THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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作者の意思を最大限に尊重している
そろそろ100回超える。
懐古厨だったり新しいものを受け入れられない人には少し難しいのでは、と思った。
あと本当に原作しか読んでいない人にはなんで?になる点が多いのだけどこれらは原作以外から作者からヒントが出されていて、その答え合わせがしっかり提示されている良い意味で作者の意思が最大に尊重されている映画だと思う。
カットされた部分などに批判があるけど、あれは花道目線で重要なわけであってリョータ目線ではそうでもないのでカットでいいの。むしろ花道の怪我も主役を食ってしまう場面なのにあのようにいれたところは尊敬する。
あと包丁持った魚住がコートに乱入なんて今の御時世コンプラ的に出来ないこととかも含めて考えて見たほうが色々納得できていい。
もはやスポーツ観戦
原作のあるアニメ映画は、原作を知っていないと理解できないのもなんだかなぁと思うし、逆に原作を知る事で映画の面白さを底上げできなければ映画化する意義もないよなぁと思うが、
THE FIRST SLAM DUNKはその2つを同時にクリアしていたと思う。
賛否ある全篇CGは、個人的にはかなり良かった。そもそも私はスポーツ観戦は大好きだが、アニメなどは全く観ず、ことスポーツを題材にしたアニメ、漫画などは独自の世界観を希求するのにスポーツそのものの奥深い面白さを端折ってる事も多く、それは仕方のない事だとは思いながらも、自分の性には合わないので敬遠してきた。
その点、THE FIRST SLAM DUNKは明らかにアニメよりもスポーツの方に寄っていて、監督井上雄彦氏の「試合を観てほしい」という想いが前面に出ていた。
やや、人の死が多いように感じた。人の死に伴ったキャラクターの心理描写などはリアルで丁寧に描かれてはいたが、その鬱屈とした雰囲気をスポーツによって全て晴らす事ができたかどうか怪しい程に負の感情に重力があった。
映画化にあたって、主人公を悲劇的に演出することはドラマツルギーを生み出す為の一つの技術だと理解はしているが、死をもってしかそれを成し得ないというのは映画の可能性を否定してしまっていると思う。
常識を蹴破って、新しいことに恐れず挑戦し続ける井上雄彦氏なら、実際的な死を描かずに死を感じさせること、いつも死が隣り合わせにある緊張感を作り出せるハズ!そのハズ!
あとBirthdayと10-FEETがメッチャかっけーから、まだ観てない奴はそれだけでも観ろ!
山王戦最高に熱い試合だった!
初めは良い出だしで試合が進んで行くんだけど、徐々に王者に弱点を突かれてチームとして瓦解していく湘北。ただ、湘北のメンバー1人1人が色んな思い、苦悩、困難を抱えてそれと向き合う描写の中で劇的に成長し追い上げて行く様は最高に興奮した😊
スラムダンク初めて見た。
原作流行ってた時は別ジャンル見てて
超巨大ジャンルとなっていたスラダンは「後でいいや」って
見てなかったので、情報少なめで映画を見ることできました。
NBA選手のような動きやフェイク、カウントダウンする時間
との戦い、など実写っぽい雰囲気感じました。
だけどどうしてもその動きが、特にベンチや観客の動きが
ゴム人形みたいに感じる00.1秒くらいの動きが散見してて、
普通に(の?)アニメだったらもっと没頭感あったなーって
最後まで引っかかってしまいました。
アニメって実写に近づけるの=リアル化って必要ですかね?
アニメにリアルさを感じるのは3DとかCGの力じゃない
要素が最終兵器だと思うんですが違うのかな…。
最後桜木花道のシュートは入ると思ったし、
流川がパス出すと思ってたので、だと思った!!!!!!
ってガッツポーズしちゃいました(笑)
少年ジャンプ、漫画王道を強く感じました。
復活上映ということで前回と合わせて2回目になります
1回目は特定の人にフォーカスされてることを知らなかったので、楽しく見つつも何となくモヤモヤした気持ちがありました。
が、2回目はそれを知っていたことと共に、程良く内容も忘れていた頃だったので1回目より楽しく鑑賞することができ満足できました。
上映時間が長いのでトイレ調整をうまくコントロールすることは忘れないようにしたい作品です。
2回目もオオスメの映画なのではないかと思います!
復活上映で見ました。
人気作品ながら、前情報何も無し。
原作、アニメ等見たことがなく、『バスケットのマンガでしょ?』って程度の認識でした。
人気作品だったので期待してたのですが、総集編なのかな?って感じの作品で、人物紹介に終始してたので、泣くほどの感動は無かったです。
でも、私のような初心者には、とても見易い作品だと思います。
今ごろ初見
劇場で観たいと思いつつも本上映時は足を運べなかったので、ここに来てのリバイバルはありがたい限り。
ゲームの臨場感は凄まじく、選手が魅せるテクニックに実際のスポーツ観戦さながら「おぉ」と唸らされることも。原作者自ら監督、脚本を手掛けた熱が伝わってくる。
ただ、湘北のキャラクターが皆魅力的がゆえ、特定のキャラにフォーカスした演出はバランスをやや欠いた印象。山王戦に至るまでの各キャラの名場面をもっと散りばめて欲しかった。
チバユウスケの声だ!
宮城家再生のものがたりが差し込まれていた。
父親が亡くなり、兄も亡くり、
沖縄から神奈川県に引っ越してきて。
山王勝つことと、苦難を乗り越えることがオーバーラップしていて感情移入がしやすかったです。
気づいたら夢中で見ている自分がいた。
2Dキャラと3Dキャラの境界が気になるなー、とか
背景美術が雑だし全然動かないなー、とか
テンポを狂わせる回想が多すぎて怠いなー、とか
色々言いたい事はあるんですわ
色々
でも
そんなもの引っくるめてどうでも良くなるくらい、
いつの間にか夢中になって見てました
俺はバスケのバの字も
ましてスラダンも殆ど知らないただのガンダムオタクです
でも、
そんな俺のハートをも熱くする何かがこの作品にはありました
アバンのラフ、デッサンが少しずつ仕上がってアニメーションになってく過程
震えたよ
ラスト40秒
なんだよあの演出
あの緊張感
たまんねーよ
最高かって?
最高だよ!!
リョータの過去と山王戦がメインストーリー。 原作マンガのカラーペー...
リョータの過去と山王戦がメインストーリー。
原作マンガのカラーページが立体感つけてそのまま動いてるようなアニメーションがすごい。
井上先生のペンタッチも忠実に再現されていてテレビシリーズもこのアニメーションでリメイクしてほしくなる。
あとバガボンドも。
エンディングの10-FEETが良い。
沖縄と神奈川を結ぶ心の糸
最近男子も女子も日本代表が強いので、テレビでバスケを観戦するようになった。
本作を観て驚いた。実際の試合さながらの臨場感。そして迫力。
究極のリアルを追求するスタッフのたゆまぬ努力がうかがえる。
みんながおもしろいからというので観ただけなのに。
なぜか兄の面影を追う主人公宮城に感情移入。
沖縄と神奈川を結ぶ心の糸。
兄と家族の思い出を蘇らせる絶妙な演出。
同時代に本作を体験していなくても、このインターハイ決勝の長回しは印象に残る。
バスケを全然知らなくても、リバウンドを奪取することの大切さが伝わってくる。
俺たち仲が悪いけどこの試合は勝とうぜ、と皆を奮い立たせたキャプテンの言葉も印象的だった。
グイグイ引き込まれるのに何かが足りない…
漫画『スラムダンク』を連載中に見ていたという老人なのですが、理由はよく覚えてないけれど、面白く読んでいた筈なのに、途中で読むのをやめてしまった作品です。
同じ作者による『バガボンド』はめっちゃ面白くて、今度は絶対最後まで見ようと思ってたのに、連載再開は未定、、、なんなんですかね?
で、今回のこの映画、確かに漫画それ自体がぬるぬる動く感じで、すごいんですよ。バスケがこんなかっこいいなんて、私はバスケは全然興味なかった人なので(最近は日本が強くて少し興味が出てきましたが)、いやー、バスケいいじゃん!って思わずにはいられない的な何かを感じました。
が、しかし。
どーもこう、井上氏はどっか、表現を控えめにしようとしてる感がありありで、特に最後なんかそうなんですけど、ジャスト0秒で入った瞬間に、普通に割れんばかりの会場の歓声とかでいいと思ったんですよ。それなのに、めっちゃ控えめっていう。
それに最も残念だったのは、物語がリョータを中心に展開していくっていうのはナイスアイデアだと思ってたんですけど、本当の最後は花道だろ!って思いました。なのに、背骨やってるっぽいのに、試合後以降が完全に無視されてるって、そりゃダメなんじゃないの?って単純に思ってしまいました。
というわけで、個人的にはどーも納得いかんと星二つ。
素晴らしい映画だとは思うんですけど、、、うーむ。
おもしろかったけれど
宮城が主人公なのはそれはそれでおもしろかったけれど、どうしても花道が主人公らしく誰よりもキャラが立っているのでなんとなく視点がぶれる瞬間がなくもなかった。
やはりそこに辿り着くまでの軌跡を細かく知っているのと知らないのでは感じ方も違ってくるかな。
原作を読んでいて良かったと思う。
それでも結局事実として非常におもしろかった。
原作未読、でもおもしろかった!
テニプリ・黒子のバスケ・ハイキュー世代を
「スラムダンクは有名なのは知ってるけど一つ上の世代のものだよね〜」と読んでいなかった。
会社であまりにもスラムダンクの話が出るので、遅ればせながら映画視聴。
開始5分で「やばい!登場人物が何もわからない!」と焦って一時停止して、
・赤毛はヤンキー、バスケ初心者だけど天才
・寡黙で速い人
・司令塔は天才の兄がいるけどずっとバスケやってきた
・ガタイのいい人は不遇の時代を耐えてきた頼れるボス
・怪我で不良やってたけどまたバスケに戻ってきた人
ってところまで情報仕入れて見た。
いや〜おもしろかった〜!!
最初はアニメの作り方がぬるぬるしてて慣れない〜(進撃とは違うぬるぬる感)と思ってたが、すぐ慣れた。試合に集中できてよし!
原作とどう絡んでいるかわからなかったけど、途中にある山場の一試合なのね。
ぜひこれは原作も読んでみたいなぁと思わせられました。
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