コンフィデンスマンJP 英雄編のレビュー・感想・評価
全392件中、121~140件目を表示
脚本、うまいなぁ
映画を観ながら、よくこのごちゃごちゃした流れを、過去を振り返る等の場面を使ってうまくまとめるものだと思いました。
よく多くの俳優を使い過ぎて相関図が良く分からなくなる映画もあるけど、コンフィデンスマンはいつもわかりやすい。
※ ※ ※
長澤まさみはうまいなあ。他の作品も観たけどどの役も上手に演じている。
東出昌大は「棒読み」の声が多かったから(自分もそう思っています)それを意識しすぎて観てしまった。観ながらやっぱり小日向文世とはセリフの出し方が違うわと思いました。
生田絵梨花さん、初めて知りました。女優はやっぱりいいわ。スタイルもいいしかわいい、きれい。
謎の女、真木よう子さんとはわからなかった。 雰囲気変えると女優って分からないですね。
路線変更を(大オチまでのネタバレあり)
前作のプリンセス編が最高傑作と言って差し支えない物語だったので今作はどうなのかと期待半分不安半分で見に行った。
プリンセス編路線ではなくロマンス編路線に進んでしまったのが残念。
まずは冒頭から続く3人の軽快なやり取りを聞いて懐かしいとおもった。
古沢さん脚本の作品自体前作のプリンセス編以降お目にかかれなかったので随分久しぶりといった感覚だった。
現在はコロナ禍真っ只中の為海外を舞台に設定した作品はもれなく合成、あるいは日本でそれっぽい場所で撮影するしか無いわけであるが、今作もその例に漏れなかった。
イタリアっぽいロケ地をよく見つけたなと感心するが家の場面で壁が映るとやはりイタリアの家とは少し違うなという感じがした。
日本を舞台にしても良かった気がする。
ジェシーとスタァの登場のさせ方は強引ながらこれもスタッフさんや出演者一同の想いなんだろうなぁと少しグッときた。
それにしてもこれまで出てきたレギュラーメンバーをちょい役でもほとんど全て登場させてるのは異常。
これから先どこまでこれを続けていけるんだろうか。
冒頭唐突に出てきたツチノコが3人のルーツであるというのは成程と思った。
今回はこの3人のルーツを描く話なんだろうなと。
今までトリオを組んでた3人の対決も面白いし、何より全ての計画を考えていたダー子が目立ちがちだったがボクちゃんやリチャードにもきちんと詐欺師としての才能がある事を描いたのはすごい良かった・・・と思っていた。
しかしロマンス編のように最後に今回ダー子が狙ってた(と視聴者が思ってた)人物が仔猫ちゃんだったり、劇中出てきて立場が二転三転してた人物がこれも仔猫ちゃんだったりと全部がダー子が組み立てたセットでツチノコが踊ってただけというのはあまりにも裏切りすぎ。
もう少しリアルの部分を残しても良かったのでは。
でないとボクちゃんが結局ダー子の掌で踊っていたことになって、折角ボクちゃんの詐欺師としての才能を見れたとおもったのに・・
まぁボクちゃんの1番の才能は自身も本気でやってるから相手を騙そうとせず騙せるということなんだろう。
取り繕うよりも真実の方が強いのかもしれない。
冒頭の英雄に関する文章が本編でしっかり効いてくるのも当たり前と言えば当たり前だけど良い。
みんな英雄に憧れるけど平和な世の中には英雄は必要ないみんなが英雄なんだというメッセージが伝わってきた。
最後の赤星のオチは最高。
演技面で言うと瀬戸康史さんが最高すぎる。
事前の番宣では生田さんや城田さんがピックアップされていたがこの映画の骨は瀬戸康史さん演じるマリムラだった。
そういうところでいうと宣伝にすっかり騙された。
徐々にマリムラの狂気性が見えてくるところが良い。マリムラがその本性を剥き出しにする赤星との対峙シーンはこの映画の中の白眉。
ただお宝を手に入れての喜びようは少々わざとらしい。
次いで良かったのは小手さん。
そのコメディセンスが爆発していて前半大活躍。
コックリがダー子を「お母さん」と呼ぶのが前作の大ファンとしては嬉しかった。
最後の生瀬さんと三文芝居とすっかり定番で楽しい
本編では一切触れられてないがこのテーマに関して日本の戯曲の中のとある一文で締めくくりたい
「嘉肴ありといへども、食せざればその味はひを知らずとは、国治ってよき武士の、忠も武勇も隠るるに、たとへば星の昼見えず、夜は乱れてあらはるる」〜仮名手本忠臣蔵より〜
現代語訳 御馳走があっても食べてみないとそのうまさが味わえないということは、国が平和に治っている時は立派な武士の忠義も武勇も隠れているのに例えられ、それは星が昼には見えないで夜はきらめいて現れるようなものである
英雄も平和な世の中には見えないで乱世になると現れるのだろう。
まさにシリーズ最高傑作!古沢良太の脚本力はもっと褒められるべき
謳い文句に恥じない、シリーズ最高傑作!積み上げてきた自負と裏切らないどんでん返しに痺れる…。完全に油断してたけど、これは凄い。見事な1本。
「もっと古沢良太さんは評価されるべき」なんてツイートをチラッと観たことがある。その通りだと思う。脚本家の地位ってホントに低いんだとか。ドラマ『ゆるキャン△』などを執筆した北川亜矢子さんも言ってた。それくらい大事なピースだし、必要不可欠。彼が居ないとなし得ない脚本だった思う。ジェシーもスタアも役の中で生きているんだし、映画という2時間にエンタテインメントを放り込みながら魅せてくれる。彼あっての今シリーズであり、毎度裏切らないのだから凄い。今回は特に圧巻だった。
「ダマし合い」のコンテンツであるのは百も承知であり、こちら側もそれを知っている。だからそのつもりで観る。でも騙されるのである。凌駕してくるから素晴らしいし、コンゲームの最高峰をいつだって超えてくる。今回はバトル・ロワイアルってこともあり、何処から動いているのか、いつも以上に睨む。だけどやっぱり騙される。その先にドラマも据える。よって、無駄が何一つない。あの人の無駄遣いならあるけど。笑
長澤まさみもイキイキしているけど、結局はダー子なのである。色が落ちてないし、彼女の変化を存分に楽しめる。にしても今回は生田絵梨花も抜群に良かった。華を添える存在でもあるけど、主張が強すぎてもいけない…その中でのバランスが絶妙。抜群のスタイルも触れない辺りとか、こちとら驚きよ。笑
色々言われてる本作だけど、結局は作品が素晴らしいから望む声が出るのは必然。序盤に出てきた「最後」のフレーズはとうに払拭された。またダー子に騙されたいぞっ!
お見事!更なる進化を遂げたコンゲーム
毎回、安定した面白さで楽しめるコンフィデンスマンシリーズ。
今作が一番、騙されたし、そんなんないでしょって言う違和感も無く、何しろ爽快感ありで見応えがあった。
毎度、裏の裏を描く展開でちゃんと綺麗に回収するから流石だなと感心する。
個人的には赤星さんのキャラ変、チャーミングになったのが好き。疑いすぎてまさかの結果になったシーンは笑った。
それと、もう登場することはできなくても、作品の中、私たちの心の中で生き続けるんだなぁと思った。
もっと英雄にして欲しかった
このシリーズは基本的に閉ざされた空間での身内同士での騙し合いというかじゃれあいが展開する設定でハナから現実社会との断絶の上に成立している。まあ面白いには違いないのだがさすがにパターン化されすぎてしまって寅さんが故郷のだんごやに帰って来てまた喧嘩して飛び出していく‥という定型様式美を求める観客が楽しむ映画になってしまったのかも知れない。2本目の「プリンセス編」までは脚本の古沢良太が描きたいテーマがはっきりしていて嘘を乗り越える真実があったし拍手できた。今回も扉の言葉「英雄がいない時代が悪いのではなく英雄を必要とする時代が悪い」でちょっと期待したが英雄度合いが全然物足りなくて何を描きたいの?というのが正直な感想。序盤から時間が行きつ戻りつして詐欺師同士のそれぞれの目線で見せる構成がかなり意欲的で良かったが‥全てが嘘つきで全てがギャグになってしまったこのシリーズに明るい未来はあるのだろうか?次回作でどう来るのかに興味はある。
楽しい映画だけど
回を重ねる毎に満足度は下がっている気がします
話は大きそうなのに・・・つまらない
コメディなのでこれで良いかもしれませんが、もう少し気持ちよくさせて欲しいです
長澤さんも役が少し辛くなってきたかな?
盛り込みまくり
自宅近くのシアターでレイトショーで鑑賞。寒波が来てた土曜日、劇場内も寒くて途中集中して観れなかった…
感想としては、最終回だから?過去作の登場人物らをぶっ込み過ぎて、マニアには堪らない内容だったかも。「また観たいあの人が出てる!」みたいな。
マニアじゃない人には何かゴチャゴチャしてる、視聴者をイイ意味で騙したい、エンタメとして楽しませたいという狙いなのかな、全てをひっくり返す
オセロを後半で全て鮮やかに裏返す、みたいな展開。演出、長澤まさみの演技で楽しく爽快なエンディングに向かうが、いささか力技の感もあり。伏線と視聴者が把握できてない小ネタにいたっても裏返すので、もう脳内ミックスジュースw
これを一番楽しんだのは制作側じゃない?と思ったかな。
主演の長澤まさみは歳をとったのは否めないけど肌の綺麗さはスクリーンの大画面でアップになってもさすが女優
男性の東出昌大と比べるとよく分かる
エンドロールが終わり席を立ったが、最後におまけ映像あるのでみたい方は急いで帰らない方がいいです
レイトショーだと早く帰りたい傾向はあるけど、終演後帰り道で「長~」と言ってる人はいた。
大好きなシリーズ
めちゃくちゃ好きな作品なので、コロナ禍になって初めて映画館で観ました。
ずっと見てきたので、どう騙してくるのかなぁと考えながら観ました。誰が子猫ちゃんなのかとか。
キャストが豪華すぎること、いろんな人の視点から物語が見れること、警察に捕まるかも!というハラハラ感、ラストのネタバレシーン(赤星さんのかわいさと意外な子猫ちゃんが特に好き)が最高でした。コヒさんが怖かった。ボクちゃんは東出さんがぴったりすぎる!
ただ、騙し方が少しロマンス編に似てたかなぁ…
真木よう子の言葉から、また続きそうなので楽しみです!東出さんお願いします
割といい推理してたんだけどなぁ
今回こそは!そう意気込んで臨んだけど、またしても騙された〜!いや、今回はいい線いってたんですよ?どこまでがダー子側なんだ?って疑い始めたらキリがない笑 とても豪華で満足感のある作品!ジェシーとスターの名前上がるたびにうるうるしました。色んな方の想いがこもっている気がしました。
まさみちゃん、サイコー!!!
いや~まんまと騙されましたわ。
もう、中盤で「なんか、今回はキレがないじゃん」「ダー子も何だかどんくさく見える」なんて。
まんまと騙されたじゃん!
いや~爽快。
笑った~
あ、赤星の変装は気付きましたよ。
さすがに、あれはね。
ぼくちゃんも騙されてたんだ。
楽しかった~
まさみちゃん、サイコー。
次回も楽しみ!
がんばったで賞
真新しい要素は感じられなかった。
ライバルが良い奴に見えたので、そのまま突っ切ってシリーズの流れを更新した方がスッキリしたかもしれない。
シリーズファンが多く、ファンの期待する所には達していたのだろう。
その分評定が高めに出ているとすれば納得。
観たモノ全てを疑え
面白かったです。
コンフィデンスマンの映画も3作目ですが、登場人物全てが怪しく感じてしまうんです。
凄くしっかり作り込まれて面白い。
ただ、3作目にして根本的なトリックが類似している様にも思えてきて、もし次があるならば「その発想はなかった」「そうきたか」と思える様なものである事に期待します。
あまり多くを語るとネタバレになるので。
シリーズ化して欲しいけど😢
前半はいつも同じパターンでグダグダ感があって、後半に期待しかなかったけど、ギター‼️
えっそこも、あの人も、そしてお約束のボクちゃんを…。
まだパターンがあるかなぁ。今回は2回転斬りという感じだけど、3回転となって来ると、どんなもんか。
ただ東出の大罪は他の共演者がどうかなぁ。
俺だったらキショイかなぁ。欠かせない役だしねー。変えたとしても、それ以上じゃなきゃならないし、
しかし、大物俳優をほんのちょい役で使うのは面白かった。
良くも悪くも3作目も相変わらずね
2022年劇場鑑賞6本目 良作 61点
英雄編、鑑賞
2作目よりは良かった、けどなんだか1作目でこの手の免疫がついてしまって終始純粋には楽しめない自分がいました
けど、三浦春馬と竹内結子の演出は素晴らしかったです
まだ続くのかな、けどこの手のやつ終わりずらいよね
役者も豪華だし、興行収入見込めるから続けんのかなあ
もう言葉がない!
もう最高でした。
今までの流れから、多分ほとんど味方なんだろうな、
騙されないぞと思いながら見てましたが、
それぞれのドラマがあり、気持ちがほっこり。
そして最後の最後にしてやられました。
も一回見たいなあ〜
映像が綺麗でした
ドラマから見ててワクワクするのでコンフィデンスマンjpは大好きです。
今回も面白かったには面白かった! でも映画1のロマンス編とダブルというか予測できてしまうところが多かったので以前おようなワクワクが見てる中 激減してしまっていました。
感想もああ〜やっぱりそうだったんだな〜と。
ネタが尽きてしまったんだろうか??
コンフィデンスマン好きなシリーズだけにこれからももっとワクワクできる作品が見たいです。
全392件中、121~140件目を表示