「宮城リョータ」THE FIRST SLAM DUNK hikaruさんの映画レビュー(感想・評価)
宮城リョータ
THE FIRST SLAM DUNK
初日、レイトショーを鑑賞してまいりました。
このところ、鑑賞マナーが良い皆様とめぐりあえてましたが
私の二つ隣の男性、エンドロールが始まったらスマホ見だして
光が気になりました。
日本映画のましてアニメーションのエンドロールは短いのに待てないのか。
そんな奴はくんなて感じです。
ぷんぷんですわ。
で、肝心のTHE FIRST SLAM DUNKですね。
ネタバレ有りの感想になります。
まず、原作を読んでないと置いていかれます。
原作ファンのための映画と言えるでしょう。
主人公は桜木花道でなく宮城リョータです。
リョータの幼少期からの話を織り交ぜつつ進んでいきます。
他のメンバーの過去話も多少はありますがメインはリョータです。
リョータのお兄さんの話。
お兄さんはリョータのバスケット師匠。
お兄さんが海で死んでしまったこと。
リョータのお母さんとの話など。
全体を通してみれば試合だけでは単調かなぁというところで
過去話が入るのでメリハリがでたかなぁ。
私は試合一辺倒でなかったので良かったと思いました。
そして試合の相手は
湘北高校VS原作最後の対戦相手、山王工業高校
YOUTUBEのカウントダウン予告とかから山王だとか言われてましたが
やはり山王工業高校でした。
2時間という枠の中、試合終了までやったのは良かったですね。
次作に続くはないよなぁと
試合は原作をなぞっているけど前半ははっしょってますね。
でも良いんです。
原作を知っているから頭で補完しつつ進行です。
私は、原作は思い入れがあり1990年の連載当初からジャンプで
最後まで読んでました。
山王戦で終わったのはかなり悲しかったなぁ。
アニメも見ていましたが遅い展開なので最後のほうは見てなかった
です。当時の声優さんの印象がかなり強いので今回、一新されたので
大丈夫かと心配していましたが今回の声優さんも良かったと思います。
花道と流川は、ちょっちうーむでしたけど。
さてさて、現代の手法(CG)で書かれた今回のスラムダンク
とても丁寧に作られていて動きが凄かったです。
只、プレイしている選手は凄い動きだけど観客はのっぺらですね。
スポーツて観客て大事だと思うんですよ。
試合の一挙一動に対してアクションをするてまさに映画を見ている
私たちと同様に感じて手に汗握ってハラハラして興奮してが
無いんです。ここはマイナスだったなぁ。
もちろん、晴子ちゃんとか水戸洋平、桜木軍団、山王高校の応援団
とか書かれているんですけど。
あとは置かれている一枚絵て感じでした。
前半、後半の途中までは結構BGMなしで試合の音だけてなっていた
のでここで盛り上がる音楽があればなぁと思ってた。
しかし後半戦、湘北が反撃するぐらいからめっさテンション上がって
きましたね。
リョータのスピード、三井のスリー、赤木のパワー、流川の負けん気
そして花道のリバウンドとても素晴らしい動きでした。
原作者の井上先生が実際にはこう書きたかったスラムダンクが見れた
ような気がします。
あと花道の「返せ」の演出が残念
「返せ」が軽い~感じがしてしまった。
でね、リョータを主人公にしているから最後の流川から花道への
パスもなんか薄いんですよ。絵、動きはめっさ最高すよ。
ここは、なんか掘り下げて欲しかったけどそれはやはり原作を見て
補完なんだろうな。「左手は添えるだけ」も口パクだったし。
花道と流川のばちーんは、スクリーンで見れて良かった。
これは、良かった。
やはり、このTHE FIRST SLAM DUNKは原作ファンのへご褒美なんだな。
最後は、リョータと沢北で締めると
続きありますかね、井上先生
流川と花道は、どこせめてリハビリシーン欲しかったて感じでしたけど。
そんなそんなで原作をめっさ見ていた私は2時間楽しめました。
只、冒頭でも書きましたが原作読んでありきです。
原作知らずしてふっと入って鑑賞しておぉぉ感動したてのならないかも。
この機会に原作未読の方は読んでからTHE FIRST SLAM DUNKに行くことを
お勧めいたします。
おたまさん、共感コメントありがとうございます。あの無音のシーンで音はまずいです。私が見た回は、エンドロールのスマホだけであとは静かでした。隣はカップルでバケツポップコーンを持ってましたが本編中は一切食べてなくエンドロールで食べ始めたぐらい集中してました。みんな、マナー良く見て欲しいですね。最近はアップルウォッチ、スマートバンドなんか増えてきて腕を上げるたび起動し光でる最悪な展開も見たことがあります。私はそうならないように時計、スマホ、スマートバンドなんかはカバンに放り込んで鑑賞しています。
なないろさん、共感コメントありがとうございます。返せは残念でした。しかし、井上先生が声優さんに演技指導をしたと書いてありましたからあれが正なんですかね。全員掘り下げるのは尺の問題で無理でしょうから。興行収入次第でSECOND制作するかも。
自分も初日に見たんですが、後ろのカップルが中盤ごろからボソボソ喋りだし、よりによって最後の花道のシュートの無音シーンで鳴り響く携帯のバイブ音!
劇場の方には、携帯はマナーモードではなく機内モードにするよう啓発アナウンスしてほしいとお願いしたい。
返せ 、まっっっったく同じこと思ってました!
試合のスピード感の再現度最高なんですが、流川から花道のパスもそれまでのお互いの関係性とかあってこそなのでもうちょっと丁寧に描いて欲しかったですね。感動しましたけど!