わないですねえ。個人的にはEDでそれが流れただけで名作になるんですが笑
重力と慣性のメリーゴーランド
原作も知らず、バスケも見ないというのに見てしまった。
特筆すべきはこれほどモーションキャプチャー向けの絵柄はあろうか、
というほどに絶妙なキャラクターデザイン。
縦横無尽と破綻することなく繰り出される試合映像のカメラアングルは、
実写では無理だろうトリッキーさ。
あいまり醸し出される爆発的なリズムとスピード感は、
重力と慣性のメリーゴーランドだ。
これは病みつきになりそうだと思わずにおれない。
合間に挟まれるドラマ部の、真逆と静かで陰鬱な展開が
試合を単なる勝負に終わらせないところもいい。
逆境、負けない、乗り越える、青少年はジャンプの王道だと感じるが、
このドラマ部がどこかハードボイルドでもあることから、一味違って没入しながら見てしまった。
(かといって泣かせにかかるワケでもなく、そこがまたいい仕事してる)
原作に詳しい人ならさらに胸アツなのだろうが、細かいところが汲み取れず残念。
主人公ら高校生なんだよな、と時折、我に返る。
青春がここにはある!
努力し続けること、仲間と共に目指す姿に心が掻き立てられる!!
誰しもが聞いたことのある漫画で、
公開されてからは大人気でロングヒットの作品。
私も漫画が大好きで読んでいたので、映画化は待ち遠しかったです!
主人公の桜木花道はバスケットボール初心者。
高校生になり、ひょんなことからバスケットマンになると決めて、やんちゃだけれど実力はありすぎるほどのメンバーとインターハイ出場・全国制覇を目指す熱い青春バスケ漫画。
映画では漫画の名シーンから映画オリジナルの内容が詰め込まれていて、初めて観る人も原作のファンも楽しめる作品となっていました。
私は漫画を読んでいたので、アニメで観れなかったあの名シーンが出てきたり、映画での新情報を得られたりと興奮が止まりませんでした。
初心者だった花道の成長も見どころですが、バスケはチームプレー。
仲間と反発しあいながらもひとつの目標に向かって切磋琢磨していく姿は、感動します。
お互いを鼓舞し合いながら、勝利へのこだわりや一体感はみているこちらもハラハラしました!
(結果は漫画で知っているのに、、)
私も事業を通じて仕事仲間たちと日々あれこれ切磋琢磨しながら共に過ごす時間は、かけがえのない時間です。
仲間に囲まれて仕事することの楽しさは、青春を過ごしている感覚と近いかもしれません。
何度も観たくなる熱い作品でした!
全867件中、41~60件目を表示