竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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気分が良くならない映画
サマウォが好きだから!気になる!見に行こう!で行ったらまず後悔すると思います。
あくまで個人の感想ですが、生理的に受け付けないシーンが多かったです。
私が嫌だと思ったのは、
・ガッツリ映る嘔吐
・父と会話しようとしない主人公
・SNS上で誹謗中傷されるシーン
そういうことが、問題視されているこのご時世に...しかもそれが何回もある
・「女の子の怖い世界」を強調しすぎている
何か履き違えてるのでは?主人公の友達も毒舌というより単純に性格が悪い
・「竜」の中の子が傷ついている理由
これもこのご時世に...スクリーン上で堂々と流して良いことなのか
主人公が何がしたいのか訳分からん。テーマは何?
終盤とか現実味がなさすぎて引きました。
なのに変なところだけリアル。そのへんのバランスもおかしい。
とにかくほとんど意味がわからず、はやくおわんないかなぁ...と思いながら見ていました。
0.5の⭐︎は曲と映像の綺麗さだけです。
なんかちょっとかっこいいキャラクターを出しとけば納得すると思ったのかな。しないよ。
これでよく世の中に出したなと。
開始数分のサマウォの踏襲すら憎い。
気分が悪いシーンが多かった。このコロナの時代に、ちょっとでも楽しい気分になりたくて映画見に行ってるのに...
ガッカリでした。見なきゃ良かった...
オススメしたいけど、するべきか悩む作品
結論から言うと、映像と音楽を楽しみたい方は映画館へ行くべき。
ストーリーやキャラクターを楽しみたい方は少し考えてといったところです。
映像と音楽は背筋がゾワっとするほど 迫力と感動があり、CGとアニメーション その境界がとても滑らかで、素敵な世界観を演出してました。
中でもサマーウォーズの出だしを彷彿とさせる冒頭のシーンは何度も見たくなるほどです。
また、主人公役の中村佳穂さんの歌声には心をグッと掴むような魅力を感じました。
声優陣は本職でなく、多くが歌手や俳優の方ですが 聞きやすくて良い演技でした。
(YOASOBIの幾田りらさんがやっていたと知った時は驚くと同時に新たな才能を垣間見ることができました。)
だからこそ 映画館(その中でもIMAXなど)で、その映像と音楽を楽しんで欲しいと思います。
一方で ストーリーは散漫としていて、何となくはわかるが、主軸がパッとしない印象でした。
細田守監督の作品は「ぼくらのウォーゲーム」から拝見してますが、「バケモノの子」の頃から脚本家が変わった影響で、ストーリーがしっくりこないことが増えました。
今作は特に顕著で サマーウォーズの設定を軸に、SAOと美女と野獣、アナ雪やショーマンのようなミュージカル的要素、それに社会問題の提起を足して8で割ったような薄っぺらな感じでした。
重ねて キャラクター個々は良いのに その掘り下げが浅く、なぜそう思う? その経緯は?と感情移入がしにくいところも惜しかったです。
全体を通してやりたいことが多すぎると思いました。
2時間では足りないですね。
これがオススメするべきか悩む点です。
特にサマーウォーズのようなワクワク感を望む人や、話の先や裏を察するのが苦手な方は終始?となるかも…
長々と語りましたが 個人的には3年後?の次回作のストーリーに期待してます。
最初と最後はとても良かった
早くサウンドトラック出て欲しい
非現実的な救いの向こう側
細田守監督とは趣味が合わない、というのはすでに過去作から分かっていました。でも期待して見に行ってしまった。後悔。
虐待的なトラウマがある人は見ない方がいい。
映像は美しく、高校生の恋模様シーンは良かった。
美女と野獣のオマージュがとてつもなくて、そこまでオマージュしなくても良いのではと感じたし正直なところ蛇足に思えた。ベルと竜の心の交流を描くにしても伝わらないのでは?ベルは好奇心から竜の正体を調べ始めるけど、行動に説得力がなく(恋愛感情でもないので衝動がどこから来るのかわからない)またダンスシーンはいきなりすぎてテンポが悪かった。ベルが竜に憧れる要素が少なく、それが同情や寂しさからの親近感という雰囲気も少ないので。
描きたいものは、家族愛=歪んだ支配も含むものと外界とのつながり、という事だとしたらあまりにも非現実的な児童虐待救済アニメという印象。
アニメだからという言い分もあるかもしれないけれどあまりにも現実離れしているというか。
たぶん四国から東京まで向かううち子供たちは暴力で大変なことになっていると思ったし、東京までたどり着いてから子供を恫喝するような成人男性は、女子高生を殴るくらいの暴力性を持ち合わせていると思う。そこに仮に世間体(他人を叱らない父親)があったとして、雨の日に外まで子供2人を探しにきて殴ろう、支配しようという人間なのだから、あそこで情けなく怯むわけがない。
細田守監督は成人男性が他者を恫喝する声を聞いた事がないんだろうな、と感じた。そこに立ち向かう鈴ちゃんはカッコいいけれど、大人ですらどうにもできないことを女子高生に立ち向かわせることは美談ではない。
児童虐待をテーマにしたかったのはいいけれど、何の救いやこちらへの問いかけにもなっておらず、正直なところもっと練るべきだったのでは?という気持ちになってしまった。
良かったのは、映像の美しさやUの中の世界観の美しさ。ベルの歌声やキャラクターも面白かった。人間の醜さ、好き勝手言っている正直な匿名の誰かという表現。
こうして匿名で感想メモしてる自分が言っても説得力ないと分かってはいますが、でも98%期待してなかったけど2%は期待してたので脚本のまとめ方もう少しどうにかできなかったのかな、と思ってしまう。せめてテンポが良ければ。
ファンタジーにしたいのか現実にしたいのか。どっちだったんだろう。
「楽曲が良い」だけで不満点の全てを払拭した作品
面白かった。
いろいろ酷評はされているが、良い作品。
今年80本目(合計144本目)。
原作は存在するようですが、見ていないです。ただ、前々からどの映画館でも推しだったようで、予告編など実に見たくなるような内容だったし、音楽と映像の融合などは前評判通りだったし、その点は高く評価できると思います。
一方で、多くの方が書かれている通り、多くのこと、つまり、「U」の描写が不十分(=SNSとみることも、youtubeのようなものとみることもできるし、DQ10のようなMMORPGとみることもできるし、複数の概念が混ざっている?)、主人公の出生に関係すること、女の子と男の子の恋愛のお話、さらに、今、社会問題となっている、あること(ネタバレなしなので、ぼかしています)などを色々詰め込んでしまったために、何度か見ないと理解するのは難しいのではないか…と思います。要は、「時間内に収めるために消化不良になった」というパターンです。
ただ、消化不良かなと思える点はあっても、個々に伝えたかったであろう点は理解できるし、このご時世なので(大阪市でも21時には閉まるので、あまりに長時間だと放映しづらい)「原作未履修」の方もターゲットにして全部消化するように描写すると3時間コースに行きかねず、その商業的な問題もおそらくあろうかと思うところ、それは誰の責任とも言い難いので、その点は仕方なしかな…と思います。
お話の舞台となるのは高知県。ただ、高知県であること、それ自体は余り本質論ではありません。最後、ラスト10分になると具体的に「高知駅」と出ますが(最後のエンディングロールでも、協力作成に高知県や高知県の各市町村も出てくる)、途中の「カツオのたたき」などの描写を見逃すと、川を歩くシーンが多いので、山口県岩国市(錦帯橋がある)などと間違える人もいるかなぁ…という印象です(舞台がどこでも本質論ではないが、逆にいえば、それが本質論でないために、高知県という設定もほとんど活かされず、上記の「描写がどれもこれも消化不良」という点も相まって、ストーリーの内容の理解はさらに困難になる)。
採点対象は下記の0.3のみで、4.5まで切り上げています。
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(減点0.3) 多くの方が指摘されているように、色々な論点を2時間ちょっとの映画に詰め込んでしまったために、何がテーマなのかわかりにくく(さらに、「U」が何かにいたっては、観念的に理解できても完全に理解しきることは不可能?)、「美しい音楽と画像を見に行く」という点では評価は高いと思うのですが(だから、テレビやネットフリックスではなく、映画館で見たほうが良い作品の代表例)、「どれもこれも描写が欠けているために理解が難しい(何を伝えたいのか、多様な解釈ができてしまう)」という点は指摘可能であり(多くの方が書いている通り)、そこはやはりこのように評価せざるを得ませんでした。
とはいえ、明らかにもっと理解ができない作品が今年はありましたので(樹海村、DAUナターシャなど。多くの方が低評価をつけた作品。これは酷評されても仕方がない…)、それに比べればどう考えても完成度は高く、他作品の採点の考慮もありますので、このようにしました。
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Squall
細田守作品は劇場では「バケモノの子」以来6年ぶりです。「未来のミライ」はなんとなく見る気が起きず、テレビにて鑑賞。
夕方に見ましたが、6割は埋まってるかなって感じです。初日ですし、明日からの動員に期待です。
それはさておき感想ですが、はっきり言って微妙でした。メインストーリー的に主人公すずがどうやって成長していくかのはずなのですが、突然殻を破って成長するので、展開に追いついていけないことが多かったです。
現代でのSNS扱いの「U」。これも機能しているかというとかなり微妙です。TikTokだったり、Twitterだったりの機能を盛りだくさんにしたって感じなのですが、「U」では歌うシーンや竜との攻防が多く描かれるので、SNSとしての見映えは無いように感じました。竜とベルが踊るシーンは美女と野獣のシーンもろそれでした。ディズニー的な作品を目指そうとしたのは良い試みだと思うんですが、細田守監督らしさを全開に出してほしかったってのが本音です。
竜を探すためのU大検索のシーンも、うまい具合に竜の正体まで辿り着くので驚きです。その上、竜の現住所までうまいこと見つけるのでさらに驚きです。しかもここで"虐待"という映画一本使って扱うような重いテーマをサラッとぶち込んできたので、物語がぐらぐらし始めました。そこから連続で、忍くんが顔を晒せ(雑)と言うので、幼馴染にそんなこと言う?と思ってしまいました。ヒロちゃんが必死に止めていましたが、実際それが正解だったと思います。忍くんリスキーな選択肢を速攻で選ぶ狂人。
更にそこから、すず1人で竜の元へ向かうというぶっ飛び展開が待ち受けていました。誰かしらついて行けばまだ疑問も薄かったのですが、高知〜多摩川?夜行バスも使ってるから、半日近くはかかっています。生配信の様子を見る限り、どこかへ監禁させられていてもおかしくないのに、割と普通に竜と竜の弟が道端に現れるので、ここは笑ってしまいました。そこからDV親父がノコっと出てくるのですが、素手で皮膚を剥ぐってどんな握力してんだ笑と思ってしまい、その割にはすずの眼光でブルブル震えるってそんなご都合主義ある?と思ってしまいました。そこから竜が好きだとか言いますが、そんなシーンあったかな?と。
そこからささっと地元に帰ってきますが、突然の父親との和解も描かれなさすぎてなんとも…前作の反動で親子のことは描かなかったのかな…
だいぶ文句を言いましたが、もちろん素晴らしい部分もありました。まず音楽が素晴らしかったです。millennium paradeとBelle(中村佳穂さん)の「U」がとてもアップテンポでかっこいい曲に仕上がっていました。この作品へのワクワク感を最大にまで膨張させてくれました。他にも中村佳穂さんが歌唱されている曲も音や声の厚みが美しく、常に鳥肌立ちっぱなしでした。映像面も素晴らしく、自然の美しさ、「U」の世界の造形の豊かさ、キャラの表情など、スタジオ地図の底力を感じさせられました。あとSNSでの炎上や凍結の表現の仕方もかなり好きです。声優陣も良かったです。
ただスケールがとても大きいはずなのに、作品全体がこじんまりとしてしまったように思えます。難しい作品でした。次回作に期待。
鑑賞日 7/16
鑑賞時間 15:50〜18:05
座席 G-25
小説版の方が良かった〜(´;ω;`)
あらかじめ小説の方を読んでから映画を見ました。この物語を映像で観たいと思ったもんだから映画に行ったけど、テンポが速くて少しついていけなかった。
すずの家族背景は小説版の方が分かりやすくて、母がどれだけ優しくてすずのことを思っていたことか。
映画だけだとあっさりし過ぎた感があるのでもっと尺をとってほしい。子すずと母の別れがあまり悲しく感じ取れなかった…。
そして、すずが[U]でベルとして歌うまでの過程、苦悩ももっと小説版のように描写して欲しかった…。あのままじゃすずがただのコミュ障で変な子に見えてしまう気がした。
あと演出!アニメーションは素晴らしいけど、所々変というかダサい?と思うことがあった。ベルとミニくじらが踊るシーンとかは色彩調整ミスってないか?
重要なシーンであるはずのベルと竜のダンスシーンなんかは踊る途中で変に上に浮いていくもんだから鼻で笑ってしまった!!
でも小説を読んで映像を見たから全体の流れは好きだし最後の終わり方も良かった。
Asのキャラデザも個性豊かで面白かった。個性豊かすぎて普通の可愛いAsはあんまいなかった気がするけど。
未来のミライのように声優に違和感を持つこともなかった。キャスティングは結構良かった。
所々ツッコミ所はあるけど結構感動しましたよ小説だとね。やっぱり2時間だと足りません。
おねショタ(未遂)いいぞ…忍すずもいいぞ…
みんなハードル上がりすぎて低評なのは笑う
Blu-rayが出たら買いたい映画でしためちゃめちゃ面白かったです、オープニングから鳥肌立ちました。あと竜役の佐藤健が思った以上に良くていい感じでした。サントラが欲しいぐらい挿入歌が気に入りました、来月に発売されるみたいなんで買います
細田監督が担当したワンピースのオマツリ男爵、あれ不評だったらしいですけど俺は食い入る様に見てました。
単純に面白く無い映画ってのは100ワニみたいなのを指すんですよ、60分以内の映画ってチケット代が安くなるんですが尺稼ぎのオリエピを挟んで1900円ぼったくれるんだから。
細田守✖︎ディズニー?ネットワーク✖︎人間の闇
最初に一言でいうなら自分は決して嫌いではないです。
細田守にあった【僕らのウォーゲーム】、【サマーウォーズ】のネットワーク、人の顔が見えなくても人との繋がりが見え
【おおかみ子どもの雨と雪】、【未来のミライ】などの人と人の生活などがあり今までの細田ワールドがミックスされた作品だと思います。
ですが、少し駆け足過ぎた感があり人によっては置いてかれ感が出そうな気がしました。
作品としてはネットワークによる人の意識のない悪意や善意、学校生活にある見えないルールなどうまい表現はありました。
ならば、主人公の人に対する恐怖心をもっと描くべきだったしベルとしてネットでその心が解れる所をもっと描くべきだったのではないかとも思いました。
今回、主人公が心を閉ざしたきっかけは母親の死からかもしれませんがその辺りから表現と主人公のリアルでの人間関係が少しあっさり過ぎたような気がしました。
コレならサマーウォーズの方がいいと冴え思います。
ですが、前回の未来のミライよりはいいです。
出来れば次回ではネットワーク✖︎リアルの人間関係を主軸とした話をもう少し見てみたいと思いました。
子供向けというよりは中年向け
評価がかなり二分してますが、原因の一つにサマーウォーズとの比較があると思います。
メディアとかの宣伝の仕方もあるかと思いますが、サマーウォーズ感見たさで観に行くと正直期待から大きく外れて、何だこれ?になると思います。
なので現代版サマーウォーズが観たい方には合わないかもしれません。
デジモン、サマーウォーズ、そしてそばかす姫とネット世界作新としては3作目で、どれもベースは同じですがどの作品もその時代を表しています。
デジモンのときはネットが普及始めてすぐということもあって見えない敵、よくわからない敵と戦う。
サマーウォーズのときは仮想世界、まだネットに無限の可能性を夢見てた別世界であり、あくまでツールとしか見てない。
そしてそばかす姫ではリアルとネットの垣根が無くなった。境目が無くなったがために出てくるリアル世界への攻撃。基本匿名性のネット社会だが一部の特定班が自分勝手な正義感を翳し、周りを巻き込んで一人の人間を追い込んでいく、今のネット社会の闇をうまく表現してるような印象を受けた。
ガラケー、インターネットの普及、スマホ、SNS、YouTube(少し系統が違いますが)と青春と共に駆け抜けてきた20代後半から30代くらいにはヒットすると思います!
ド派手な映像と音楽…だが、肝心な中身は…
中村佳穂のライブに行こう!
他の皆さんが言われてる通り、声優さんと歌と映像が素晴らしかった。理屈抜きでは感動ものです。
ただ、理屈を追ってしまうとね。。。あまりに設定も展開もキャラの動きも腑に落ちないものが多い。突っ込みどころが多すぎて、首を傾げまくりでした笑。こんなの初めてでした。
もう少しいらないところをカットして、色々深ぼったり、伏線見せて欲しかったなーと思わざるを得ない残念な映画って感じです。
ただ、歌声や映像美は気持ちいいし、声優さんもエンドクレジット見て「えー、あの人が!」と思えるくらい上手でした。
次も見ますが、時かけとサマーウォーズくらいなものを皆は期待してるよ!細田さんっ!って感じ。クリエイターは大変なんでしょうがね。
中村佳穂の歌声はIMAXで聞いたほうがいいです。いい意味で人の歌とは思えなかったです笑。
全1520件中、1421~1440件目を表示











