「こんなんで少年の心掴めるのかよ」THE FIRST SLAM DUNK 僕は頑張らないさんの映画レビュー（感想・評価）
こんなんで少年の心掴めるのかよ
最大の欠点として漫画を読んでから、観る必要がある
せっかくの山王戦なのに全く面白くない、
よく、ここまで駄作に仕上げたものだと関心しました。
シナリオが暗い為に二度三度と映画館でみたい気にさせない。
ゆえにBD版を買いたい気にもならない。
リアルを求めてトラウマレベルに、なんだかなぁってなった。
こんなんでとか言う人がいましたよね。そんな人が全巻読んでるとは思えないですし、今作ってる映画の事を『こんなんで少年の心掴めるのかよ』って思ってると言う方がしっくりきた映画でした。
---------------【声優さん】------------
やはり、いきなり声優の声が変ってイメージが追いつかないので正直あってない気がしてならない。
慣れるまでに時間は、かかると思いました。
---------------【バスケ】------------
バスケをリアルにした序盤
とにかくタンタンとバスケをしてドリブルにパスにシュートをして決めていく両者。
全く何が？誰が？凄いとか、わからない
漫画を読んでないと、わからない事が多すぎる。ようはキャラクターの良さを全く感じさせない、相手のチームの良さも戦略も全く伝わらない。正直全く面白くないバスケを見せられる
リアルのバスケを意識しすぎて考えや会話などが、とにかくカットされまくりの為に選手達の考えが見えず、赤木が河田を意識する理由もわからない
正直、映画館を出たいくらい退屈
バスケ後半
音声なしで早送り、なんだこれ
リアルにした意味がない。演出だとしても酷すぎる。
旧アニメには、確かに、あった湘北の緊張感やワクワク感、バスケの面白さが伝わる演出。確かに、批判される部分もわかるけど旧アニメにはあっても今回の映画には、なかった。
---------------【テンポが非常に悪い】------------
試合を見せたいのか人間ドラマを見せたいのか、もう試合前に人間ドラマは終わらせておけよ！と思いました。
試合の合間合間に過去の宮城リョータのドラマがちょくちょく入り試合の内容を忘れそう。
あとピアノの『ポーン』と言う音が非常に不快。
---------------【終わりに】------------
旧アニメに確かにあった、バスケ俺もやりてぇ！と言う気持ちが今回の映画では全く湧き上がる事はなく、うん、もうスラムダンクの次作は期待できないなと正直、思いました。
山王に勝っても、なんら嬉しい気持ちにならない。
---------------【完】-----------
実写映画やテレビドラマで助監督をやってます。
スラムダンク単行本はいつも目の届くところに置いてます。40歳ですがバスケもまだ懲りずにやってます。
この方の意見、同意するところが多かったです。感想は個人差ありますが。
私は、僕は頑張らないさんに同感ですね。
タイムリーに原作見た世代で、レンタルコミックで復習し直して鑑賞しました。
想い入れのある漫画なので、大ヒットして欲しいと思ってます。
ですが、こんなにも高評価されてるのが不思議でしょうがないです。
リアルな試合の描写に胸が熱くなりかけるたびに、回想シーンで熱を冷めさせられるというジレンマ。
もっとあの頃の感動に没頭したかったです。私は。
映画としてよく出来て無いのは同意。
原作既読が感動の最低条件でしたからね。
ただ。
旧アニメと比較したらぶっちぎりでこっちですね。
「テンポが悪い」を比較するなら旧アニメは酷すぎでした。尺伸ばし演出の度が過ぎてたし、そもそもバスケじゃなくて異次元ファンタジー。旧アニメで良かったのはOPとEDくらいでしたね。
映画的表現として心情吐露や状況説明のゼリフをカットするのは正しい判断。
徹底的に写実的に描かれたバスケ描写をベースにしたリアリティラインをぶらさずコメディ演出を控えたのにも好感。
副作用として脳内補完できるファンだけが大熱狂する映画になったのは事実だが、昨今の幼稚なアニメ映画と一線を画す作品ですし、コアなファンと子供と二兎を追えるのは現在天才マーベルだけ。
この映画を見て、もう一度バスケットをしたかったという思いで鑑賞されたなら、確かに裏切られた気持ち、よくわかります。
井上先生は齢、経験を重ねた「今だから書けるもの」を作りたかったということなので、先生の書きたいもの、頑張らないさんの見たかったものが元々ずれていたんでしょうね。
自分はテレビアニメを見たことがない原作ファンなので、ここまで酷評される方の気持ちがわからないんですが、ご自分の期待と違うモノだったという言う残念感ガッカリ感は伝わりました。
子供時代の思い出を大切にされてるんでしょうね。
さこんさんコメントありがとうございます。
理解できないものを他人に理解させるのは非常に困難で、よくよく考えれば理解してもらう必要はないのです。
理解してもらうのも違うと思うので無理と思っています。
ただ俺はアニメを見てバスケがしたかった。
ジャッキー・チェンの映画を見てカンフーをしたいように
テンポは確かに悪かった。宮城の回想減らして原作のカットされた名シーンを追加して欲しかった。
旧アニメにバスケやりてえと思わせる要素があって今回にはないという事には全然理解できなかった。
旧アニメは顔のドアップで誤魔化したり、紙芝居みたいになってたり、変な走り方してたり、とてもバスケの動きではなかったと思う。
結局は何でも新鮮に見える少年時代の思い出補正では？
コメントありがとうございます。
>ちんすけさん
さすがに少年ジャンプの時は少年の心を掴む作品だったとは思います。今回の映画は、少年には..厳しい気がします。
結構、子連れの人来てたけど子供の評価聞いてみたいですね。
>Mさん
面白いと思えたなら、それが1番だと思います。
