「試合の熱さを期待したら、鬱シーンばかりで初心者向けでも無い」THE FIRST SLAM DUNK 真中合歓さんの映画レビュー(感想・評価)
試合の熱さを期待したら、鬱シーンばかりで初心者向けでも無い
う~~~んそこまでなのか?????
スラムダンク全くの初心者で全くの無知。
唯一音楽だけはめっちゃ聴いていたくらい。と言うのも7、8年前のiTunesで謎にスラムダンクのボーカルソングアルバムがずっとランクインしている時期が有りまして、それでZARDさんらの名曲だけは知っていたという具合です。
長話は置いといて、そんな感じでほぼ全く無知、いや厳密には最後なんか普通に負けて半年くらいの話で終わるって情報しか知らない状態で観に行きました。
物語は本当の主人公とは別視点で描かれているという事で、その子の複雑な家庭環境とかそういうのが描かれます。で、それと平行して試合も描かれているのですが、まあぶっちゃけかなりファン向けなんです(笑)。
いやね、ファースト言うぐらいだから初心者でも楽しめるような、『スラムダンク?ふ~ん』みたいな奴が終わる頃には『うおおおおおおお!!!!』みたいなそういう変化をさせてくれるのを期待して観に行ったんですよ。
実際ヒットもしてるしこりゃ凄いんだろうなと。期待してました。
でも蓋を開けてみると、とあるキャラの過去の妙にリアルでねちっこい嫌な思い出が鮮明に描かれてばかりなんです。これって中国人とかにちゃんとウケてるのか?と心配になるレベル。
で、肝心の試合のシーンも背景やそれまでの道のり、どいつがどれほど強いのか凄いのかも知らないので、ひたすらCGのクオリティに目が行きます。
それがやっぱり違和感が無いとは言えないんです(笑)。最近だと進撃の巨人ファイナルシーズンが2Dの絵と同化するレベルの素晴らしいCGを見せていたので、このクッキリ浮き具合には非常に残念でした。対戦相手の人物達も似ていてなんか気持ち悪かったですし、あと何より観客の簡素さが(笑)。
これ、、、本当に面白かったんですか???なんか、う~ん。カメラを止めるなと同じで一部の人達の声が大きいのかなあ、なんて。
自分は全くでした。