少年の君のレビュー・感想・評価
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将来振り返った時に誇れる生き方を。
2011年全国大学統一入試まで約2ヵ月という時に、中国安橋の進学校で女子生徒の飛び降り自殺が発生し巻き起こる話。
自殺した生徒と仲が良かったという程ではないが、交流のあった主人公が次のイジメのターゲットとなる中、夜道で3人の男に袋叩きにされているイケメンチンピラと遭遇し展開していくストーリー。
入試までの我慢、大学に進めばこの場所から抜け出せると我慢を重ねたり、警察を頼り、イケメンチンピラを頼り…いや~胸クソ悪い。(褒めてます)
やっとみつけた安心も、ほんの少しのタイミングのズレで…いや~ホント胸クソ悪い。(かなり褒めてます)
そしてそこからの巻き返し、というか追い詰められた主人公達の行動と選択が胸アツ過ぎて、涙が出る様な感覚こそなかったけど、何ともやり切れず刺さりまくった。
ラストのテロップをみるに、実際にモデルとなった出来事があったってことですかね…これはキツい。
今年イチ!傑作!
素晴らしかった!間違いなく今年イチの作品!
成績優秀な優等生の少女チェン・ニェンと、幼くして自活せざるを得なかった不良少年シャオベイ。
一見両極に見えて、どちらも家庭に大きな問題を抱えた孤独なふたり。
繊細でピュアなふたりの関係に、いい歳したオジサンも完全に涙腺崩壊です 泣笑
『君は世界を守れ。俺は君を守る』マジか!オッサンもキュン死しそうです 笑
幕の引き方には好みが分かれるかも…
終盤、ある若い熱血警官が重要な役回りをするのだけど、「もうこのまま終わりにしてやってくれ」「テメェ、余計なことするんじゃねー💢」と何度もイライラさせられる展開に…苦笑
結局、これはこれで美しい綺麗な終わらせ方なのかなとは思うのだけれど…
エンドロールでの法整備云々は要らないかな…なんか説明臭くなっちゃうしね。
恋愛映画であり、青春映画でもあり、サスペンスの要素もあって、いじめや過酷な受験戦争といった社会問題も映しているジャンル分け困難な作品。
どこか佐藤健に似たイー・ヤンチェンシーと、繊細だけど眼がするどいチョウ・ドンユイが素晴らしい。
同じ日に鑑賞した『ソボク』は。若い女性客がワンサカ来ていたのに比べて、今作の客入りは何故か寂しい…
これだけ完成度の高い作品で、イー・ヤンチェンシーという超絶イケメンが出ている作品ですよー!
お姉様たち!必見ですよー!
イジメで人生を狂わされた切ない少女の話
先入観を持たずに〝映画の部分〟を楽しもう‼️
サスペンス、ヒューマンドラマ、どちらの要素においても骨太で、主役二人の見た目も演技も表情も感情移入せずにはいられない、見逃したら勿体ない作品でした。
『バッドジーニアス』と比べても違和感のない出来だと思います。
【この映画を楽しむためのポイント】
(めちゃくちゃ私見ですけど)
・軍事力、経済力、資源(レアアースとか)、マーケット(いいの?10億人を超える市場に参入出来なくなっても?)など、持てる力をことごとく威圧的に使うどこかのいじめっ子の親玉みたいな国の話ではなく、ちゃんと法律が機能する法治国家の話であるという前提を持つこと。
特にエンドロール後に説明される法整備の話などを、
胡散臭いなぁ、キレイごとばかり並べてそれって◯◯党礼賛だよね⁉️
などと思ってしまうと、二時間を超える長尺かつ重厚なドラマが台無しになりかねません。
少年の君の献身
今年1
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