ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウトのレビュー・感想・評価
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クリスマスにピッタリ(皮肉)
クリスマスシーズンに見合った、中身の薄い、何となくいい感じで締めくくられる作品。
父が娘への愛情表現を見直す場面は描かれず、
母の慇懃無礼な言動がフォローされることはなく、
姉のガキどもが悪意あるイタズラをする根源は最終盤で明かされるだけで、
そもそも主人公が部外者のアビー
という、家族愛の物語としての一貫性が全く無い。
主人公はかわいいけど、物語として存在意義はまるで無い。
一方でアビーとハーパーのラブコメとして観るにしても、そもそも2人がほぼ一緒にいないし、
ハーパーの視点は完全に抜け落ちているので、応援するなら別れる方向に向かってになる。
エンディングで全然「良かったね」とならないので、ラブコメとしてもイマイチ。
単なるコメディとして観るにしても、面白いシーンはあるものの「フフッ」程度。
頻度は少ない。
終始ジメジメした感情に囚われたアビーとジェーンがかわいそうなので、ほがらかに笑えるシーンはそんなに無い。
撮影時、本作はコロナ禍の上映になるとはもちろん予測出来ずに作られた...
撮影時、本作はコロナ禍の上映になるとはもちろん予測出来ずに作られた同棲相手 同性愛者 帰省ホリデーコメディー映画。
マッケンジー・デイヴィス(1987年生 身長178cm)は『ターミネーター』のショートカットの強化人間役でレズビアン達から憧れの対象になり、クリステン・スチュワート(1990年生 身長165cm)はバイセクシュアルなのでナイスキャスティングだと思う。
時代にあった映画
クリステン目当てで見た映画。
見ていくうちに今の時代にあわせて作ってる映画でよかった。
家族での悩みって、家族内には話せないんだよなぁと思い出し…
クリスマス時期に見ると、クリスマスは家族に会いに行こうと思える映画。
新たなホリデー映画
観ててめっちゃしんどくなる部分もあるんだけども、
それでもほっこりにもっていった剛腕ホリデー映画
時代の過渡期にクレアデュバルが送る良作
そして神キャスティング
とても楽しめたのだけど、
なんかこうホリディ関係なしに、
ルビースパークス的なアート系映画
出来ないかなー
キャロルがそうなのかな?
もっと現代版で作ってほしい……
毎年クリスマスに…
アビーがとにかく可愛いです♡
そのよき理解者であるお友達との関係もとても素敵だと思いました。
登場人物それぞれに共感できて、感情移入できて、ラストはほっこりあたたかい気持ちで泣けました。
お気に入りのクリスマス映画に仲間入りです!
クリステン・スチュワートのかわいさが極まってる
クリステン・スチュワートが全シーン全カットかわいい。寒そうでちょっと泣きそうで鼻が赤いシーンなんかキュンとする。彼女は奇跡。映画館で観たかったなあ。
8割ずっとしんどい展開で、最後急にいろいろいい感じに決着していくの、ちょっとズルい台本だと思うけど、明るく終わってくれてうれしかった自分がいて完敗。
地域や家庭によるだろうけど、日本よりは米国のほうがカムアウトする率って高いんだろうか。隠すしかないのも辛そうだけど、オープンにする人が多いなら多いで、アビーみたいに“なんで自分の好きな人は堂々と言ってくれないんだろう”と不満や不信が募ったりもするわけで。どっちが楽っていうことはなく、今のところまだまだどっちにしろ大変なんだと思った。カムアウトについて駐車場で語るゲイの親友の言葉がとてもよかった。
あと、ライリーは人間が出来過ぎでは。こんな素晴らしい人間を、高校時代に同性愛者のストーカーという汚名を着せられただけで、真偽もわからないくせに白眼視し続ける両親だったら、そりゃハーパーがカムアウトをためらうのもわかる。アビー、ライリーにしなよって何回か思った。
ちなみに、ライリー役のオーブリー・プラザは後にテレビの人気番組で「(2020年2月の)撮影期間中、クリステンが病気になって、その後みんな体調を崩したけど、あの頃はまだコロナをそんなに深刻に捉えてなかったから笑い話みたいな感じだった」とか話していて、ちょっとウカツな人だなという感じ。それこそ<完璧>を求めたってしょうがないけど。
素敵なカップルの素敵なクリスマス
どたばたなクリスマス休暇のお話。家族だからこそ、言えないことはあって、期待に応えたくて、それがつらかったけど、最後は大団円で幸せでした。
やはり、クリスティンスチュワートがかっこよすぎて、眼福でした。あー素敵
すべての差別のまえに美醜があったりする
アビーはクリスマス休暇をハーパー一家のもとで過ごすのだが・・・。
レズビアンのかっぷるの話から、カミングアウトにもいろいろあるという展開をしていく。要は体裁や世間体を気にして仮面をかぶりつづけていた一家が、カミングアウトをきっかけに溶解し深い絆で結ばれるというコメディ。
awkwardなシチュエーションが多いけれど、きれいな大団円におさまった。
穿った見方をすると、だいたい議員ならば、娘のマイノリティを歓迎するんじゃなかろうか。長女の旦那は黒人なわけだし。次女がレズビアンだったら「でかした」てことになって、三女に「おまえもなんかマイノリティないか?」になっても不思議じゃない──とか思ったりしたw。
よくLGBTsに対するさべつはいかんという声をきくんだが、そんな発言やコラムや主張をみるたびに、誰がLGBTsをさべつしているのだろう?と不思議に思う。これは一般的な日本人がLGBTsの遍在を感じたり、そもそも対峙する機会が少ないからだが、実質、該当者がじぶんでなく身近でもなければ、永遠にLGBTsは絵空事のままである。
そのことに良いも悪いもない。
また根本的ににんげんの社会では、差別のまえに見ばえがくる。とりわけエンタメでは、見ばえを備えているなら、差別がどっかへ消え失せる。クリステンスチュワートとマッケンジーデイヴィスのかっぷるにどんな問題があると思いますか?
さらに日本のエンタメではさかんにブスという言葉が使われ、ブスの役回りも定石なわけだが、LGBTs差別とちがって美醜差別にはおとがめなしである。差別を助長するキャラクタライズを積極的にやる日本のエンタメに接しているとLGBTs差別反対の主張はけっこうアホくさい。
というわけでクリステンスチュワートがかっこいい映画だった。なに着てもきまるし。髪のずぼらな染め方がいい。くわしく知らないが、根に元髪の色が見えている「ずぼらな染め髪」がいい。とりわけぜんぶ片方へもってくるツーブロック(でいいのか知らないが)がクリステンスチュワート以上に似合うひとはいないと思った。
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