THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
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数年前の焼き直しだと舐めてました
正直、見る前の不安要素はたくさんありました。昔のヒット作、原作者が自ら監督、漫画もアニメも過去のイメージが強すぎる等々…。しかし、勝手に思い込んでいたそれら不安要素は、逆に強みだったんだと、この面白すぎる新たな作品を堪能し終えて、思い知らされました。
焦点の絞り方が素晴らしいし、あのストーリーや構成は、創り出した人にしかできないのではと思えるほどの見事な内容で、分かっているはずの展開、いや分からないところもたくさんあったし、よくもまぁあの結構長い漫画原作の名作を、2時間に集約しきって、しかも感動や興奮は当時と互角のものを思い起こさせてくれるほどの作品に仕上げたものだと、内容と同様にこの作品そのものに感動を覚えます。
動き重視の絵作りに、多少表情などが表現しきれていない印象を受けましたが、スポーツ的な要素を重視したあのアニメーションであれば、あれが最大限の結果なのだと納得です。
時代を超えて、原作者の画力がそのまま動画に反映されている印象で、改めて素晴らしいコンテンツだったんだと再認識しています。洗練された作画でありながらも、コミカルな部分も失われていないところがまた最高でした。
原作が好きであればあるほどに、この映画の良さを知ることができる気がしました。
良かった
前評判があまりにも悪く、声優も旧声優で原作の台詞を脳内再生していたくらい好きなので期待しないで観に行きましたが面白かった。というか普通に考えて原作者の井上先生が監督してるんだから面白くない訳がないわな、圧巻だった。
とにかくCGはリアルで、しかも原作絵がそのまま動いている様で違和感が全くない。正直アニメ版より好き。
曲と演出も最高。opは文句なしでカッコイイわ、試合終盤で第ゼロ感が流れるシーンは激アツ。
大前提として原作が至高、原作をなぞるだけなら原作だけでいいと思っているので、新しいスラムダンクが観れて満足しているし終始退屈せずに済んだ。天才気質の桜木じゃなくて凡人の宮城リョータが主人公なのは新規が感情移入しやすいからだろうか、ちらほら泣いてる人もいた。花道主人公でみたかった気もするがこれはこれで全然アリ。
感想何も観ずに情報シャットダウンして観に行って良かった。純粋に楽しめたし、また観に行きたい。
とても感動した
とても感動した。
ひとことで言えないのだけど、何度も読み返した原作漫画を忠実に、いや、パワーアップして追体験させてくれた映画でした。
これを初見で感動できる人は少ないとは思いますが、スラムダンクからバガボンドまで、井上雄彦を追いかけてきたファンにとっては、たまらない完成度でした。
登場人物の一人ひとりにまで焦点を当てて、人間関係や、ストーリーの起伏を追いかけていくことが、映画一本の範囲にはとても収まり切れないという難問を、どう解決するのだろうか?と、そのことばかりが気になっていたのですが、宮城リョータを主人公に据えて、天才・桜木花道を脇に回すことによってストーリーがキレイに展開した。
コミックと映画とでは、表現の幅も、対象の観客も違うということなのだろう。
リョータの生い立ちから、山王工業との対戦に至るまで、これを縦軸に、キャラクターたちの性格や相関関係を横軸にドラマが進展していく。
たまたまワールドカップのサッカーが盛り上がっている時期に公開されたのも、追い風になったようだ。
20年以上、コミックの続きを熱望してきたファンたちへの最高のプレゼントになった。かつて夢中で読みふけった人たちには、ぜひ映画館に足を運んでほしい。
ここからは、ネタバレです。というよりは、マイナスの意見もちょっと書きます。読みたくない人は飛ばしてください。
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単純に、お話の続きが見られると思ったが、やはりそう簡単にはいかないようで、桜木花道の物語は、いったんあそこで途切れたまま、みんなの想像にゆだねられたままなのだろう。とは言え、宮城リョータが唐突に主人公として現れ、三井寿との因縁もちょっと現代風にアレンジしてあり、花道がほとんど活躍しない展開には、不満が残る。
バスケット初心者が驚異的な身体能力とバイタリティーでもって、突き進んでいくさまが痛快で、とっつきにくい印象のスポーツにも親しみが持てるし、ところどころやらかす人間くさい失敗も笑わずにいられない。もともと原作でもリバウンドを獲る特殊能力に光を当てて、ギリギリのリアリティの中で存在を許されてきた主人公だけに、作者としても、ストーリーが進行していくほどに扱いに困っていったのだろうと想像する。
原作に忠実に話が進行するにはするが、花道にもっと光を当ててほしかった。
ほとんどの観客が、エンディングロールにも帰ろうとせずに、おまけ映像を期待していたのもよく分かる。
やっぱり花道の「天才ですから」という決めセリフが聞きたかったはずなのだ。
観なかった事にします…(涙)
面白かったです。
面白かったかったんですけど、残念ながら私個人の想いとは違いました。
昔から好きでよく食べてたラーメン屋さんが店舗建て替えしてお店が綺麗になって、店長が張り切ってメニューもリニューアルしてくれたけど「正直前の方が好みだったなぁ、もうあの味は食べられないんだなぁ…」みたいな寂しい気持ちです。
ファン切望の山王戦を、井上先生の画そのまま動いているかのような映像は圧巻です。
細かいネタも試合のスピーディの展開の中にさりげなく盛り込まれていて、「(原作大好きな)俺でなきゃ見逃しちゃうねw」的な自己満足に浸らせてくれます。
新声優陣の皆さんも、賛否のうち否の方が多かったと思われる前評判の悪さ(失礼)をいい意味で裏切ってくれました。
ただ…
何故この設定をよりによって山王戦に足したのですか井上先生…(涙)
あくまで個人の感想ですが、新しい設定がキャラの深掘りではなくただの穴掘りにしか感じられず、頻繁に挟まれる回想シーンの多さのせいでせっかくの山王戦の緊張感や感動が台無しです。
主人公が宮城リョータ、って視点だから名シーンのあり得ないカットも色々されちゃうし…
作られる井上先生が面白くなくても、ただ山王との試合だけを原作通り、あの映像で作ってくれたらそれだけで十分なんです。
何より辛いのは、井上先生自ら脚本、監督をされたらこれが公式って事になっちゃうじゃないですかあぁ(涙)
あらすじも劇場公開まで非公表にするくらいなら宮城主人公の完全オリジナルストーリでも良かったのに…
もはやただのグチになってしまいましたが、
原作ガーと言ってる面倒な1ファンの戯言でしかありませんし、井上先生が作り出したのは間違いなく新しいSLAM DUNKです。
残念ですが私が今回の新しいSLAM DUNKを届ける対象外だったんだなと開き直って、素晴らしい試合映像は反芻して、新設定と本編ラストシーンは観なかった事にさせていただきます…(泣)
2022年にSLAM DUNKでドキドキ&ワクワクさせていただきありがとうございました!
原作好きならちょっとダメ
原作のあのギャグ漫画が好きなら見ない方がいい
笑うところが一つもない、全体的に言葉も少ないし………
なにが目的の映画なのかイマイチわからん、なにを示したい作品なのか?
声優も一掃されていて違和感しかなかった、あんまり上手いとも思えないクオリティの声優陣………
画質とかは昔の漫画と違ってかなり綺麗で細かい、あの波の動きとかどうやって作ってるのと感動レベル
テレビのスラムダンクとは全く違う作品として見るならアリかもしれない
あと宮城ファンの人は見てもいいでしょう。明らかに主役が宮城になってた
全くもって期待通り!絶対に観るべし
まずはスラムダンクファンであること、バスケットボールが好きであることを前提に、絶対に観て欲しい。
もし「原作漫画に忠実に」とか、「昔見たアニメのスラムダンク好きだった」とかの人はご自由に。
これは、新しい視点で描かれているところと、彼らが本当にバスケしてるってことがとても重要だと思います。
本作はあくまでも「FIRST=1番」なのであって、SECONDでは あんな話やこんな話、あんなセリフやこんなシーンに出会えたらいいなと期待が膨らみました!彼らにも会いたいし。
原作漫画が好きな方は、小説と同じで映画化された時には描かれるものと描かれないもの、細かく描写されるものと簡素になるものがあることを理解した上で、本作を見るといいと思います。
試合に関してはこれまでみんなが見たかった試合を見ることができました。
そしてきっと、同じ試合でも違う目線では、違う描かれ方もすると思う。
一つの試合でも見方によってドラマが変わるでしょ?
というわけで、
安西先生、早く次作を見たいです。、
心の声が足らん
動きだけじゃ意図が伝わらない、自分は昔、漫画読んでたから分かるんだけど。。。の連続。
もっとちゃんと言葉にしてよ、そこに感情のせて泣きたいんだよ、こっちは。と思ってしまったw
リアルかなんか知らんけど、淡々とバスケの試合見せられても困るんすよ。特に前半終わった時は、この調子で最後まで行っちゃったらどうしようと不安になった。
あと、晴子さん、もっと美人に描いてくれよw
後半から緊張感増してきたのは、ちょっと良かったかな。でも感情移入しきれず消化不良ってのが正直な気持ちです。なんでだろ、やっぱ声のせいかな。。。
最高
鑑賞後に感じる満足感がやばい
本当に最高だった
ずっとひた隠しにされていた内容は、ファンがずっと待ち望んでいた山王戦
前半後半の山王戦すべてをできる限り原作再現されています
原作にあるナレーションや、細かい心理描写などは全てカットされてます
そのほか、尺の関係もあるのか一部の原作シーンがカットされてます
ですが、そのカット部分が気にならないくらいよくできている
むしろ、本当の試合を見ているかのようなリアルさで再現されています
誰かのいっていた、今回はスラムダンクの試合を実写のようにリアルな動きで再現させるために映画化したという言葉が理解できる内容です
公開前から散々叩かれてたフルCGモデリングでの映画化でしたが、見始めるとほとんど違和感なく見れますし、動きがアニメ版とは違い、しっかりバスケをしてる人の動きとしてリアルに見えます
なるほど、これはかなりこだわったんだろうということが伝わってくる映像に仕上がってます
そして、まさかの宮城視点からのストーリー展開
今まで語られなかった宮城リョータの生い立ちが語られます
これがかなりディープで、ますますリョータが好きになりました
一番心配されてた声優全交代ですが、聴いているうちに違和感がなくなってきます
私はアニメ版を何周もしてるので、桜木の声だけは随分イケメンな声になったなぁと中盤くらいまで思ってしまいましたが(笑)
それでも叩くほどではなく、しっかりそれぞれの役になりきって演技されており、視聴する側に受け入れる姿勢があれば大丈夫です
全体を通して感じたのは、新しいファン獲得のためというより、古参ファン向けの作品になっているなということです
細かい心理描写やナレーションこそありませんが、試合内容などは原作再現されてるため、あ!ここでこいつこう思ってるシーンだ!という箇所がいくつもあり、ずっと原作を読み漁ってきたファンなら理解できるはずです
この作品だけ見ても楽しめなくはないですが、やはり原作履修者向けですね
そういった演出からも、井上さんが今までのファンを大事にしている事が伝わってきます
かなり待ちましたが、映画化してくれて本当にありがとう
今は感謝の気持ちでいっぱいです
もう一度、原作の山王戦読み返したいですね
今描くなら、のスラムダンク
今まで映像化されることのなかった山王戦を、原作者自らがメガホンを取り映像化した本作ですが、井上先生のこだわりが詰まった作品になっていたと思います。
バスケットボールという競技のスピード感、躍動感、時間の経過と共にヒリヒリするような感覚含め、忠実なまでに作品に落とし込んでくれたと思います。
CGを使用することに対して、賛否意見があると思いますが、井上先生が描いた原画が、頭からつま先まで、実にリアルにそのままアニメーションとして動く様は、CGを使用しないとできなかっただろうし、魅せ方としては最適解だったと思います。
惜しむらくは、原作を知るファンとしては、山王戦は赤木の物語であり、リョータの物語ではなかったかなと。リョータを軸にするのであれば、豊玉戦であってほしかった。
幼少期から山王に憧れ、才能を持ちながら長い事チームメイトに恵まれず、それでも諦めずにバスケを続けた結果、心強い問題児達と共に山王と戦うチャンスを得たという原作の流れが秀逸だっただけに、そこに違う角度から大きな脚色を加え、上塗りしてしまったのは少々残念でした。
また、本当に山王戦だけをバッサリ原作から切り抜いて映像化しているだけに、試合前後の脈略が無く、試合シーンもカットが多く、原作ファンは流れを脳内補完できるものの、原作を知らない方にはどのように映ったのかが気になります。
今作にはギャグパートがほぼなく、桜木や流川は完全に脇役で、リョータのエピソードは実に重苦しく、白熱する試合とのギャップに戸惑いましたが、それでも、湘北メンバー、桜木軍団、ミッチー応援団、最強山王、彼らに再び会えたことがどこか懐かしくもあり、観てよかったと思いました。
バガボンド、リアルを執筆中の、今の井上雄彦が描くスラムダンクがそこにはありました。
相互補完
もっと試合が観たかった。過程も観たかった。
流川の顔が安定してない。好きなシーンがアッサリ過ぎたりカットされたり。
回想は中盤までに終えて、終盤は試合に集中したかった。
幼女時代の久野ちゃんは浮いてた。
でも満点です。だって興奮させられたんだから。
試合の流れも、シュート一本一本の成否も、全部知ってるのに。
前のめりになり、手に汗を握った。
それだけで十分だけど、細かな点も凄かった。
バスケをやっていた人間からすると、試合が本当にリアル。
シュートやドリブルだけじゃなく、ディフェンスの身体の寄せ方、体勢の崩れ方、ボール保持者以外のちょっとした挙動まで、本当にバスケを理解してないとアレはつくれない。
小学生はちゃんと小学生らしい動きしてるし、ゴリのトラベリングは本当に絶妙な動き。
桜木だけ突っ立ってたり、端々に素人らしさも出てた。笑
腰を落とすとき、フロアを触ってバスパンの裾を持ち上げるのとかも、実際自然とやってましたね。
序盤の試合シーンは流し気味だったけど、恐らく声優の変更など考慮してのことじゃないかな。
考える間も無いスピードで展開していき、気付いた時には馴染んでた。
逆に中盤以降は、モノローグやスローを挟んで溜めのある素晴らしいバランス。
(何部作でもいいから、あれで全編観たい)
宮城の弱さや、沢北の痛みなど、井上先生が「今の自分だから描けるもの」も、確かにあった。
原作知ってる前提のつくりだし、描ききれていない部分も多い。
でも、それこそ「何百万本と打ってきたシュートだ」ってくらい染み込んでいる自分からしたら、自然と相互補完されてしまう。
そうじゃない人にはよく分からなかったり、不満が強く出るものだとは思う。
単体で完結してないと言われたら何も言えないが、個人的には大満足です。
過去最長レビューながら、まだまだ書き足りないくらい。
セカンド待ってます!!
設定が生えてきた!
感動の畳み掛けはずるい!
ひたすら熱く!暑く!厚く!アツイ話だった!
そんなん泣くわ!感動するわ!
声が違うとか名シーンがカットされてるとか急に設定が生えてきたとかチャチな事は気にならない!
全てがよかった!全てが全盛期!
今この瞬間!そう、この一瞬一瞬が全盛期なんだよ!
不安はあった不満もあった
しかし全てをねじ伏せるアツさがそこにはあった!
何よりも面白かった!
最後なんでソコに君が!?
て、なるけどともかく良かった!
最高にスラムダンクだった!!!
ともかく見ろ!
臨場感◎ストーリー◎
作画技術が高く、リアリティがありました。世界観に入り込んで見ることができました。
アニメや漫画版では表現できないスラムダンクの新たな一面を見事に作り出してくれたと思います。とても楽しめました。ただ、原作を全く知らない人が見たら?となるかなと思います。
スラムダンクが帰って来た!
ネタバレを喰らいたくないので公開翌日に直ぐ観劇。たた、携帯の検索履歴が多い為チョコチョコスラダン記事が出て来るから、見ない様に大変(笑
肝心の中身ですが、リョータが主役で過去からスタート。どんな中身になるんだろうと進んで行けば、The BirthdayのOPに合わせて湘北スタメンが手書きにより一人一人描かれていく、正にワルモノ見参!
相手はやはり山王工業!
階段から降りてくる描写が正に迎え打つキング!
もうここからワクワクが止まらない!
試合開始からフルCGでのスピード感満載の試合シーン。やはり、2時間の映画かつ宮城の過去を掘り下げている為複数シーン、台詞はカットされているものの試合はほぼ原作通り、作画にもしっかり力が入っているので満足出来ました。
湘北スタメンの中では、持たざる者側の宮城で、過去シーンも原作ではほぼ無いのでそこは新作を見ている気分になれました。
宮城主人公ではあるが、赤木、三井、流川、桜木、木暮それぞれ原作通りの見せ場もあるので自分としては良作だったと感じます。
声優交代も違和感なく入り込めましたね。
ただ、桜木はやはり違和感あったかなと。
まあ、声優さんどうのではなく単純に木村さんの声質が桜木のイメージに合わないかなぐらいのトコなんで。
ただ、新規ファンを新たに取り込もうとはしてない作りなのでそこは賛否が出る作品かなと思います。
最後の1分のセリフ無しの攻防なんかは、原作読み込んでる人は全部頭の中でリンクするケド、原作未読だと無機質なシーンに感じる気がします。
色々書きましたが、井上先生がちゃんとアニメで書きたかった山王戦が見れて満足です!
見ずに批判してる昔のファンの方々、まずは見ましょう!
すごい期待してた~。 違う世界線で描いてるわけではないからあらかじ...
すごい期待してた~。
違う世界線で描いてるわけではないからあらかじめ決まった譜面に肉付け違和感ないように。
のせいなのか全体のテンポ悪かったなあ。
何でしょうか、すごいよく出来た実写版を見たような感覚。。
ありがとう!井上雄彦!
漫画家 井上雄彦が表現したかった
アニメ版 SLAM DUNKはこうだったのではないか?
と思わせてくれるような作品だった。
主線による力強い人物描写と
柔らかなタッチの背景描写の組み合わせが美しく
漫画の表現がうまく映像に落とし込まれている。
特に試合パートは圧巻で見応え十分!
原作で描かれたスピード感溢れるコマ運びは、
アメコミを思わせるテンポと、
立体的な視覚効果を狙った最新の映像技術によって
新たなステージへと昇華したといっても過言ではない。
もちろん、選手たちの人間ドラマも
随所にちりばめられており
山王戦での緊張感が画面いっぱいに伝わってくる。
声優陣がTVアニメ版から総入れ替えになったとのことだが、山王戦での重厚な試合運びには
新たな声優たちの落ち着いたトーンが
うまくハマっているように感じた。
リョータのドラマパートには、賛否両論あるだろうが
漫画原作では語られなかった、人間「宮城リョータ」と「チーム湘南」の関係が浮かび上がることで
より深く山王戦を楽しめる作りになっている。
総じて、原作の世界観にどっぷりハマり、
感動した読者には訴えかけてくる何かがあるのは
間違いないだろう。
鳥肌が立ち、涙した名シーンは映像として再度蘇った。
それは原作者、井上雄彦が演出、表現したかった力点が、媒体が変わっても全くブレなかったからに違いない。
原作ファンは見て損なし!
あなたの想いが映画を加速させる!
何事も素直に受け止めることができる人もいるが、そうでない人もいるのが事実。
想いがなければ、想い入れがなければ良い作品とは思えないかもしれません。
それは、
すごく晴れた休日でも、心模様が土砂降りの雨な人は晴れを純粋に楽しめないみたいな。
間違いなく、
『スラムダンクが好きなら、何度も見てきたなら、想い入れがあるなら、最高の作品です!』
あなたの想い×映画(100)
あなたの想いが映画を加速する!
作画素晴らしい!
スラムダンク、ドストライクな私としては映画化期待して観る。ファン待望の山王戦だよ!(注:原作知ってる前提の映画です)
まず、作画が作者自ら監督してるだけあって、素晴らしい。原作絵に寄せられた独特のセルライク、トューンタッチ、CGのハイブリッドな絵。(説明しにくい)
ストーリーも山王戦だけだと、単調になるので、宮城リョータを主人公に据え、彼のストーリーを掘り下げ、彼と家族の物語と並行して試合が進む感じです。試合の進行も原作の名シーンをおさえつつ、うまいこと映画の尺に落とし込んでます。特にラスト30秒の描写はうまいことやったなあ。宮城リョータの家族の話も感動で、グッとキャラに感情移入できて、試合に入り込めます。リョータを中心に他のキャラもちゃんと掘り下げられてるのもグッド!
他に声優さんがアニメ版と交代で賛否あったけど、私は違和感なく観られた。観る前は桜木なんてジャイアンだろ、と思ってたけど流石プロ。ちゃんと桜木になってる。
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