「このクオリティで」THE FIRST SLAM DUNK ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
このクオリティで
まずもって、アニメ表現として素晴らしい、というか凄まじいクオリティ。井上雄彦のあの画だからこそ、3D CGアニメにする意味があり、まさに『漫画が動いている!』感がある。
おそらくモーションキャプチャーなのだろうが、バスケプレイヤーの動きらしい動きとなっている。本当に、『今』CGアニメ化する意味があったのだと分かる。
ストーリー的には、山王戦を軸に宮城リョータなどの過去描写を挟みながら進む。主に宮城、三井、赤木が描かれ、劇場版としてスピンオフ的に位置付けられているのかな、と理解できるし意図もわかる。
ただ、山王戦の合間に回想パートとなるため試合が分断されてテンポが悪くなってしまう。作劇上の意味はわかるんだけどね…
このクオリティで漫画のストーリー展開で観たい、というのが率直な感想ですね…
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