劇場公開日 2022年12月3日

「バスケがしたくなる!躍動感がすごい」THE FIRST SLAM DUNK 飯田亜美さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5バスケがしたくなる!躍動感がすごい

2022年12月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

バスケをしたことがなくても見終わったらバスケがしたいと思いました。実際、一緒に見に行った私の友達もバスケのルールが分からないと言っていましたが見終わったとき興奮していました。

詳しくはないのですが3DCGという手法によって制作されたのだそうです。見た感じではとても迫力があり、リアルのバスケらしい躍動感がありました。一方、見た目のタッチはアニメの持ち味であるスケッチした感を活かしており、あのSLAM DUNKが映画になった!という感じでした。

個人的には宮城リョータがかっこよすぎました!見た目がイケメンというのもありますが、身長が低くても幼少期から1on1で鍛えてきた、ドリブルを武器に挑んでいく姿に心動かされます。

尺が限られた映画のなかでも、山王戦での相手チームの選手、深津の背景を描くというシーンにも個人的には好感を持てました。スポーツってそれぞれにドラマがあるよな、と思いました。敵側をまるで悪役のように描いていなくてよいと思いました。

映画のメインである山王戦の臨場感がたまりません。手に汗を握る思いでした。

ストーリー的にも原作マンガ、アニメを知らなくても充分に楽しめると思います。見終わったらバスケがしたいと思うはず!

飯田亜美