ミナリのレビュー・感想・評価
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北の国からを見るべし
ミナリ
劇場公開日 2021年3月19日
ちきしょーーう。
評価4もついてたので見てしまった。
それも我慢しながら、何処で何処から面白くなるんだと思いながら終わってしまいました。
想像では「北の国から」韓国版かなと思っていましたが大きく期待を外しました。
ガッカリ度100%です。
本当わからん?何故に評価が良いのか?
アカデミー賞候補ですか。
良かったね。
真実は何処にあるのですか?
それは私です、私はウソも知ったかぶりもしません。この映画は面白くありません。
断言出来ます。
この映画は面白くありません。
評価に騙されるな。
もう一度言います。この映画は面白くありません。
マジわかんねぇー。評価、全然下がりません。
まだ公開されてないから、しょうがないか。
本当に面白くありません。公開見て後悔するが良い。
全てのおばあちゃんに捧ぐ
「賭ケグルイ」は来週水曜日に、「映画クレヨンしんちゃん」「くれなずめ」は公開未定と延期が度重なり、見たい映画がさっぱりになってしまった。
こういう時こそ、都内でしか上映していない作品や不朽の名作を公開して欲しいものです。個人的には、邦画だったら「殺さない彼と死なない彼女」や「初恋」、洋画だったら「ワイルドスピードシリーズ」や「ボヘミアン・ラプソディ」を上映して欲しいなぁと思っています。
今は人気投票で多く票が集まった過去作を映画館で上映するサービスがあるみたいですね。まだ小さな劇場でしかそういうサービスが行われていませんが、もっと全国に知れ渡りこんなご時世でも映画館のファンが増えることを願っています。
少し枕が長くなってしまいました。
という訳で、気になってはいたものの賛否両論で見ようかどうか迷っていた本作をチョイス。あまり期待はせずに鑑賞。今年のアカデミー賞は微妙だからね
どこにでもあるような家族をテーマにした映画。
割とよく出来ているなぁ〜と褒めたいところではあるが、これがアカデミー賞に選出されるのは意味がわからない。何故そんなに注目されたんだろうか。ブラッド・ピットがプロデュースしたからか?贔屓か?
大きな農場で生計を立てることが夢のジェイコブ(スティーブン・ユァン)とその家族は、アメリカの荒れた土地にやってくる。彼に不安を抱く妻のモニカ(ハン・イェリ)だが、ジェイコブは必ず成功してみせると言い聞かせる。
テンポは良く、居心地もいいので衝撃的だったりまさかの展開だったりはないけど、ドラマではなく映画向きな気がした。特に前半は最初のちょっとした伏線がいい感じに回収され、ほくそ笑んでしまう。
主人公はお父さんのジェイコブではなく、間違いなくデビッドだろうなと思った。彼の成長は著しく、愛らしく、いつまでもいつまでも応援したいな見ていたいなと思った。デビッドを演じるアラン・キムが本当に良かった。
この子と負けないくらいの演技力と絶大なインパクトを放っていたのが、今年度アカデミー賞で助演女優賞を獲得したユン・ヨジョン。藁にもすがる獣たちでも、普段は嫌な奴だけど息子が危険な目に合うと死ぬのを覚悟して立ち向かい、非常にカッコイイ姿を見せてくれたので今作でもどんなもんかなと楽しみにしていたが、やはり素晴らしかった。最初は何も分かっていないおばあちゃんかと思っていたが、だんだんと良さが増していき、今作の登場人物の中で最も好きなキャラクターになっていた。本当に最高です。アカデミー賞獲得、おめでとうございます。
ただ、先程も書いたようにアカデミー賞で作品賞にノミネートされるほどすごい映画じゃない。至って普通の家族映画だし、なんなら平凡で正直見飽きたストーリー。
喧嘩ばっかりの夫婦には呆れるし、長女の話があまりにも無さすぎるし、ビリーの扱い方は雑すぎるし、言ってることめちゃくちゃになるし。ツッコミ所はあまりにも多い。描き足らずで、見ごたえにもかけている。
韓国映画×アカデミー賞ということで、昨年受賞した「パラサイト 半地下の家族」を意識してしまったせいかどうしてもハードルは上がってしまっており、ノマドランドにせよ「パラサイト」の指先すらも見えていないくらい、行き届いていなかった。今回のアカデミー賞はガッカリ回でした。
おばあちゃんだけが魅力の映画でした。
来年のアカデミー賞では汚名返上できるかな...?
#36 ユンさんあっての韓国家族
ほとんどの出演者が韓国系アメリカ人みたいで、なんかセリフが自然じゃない気が。
そんな中ハルモニ役のユンさん登場で一気に韓国から移住した家族感が出た。
ユンさんがハルモニ役のドラマを何本も観てるせいか安心の演技。
本当は英語がお得意なのにわざと韓国人発音で英語を発音するところとかボケた役とか本当に演技がお上手💓
主役の女性に韓国人っぽくない違和感を感じていたが、途中で理由がわかった。美人じゃないのに整形してないからだ。
結局ミナリのおかげで家族は幸せな方向に向かえたのだろうか。
アメリカ大陸に韓国植物の種を持ち込んで植えても良いのか?とか気になったが、私も鍋に大量に入ったミナリは大好きです☘️
ミナリはワンダフル。
たぶん期待値を上げ過ぎたせいなのだろう。評判ほど刺さらなかった。
トレーラーハウスにたどり着くまでの導入部もいいし、ジェイコブの強い家族愛もいいし、デビッドの子供らしさもいい。じわっとくるものはあったし、締め付けられるものもあった。だけどそれほどでもなかったのは、たぶん、ラストが思いのほか静かだったせいだろう。
お門違いと言われるだろうが、僕のなかで、新しい生活の苦労談で「北の国から」を越えるのはなかなかない(あれは移民じゃなくてUターンだろ、TVドラマだろ、は別として)。そして、異星人のような祖母の出現でいえば樹木希林もなかなか越えられない。おそらく、僕の期待値ハードルのバーは、その高さだったのだ。
ミナリ、日本ではセリ。水辺のどこででも育ち、根が強く、どの料理にも合い、そして美味い。それが、アメリカで逞しく生き抜いてきた韓国系移民、てことなのだろう。悲劇のあとの家族の力強さは、まさにミナリだった。
アカデミー賞と言われても納得できない
アカデミー賞もお金で買える時代
何が言いたいのかさっぱり分からない
ハリウッドに脚本家はいないの?
なぜ、こんな趣味の延長戦みたいな映画がアカデミー賞候補になれたのか疑問。
以下ネタバレ
移民がセリのように土地に根付く話が描きたかったの?
祖母の存在で心を開いていく孫を描きたかったの?
貧困や差別、文化の違いを描きたかったの?
いったい、これを見て何を感じたら良いの?
助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンさんも特別演技が上手いとかではない。
無知で無計画のまま異国で農業初める父親にドン引き
畑を手伝いに来てるおじさんが宗教色強くてドン引き
祖国から呼び寄せた祖母が何もできなさすぎてドン引き
子どもに体罰を与える父親とそれを許す家族にドン引き
冗談でも排泄物を人に飲ませようとする孫にドン引き
あまりに違いすぎる価値観、生活感に引いてしまって、話が入ってこない
終盤でいきなり祖母が脳卒中になるのに、置き去りにして出かけるとかありえない
祖母がゴミを燃やして火事になるとんでも展開
もう何を言いたいの?と思っていたらエンドロールにすべての祖母に捧ぐとか出てきて
は?
ってなる
2時間とお金を返して欲しい
刺さらないどころか、なぜこんな作品が評価されるのか疑問しかない。
これは親しい人には勧めたくない。
ある家族の成長過程
1980年代の韓国はまだまだ南北停戦の状況も色濃く、南北スパイ活動が盛んな時期、そんな頃にアメリカへ夢を抱いて渡った家族の話。夢はそう簡単に叶うはずもなく、、、
アメリカの地域の教会を中心とするコミュニティの描き方は、アメリカらしい。個人的には問題を抱えた家族が集うが、そこに居場所が見つからない孤独感、一方で、コミュニティからはじかれても熱心に神を求める人もいる。個人の救いはどこにあるのか? 今年のアカデミー助演女優賞をとったハルモニが見たくて鑑賞したが、この一家、果たしてアメリカで生きて行けるか? 不安しかない。でも、きっと生きては行けるだろう。ミナリのように。しかし、夫婦は共に暮らすのか、明らかに学童期の長女が学校へ行く日がくるのか、弟の心臓は治るのか、ハルモニはどうなる??などが気になったまま終わった。
日本も韓国も同じだ
米アカデミー賞の作曲賞受賞に共感!!! 欧米はアジアの人生観にカルチャーショック?!
この映画に出てくる7歳のデビッドのモデルは監督自身である。監督の少年記を本当に過去に戻って、カメラを回して撮影してきたような自然体感が、この映画のすばらしいところだといえる。
日本が誇る名ドラマ『北の国から』の純少年と同等の立場なのに、湿っぽくなく、軽やかささえ感じるのは、背景に流れる明るく、快活なテンポにあふれる音楽によるものだと思う。この音楽がなかったら、この物語を通して監督が伝えたかったことは、観客に円滑には伝わらなかっただろう。
『北の国から』と同じように、都会を離れ、田舎に引っ越して、慣れない仕事に就いて、家族を翻弄させる父親に家族が巻き込まれていくが、なぜか悲壮感がないのは、妻が共に夫に付いていき、妻の母親までもが、言葉もわからない、初めて住む土地に、家族の生活を助けるために遠い国からやってきて、一緒に生活を共にしてくれたからだと思う。
欧米諸国である種の感動を呼ぶのは、この家族が協力し合う状況だと思う。使用人を家族と同等の扱いをすることも、ある種のカルチャーショックを与えたのだと思う。
『なぜ?』と思うのだ。現実では、『汝、隣人を愛せよ。』と教えるキリスト教が布教している国なのに、隣人を愛せていない状態が通常なのだ。だからこそ、明確に言葉が通じない、町の人達に変わり者と言われている人を使用人に雇うこと、人生の終わりを豊かに、静かに過ごし、生まれ育った国で最後を迎えたいと誰もが考える年令である老婦人が、わざわざ苦労をするために、遠い国で人生の残りを過ごすことを選ぶこと、このようなアジアの人生観については、理解し難いのだ。
監督は、観客に問題を投げかけている。『妻の母親の行動を愚かだと思うか?』 『彼女は自己犠牲が強い性格だと思うか?』 『彼女の人生は不幸だったと思うか?』
実は、現代社会に存在している自分自身(監督)自体が、この幼少期に祖母に投げかけている言葉だったのだ。 『ねぇ、おばあさんは、ここに来て幸せなのか?僕たちとこんな場所に居ることで幸せだと思えているのか?』と、そして、映画の物語の中では、デビット少年が、祖母と二人でいるときに口癖のように、そのように祖母に尋ねているのだ。
しかし、家族の傍に彼女がいたからこそ、デビット少年や妻の夫、家族は、あの苦労の絶えない環境を狂うことなく、耐え、過ごすことができたのだ。
少年の頃の自分や家族、祖母の心の在り方を回想しながら、考慮していくうちに、あの頃にはたくさんの人々が持っていた『他の人と喜びや幸せを分かち合える心の在り方』を現代人は失いかけているのだということに気が付いたのだ。
この映画は、人と人とのつながりを大切なものとし、隣人を家族と同じように愛せること、家族のそれぞれが、互いの家族の心の支えとして存在し続けることの重要性を知っていることが人として生きていくためにどれほど貴重なことかを教えてくれるのだ。
ありきたりの話のようでいて不思議な空気感がある。レーガン時代、80...
観る人によって分かれる作品
人によって感じるテーマが様々な映画
宗教の信仰について、当時の移民の苦悩、夢見るアメリカンドリーム。家族一人ひとりの感情もよく描写されていて、父の責任感故に周りが見えなくなる様子と、自分の無力さを痛感しながらもヒヨコを役に立つかどうか見極めるという皮肉さ。女性の苦難、今を大切にしたい母。この2人は中々噛み合わないリアリティ。その両親のもと育った姉は根っからの長女気質で弟の世話をしてあげることが自分の意義を感じているのでしょうか。この家族の間に入る祖母は不器用ながらも心の豊かさを家族に教えてくれます。
この映画は作中で多すぎるほど様々なことを表現していますが、この物語は監督の実話を基にされているらしいです。そうすると、おそらくこの映画の主人公は男の子のデビットなのでしょう。幼少期からの成長は複雑で、周りの様々な環境の些細なことまでが自身の経験となり、我を形成する要素になる。この映画は、そんな少年デビットの周りで起こりうる様々なモノゴトをリアルに表現されているのかもしれません。周りの環境がどうであれ、それが複雑で自身にとって辛いことであっても根を強く持つ、ミナリの様に生きていきたいです。
きっと、観る人によってこの映画から感じるテーマが様々なはずです。
走れ!デビッド!
淡々と静かに家族を描いていて、現実味のある展開で、ドキュメンタリー的なリアルさがある。
家族以外ではポールがなんとも言えない存在感がある。
自分の2人のおばあちゃんどちらともキャラは違うんだけど、おばあちゃんというのは、同居するとちょっとめんどくさいような、でも親が教えてくれないことを教えてくれるような温かい存在だったなと思い出しました。
親とは目線が違うから、子どもの人生に大きな影響を知らず知らずに与えているんだな。
鈴木福くんの小さい頃を思い出すデビッドと、おばあちゃんの関係性の変化がホンワカしてとっても良かった。
心臓の悪いデイビッドが走るのは観ているほうもドキドキすることだけど走りたかったんだよな、彼は。
セリのように逞しくどこででも生きていけるという希望をどん底の中の一縷の望みとして、じんわり余韻が残りました。
これが映画賞というやつか
数々の映画祭で受賞し、アカデミー賞最有力候補の呼び声が高い本作。それで期待値を上げすぎてしまったか、うーん…という落胆が大きかった。
評論家ウケする作品なのかもしれないが、この映画の面白さを解説してほしい。
タイトルの『ミナリ』は韓国語でセリを意味する言葉で、公式サイトの説明によると「たくましく地に根を張り、2度目の旬が最もおいしいことから、子供世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている」とのこと。
その通りの家族がぶつかり思いやりながら暮らしていく日常が描かれている。日常というぐらい最後を除き特に大きな出来事は起きない。そのなかで何を語ろうとしたか。
強いて言えばおばあちゃんのキャラが良かった。
新進気鋭のコンテンツスタジオA24とブラッドピットのPLAN Bによる作品。新しいことにチャレンジしようとするあまり一周回ってしまった印象。ただ攻めているものは当たり外れや賛否両論があるのは当たり前。引き続き次回作には期待したいところ。
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