劇場公開日 2022年12月3日

「作者の井上雄彦さんが脚本と監督を務めているだけあって、原作のタッチ...」THE FIRST SLAM DUNK じょんそんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0作者の井上雄彦さんが脚本と監督を務めているだけあって、原作のタッチ...

2022年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

作者の井上雄彦さんが脚本と監督を務めているだけあって、原作のタッチや雰囲気がアニメーションの作画にそのまま再現されている。
フル3DCGとは違う、それでいて立体感も臨場感も抜群で、漫画のキャラクターが原作のカットやコマ割りそのままにスクリーンで躍動している。
バスケットボールが体育館の床で弾むダムダム音、屋外の地面で弾む金属っぽい音、バッシュのキュッキュッという音、バスケットボールがネットを揺らす音などがリアルに再現されているのも嬉しい。
テレビアニメと声優陣が交代されているらしいけど、そもそもテレビアニメは見た事がなかったので何の違和感もなく見れた。
まだマイナースポーツだったバスケの魅力と人気を一気に押し上げた名作漫画。
約30年の時を経て日本にプロリーグが生まれ、日本人NBA選手が誕生し、オリンピックでメダルを獲得するまでになった日本バスケ。
かつてバスケに青春をかけたひとりとして、今回の映画化が日本バスケのさらなる飛躍と発展となることを夢見る(´ー`)。

じょんそん