竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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これは狙ってやってる…だよね?
観てきました
流石の映像美。
以下ネタバレ大量に含む。
まあ、観てないと分からないだろうけど。
結論から言うと、
ディ○ニーに版権料払うレベルで
現代版(未来版?)美女と野獣なんですね。
というか、敢えてあわせてきてます。
竜の城とか従者(AI)とか、
ガストンもといジャスティンといい、
ダンスシーン、テラスのシーンといい、
なんなら、ベルの着てるローブまでそのまま。
既視感しかない。
何より一番は主人公の本名がスズ=鈴だから
仮想空間上の名前をベルにしてしまうところ。
話自体は悪くない…けど
サマーウォーズほどのカタルシスは無かったかな。
いわゆる『どんでん返し』はない。
唯一、私と彼しか知らない歌を歌ってる〜
の下りがちょっとゾクッとしたかな、位。
いっちゃん最初に売上は全部慈善団体に〜
の時の右上のウィンドウとか
途中のスマホのニュース動画とか
同じ結論に行くための伏線が多すぎた。
竜のファンの子供達でしつこく出て来てるし。
ところで、めでたしめでたし的な終わり方でしたが
おもっくそベルは正体晒した訳で
最初のライブで1〜2億集まったことを考えると
恐らく最終フォロワーは少なく見積もっても
2億位はいる訳でね。
生体認証なんだから裸で晒せば良かったのに、
制服まで晒した訳だから
多分関東から帰ってきて大団円を迎えてる頃には
もう既に校名までは特定されてるでしょう。
ネガティブな要素はないとしても
既に鈴のリアルは平穏ではいられないでしょうね。
クリスマスのおぼさん達との合唱は
武道館でも厳しそうですね。
それともUの世界で同時中継か。
後、ビジュアルの問題かもしれませんが
unveilせっかくしたのに、
歌の後半でもとに戻ってるやん、ていう
スズ=ベルを認識させるのは
最初のunveilで十分な訳でね。
せめて衣装だけ変わるとかさ。
今更戻ったところで感もかなり。
そこだけ違和感ありましたね。
期待通りです。
映像美と最高の歌。だけど…
映像美、ディズニーキャラクターとしか思えないベルの豊かな表情、中村佳穂さんの歌声、ワクワクさせる要素はふんだんにあるのに……ストーリーがとても唐突に感じました。
たったこの期間で竜をここまで想うだろうか?
(小説読んだらもう少し肉付けあるのでしょうか)
恋愛に関しても矢印が2つ飛んでることでベルと竜の関係性がなにか薄く感じてしまい…
(そもそも竜には恋愛ではなかったのでしょうけど…)
バーチャルとリアルの対比だったとは思うのですがせめてサマーウォーズのようにあくまでバーチャルはバーチャルキャラクターで戦ったり、ベルと竜の関係性をもっと強く感じたかったです。
(兄弟のお父さんがあのポリスのおじさんだったら楽しかったかも)
あと、場面転換の黒い画面、あれが割と長くて気持ちがブチッと切られてしまい、え、もしかしてここで終わるの?って言う気持ちに何度かされてしまいました。私だけでしょうか。
でも、ここまで言っといて★4なのは中村佳穂さんの歌唱+ベル+バーチャル世界の演出が素敵だったからです。
冒頭の始まりの演出と、お母さんとの思い出はとても感動しました。
IMAXで朝一に観に行った回はあったと思います。
(音楽と演出を最大限に感じるならIMAXや音のいいスクリーン推奨します!)
合唱団の面々といくらちゃん?もよかったです!
でもでも、、
あんな寂しい(壮大?な)エンドクレジットより最後もオープニングと同じ曲で締めてもらった方がすずとベルのこれからを思ってワクワクできたかもしれません。
でもでもでも、、、
この物足り……あ。そっち!!!と思わせてくれるが細田作品な気がします。
本当に残念
細田守監督の映画は複数鑑賞したのですが今作は本当に残念でした。
まず今作は違和感がありすぎてストーリーどころではなくまたキャラクター達の感情の変化おも感じとれませんでした。
違和感の例を挙げるとネットの世界にオリジンを晒しあげるっていうのが正義というふうに持ち上げられている(スポンサーまでついてる)Uの世界。何億人が見ている中簡単に顔を晒せと言う幼馴染。DV現場に女の子一人で行かせる周り、親。等々。数え出したら切りがありません。
勿論映画は多少の違和感は無視して楽しむものですが
今作はそれがメインシーン、感動シーンにガッツリ違和感があるので無視できないくらいでした。
また、中盤くらいに美女と野獣と同じストーリーで進む展開があるのですが僕は本当に嫌でした。多少似ているならまだしも殆ど同じでベルという名前まで同じなので『竜とそばかすの姫』ではなく『美女と野獣』と思えてしまいこのシーンはベルと竜が心を通わせる重要なシーンだと思うのですが全く感情移入出来ず置いてけぼりにされました。現代版『美女と野獣』的なのを作りたかったとインタビューで監督が仰っていましたが確かにストーリーは同じでしたがただ、中身の無い『美女と野獣』だったなと思いました。
最初の方はワクワク出来て本当に良かったのですが途中から違和感やらどこがで見たことあるシーンやらで登場しているキャラクターがみんな泣いてる感動シーンで全く感動出来ずベルが勇気を出して素顔を出すシーンは途中で帰ろうか迷ったぐらいでした。
歌は物凄く良かったですが歌うシーンが思ったより少なくて物足りなかったです。
作画は完璧で、声優さんもすごくお上手でした。
前作まで細田監督は家族などの愛情表現を繊細に作られているのに今作は雑で投げやりな感じがしてどの人間関係も薄くキャラクターの感情を掴めず映画を比べるのは良くないことですがサマーウォーズはあんなに人間関係、心情が掴みやすかったのにと思ってしまいました。
キャラクター達の心情描写、関係性また、ストーリー全てが中途半端(特に父親との関係性)な様に感じ『竜とそばかすの姫』は結局何を伝えたかったのか正直分かりませんでした。
平凡な女子高生がネットの世界で超人気な歌手というとても面白い題材と迫力がある作画、歌のcmそして3年ぶりの細田守監督作品との事もあってとても期待しすぎていた分本当に残念でした。
酷評しましたがあくまで僕の主観で感じ方は人それぞれなので是非色んな人に観て欲しいです。歌、作画は凄いのでそれだけで観る価値ありです。
追記 映画なのだから気にしすぎと意見を貰いました。仰る通りですが今作は今の社会問題(DV、ネットの誹謗中傷)を直接重要なシーンとして描いているのにも関わらず、すず一人でDV現場に向かい、止めるという現実ではありえない方法で解決するのにどうしても違和感を感じてしまいました。
ストーリーについてあーだこーだ言ってますが作画と歌はアニメ史上トップレベルでこの感動は映画館ではないと絶対に味わえないので一度は映画館で観た方が良いと思います!
どうしてそうなる?が多い
ベルの圧倒的な歌声はぜひ映画館で聴いてほしいレベルでよかった。でも気になったところが多すぎて映画に集中できなかった
〜〜〜以下気になったところネタバレ〜〜〜
・ライブで竜が乱入する場面。初めての自分の大規模ライブ、乱入してきた相手に対して(なんやねんこいつ邪魔するなよ)とかと思うならまだしも、純粋に(あなたは誰なの?)っていきなり思う?
・やたらと醜いと箔押しされる竜
・マントについてるもののことをアザと呼ぶ違和感
・美女と野獣のオマージュが多すぎてどういう感情で見たらいいのかわからなくなる
・同じシーンの使いまわしが多い
・衣装のデザイン、元絵や発想は素敵なのにいざ着るとオシャレではない
・最大の違和感。DVおやじの元についこないだまでひきこもりだったか弱い女子高生を一人で向かわせるか?周りに保護者のように見守ってる大人もいるしあれだけ心配してた忍だって側にいたのに鈴ひとりで飛行機の距離を?加害されるの目に見えてるのに?
しかも現地ついたら家がどこにあるのか策があるのかと思いきや足で稼ぐしかないというのに?色々とあり得なさすぎてこのあたりで現実逃避してきた
・DVおやじが鈴の眼力で腰抜けて足震えだすところ。なぜ…
・いきなり竜が大好きと言う。そこまでの親密さがあったっけ…??
以上がぱっと浮かぶもやもやする箇所です。
予告では非常に期待していたけど、結果は歌は◎だけどストーリーは相変わらずの細田守作品だなぁといったところで残念です
ようこそ『U』の世界へ!
顔が見えない怖さと楽しさ
このレビューもそうですが、顔が見えない身バレがしない事で言えてしまう事は沢山あるよねと感じた話。
仮想現実というワクワク感と映像の美しさでスタートから楽しめ、ストーリーは主人公に感情移入する事もでき、竜の中身は一体誰なのかと想定しながら見ることが出来る。
時をかける少女とサマーウォーズが混ざった雰囲気があり、この2つが好きな人は竜そばもハマると思います。
そしてIMAXで見る事でより楽しめる作品であると感じます。
歌声の美しさに感動します。映画館でしか体験できないと思うのでぜひ映画館で!!!
中村佳穂の歌声だけ楽しみました。
細田版 美女と野獣!
これはすごい。仮想世界の圧倒的な映像美と素晴らしい音楽。
個人的にSFアニメは苦手ジャンルなので本当は観るつもりはなかったのですが、予告編のきめ細やかで鮮やかな映像と音楽に惹かれたので観ることにしました。
それから本作品は話題性が高い映画になりそうなので自分に合わない映画でも観て損は無いかな、と思ったのも理由の1つです。
さて、本作品のレビューですが、一言で言えばすごく良かったです。
SFアニメが苦手な私でも満足できる作品で、久し振りに感動できる映画に出合いました。
感じとしては「レディ・プレイヤー1」と「美女と野獣」と「君の名は」がミックスしたような感じですかね。
ストーリーについては映像や音楽と比較すると普通な感じですが私にはちょうど良かったです。
一般的にSFアニメは観る側の理解を超える難解で意味不明な展開になりがちで、それがSFアニメが好きになれない理由なのですが、本作品はそれが全くありませんでした。
できるだけ大きなスクリーンで観るのがお勧めです。
中村佳穂のプロモーションも兼ねているのかなという感じがしました。
マイルドに言って「U」って楽しい場所か?
50億人の前で歌が歌えるようになる話
細田監督10年ぶりのネット世界アニメとのことで「サマーウォーズ」から10年か~なんて思いながら鑑賞。
個人的に「バケモノの子」「未来のミライ」はあんまりしっくりこなかったので、今回はどうなるかなと不安でした。
感想をマイルド言ってしまえば、「つまらない話」でした。
いや、歌とか映像美は楽しめたけれど、ストーリーが全く心に響いてこない。
退屈ではないけど、なんだろう釈然としない物語だった印象。
自分の現代ネットへの感覚がずれてるのかも知れないです。もしくは監督のネット感覚がずれてる?
少なからずオンラインゲームや動画配信サイトを経験してますが、ちょっと本作のネット感は理解しがたい点が多かった。
私が皮肉れてしまったのか、頭が固いのか、古い考えなのか、突っ込みどころが多すぎて話に集中できなかった。
アニメーションとしては綺麗だし、歌もよかったけれど、肝心のストーリーと「U」の世界観がどうにも納得できなかったな~。
同じ様な仮想世界と現実を行き来する映画「レディ・プレイヤーワン」は現実と仮想世界で金銭のやり取りとか争い、オアシスでの生き方がそれぞれ伝わってきたし納得できたんだけどな。
冒頭「U」説明わかりやすいし、ワクワク感があった。
いきなり主人公の歌も聞けるしいい感じなんだけれど、なんというか雰囲気だけ、画の綺麗さインパクトだけって感じがしてしまった。
アバターはわちゃわちゃしてるけど、それだけ。個性はあったけれど背景でしかなかった。
ベルの造形は後半見慣れるけれど最初は手足が長くてちょっと不気味だったかな。
体の特徴、精神?を勝手にアバターに変換されるってことだけど、気に入らない容姿だったらどうすんだろ。
キャンセルしたらどんな感じで変更してくれるんだろうとか考えちゃった。
自分の好みとは違うハズレを引いた人は「U」を楽しめないんじゃないかな。
現実パートは鈴の過去やら現状の憂鬱さなどがわかりやすかったし、母とのエピソードもいい感じでした。
父親役の役所広司の声がキャラクターと合ってなかったようにも思えるけど、出番が少ないかったのでよかった。
ベルについて
「U」に行って歌って有名になっての展開とかもべつにいいんだけれど…
ファンをもっと大事ににした方がいいのでは?
歌いたい時に歌って、ライブやって、でもファンとの交流はなし。
一般人だったのにいきなりバズって注目されるとこんな感じなのかな?
戸惑いは当然としても、自分を好きでいてくれる人達に感謝の一言くらいあってもいいのではないだろうか。
ミステリアスが人気の秘密の一つかも知れないけれど、とても1億人も2億人もライブに呼べるとは思えない。
竜について
背中のアザ、マントのシミにしか見えない!アザってみんな言ってるのが違和感しかなかった。
てかカビにしか見えないし、なんならお洒落な模様にも見える。
多様なアバターが居る「U」で、醜いとか気持ち悪いて言われるが、他のアバターよりよっぽどカッコいい。
素行が悪いから嫌われてるけれどアバターの容姿を蔑むのは無理があるように思う。
「ベルはだれ?」やら「竜はだれ?」ってなる話の展開は結構強引な気がした。
匿名の歌手、顔を隠した歌手は多くいるけれど、その人たちが誰なのかってそんなに大事?
歌が自分の好みだったらファンになるだろうし顔を晒してないのはらそれなりの理由があって、それを理解、許容するのは当然でしょ。
竜は乱暴で対戦者のデータを壊す位に迷惑な奴だから、自称自警団が正体を探るのはわかるけれど、ベルが必要に「あなたは誰?」って思う理由がわからない。突然&唐突過ぎる。
あまつさえ大規模なライブをぶち壊されてるし、ファンより迷惑な竜の方に惹かれるのは不自然。ファンが可哀そう。これがまかり通るなら迷惑な奴が溢れかえるでしょうに。
50億人のユーザーはみんな子供なのか?まともな大人が一人も出てこないんだが…
ある程度有名でネット活動してる人で顔を晒してない人達が見たらどう思うんだろうな~。
ネットの世界で顔を晒すのは勇気がいる、不特定多数の中には異常者もいるわけで、まして50億人が注目する中で個人を特定できる情報を流すのはかなり怖い。
自警団が顔晒しアイテムを所有しているのも理解しがたい、スポンサーの財力か「U」を作った大賢者の庇護なのか知らないけれど、ずいぶんと物騒で嫌なネット世界だ。
最終的には顔晒す展開になるけれど、この後の鈴ちゃんの人生が心配だわ。
人命救助のため命を懸けた行動はお母さんと同じだけれど、うーんなんだか感動とかより心配になる感情が大きかったな。
しのぶ君もなんかやけに冷静で感情が読めないし、顔を晒す提案の時もどこか他人事のよう。「いや、お前、何言ってんの」って感じだった。
友人のヒロちゃんが「あんたが積み上げてきたもの~」「昔のあんたにもどる~」のセリフも違和感。問題はそこじゃ無くね?って思った。
兄弟2人の住所特定とか人命救助だから美談かもだけれど、鈴ちゃんを一人で危険なDV男のもとに行かせちゃだめでしょ。
周りの大人もしくはしのぶ君が一緒にいくべきだし、ドラマチックな場面が必要とはいえ現実的で無さ過ぎて萎えます。
奇跡的に兄弟と出会えるけど、あっさりすぎて拍子抜けだし「大好きだよ」とか、もうなんだこれ。これを見て何を感じればいいんだ?
ネットには特定班と呼ばれる(善意のボランティア)がいるから一枚の写真で身バレはありうる。生配信、写真で身バレのリスクをあらわしてるのか?
なんやかんや事態を収めて、鈴は地元に戻ってきて、気分もすっきり、お父さんとも和解、楽し気に歌って帰る。そしてエンディングへ
いや大変なのはこれからだよ…。
納得いかない点を書き殴ってしまったが、まだまだ有る。多分この作品は真剣にみれば見る程、荒や矛盾や設定の雑な部分が見えてくると思う。
同級生の恋愛とか合唱団のおばちゃん達とかもなんだか取って付けたようないてもいなくてもいいキャラだったし。
「U」はフルダイブなのか画面を見てるだけなのかなどなど。説明なさすぎて頭の中が?だらけになる。
むつかしい事は考えずに流れに身を任せろって何度も自分に言い聞かせたけれどどうにも流れには乗れなかった。
なんだろう本当に自分にはこの映画が合わなかったし納得できない作品だった。
ネット世界、歌、美女と野獣、家庭問題、恋、などなどいろんな要素がてんこ盛りでそれぞれが全部薄味。
やりたい事がいっぱいあって道を見失ったのか、まとめ切れなかったのかわからないけれど、監督は納得の出来栄えなんだろうか?
申し訳ないが細田監督の今後の作品には期待がもてなくなった、脚本は別の方にお願いした方がいいのでは?
現実と仮想現実、自分とアバター、第二の人生、ただ一つの心(個性)。
今やだれもがネットに繋がっているしある意味では第二の人生を謳歌してる人は多くいる。
ネット世界に触れた人が多くなった今、この物語は特別な物語になりにくい。
この物語が新鮮だ特別だと思ってるのはネット活動経験が少ない人だけなのではないだろうか。
全体のストーリーがガッタガタで突っ込み所が多いのは百歩譲っていいとしても、この作品は新しいネット世界を売りにしている物語。
舞台である「U」の設定があまりに甘いのはいただけない、全ての原因は「U」を説得力のある世界として描けなかった事に有ると思う。
50億人ものユーザーが存在するネットサービスは存在しないから、想像、映像化はかなり難しいし、挑戦した心意気は買うけれど…
「レディ‣プレイヤーワン」みたいに、未来のネット世界を描いた作品のエッセンスをもっと抽出して「U」に生かせればよかったのに。
架空世界「U」に納得できなかった私には一切響かない映画でございました。
以上、何の生産性もなく顔も晒さずに好き勝手レビューを書いている卑怯者のたわごとでした。
駄文、長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。
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劇中セリフより
「あなたは誰?」
ネット世界においてその質問を初対面の人にするのはマナー違反だと思う。
よほど信頼関係が築けた上で、心の底から相手を知りたい場合でなければ出てこない言葉だ。
「人の名前を聞く前にまずは自分から名乗ったらどうだ?」的なセリフをよく映画で聞くけど、激しく同意。相手の事を知りたいけど自分の事は教えない。なんて失礼なことはしないようにしましょう。
もう一声何か欲しい感じだったかな
昨今の潮流に乗って音楽を有効利用した作品にしたかったのだと思うが
残念ながら弱い感じがした
単体で聴くと悪くない曲だと思うのだが
アピールする力、特に盛り上がりが後一歩足りない気がした
中村佳穂の表現力は決して低くないと思うので
単純に曲の良さが足りなかったかな
肝心の物語の方は悪くない感じだったのだが
何か歯痒さがあるようなそんな感覚で観ていた
ネット世界Uの描写があまりに現実離れしてるので
多分ハマったら抜け出せなくなる世界と思うのだが
そう言った部分は描かれなかったし
無名な人はいいことやってても注目されないところとかも描いて欲しかったな
まぁ、監督は有名になってるからもう気持ちがわからんかも知れんけど
耳のイヤホンみたいなのひとつで仮想現実の世界に行くのは設定だから
別にいいんだけど無理あるよね
細かい事言うとそういう所が多い
ネットから他人の自宅の映像簡単に見れちゃうのってどうなのよ?ってね
まぁ、そうしておかないとあの二人を見つける手掛かりがないので
しょうがなかったのかも知れないが...
あと肝心の竜との出会いのシーン
自分のライブに乱入して暴れてる人をさぁ
普通の女の子でもありネットで話題になってて有名人気分も味わってる女の子が
突然気になる?
自分のやりたい事邪魔されてるんだから惹かれないでしょう?
ってか普通に考えたら、多分いろんな男からアプローチかけられるはずだし
目が行かないんじゃないかな?
ちょっとそうゆう設定の甘さがアニメとはいえ気になった
概ねストーリーとか映像はよかったのだが
ネットについての描写、考察とかだけでも、もっと深い部分を追求できたと思うので
訴えかけるものが全体的に弱い感じがしてしまったな
総評は悪くはない映画だったが推したくなるような映画でもなかった感じです
期待してたので残念
最近映像などの質、ディテールに関してはとても高いのに
設定や物語の質はあと一歩足りない感じの作品をよく見受ける気がします
この作品もそんな感じかな
もっとネットの構造について踏み込んだほうが面白かったんじゃないかと思いました
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