竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
全1494件中、1261~1280件目を表示
サマーウォーズを超えられず。
脚本に難有。
映画館のような大勢で見る状況では、今回のような容姿やコンプレックスを弄るようなネタの押し付けはどうかと思う。不快。→ここが賛否の元凶まである。
竜の正体を探すのに無駄な尺を使っている。
いっそのこと幼馴染が竜であった方が、ラブコメ要素と登場人物を深掘り出来たかも。
「ネットの向こうは知らない人」を地で貫いたにしろ、まるで観客に幼馴染と年下の男の子を選ばせるような展開は薄っぺらかった。
画やCG、音楽は作り込んだのは伝わってきたが、最後の方はそれでゴリ押しされる感じ。(※唯一の救い様でもあるが)
観客が付いてきていないのに映像や音楽で尽く泣かせようとしてくる。
「コンプレックスからの脱脚やネットの中でもリアル、自由を。」
という原題を感じ取れたが、オマージュも相まって結果として劣化版美女と野獣とすら捉えられても仕方がない。
主人公がラストにアナ雪の主題歌を歌っても違和感が無い。
個人的に時をかける少女、サマーウォーズ、おおかみこども〜と言った作品を世に解き放った細田監督に期待していた。(※特にサマーウォーズの描写は秀逸だと思う)
しかし、ここ最近の作品の上映後は「細田監督ならもっとやれたでしょ」といつも思ってしまう。
前作よりは改善が見られて少しばかり安堵したが、ここいらで本腰を入れて、客観的で否定的な意見も時には言えるスタッフを近くに置いて作品を作った方がいい。
今の時代、映像と音楽がいい作品は他にもある。
作品は喉越しということもあり、今作の総評としては「過去作に及ばず」に留まる。
次回作に期待。
三段階で落ちていく
構成が雑なような、、、
扱う題材は良かった気はするが、
時間的な制約か、色んなものを詰め込み過ぎたか。
ネットで正義振りかざす人(結果的に攻撃する側)、ネットで勇気付けられる人、
虐待、コンプレックスの克服、、、。
題材は悪くないんですが。
突然テーマがポッと出てきて、「さぁ、感情移入してください」、みたいな指示が飛んでくる感覚。
特に気になったのは、後半。
急ぎ過ぎだし、観てる側が取り残される気がする。
特に竜の家を特定するまでの所要時間1、2分て、
鬼女、特定班より高速。。。
全体的に心理描写が広く浅くな点は惜しい気はした。
話の展開に使われたネタは、結構見聞きしたことのある話な印象も。(瞳孔に映る映像、町の夕方の時報から場所を推定とか)
歌は良かった。
これを制作現場で見ていれば、色々感じたスタッフもいた気がする。逆に、もしいなかったならまずいかもしれない。
映像と音楽は良かったです。
びっくりするくらい綺麗な映像で見応えありました。
ラスト30分まではストーリーも引き込まれましたが、ラストどうして?と思うこともしばしば•••
ただ映画館で見る価値はあると思います。
意味不明
全体として、「結局、何がどうなって、オチは??」と言わざるを得ない内容でした。
逆に驚きです。何も頭に入ってこない。
ストーリーの補足情報が無さすぎて、1つの物語として成り立っている、とはお世辞にも言えないと思いました。
なぜ仮想現実なのか、なぜ竜が攻撃してくるのか、なぜ最後の方のシーンで、知らない子を助けに東京へ一人で行くのか、え?なんでいきなり歌い始めんの?wなど。。
色んな要素を詰め込みすぎて、結局全て回収出来ずに消化不良感だけが残り、自己満とさえ捉えてしまいました。
描写が飛び飛びで分かりにくいどころか、理解しようとするのを諦めて寝てしまいました。
それぞれのキャラ設定も、本当に意味がわからなかったです。あまりに存在意義が希薄過ぎませんか、、
あと、DV親父が鈴の顔を引っ掻いて鈴が出血する描写。。見ていて非常に不愉快でした。、
第一、なんで東京行ったの??DV親父はなぜ怯えた?普通そうはならんやろ、、
「助ける助ける助ける!!!」と連呼してるシーンもありましたが、 ???何言ってるの?状態。
単純にノイズでした。
こんなこと書きたくないですが、1人で来ていたら速攻で途中退席していましたね。お金と時間が残念です。
良かったのは仮眠取れたことくらいですかね笑
ボロクソ書いちゃってすみません。
社会問題を折り込むならもうちょっと…
話の流れはベタだけど映像と歌声が美しいので楽しめそうだったが、ちょこちょこ取り入れられる悲しい出来事や社会問題によって、色々気になり冷めてしまった。
勧善懲悪発言をするジャスティスリーダーがただの悪のまま終わっていたり、母を亡くしている主人公が日常会話で慣用句として「しぬ」「しんだ」と言ったり(これに関しては私が元々苦手な言葉)、主人公含む数人が意味もなく点字ブロックの上で立ち話していたり、父からの暴力にずっと耐えてきた兄弟になぜか立ち向かう勇気を与えて満足したり。。心配すぎる。
ただ、最後のほうですずちゃんが素顔で歌うシーン。自らをかえりみず他人を助けようとして亡くなった母の気持ちがやっと理解できて、すずちゃん自身が長い苦しみから救われたのかなというところはグッときた。
十分良作と言っていいと思う。アニメ好きはGO!!
評価は分かれるのかな...
起承転結がある綺麗なストーリーの映画やわかりやすく希望が持てる映画が好きな人にはモヤモヤされそう笑
アニメが好きで普段からアニメ見てる人だったり、悲壮描写慣れてる人ならこのぐらいの展開で全然ついていけるはず
奥寺さんの脚本に比べて細田監督の脚本がちょっと不安定なのは否めないけど後は考えろってことなのかな
今回は女の子を良く書いてくれたと思う
とゆうかこの映像と音楽を映画館で体験しなかったら後悔するのでストーリー云々は置いといて行ってきて欲しいです!
アニメファン、音楽ファンは楽しめます。
主人公の成長を感じられた人は同志!
個人的には非現実的なロマンスよりそこに重点を置いてくれて嬉しかった。
初日のレビューが辛口すぎて(笑)不安だったけど観てよかったです。大満足。
クリエイターの皆様素晴らしい作品をありがとうございます。
ミタコトアル✕ミタコトアル=ツマラナイ
世界観はサマーウォーズ、メインキャスト2人はどこからどう見ても美女と野獣です。
なぜかヒロインのベルのCGだけがディズニープリンセスに寄せられているので違和感がすごいです。
唐突に歌い始めるところも悪い意味でディズニーっぽいです。
結末はありがちな、リアリティのないお涙頂戴展開でした。
映像美と歌に助けられた
前作の未来のミライに比べると満足度は高かった。
映像のダイナミックさや美しさは映画のスクリーンで味合う価値がある。
特にIMAXとの相性も良い。
それと、今作の見所のひとつ、歌やライブのシーンも、とても良かった。
美しい歌声と曲に魅了された。
ただ、肝心のストーリーについては何を観せられているのか困惑する。
必要のない設定やキャラクターも多く、何のために映画に出したのかもわからない。
また、現実でのトラウマや問題と仮想空間「U」との整合性があわず、そもそもこの映画での「U」の存在意義がない。
ファンタジー要素も多い今作なので、現実的な問題解決方法の違和感は100歩譲ったとしても、モヤモヤがどうしても残ってしまった。
絵が美しい、楽曲が素敵、それだけでおなかいっぱい
レビューを見たら、思ったほど評価が高くないのでびっくりしています。
上演数日は熱心なファンが見るので高めの評価になる傾向があると思うのですが、4を超えていないのでショックです。
緻密で精彩な背景は実写や写真以上の質感で新海さんとは違う意味でリアルを超えていますし、歌もテーマをそのまま歌い上げていて、流れるようなメロディーラインと相まって感極まるシーンが何度もありました。もう、満腹です。
色々なテーマを欲張って取り上げているのに明確な解決策の提示に至っていないし、説明不足で想像するしかない設定も沢山あるけれど、それを差引しても秀作だと思います。
これからの世界を作る若者へ、バーチャルもリアルも、こうあって欲しいと思う姿を提示した監督なりのエールなんだと思いました。
まだ見ていないかた、まよっているかたは、是非、一見してください。それだけの価値はあります。
最高と最低の共存
今までの細田守監督作品のどれをも上回る映像美。
もはやこれが細田守監督の描きたかった映像の完成形で、次は無いんじゃないかと思うほどに洗練されています。
そして音楽も。
すず/Belleこと中村佳穂さんの歌声はもちろん、楽曲のサウンド、歌詞共に非常に素晴らしかったです。
ただ、この作品の良い所はそれだけでした。
問題だったのは、改善されなかった低過ぎる脚本力です。
細田守監督が自身で脚本を書くようになってからの作品はただただ酷い。
そんな印象でしたから、今作品を1800円払って見に行くことを正直迷っていました。
しかしここ何ヶ月かの間、他の映画を見る際最初に流れるCMで何度も何度もあの美しい映像と音楽を観ていたので無視出来ず1800円払って鑑賞したわけです。
結果、率直な感想としては、やはり奥寺佐渡子さんに...とまでは言わずともしっかりした脚本家さんにお願いするべきだと思います。
今回も例に漏れず最低の脚本でした。
圧巻の映像美と音楽では誤魔化しきれないほど。
細田守監督の脚本が具体的にどうダメだと思うのか、いくつか吐き出したいと思います。
まず1つ目。
意味のないキャラクターや、もはや要らないとまで言えるキャラクターが可哀想。
あたかも何かの伏線ですよ!と言わんばかりの雰囲気を出しながら、結局何も無い。
それ故にせっかくのキャラクターたちが意味を持たず、物語を散らかしてしまっています。
今作でいえば、例えばペギースー。
最初に登場したときは、ペギースーのオリジンはルカちゃんなんじゃないかと思いました。
現実でもUでも人気者、しかし現実では謙虚でもUでは匿名性をいい事に傲慢な面を見せている。
そんな中Belleに人気を奪われ、嫉妬故に...
的な展開なのかな?と思ったのですがいつのまにか退場。
デザインもBelleと対になるような感じで、あんなにも意味ありげなキャラクターなのに何もなし。
そんなんで終盤ですずを応援する時フィーチャーされても感動しません。
他にも、忍くん。
この子が最も低い脚本力の犠牲者だと思います。
だれがどうみてもこの子が竜であるべきでしょうが!
と、思うのは私だけですかね。
ただのお節介イケメンだったなんて酷いです。
「竜は誰だ?」という少々ミステリー的なテーマからみるとこの子が竜であると言うのはあまりにも判り易過ぎるかもしれませんが、これは名探偵コナンではないでしょう?
犯人探しがテーマのミステリー映画ではないのですから、むしろストレートに忍くん=竜のほうが素敵だったと思います。
キスもできるし。
逆にミスリードのつもりだったとしてもお粗末過ぎます。
カミシンとルカちゃんはなんだったんですか?
あの二人がくっついたことで何かありました?
ただあの改札口でのラブコメ(笑)シーンがやりたかっただけのように思えます。
いなくても良かったと言われるのが容易に想像できる、可哀想です。
合唱団のお姉さま方も、なんならお父さんもあんなに重い雰囲気を背負わせず賑やかしに徹するキャラクターだった方が作品としてスッキリしていたと思います。
ダメなところ2つ目は、伏線のお粗末さ。
物語中盤あたりにさしかかるところまで来て、どうやらルカちゃんは特にU側には関係して来ないっぽいな...と思い始めたころ。
竜の正体探しのシーンで映った父子家庭の家族。
全く喋らなかった黒髪に黒服の少年(恵くん)に嫌な予感がしました。
この子、竜っぽい雰囲気があるけどまさかホントに竜だったりしないよね。
もしそうならもう中盤位のはずなのに遅すぎるし伏線としては薄すぎる。
だいぶキャラクターも出揃った時間帯なのに、ここから正体が分かってこの子が出てきてももうキャラクターの背景を描ききれなくてお前誰だよってなるだろ...と。
しかし嫌な予感は的中。
は?ふざけんな。
いくらなんでもお粗末過ぎるでしょう。
案の定、恵くん/竜には感情移入しづらくなってしまいました。
せめてあの兄弟がDVを受けてるシーンがもっと前半や中盤に何度かあれば良かったのですが...。
あと、恵くんが竜のオリジンだと気づくシーンではプチ推理?ひらめき?のような物がすずの脳内で展開されますが、「あの時の子供みたいな反応!」って...。
おでこにキスしようとしたように見えましたが、別に竜の精神状態なら大人でも子供でもああいう反応になるでしょ...。
3つめは、これが全てと言えるのですが、語りたいテーマが多すぎて深堀りしきれずに散らかってしまっているということです。
恋を描きたいのか、家族愛を描きたいのか、子供達が自分自身の力で成長するのを描きたいのか、はたまたSNSの恐ろしさや美しさを描きたいのか。
ひとつかふたつに絞るべきでは?
全部やろうとするせいで全部出来なくなってしまっていると感じます。
忍くんとの恋は?
お父さんとの蟠りはあんなので解消できたことになるの?
ワンコの片足は?(笑)
物語全体にそこはかとなく流れるミステリー的なテーマもガバガバでした。
恵くん達の居場所を特定するシーンでは、コナンくんもびっくりなガバガバ推理と超技術。
わおすごい。
1番は、恵くん達とDV父さんは?
保護もされてないようだし、戦う?立ち向かう?とかって誓っただけで解決してないですよね。
DVって本当に難しい問題ですよ。
そもそも恵は充分戦っていました。
極端では無くDVとは子供にとっては、耐えるか、逃げるか、殺すか、です。
恵は逃げないどころか、弟を護って、その上父親には手を出すこともしなかった。
充分すぎる程戦っているでしょう。
それなのに解決への具体案を示す訳でもなく改めて決意させるだけ...
せっかく大好きだと伝えた相手のすず/Belleは田舎に帰って他の男と恋の予感だなんて、随分酷い終わり方だと思います。
とまあ脚本のダメなところを上げ始めるとこのようにキリがなく、疲れたので終わりにします。
しかし今作はそれを補って余りある程の映像美と音楽でした。
是非劇場で見ることをおすすめします。
あの映像美と音楽は劇場のスクリーンと音響で味わうべきだと思います!!!
Belle可愛い!
感情移入が出来なさすぎる。
何度上映中、席を立って帰ろうと思ったか…
それほど、つまらない映画だった。
まず主人公に全く感情移入が出来ない。
昔は明るかったが、母親が事故で亡くなってから塞ぎ込んでしまって、好きな歌も歌えなくなってしまった、というありふれた設定の主人公。
それが仮想世界の方では歌える為、そこで人気者になってー、、、的な展開。
別にそれだけならいいんだけど、ただね、行き過ぎた陰キャは酷くイラつくし、声優の大根演技も合わさってムカムカする…
ひどいのはそれだけじゃない。
ストーリー展開がめちゃくちゃ過ぎて、え、何でそうなったん??なんでそういう反応なん??いきなり過ぎない??ってなるんよなー
なんにせよ、ひでー映画。
時間と金の無駄だった。
歌と映像で厚化粧しているが、中身はクソブス
まず、褒める所は歌と映像です。
歌はとても心惹かれるもので、映像もとても美しく、舞台で有る高知県に足を運んでみたいと思うほどでした。
そこには最大限の敬意を払いたいと思います。
私はただ貶したい訳ではございません。
公開初日の1番初めの上映会に行き、劇場で予告を見た時から歌と映像に心を掴まれとても楽しみにしていました。
だからこそ、ストーリーの拙さに憤りを感じます。
この映画を見て思ったことは、旗を立てる場所は合ってるけど、その導線が雑すぎると思いました。
冒頭から指摘させて頂きますが、どこまでが回想シーンなのか、ぶつ切り過ぎてわかりませんしあらゆる部分で圧倒的に描写不足です。
青春を描くにしても、恋愛を描くにしても、家庭環境を描くにしても、児童虐待やネットの怖さにしても、すべてに置いて消化不良です。
そもそもそばかすの姫、とタイトルで言ってる様に、そばかすが顔に浮かぶ引っ込み思案な女の子の精神的に成長していく、的なストーリーかと思えば結局中途半端。
タイトルにある1番大事なことすら抜け落ちています。
この映画は何を伝えたかったのでしょうか?
風呂敷を広げ過ぎて畳めなくなった感が否めないです。
世界中の何億人を田舎の高校生が魅了するほどであれば、幼い頃からその片鱗をもっと丁寧に描いたりできたと思うし、その方が母が亡くなってから歌えなくなった描写にも説得力があったと思います。
そもそもそこの描写も適当すぎて、急に歌えなくて吐き出したシーンではお前歌えなかったんかい!!と思いました。
さらに、そこからの立ち直りも適当すぎる。
長年歌えなかったのに、仮想空間に始めて入った一発めでもう簡単に歌えてしまうの??
幼少期から摺ってきたトラウマがそんな簡単に解決してしまうの?
そこでもう一悶着あってやっと、母の死を乗り越えてやっと歌えた方が深みも出ると思いました。
長年のトラウマも軽々乗り越え、一発めで歌えて、一夜にして世界的大スター。。。
感情移入もできません。
それと、冒頭で母が川へ飛び込んでしまったが、その描写も適当かと。
映画内のニュースサイトのコメントでも、自分の子供を残して他人の子を救うなんて無責任だ、とありましたが本当にその通りだなと思いました。
恐らくですが、世界的歌姫の才能がある高校生のサクセスストーリーを描きたいけど、最初は歌えない方がいいから母親殺しとくか。それに舞台は高知県だし死因どうしよう?せや、四万十川で殺したろ!!みたいなもんでしょう。
何回も言いますが、旗を立てる場所は正しいけどそこの導線が本当に適当すぎます。
母親というものは我が子がなによりも1番大事だし、それなのに他人の子を救いに行くか?そもそもお前の親は何をしとんねんと思いました。
しかもその子、その後出てこないんかい。
ネットの怖さを伝えるなら、その後残された遺族の葛藤や自分のせいで死なせてしまった辛さも描けたでしょう。
急に出てきた新キャラが竜よりも、残された子供が竜の正体でしたの方が伏線にもなって良かったのでは?
中盤に急に出てきた父子家庭の男の子が竜でしたと言われても、はぁそうですか。。って感じでした。
だからこそ助かった見ず知らずの子供が、過去に人を死なせてしまった後悔と、それによりネットで叩かれたことで攻撃的になって暴れ回っていたと言われた方が理解できます。
なんでこんなに使える要素を手放すのでしょうか。
竜が児童虐待されており、あの強さはこれによるものだったんだ!!ってすず達がいってましたが、だからってなんでネットで暴れてるの??
それは理由にならないし、本当に雑だなと思いました。
幼少期で世界的音楽の才能の片鱗も描かず、歌えなくなってしまうほどの母親の死すらも適当。
もっと母親から愛されてる描写もあった方がそのトラウマを乗り越える感動もあったと思います。
そのトラウマすらも軽々乗り越えるのですから、どうしようもありませんがね。
それにただ映像の良さを伝えたいだけの、ストーリー的に何の意味もない青春の切り抜き。
どこまでが回想シーンかわからないぶつ切りダイジェスト。
映像きれいやろ!ノスタルジックやろ!青春やろ!?と言わんばかり。そういうのはストーリーと絡めて主張してくれ。
どうでもいいことに時間を割き過ぎだし、かと言って丁寧に描いてないしどうしようもない。
ストーリー的に何の意味もないのに、なんでわざわざ冬を跨ぐ必要あったのかな?と思いました。
冬の描写見せたかっただけやろ。
それよりも、回想シーンなら幼馴染との描写をもっといれてくださいよ。
すずが好きになっていった理由もほどほど。
だからこそ、数十億人の前で顔晒して歌えって言った時は、お前全く出てきてないくせに何を言ってんの?無責任すぎるし、それこそネットの怖さを伝えるなら矛盾しすぎでしょと思いました。
中盤も雑すぎる。
恋愛模様も丁寧に描く訳でもなく、カヌーのモブなども出す必要あったの?と思うほどの適当具合。
青春するのか恋愛するのか、SNS風刺したいのか児童虐待について触れるのか、何がしたいの??
それに美女と野獣の露骨なオマージュがありましたが、そういう事は本筋がしっかり整った上でやってくれよ。
何回も言うけど旗を立てる場所は合ってるけど、本当に雑すぎる。
なんで何十億とユーザーがいる中で城があるの?そんだけユーザーいたら見つかるんじゃないの?SNS上の空間に何でAIがいるの?なんでAIなのに竜を慕っているの?なんで踊り始めるの?パロディしたいから唐突に踊ったの?そもそも竜に惹かれる理由もわからない。
細田に勘違いしてほしくないのは、語りすぎない美しさというのは、心情をセリフや描写で過度に説明しすぎないことであって、お前のはただ単に描写不足だからな。
新エヴァみて勉強してこい。
それに最近流行りのネット警察も描き切ることはなかったしね。
平定!!とかスマホの中華ゲーのパロディやってる暇があるなら世界観をもっと広げるために時間使えや。
父との和解もそんなすんなりしないでくれよ。
そもそも、父親とギクシャクした理由も曖昧だしね。
コメント書いてて腹立ってきましたので、足早にいきます。
ネットの怖さを伝えたいくせに、何十億の前で顔を晒させるパッとでの幼馴染。
すずは歌えないと、友達もロクに信じない親友。
すずを暴力的な大人の男の元に一人でいかせる合唱団のババア達。
しかもそんな雑に東京に行かせるなよ。
なんの緊張感もないし、教室出る→電車乗る→夜行バス→といったワクワク感もないダイジェストでお届け。
すずは守るとかいってるんだったら、幼馴染ついてけや。
ましてやネットのことに触れるなら、正の部分もふれなよ。
すずが勇気をもって顔出ししたんだから、ネットの力を借りて助けることもできたでしょう。
上記の様に東京に行くまでの描写はかなり適当すぎて引きました。
しかもバスの中でLINEで長年の父との葛藤も簡単に解決!!!
けど役所広司さんの演技は本当に素晴らしかった。
そして、東京に着く。
写真だけを頼りに偶然それっぽい場所に到着。
水曜日のダウンタウンでその企画やってくれ。
児童虐待されてやばい家庭なのに、なぜか簡単に外をほっつき歩いてる竜達。
そしてすずがついた途端に偶然遭遇するご都合展開。
ここで街中で歌い始めて、近隣の人達が顔を出して、竜もそれに気づいて、なんとかして助けを求めるとかだったら感動的だったのにね。
子供に暴力振るうヤバ人の分際で、女子高生にビビる大人。しかも何で殴ろうとするシーン2回繰り返したんや。
しょうもない演出なんだから2回繰り返すだけむだ。
結局竜の家庭環境は解決したの?エンディングそんな描写一切なかったけど。
あの後保護された訳でもなさそうだし、また家帰って虐待がエスカレートするだけやんけ。
助ける助ける助ける助ける助ける助けるって口だけで結局助けてくれない的なセリフを竜が言ってたけど、なるほどね。
作者自らが結局中途半端に描写しきって根本的に解決させなかったわけか。
最低の見本を提示してくれてありがとう!!!!!
こんな映画のコメント打つのに時間かかるのがバカらしくなったのでもうやめます。
この星2の評価は映像と歌のためや。
勘違いするんじゃねぇぞ細田。
とにかく、全てが中途半端でした。
それと、犬の片足をわざわざ無くした理由をおしえてください。
語りすぎないところは好き
図らずも、幼い頃に母親を亡くした少女の音楽を通した成長譚、という映画を2本続けて観ることに。(2週前に観たのは「いとみち」)
肌触りはまったく異なる2本の映画だが、描いているテーマは驚くほど似ている。
まあ好みということなら、「いとみち」の方が圧倒的に好きだけど、この映画も悪くなかった。
共に説明過多を極力控え、さりげないシーンや観客の人生経験で補え、と言わんばかりの演出は好きなのだけど、細田さんは細かなシーンの連続性や世界観の説明は端折って映像美で押し切ろうとする傾向があるので、そこのところはもう少し丁寧に描いてくれれば、とは思う。
ただ、この映画で一番好きなシークエンスは、最初は腹黒少女なのか?と思わせたルカが実は性格美少女で、そのルカと鈴の会話からカミシンが絡んでくる駅のシーンで、このあたりのコミカルだがそれぞれのキャラが伝わる演出はいつもながら上手い、と思う。
細田さん、SFやファンタジーを排した世界観で1本創ってみたら、すごく良いものになりそうな気がする。
鈴(中村佳穂)の歌はさすが。
さすがなのだが、これだけ曲数が多いと、まったく違う曲調の曲も聴いてみたかった。
また、「美女と野獣」をやりたかったのは良いとしても、ちょっとやり過ぎでは?
ベルのキャラクターデザインをディズニーのクリエイターが手掛けているので、ベルの造形がディズニーっぽくなっているのがよけいにやり過ぎ感を増している。
まあ、いろいろ文句を付けたくなるのもいつもの細田さんなら、それでも伝わるモノはちゃんと伝わるのも細田さんの映画、というわけで、なんだかんだ言っても「良い映画だった」という結論なのです(^-^*)
面白かった?よかった?って感じの映画
あの未来のミライからの次作
あの細田守作品が帰ったきた!って思いで見ました
サマーウォーズと似てる世界観でも今度は仮想世界におもきを置いての物語なので差別化できてて、見て面白かったです
絵も繊細で美しく、演出も仮想世界ならではのもので
見惚れるほどてした
だけど脚本だけが、あれ?って感じでした
序盤のテンポ、終盤の仮想世界の50億人の前に素顔を晒す展開と素朴な少女がそれに向かって立ってる絵は震えました。
それで竜とクリオネの正体の少年らを助けに行き、立ち向かう姿は感動しました。
だけどそれまでの展開や序盤、中盤の内容がどうしても引っかかり、、、
強いて言うなら3点あります
1.竜のアザがマントの模様って気づくきにくい
だってアザと言われた身体できるものと思いますし
竜のはアザにしたらやたらカラフルです
2.美女と野獣をオマージュしてるのはわかるんですけど、城でのダンスシーンはオマージュしすぎな感が、、、
合唱団のおばさんの話みたいに、笑った演出の方が合ってる気がします
3.ラストの少年らを助けに東京に行くシーン、なぜ1人で行かせた?!って思いました。
すずが一人で立ち向かうシーンを出したいのはわかりますけど、カミシンとかルカちゃん、しのぶ君の4人とかで行って、手分けして少年らを探す時にすずが見つけた展開にすれば良いじゃ?!と強く思いました
あと個人的にですが人間関係が薄かった気がします。
もっとカミシンとかルカちゃん、合唱団のおばさん達の絡みが少なく、物足りない感がすごいです
総じて言うなら面白かったけど物足りない映画でした
多分、そのうち忘れてしまい、金曜ロードショーでやってても、もう一度みることはない映画だと思います
時をかける少女やサマーウォーズみたいに忘れられず
また見たい、何度見ても面白い!って思わせる
細田守作品はもうないのかなと思うと正直、悲しいです、、、
それがおおかみこどもから徐々になくなった気がします
監督業が多忙なら脚本を誰か別に譲って欲しいです、、、
時かけ、サマーウォーズを超える作品を待ってます
竜とそばかすの姫
難しい事は分かりませんが、映像も音楽も痺れました♪言葉にグッと来た訳でも無く…自然と涙が出てしまった…心の中心に届く作品であり素晴らしい!映像や音楽で泣いたのはエヴァ破以来です。
終盤の父との会話、心に傷を負っている鈴が、母の様に危険を顧みず他人を助けに行くシーンは勝手ながらグッと来てしまった。母との回想シーンがここで繋がるのね。ただ、父のセリフに「…お母さんの娘だ!」という様なフレーズが欲しかったなぁ…。
ふあ と いと
歌 いい!
あとは、、
、、ごちゃごちゃ、、ちぐはぐ してるかな、、
ファンタジーだと思えば
観れます。
クライマックスはちょっとジーンてきた。
最初、竜はお父さんやと思ってた(>_<)💦
主人公すずちゃんの決断に尽きます
細田守監督作品は個人的に『バケモノの子』と『未来のミライ』がしっくりこなくて、本作も少し不安だったのですが『サマーウォーズ』に似たカタルシスを味わうことが出来とても満足です。
今回の感動ポイントはすずちゃんの最後の決断に尽きます。この場面を表現する為に仮想現実をテーマにしたのではと思えるほどです。
展開が都合良すぎかなと思う部分もありますが、声高に正義を語る人ほど独善的でタチが悪かったり、大人数ではなく一人や二人の為に母親やすずちゃんが大きな決断を下す場面にとても共感出来たので結果OKです。
すずちゃんが50億人が集う仮想現実の世界に素顔を晒してしまったので、その後の現実世界が少し心配ですがいい方に転ぶことを願っています。
全1494件中、1261~1280件目を表示