地獄の花園のレビュー・感想・評価
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予想外の面白さ。
バカバカしいけどなんかいい。とにかくムカつく奴がいない、皆んな好感のもてる戦いをしてる。笑いも自然におきた。ラストの直子と蘭のクロスカウンターは少年院の矢吹対力石を彷彿!
男性OL?たちもいい味出してましたね。
設定は面白い
主要キャラ以外にも濃ゆーいキャラが、次から次へと出て来るのが楽しい。
広瀬アリスはキャラをよくわかっていて上手い。エンケンはじめ他の男性陣は、女子なんだけどただのオッサン(笑)
永野芽都ってこんなに下手だったっけ?特に殺陣が酷すぎる。演出が中途半端なのかな?
そこだけ除けば、まあまあ面白いと思う。
OLという枠
OLって言葉、お久しぶりです。若い頃、OLを満喫し、OLともてはやされたバブル世代なので、OL道の裏も表も懐かしく観ました。あんなバトルも深読みすれば心の中では社内、社外問わずありましたね。
ストーリーの流れを王道ヤンキー漫画からネタバレ?しているところも茶化しているのかリスペクトしてるのかわからない感じがバカリズムさんっぽくクスッと笑っちゃいました。
「ってか、働けよ」「昼休みながいなー」とかのつぶやきが流れてきそうな感じに、当時のおじさん上司の想いも重なって聞こえてきました。
大島さんみたいなおふくろ先輩、菜々緒さんみたいな侠気同期もいたし、川栄さんみたいなキャンキャン吠える後輩もいたなー懐かしくなりました。
結局、OLの勝ち、価値?が「それかー」ってなるところもIPPONでした。
最高の日常一歩手前の1本目!
4/25から始まった緊急事態宣言のおかげで本作どころか、映画自体観られず、やーっと6月に緩和されて鑑賞!
他にも観たい作品はあったけど、理不尽な自粛の鬱々とした気分を払拭したく、脳細胞一切使いたくないと思って本作を選んだ。
当たり!
派手なメイクと派手な髪型、普通の会社なら「ちょっと君」と言われるのに何も言われず、頼まれた仕事をちゃんとこなす。
敵対してるOLを血祭りにして刑務所に入って休んでたってそんなの復職させたらアカンだろ?
……というツッコミをバカリズムや脚本に携わった全員ヤンキーマンガや映画を観ながら思ってたんだろうな。
怒りで缶やグラスを握り潰すシーンよくあるけど、考えたらあの後どうするんだろうね?
そんなヤンキー物のツッコミ所をOLの抗争という形で作品にしたら面白くないわけがない。
どうせならチャウ・シンチー監督作品くらいやらかしてもいいのでは?と思ったけど、そこは他のヤンキー映画に合わせたのかな?
テンポよくジャンプの三原則『友情・努力・勝利』の要素もあり、拳で語る熱いバトル。
さぞかし凄いラストが待ってるかと思えば……そんなオチある?
起承転結をヤンキーマンガで例えるなら『特攻の拓』→『クローズ』→『魁!男塾』→『カメレオン』でした。
ラストバトルはNARUTOさながら!
何にも考えずに笑いながら観れるいい映画でした
100分間ずっとシュール 喧嘩シーンとOLの日常の対比が絶妙
これをまさに『緩急』って言うんでしょうね!
ただ、もっとアクションがキレキレだとより緩急がついてよかったのではと思う
広瀬アリスちゃんのアクションシーンはとても良かった、一方で永野芽郁ちゃんはエフェクトで誤魔化してる感が否めなかった
(口悪い永野芽郁ちゃんバチクソ可愛かった)
ラストバトルはNARUTOで見たナルトVSサスケを彷彿とさせるような展開
さすが脚本バカリズム 笑いの中にしっかり熱い展開を用意している
仕事で疲れた金曜日のレイトショーに観たい そんな一本でした
設定の面白さがすべてだったかな・・・
派閥争いをしていた3グループの闘いぶりが面白く、途中までは楽しめたのですが、圧倒的強さを見せる蘭(広瀬アリス)が仕切るようになったからはトーンダウン。結局、サラリーマンを経験した者からすれば、対外的なヤンキーの戦いは会社そのものにも影響するだろうと想像してしまい、会社間の背景がまったく見えないことに不満でした。
鬼丸(小池栄子)のキャラは見事だったし、小ネタも効いていた。後半も面白くなるかと思ったけど、それだけだったかなぁ。それぞれの個性も境遇も主人公の永野芽郁のみ。伝説なんかどうでもいいんで、戦い、てっぺんを取るにいたる動機付けが欲しかった。
下らない映画(褒め言葉)
OLが喧嘩で勢力を伸ばすという現実では有り得ない下らない設定。
喧嘩の強いOLが次々と現れ強さがインフレする漫画のような下らない進行。
しかし下らないも真剣に貫けば面白い作品になるのだな。
何も難しく考えることなく「下らなねー笑」と笑える良い映画でした。
減点の星0.5はアクションの説得力が少し足りなかったかも。
でもアクション出来る女優さんが演じても面白くならない気がするので難しいね。
バカリズムの視点はおもしろい
期待通り、とても面白かった。
ものすごく、バカリズムらしい脚本。
様々なもののパロディ… いや「揶揄」に溢れてたw
基本的に、ヤンキー映画は好きではありません。
好き勝手に暴れてるのを「かっこいい」ことにして、
友情だの恋愛だのを絡めて、美談に仕上げてるでしょ。
全然、好きではない。
バカリズムは、そういうのを腹の中でバカにしつつも、アクションの痛快さだけを引っ張り出してる。
その礎となるのが、この特殊な設定ですよね。
「OLがヤンキーさながらの勢力争いをしている」というバカバカしい設定をベースにしてるから、「くっだらねーw」と思いながらアクションのキレだけ楽しめる。
少年マンガにありがちな要素をふんだんに盛り込みながら、登場人物自身にツッコミを入れさせながらバランスをとる。
この映画の設定をベースにジャッキー映画っぽいことをやらせてみたりw
福田作品みたいに「役者自身のおもしろさ」にオンブニダッコすることもなく、脚本のおもしろさできちんと笑わせてくれます。
それでいて、キャスティングがとても的確で、それぞれの芝居の上手さと相俟って、ストーリーの可笑しさをきちんと引き立てています。
この作品、オススメです。
・・・ま、べつに映画館でみなくても良いかもしれませんけどね。
どうせなら、映画館でみた方がアクションを楽しめるとは思います。
今年見た映画で間違いなくNo.1
今年14本見たなかでは、間違いなくNo.1。緊急事態に伴う休業明け、この映画に決めたが、休業明け1本目にふさわしい期待通りの出来だった。
永野、広瀬、菜々緒、川栄らのキャラが立っており、女優メインのギャグアクションとしてなかなかの迫力。バカリズムでは『架空OL日記』でも感じたが、振り切れた筋立てと、細やかなコメディ要素がバランス良くテンポ良く描かれる。あと出番は少ないが、老けメイクの室井滋をこんなギャグ映画で使うのはズルい。あのシーンで一番笑いました。
関和亮監督の映画作品はたぶん見るのは初めてだが、調べてみたら私の好きなlittle gree monsterの『私らしく生きてみたい』のMVは関監督の作品なんですね。今作のVFXなどの映像効果も抜群で、次回作にも期待したいと思います。
人生のわき役は誰だ?
OLが派閥争いに巻き込まれる話
バカリズムの映画は「殺意の道程」が面白かったので期待していた。
結論から言うと、迫力不足。
面白かったけれど、満足感は少なかったですね。
ストーリーは少年漫画の定番感があるし、劇中でも不良漫画の話が出るのでそれにのっとた話なのは重々承知だが、捻りはほとんどなかった。
役者のビジュアルと所々挟まれるバカリズム節が面白いんだけれど、肝心の喧嘩シーンがなんとも微妙。
ドキュメンタリー「スタントウーマン」を見ていたので女性のスタントの凄さや可能性はある程度理解していたけれど、この作品にはもう少しアクションを頑張ってほしかった。
難しいのはわかる、綺麗な女優さんばかりだし、ケガさせちゃ駄目だし、いろいろと制約があってのことだろうから。
でも「クローズ」「ハイアンドロウ」などの昨今の喧嘩映画を見てる側としては物足りなさ凄かった。
殴るにせよ蹴るにせよもっと腰を入れてくれ…
喧嘩以外はよかったです、普段絶対に見ることのできない不良OLの姿が見れたのは喜ばしいし、この発想は素直に凄いと思う。
菜々緒のコーンロウとかかっこよすぎて最高です、これを拝めただけで鑑賞の価値ありだった気もする。
小池栄子の神々しさ最強感もよかったですね。
男性俳優陣は微妙だったかな、衣装とかの見た目はなかなかだけれど、パワフルさ力強い攻撃はあまりなかったので、ただのお笑い担当って感じでしたね。
遠藤憲一は高身長なだけにスラっとしてて見入っちゃいましたがね。
社内派閥→他社派閥→最大最強派閥→ライバル戦
不良、ヤンキー漫画の鉄板ネタが目白押しで楽しい。
あえて女性でやるからこそのギャップがこの映画の醍醐味なのでそこだけで十分なのだろう、これ以上を求めるのはもはや贅沢なのかもしれない。
見せかけの喧嘩だっていいじゃない、これはコメディなんだし。そう割り切れなかった私が勝手に不満がってるだけです。
万人受けする面白い映画だと思います。頭空っぽにして楽しみましょう。
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劇中セリフより
「あんたと戦わなきゃあたしは進めないんだよ」
真の友情は対等な立場でないと成り立たない。
強さの有無ではなく対等に殴り合うことが大事なんだけれど…
彼女らはこの喧嘩の後に対等になれたのか?
ストーリーはよく分からなかったがまあまあ面白かった
初めて見ましたがバカリズム制作 主演永野芽郁 広瀬アリス 菜々緒 川栄李奈
人数はかなりいましたちっちゃい子供も楽しめてたので
自分も最初から最後まで笑いながら楽しめました
ちなみにバカリズムもぼちぼち出ておりますので
どこで登場するか物語が進んでいくうちに注目してみてください
僕が一番個人的に面白かったのは永野芽郁 広瀬アリス です
出会い始めが男性を助けたところで
おんなじ会社に入社
そしていきなり友人になってて
ライバル会社を倒していきながらも普通に笑顔で戻ってくる
最後は戦うのですが
敗北という文字にも笑ってしまいました
主題歌もかっこいい曲でしたので
皆さんもぜひ見てください
誰か強引にねじ込まれた?
『OLが派閥争いをケンカでやってる』っていう設定の下で、ヤンキー漫画みたいなことが次々起こってくって話にしてんのね。
『ふざけた設定を大真面目にやると面白いよね』っていう笑いで進めてくんだけど、ギリギリ成立するかどうかって感じだったな。この笑いは難しい。
それより「武田梨奈や清野菜名を使って、もっと本気のアクションでやったら良かったんじゃ」と思いながら観てたの。最後まで観て「アクションはそんな重要じゃないから、いまのキャストでいいか」と思ったんだけどね。
でもトムスンと戦うところでドンデン返しがあって、広瀬アリスが負けちゃうのは良かった。
それで負けた後の広瀬アリスのモノローグシーンが良かった。
ここまで永野芽郁が語りだから、永野芽郁に感情移入しながら観てるんだよね。でも、ここで視点が変わって、天才のように振る舞ってた広瀬アリスが実は色々と考えてて、でも、それが崩れてしまったってのが分かるの。
広瀬アリスにアイデンティティ・クライシスが訪れてんだよね。ここで「頑張れ広瀬アリス!」って一気に感情移入していける。あとは、戦う必要はないんだけど、広瀬アリスのアイデンティティを確立するために永野芽郁と広瀬アリスが戦えばいいんだよね。
と思って観てたら、トムスン逆襲で小池栄子と戦うことになって、広瀬アリスが引っ込んで、永野芽郁のシーンが続くの。ここ、いらなかったんじゃないかな。誰かねじ込まれてキャストが一人余ったからシーン作ったみたいに見えたんだけど。
アクションシーンでは、永野芽郁が全くアクションできないんだけど、頑張ってて面白かった。パンチが完全に猫パンチなんだよね。「それ当たっても痛くないよ」と思いながら観てた。
最後まで観て、演技力がそんなに要求されない話だから、AKBや坂グループでやった方が、チープさが活きて面白かったかもと思ったな。
あと永野芽郁の友達役の眼鏡かけた人が「この人うまいな。どこかで観た気がするんだけど」と思いながら観てて、エンドロールで『中村ゆりか』が出て「そうだったのか!」と思った。うまいね、中村ゆりか。
面白かったー!永野芽郁さんを満喫!
彼女がとても可愛いのには理由があった!
そう来たかと思う展開にスクリーンに釘付け(笑)
突っ込みどころは一切無しと割りきれば何も考えずに充分楽しめる作品。
永野芽郁さんと広瀬アリスさんの掛け合いが面白い。
シュールなシーンも笑えた。
OLの緩い会話と抗争の場面を交互に流すシーンも面白い。
キャストを事前にチェックしてなかったので小池栄子さんは全く解りませんでした( ´∀`)
ヤンキーマンガのオマージュ満載
アメトーークのマンガ大好き芸人で好きなマンガを紹介した際、バカリズムは見事にバイオレンス系のマンガを列挙していた。バカリズム祭というドラマでも本棚には刃牙とかクローズとかが並ぶ。そんなバカリズムが脚本を書いた本作。本人も好きな話を書いたと言っていたし、もう本当にそんなヤンキーマンガ王道の話だった。
ただ、それが企業で働くOLたちの話だってところが笑えるところ。主人公の直子(永野芽郁)が語り部としてこの奇妙な設定を客観視しているところがうまい。これで普通のOL生活とヤンキーの勢力争いが共存する世界観を楽しめるようになった。キャラクターの異名、ケンカの話をしている後での換気扇のスイッチ・分別ゴミの話題…。たしかにバカリズムの好きなヤンキーマンガのオマージュと、OL生活を小バカにした感じがたくさん込められた話だった。
でも、エンケンが出てきたあたりからバカリズムのオリジナル感が色濃く出てきてさらに面白くなった。小池栄子のエピソードも最高だった。
アクションとかはこの際目をつぶった方がいい。いや、コメディの割にがんばっていたと考えるべきなのかもしれない。とにかくこのバカらしさを受け入れられるかどうかが評価の分かれ道。私はめちゃくちゃ楽しんだ。ヤンキーマンガになじみのない女性には若干厳しいかもしれない。
全321件中、181~200件目を表示