「作品とアニメーション」THE FIRST SLAM DUNK ゆとりでにわかさんの映画レビュー(感想・評価)
作品とアニメーション
映画中に何度も漫画って動くんだ!と思いながら鑑賞。
アニメーションなんだから当然だろと思われるかもしれませんが、バスケットという躍動感、スピード感に溢れるスポーツと3DCG技術を駆使したアニメーション映像がこれでもないくらい合っていて、文字どおり漫画が動いていました。
この映像が2022年にスラムダンクという作品で観れる意味合いは大きく、特に最後のシーンでは原作の連載していた時代にこのシーンがあったとしたら、日本人で?と笑われてもおかしくないところを、現代の日本人選手の活躍がこのシーンを何らおかしくないものにしている。スラムダンクを読んでバスケットを始めた人がスラムダンクのこのシーンを作り上げている。
映像技術、作品の偉大さが奇跡的なレベルでマッチした原作を知らない人でも全く問題ない作品だと思います。
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