竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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さんぴー分かれると聞いてた理由がなんとなくわかった。僕も含めて多く...
さんぴー分かれると聞いてた理由がなんとなくわかった。僕も含めて多くの人がアニメに期待するのは現実を超えたワクワク感なのに、「舞台となるバーチャルリアリティ空間がなんとも現実っぽくて現実を抜け出せない」というジレンマになっとる。しかもテーマが、家族の喪失や虐待というシリアス系だから笑いどころがあんまりない。英語タイトルがBELLE(ベル)な理由は秒でわかったけど、ヒロインが「そばかす」な必然はわからんかった。その他にもツッコミどころが多め。
スタジオ地図少し見直した
時をかける少女、未来のミライ、おおかみこどもを見たことがある。
評価は高いけど、どれも私の納得できる終わり方じゃなかったので今回もあまり期待してなかったけど、この終わり方は好き。
簡潔で分かりやすいストーリー。
最初はあまりパッとしない子が自信なく、誰からも必要とされてない感じで寂しかったのですが、終盤になってリアルで彼女を心配して見ててくれた人が沢山いる事が分かりつつ、彼女も想いを自分の言葉にしていく様子が見てとれて見てて気持ちがいい。
現実的な終わり方じゃないけど、これが1番いい終わり方だと思う。
ただ何回も見直す事はないかな。
音楽は良かった。
これが集大成とは思いたくない。映像と音楽は素敵だけど脚本が…。
映像と音楽は本当に素晴らしいです。自宅で鑑賞しましたが、映画館で観たら圧巻だったと思います。この映像と音楽に注いだ情熱の三分の一でも脚本に向けてくれたら…と思わずにいられません。
それくらい脚本はツッコミどころ満載でした汗
まず竜を探す理由がピンときません。竜がそこまで嫌われる理由もいまいち分からない。そんなに嫌われているならアカウント停止したり、ログイン制限をかけたりしてUの秩序を保てばいいのに、管理会社はいないのか…?
ネットに触れているからこそ、Uの作りに疑問を持たずにいられませんでした。
オチや主人公たちの言動にも?が止まりませんが、キリがないので割愛します。
美しい世界を堪能したい方にはおすすめです。
私のような、ストーリーを重視するタイプには刺さりづらい作品だと思います。
シノブは良い男だった
今年34本目。
時をかける少女のチアキも同様だが、主人公スズが想いを寄せている幼馴染のキャラクターであるシノブがイケメン過ぎた。
Uというメタバース上でのもうひとり自分となるアバターasという設定はサマーウォーズとほぼ同じだが、やっぱり良い設定だなと思う。中高生の内気で夢見がちな女の子はこの映画でいくらでも妄想できそうだ。
ネット社会への大きな皮肉
アマプラで視聴というか地上波放送で観ようとしたらアレでとんだ(汗)
まぁワタシも長いことネット社会で(それこそパソコン通信と呼ばれていた時代から)やってきた人間なのでこういう仮想空間社会での楽しさも苦しさも醜さもよく判るつもりです。その上で細田監督はよく判っていると言うか、良くも悪くも自分を解放できる世界があるならそれに浸るし、自分にリスクが及ばなければ度を過ぎた行動も暴力も嘘もつける世界。それがネット社会であり、映画内ではなくリアルな現実でもある。終始その点は非常に評価出来ると思う。そしてすずをよく知る人はベルの正体がモロバレだったってのも評価して良い。結局仮想空間で誰かを演じようと性格が滲み出ちゃうんだよね。
その点を差し置いて肝心のドラマというか、Uの世界でのドラマが物足りないかなぁ。もっとガンガンベルが唄うと思って居たけどそんなに唄わないのですね。Uの世界でもっとはっちゃけても良かったかなとも思うし、それと現実世界のリアルさとラストの兄弟救出劇とのシンクロが効果的になったかなと。 ★3.5かな。
〈U〉と竜は、まぎらわしい…
細田守監督が、この業界に残るきっかけとなった「美女と野獣」を現代風にアレンジし製作したという作品。
CGを多用した美しい映像と、美しい歌声に魅了される2時間でした(^^)b
すず役の中村佳穂が、初演技とは思えない演技で、1番の不安要素を吹っ飛ばしてくれてました(^^)b
もちろん、幾田りらもね(^^)b
ただ、すずがベルになったいきさつなどが、ちょっと分かりづらかったなど、イマイチよく分からないところが所々あって、ちょっとモヤモヤ…
仮面を被って見えたもの
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作は未読。
「君の名は。」以降、歌と物語、美しいビジュアルの親和性を追求したアニメ作品が増えた気がしますが、本作もその流れを汲んだ一本だな、と…。ベルの歌はストーリーや映像との親和性がばっちりだったし、すずの心情に寄り添ういい歌詞の曲ばかりだったので、とても印象に残りました。
高度に発達した情報社会における家族の絆を描いたのが「サマーウォーズ」なら、本作は匿名性の海の中でアイデンティティーを見出し、成長していく少女の物語でした。
広大なネット空間と田舎町の対比は共通ながら、「サマーウォーズ」では家の中で全てが完結していましたが、本作では主人公の成長の先に、故郷を飛び出して遠く離れた都会で苦しんでいる兄弟を助けに行くと云うクライマックスが提示されたことで、踏み込んだ着地を試みているのが面白かったです。
この展開は唐突で短絡のきらいがあるものの、ベルとしての活動や竜との関わり合いを通して、幼い頃に亡くした母親の真意に近づいていくすずの成長の終点としては、誠に理に叶っている気がして、納得のいく結末だと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2022/09/23:金曜ロードショー
※修正(2024/04/20)
中身は昭和臭いおじさん構文
この物語の世界にはUという仮想空間が存在する
このUはアカウント数が50億という世界人口の半数以上を占めるユーザー数を獲得している
今現在、世界のSNS人口は40億人と言われている
この数字を見比べてもこのUが大衆に支持され人々の生活に溶け込んでいるかがわかる世界となっている
まさに、もうひとつの世界と言って遜色ないだろう
そんなUはアズという自分の分身となるアバターを作成し、もう一つの世界Uでもう1人の自分として生きていくのだ
『もう一つの世界なら何度でもやり直せる』
まさに、今世間を騒がせているメタバースであり
間違いなく近い将来訪れるであろう近未来だと思う
そんなデジタル、未来、メタバース、SNSをテーマに掲げた作品である
テーマも面白そうだし映像も凄く綺麗
だが何がこの映画の評価を下げたかと言うと他のレビューを見れば明白、脚本なのだ
自分的に評価が下がった原因は
結局いつもの人間はこうあるべき
だから人間は美しいみたいな
懐古的な視点が心底しらける
せっかくメタバースとデジタルな今風のテーマを出してきたのに蓋開けたら結局アナログ作家が書いたデジタルとは程遠いアナログ物語
何度も見てきた人間賛歌の作図はもう見飽きたんだ。
おもしろくない
キャラクターデザイン・映像・歌・演技は最高なのに物語がつまらなすぎる。
つまらないとうか酷い・・・。母さんが他人の子ども助けて死んじゃうの辛すぎる。
あと仮想世界なのに現実と同じ見た目ガチャで、主人公はデ〇ズニープリンセスみたいなのに他の人間は人外+あえて見た目悪くしたキャラなの?クリオネはかわいかった。
美女と野獣
主人公には少し重めの背景があり、それが語られたあとはよく分からないままにストーリーが進んでいく。
ベルという名前といい、仮想空間で踊るシーンといい、ほぼ美女と野獣。
結末も微妙で、疑問が残る展開が多かった。
とにかくファンタジー
ファンタジーにファンタジーを描いたアニメならではの作品。
このアニメに何か含蓄や気付きを得ようと思い見たとしたらガッカリだろうが
ファンタジーを楽しめたらそれで十分と割り切り観たら、それで十分だろう。
とは言えこのファンタジー&アバターな映画とのコラボもあったアンリアレイジが
コレクションをNFTで売出成功した。と言う事実はファンタジーの枠を超えた
本作の傑作点だと思う◎
よいのではないでしょうか
けちょんけちょんにおっしゃる方も多いようですが、わたしは悪くないと思いました
主人公の鈴ちゃん bellが歌ってばかしなのでミュージカルみたいでしたが
最後の大観衆のなかU空間で歌う場面は素晴らしいと思いましたよ 大画面でみたかったかなと思いました
母親の死が鈴の精神に大きなダメージを与えて、しかしそういう母親の子だからこそのラストの展開はなかなか感涙ものです
正直 今どきこんな見ず知らずの他人に命かけるような人がどれだけいる?としらけかけましたが、いやそういう時代だからこそのせめて物語なかだけでも描くべきなのか、とも思ったです
しかしながら気になったのはネット上で繰り出されていく悪意に満ちた言葉の数々ね
友人の眼鏡の子もかなりの毒舌だし
はじめはこの主人公は細田監督自身をある程度描いてるのかとか思ってまった
前作がかなり微妙な評価をされてそれまで
細田作品かなり絶賛されてきたのに
そう思っちゃうほど出てくる人物たちの物言いがひどいのなんの
たぶん新海作品にも多大に触発されてこういう最新作になったかんじもしますが
ちょっとストーリーにあまり深みを感じられないなあとあえて言えばその分減点と
しかし、サマーウォーズからの一連の作品のなかではいちばん屈託なく自然に観られました
感動した。
"ベル"という名前や物語上でもちょいちょい
"美女と野獣"要素が見られたが
最後、皆んなの前にありのままの自分を曝け出して
歌う姿や歌で皆んなを巻き込む姿は
サマーウォーズを思い出す部分であり
ネットの中というバーチャル上の
自分のアバター的な
"もう一つの世界"での
"もう1人の自分"を思わせるところは
細田守監督らしさを感じた。
最終的にはバーチャルを超えた
現実での人を救うというところが
私的にはよかったなと思えた。
子供に見せたくない差別的内容
そばかすを持っている方々に謝ってほしい。
外見差別以外にも田舎へ対する差別や年齢差別もあります。
また、虐待問題を軽く捉えた描写もあります。
本当に気分が悪くなりました。
作品として世に出すなら責任を持って年齢制限をかけて欲しいです。差別的な内容をもつアニメーションを子供向けに宣伝しないで欲しい。
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