劇場公開日 2021年5月14日

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ファーザーのレビュー・感想・評価

全335件中、301~320件目を表示

2.5認知症映画と知りながらも・・・

2021年5月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

一つ一つのシーンが2度ずつあるので、認知症なのか?夢なのか?迷い込んだのか?観てる方もよく分からなくなる内容だった。
最後も急にリアルになり終了。呆気ない。
感動する話しではなく、むしろサスペンスに違い。

最後まで飽きはしなかったが、面白くもなかった。

映画オタクさん以外にはあまりお勧めしません。

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ノブ様

4.0これは認知症の親を抱えた家族の物語ではなく、認知症になった“あなた”の物語。

2021年5月15日
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もーさん

4.0羊のホプキンスは、記憶として生きている。インテリだと頑固に主張し、...

2021年5月15日
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羊のホプキンスは、記憶として生きている。インテリだと頑固に主張し、クラシックを聞く。
娘が騙しているかのようにも見え、ホプキンスの視点に観客は置かれると、まるでヒッチコックの映画のヒロインのように精神が追い詰められていく。
それでも、ホプキンスは、娘を信じ愛し続けようとしてすがるのがせつない。

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えみり

4.0圧巻の演技

2021年5月15日
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泣ける

悲しい

認知症の症状が進んでいく過程を本人目線で描いた作品。混乱していく様子を主人公とともに体感。最初から最後までたっぷりとアンソニー・ホプキンスの素晴らしい演技を堪能しました!

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Yoshi K

5.0映画としては最高なんですけどね

2021年5月15日
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 自分の未来を見せられているようで正直、ぞっとした。それくらい、アンソニー・ホプキンスの演技が迫真に迫っていたのはもちろんのこと、アン役のオリビア・コールマンの苦悩の表情が胸に突き刺さる。

 認知症の人間が知覚する世界を映像化したということらしいが、時系列もグチャクチャだし、見えている相手と脳内の人間との結びつきが異なっている。見ている自分にとってはまさにミステリー。

 アンソニーって名前がアンソニー・ホプキンスの名前そのものだからよりリアルに感じる。ジョークを飛ばしたり、タップダンスを踊ったりしているときは、おそらく状態がよいときだと思うが、認知機能がひどくなったときの周りへの迷惑のかけ具合がいたたまれない。

 オリビア・コールマンの『アン』という役名は、アン女王役をしたことへのオマージュなのかな。

 治る見込みない病気だけあって、もの悲しくて切ない。自分は、この病気になる前に天に召されたいとお祈りしたくなった。

 映画としては、最高の出来なんですけどね。

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bion

5.0未来の自分の話と思って観る

2021年5月15日
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作品としてのキレキレの着眼とアンソニー◦ホプキンスの怪演が捧げる、高齢化社会に寄せた強烈なメッセージ

認知症を発症した男性とその親族の日常を、認知症になった側の目線で描くと、家の中に突然知らない人がいる、そしてそいつが不遜な態度を取る、ってなるのか、そりゃもはや毎日がサスペンス

そうこうしててふと、

Who EXACTLY am I?

って自問が湧いたら、そこから先の人生をどう作るのか

これはキツイ、自分がそうなると思って観るべき
関係者5人くらいしかいない、自宅から一歩もでない世界、もしそれが壊れてるとしたら

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sysr

4.5【”全ての葉を失っていく・・。私は誰なんだ・・、ママ・・。”稀代の名優、アンソニー・ホプキンスが自らの進行する認知症に気付かない男を演じる哀切極まりない姿と、斬新な作品構成、脚本に唸らされた作品。】

2021年5月15日
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悲しい

知的

難しい

◆アンソニー・ホプキンスが、アカデミー賞を獲った事は僥倖だが、その事実に引っ張られずに観よう、と思いながら鑑賞。

ー 今作の主人公アンソニー(アンソニー・ホプキンス)は、調子が良い時には
 ”私は、非常に知的だ”と恥じらいもなく、口にする男である。
 確かに、インテリジェンスを感じるシークエンスが、前半では随所で短いショットで映される。
 だが、認知症は密やかに、彼の知的な脳を侵食していく・・。ー

■今作の優れている点

1.室内劇と言っても良いほど、物語は”様々な”室内で進行していく。
 但し、この物語は認知症が進行しているアンソニー目線で描かれているので、観る側は、キチンと見ていないと混乱する。
 ー だが、その作品構成、プロットが非常に優れている事に、観ている側は徐々に気付かされるのである。ー

2.アンソニーは”最初”に描かれるシーンで、住んでいるアパートメントを”ここは私の部屋”と何度も言う。
 ー だが、ショットが頻繁に切り替わる事に、アパートメント内(特に印象的なのは、玄関に通じる廊下である。)の雰囲気が微妙に変わっている。ー

3.アンソニーの娘アン(オリヴィア・コールマン)は、父の介護係を手配しているが、父の気に入らず頻繁に変えている。
 アンは近々恋人が暮らすパリに移住するために、新しい介護係ローラ(イモージェン・ブーツ)を手配すると、アンソニーは彼女に末娘の面影を見出し、親し気に話すが、態度が徐々に不安定になっていく・・。
 ー ここでの、アンソニーの”英語も喋らない連中が住んでいる場所に行くなんて・・”と何度も言うシーンと、アンへの侮蔑の言葉とアンの妹ルーシーを褒め称える言葉の数々。
 後半明かされる哀しき過去に起きた事故との関連性を、この時点で暗に描いている巧みさ・・。
 そして、健気に父の面倒を見るアンの哀し気な瞳。ー

4.アンの夫ポールだという見知らぬ男(マーク・ゲイティス:この俳優を見ると、”英国を舞台にした映画だなあ・・”と思ってしまう。)が、自分の居間のソファに座っていたり、同じくアンの夫ポール(ルーファス・シーベル)だという男からは、”貴方は、私をイラつかせる・・”と叱責され、もう一人のポールからは2度、頬を引っぱたかれるアンソニー。
 怯えるアンソニー。
 そこには、序盤の尊大とも言えるアンソニーの姿はない・・。ー

<最後半、謎の男や女の正体が分かり、アンソニーが
 ”自分が置かれた状態を正確に把握しきれない中”、そして
 ”現実と彼の妄想が入り混じった中”
 真実が明らかになった時のアンソニーを演じる、アンソニー・ホプキンスが涙を流しながら
 ”私は誰なんだ・・。ママ・・。”
 と口にするシーンには、
 ”人間は、女性から産まれ、育ち、知識を得て、ある程度の地位まで達したとしても、認知症に侵されてしまうと、幼子の様になっていくのか・・”
 という哀しき現実と、それを体現するアンソニー・ホプキンスという稀代の名優の、哀切極まりない演技に魅入られた作品である。

 きっと、認知症の方を看護した経験のある方は、今作の観方が大きく違ってくるのであろうな・・、と思った作品でもある。>

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NOBU

4.0認知症という悲しい病を追体験することで感じる様々なこと

2021年5月15日
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自分がこれから先になるかもしれない、自分の親がなるかもしれない。多くの人にとって身近な病気である認知症。自分が自分でなくなっていく、何を信用したらいいか分からなくなる。
そんな恐ろしくて悲しい病気を、アンソニー・ホプキンスの素晴らしい演技により追体験することができる作品です。

認知症の方から見える世界がどんなものなのか。
自分のことが分からなくなっていくことがどれほど辛く、悲しく、恐ろしく、心の置き場が無いのか。
それらが痛い程伝わってきて、最後は涙が止まりませんでした。

認知症をテーマにした作品で、これほど当人の気持ちを体感出来たのは初めて。多くの気付きや学びを得られました。素晴らしい作品です。

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まだまだぼのぼの

4.0認知症の方の視点

2021年5月15日
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観ている側が時間軸がはっきりしなくなり、誰が誰なのかも分からなくなってくる。
認知症の方が見えている(と感じさせる)世界を表現した秀逸な作品。

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バル

3.5老いとは

2021年5月15日
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老化によって、記憶や理性が崩壊する様は生々しく、観ていくのは辛かった。私の親も私自身もなりうる未来をまざまざと見せつけられた。また、人や時間もごっちゃになっているから、何か仕組まれているのかな、騙されているのかなとか勘ぐりながら観た。
その中で、老いを体現したアンソニーホプキンスの演技には脱帽した。機嫌が良いと思ったら急に不機嫌になったり怒ったり…演技の幅に驚かされる。

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いたかわ

5.0長生きする残酷さ

2021年5月15日
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泣ける

悲しい

医学衛生面の進歩、化学の発達で人間は長く生きられるようになったのだけれど、自分が内面から壊れていく様を見なければならなくなった。長生きする残酷さを味わう羽目になってしまった。

忍び寄る自己崩壊への序曲に涙しました。

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ちゆう

3.5ある意味ホラー映画よりも怖い作品だった。

2021年5月15日
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自分の見たモノ、感じたモノが次から次へと否定されて、ついには何も残らなくなってしまう恐怖。
恐らく、老いたら、誰もが経験するだろう事を本作は体験させてくれる。

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ムーラン

4.0AnthonyによるAnthonyの演技は100点

2021年5月15日
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Lhowon

3.0主演男優賞おめでとうございます。

2021年5月15日
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脚本がよくないのではないですか?
予告編観た時は、作品賞とると思っていました。
なんかもったいない感じです。

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かん

4.0認知症の症状、苦しみを疑似体験出来る映画

2021年5月15日
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「ビューティフル・マインド」では統合失調症の幻覚、苦しみを映像化して視覚的に統合失調症の症状を観客に見せていたが、本作は記憶がなくなる。記憶がすり替わっていく。などの認知症の症状、苦しみを視覚的に表現している作品。「ビューティフル・マインド」が統合失調症を疑似体験出来る作品だとすると、「ファーザー」は認知症を疑似体験出来る作品。アンソニー・ホプキンス含めて俳優の迫真の演技も相まって認知症の苦しみや怖さが伝わってきてホラー、サスペンス的な要素もある。本人も自覚がなくて悪気もない。周りの人間も必死にサポートしている。いわば「加害者がいない」のが逃げ場がなくて苦しい…高齢化社会が進んでいる実際の日本でもこうゆう事があり得るんだろうし、介護する。介護される当事者両方にもなる可能性は大だし他人事ではないのかも…

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もーりー

5.0もし自分が認知症になったら見える世界

2021年5月15日
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悲しい

難しい

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リボン

4.5ただ凄い

2021年5月15日
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87本目。
一瞬クエスチョンだったけど、そう言う事かと。
でもスゲーな、あの年でほぼ一人芝居みたいな感じだもん。
映像だから、所々カットが入っているとは言え、物凄い集中力。

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ひで

4.5ある意味ではホラー

2021年5月15日
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怖かった〜
世に認知症の老人を描いた映画はたくさんあったけれども、本作は認知症になった老人からの視点がメインなんですね。
だから記憶の混同、混濁、事実誤認が数分おきで起きてしまう。

全員が嘘つきなんじゃないか?真実っていったい何なんだ?と、主人公のアンソニーの立場になっても、そして映画を観てる人間にとっても混乱を招きます。

しかもシーンがメインである主観から、娘や介助士側や、第三者のいわゆる「神の視点」の客観にところどころ変わることがある。
これによって、常に「何が正しいかわからない」という状況に落とされました。

この「足場のなさ」が、一種のホラーみたいに感じました。

しかも、認知症老人にとっては「私の言うことは絶対なんだ、正しいんだ」という激しい思い込みがあり、それを否定されると攻撃的になる、実に厄介な状態。

で、映画を観てる最中は、アンソニー・ホプキンスの怪演に夢中になっているのですけれども……
観終わると違う恐怖が起きました。

ひょっとして、歩行者のいる歩道に車で突っ込み、アクセル踏みっぱなしで事故を起こしたのに「ブレーキを踏んだのにかかわらず加速した」と主張する老人とかって。
彼らにとっては、その主張は「正しい」んだ。
主観ではそれしか「真実」じゃないんだ。
そういう脳の構造なんだ。
うわぁぁぁぁぁ、怖えぇ。

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コージィ日本犬

5.0枯葉

2021年5月15日
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悲しい

怖い

知的

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労働4号

5.0みんな年を取る

2021年5月15日
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初日だけど空いてた。なるべく映画館に行くようにするから、もちこたえてね。がんばってね。

アンソニー・ホプキンス、好演。彼に翻弄されまくった。ここはどこだ? きみは誰だ? 腕時計がない! ルーシーはなぜ会いに来ない?

老いた姿は悲しいが、みんな年を取る。忘れることは怖いけど、いつか必ず終わるのだ。みんな同じだと思えば、少し安心できる。

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ぷにゃぷにゃ