劇場公開日 2021年7月16日

竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価

全1497件中、1141~1160件目を表示

3.5良かったけど、美女と野獣はやらなくていい

2021年7月19日
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美女と野獣+レディ・プレイヤー1+エイス・グレードというのは本当だわ!(笑)

細田守の最新作。
今作では近年で描かれていた親子の主題はサイドに残しつつ、サマー・ウォーズで描かれたネット社会や顔の知らない相手との繋がりといったテーマが主題となっているので、その意味では今までの細田守作品の集大成とも呼べるかもしれません(事実、時をかける少女の名シーンを思わせる演出もあったり)。

まず、冒頭から圧巻です!
「U」という仮想空間のワールドをロングカットで魅せていき、サマー・ウォーズ以上の細かで綺麗なCG映像でさながらUの都市をジェットコースターに乗って見渡しているかのような感覚に陥りました!

そして、劇中でベルがクジラに乗って出て来て歌う場面が現れて、ベルを演じたキャストの個性的で素晴らしい歌声に聞き惚れ、King gnu常田大希率いるmillennium paradeの楽曲も独特で幻想的な世界観に非常に合っていました。
あの冒頭だけでベルという存在がいかに「U」でカリスマとなっているか理解出来る場面で、本当に素晴らしかったです。

作画も相変わらず素晴らしいです。
細田守らしく現実パートの作画が写実的で美しいので、どの場面においても映像に酔いしれていました。

また、竜の正体について探すという展開がほぼメインの物語として進行していき、その正体に関してもよくある在り来たりな展開ではなく、良い意味で意表を突かれるものになっていて驚きと感動がありました。
(*^ー゚)b グッジョブ!!

そして、今作ではネット世界をサマー・ウォーズ以来に描いていましたが、サマー・ウォーズは2007年の作品で驚きが多かったのですが、今作ではYoutubeやアバターを使って匿名で歌を歌うという、最近だと「うっせえわ」のAdoのようなキャラクターの視点で展開されていき、そこに「竜」という謎のキャラクターとの交流が描かれるのですが、前作の「未来のミライ」とは違って最後までストーリーが納得のいく方向に進んでくれますし、なおかつ「竜とそばかすの姫」というタイトルにもちゃんとマッチしていました。

そして、この映画においても「親子」の物語が描かれますが、本作では親子が主題になってるはずの「バケモノの子」や「未来のミライ」よりも全然心動かされました。
主人公の鈴は川の事故で母を亡くした経験を持っており、この子はどことなく母を受け入れられない姿を感じました。
しかし、そんな主人公が終盤に起こした行動がそんな母親の行動と重なるため、母親を受け入れたように感じ、そこに感動しました。

さて、ここまで語った好きな所は殆どが満点クラスです!
なので、そこだけ見れば本作は今年ベスト級なのですが、残念ながらこの映画には自分が看過できない点が何個かあります。

まずは主人公の鈴を演じた中村佳穂さんの演技。
前述通り、歌は素晴らしいのですが、声優としての演技は正直結構酷かったです。
勿論、本職は歌手の方ですし声優は初挑戦というのは承知の上ですが、細田さんはもう少し彼女に演技指導をさせてあげてほしかったです。

あと、竜が"自称"治安警察部隊に追われてる理由について。
「U」を脅かす存在として追われてる理由が全く解りません。
例えば竜が薬物等の違法物品の販売に関わってるというのならまだしも、劇中の犯罪で相当するのは自分を襲ってた"自称"治安警察を何人かオミットさせてたくらいです。
でも正直それくらいの犯罪なら少なからずやってる人いるんじゃ...?

また、観る前から話題になっていた美女と野獣のパロディ。
正直あそこまで露骨にやるとは思わなかったです。
主人公の名前のアバターは同じ「ベル」だし、竜とベルの一連の交流やアジトの内装においても殆どが似ていました。
でもあんな安易で露骨な既存作品のパロディなんて細田さんにやってほしくなかったなぁ...
正直、あんなに露骨にやってしまうとかえって世界観のオリジナリティが損なわれるのでだいぶ幻滅してしまいました。

他にも色々と突っ込みどころはありますが、名前の知らない相手との繋がりや親子の話としては面白く、そこに細田守的な美しいアニメーション演出と素晴らしい楽曲で充分カバーされていました。

正直好みは分かれると思いますが、個人的には「賛」です。
ただ、「絶賛」ではありません。

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さうすぽー。

5.0映像と歌だけで一億点

2021年7月19日
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IMAXで鑑賞。
序盤と終盤の歌唱シーンで号泣。
中村佳穂の歌と美しい映像に心が震えました。

脚本については皆さんのレビューの通りですが、
それを上回る素晴らしさでした。

ネットの誹謗中傷を風刺した映画のレビューで
酷評を受けるのもなんだかなぁ。

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みつ

5.0好き

2021年7月19日
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公開すごく楽しみでした!
歌がすごく素敵で綺麗です。
見終わったあとも音楽リピートしてます。
ぜひみてほしい

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Yui_3422

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2021年7月19日
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kite#満開

1.5映画ではなく、ミュージックビデオとして楽しむならあり

2021年7月19日
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村人A

0.5期待しすぎた

2021年7月19日
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前作よりかは良かったけど、それだけ。
主人公の子の声も、なんか合ってない感じするし。
◯リウッドの悪影響?か、活躍するのは女性ばかり。
ネット空間の表現って、どうしてどれもこれもあんな感じなの?

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けはえ

3.5映像と音楽に引き込まれる。ツッコミどころは多いが満足度高し

2021年7月19日
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楽しい

興奮

難しい

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Healing

1.5誰の気持ちも分からない

2021年7月19日
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笑える

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土田

5.0美女と野獣のパクリ?いいえ、オマージュです。

2021年7月19日
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泣ける

興奮

幸せ

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eye

0.5未来のミライの次くらいに…

2021年7月19日
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くるみ餅

4.0現実という野獣と結ばれるお話

2021年7月19日
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この手の話に弱いのでボロボロ泣いてしまいました

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denden

3.5最終的には面白かった

2021年7月19日
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泣ける

楽しい

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あいうえおんがく

3.0細田監督らしい平凡さがにじみ出てる感

2021年7月19日
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悲しい

単純

幸せ

サマウォーは未鑑賞で、おおかみこども→バケモノ→ミライと鑑賞、個人的にはバケモノが一番良かったのですがミライは×、さて本作はどうでしょうか。

細田監督の印象は毎作〝アッチが良ければコッチが駄目〟的な印象があってソレが今作も出てしまった感が否めません。自分が思うに、細田監督は他のアニメ監督の様な抜きん出た特徴がある訳ではないので、どうしても創りが優等生チックで変哲を欠き、そのため何か不具合があるとソレが際立つ傾向に思います(同じタイプにヤマカン)。

好き嫌いの話で説得力に欠けますが、まずアナ雪のデザイナーを起用したとは言え、バーチャル世界をディズニーの印象マンマのビジュアルにしたのは相当なマイナスです。
日本アニメは独自に進化しそのクオリティは世界一のものと信じてますが、あの絵面でハリウッドの二番煎じ感が否めずスンナリ受け付けられません。ベルのキャラデザも初出の際一瞬不気味に映るのもありましたし。
そのベルが竜に執着する理由がよく解らず、イマイチ行動原理が精査されていない様に感じます。同じ事が〝自治厨〟みたいなジャスティンにも言えます。

またベルが歌姫として世界中から支持される過程も省かれていて、風呂敷がデカい割にトートツに頂点に伸し上がった印象。実際ニコ動やYouTuberがバズるのってそんなモンでしょうが、賛否は吹出し表現で印象が薄く、もっと何か説得力が必要です。ソレ以前にあの〝空間〟も説明不足かな?(デカダンスのソレとは違う様な?)‥‥
加えて楽曲が微妙に暗いのもモヤりました。この辺は『歌』をテーマにした他作アニメの観過ぎなのかも‥‥w

そしてあのテンプレマンマの自治厨はネット警察的な存在でしょうか、ソレにしては頭悪そうな素行で悪役演出が時代遅れな感じ。それに権限が強大な理由も不明。などなど、それらシーンの経過・内容や細かい部分の脚本の練り込みも足りない印象を受け、蛋白で既視感も散見されました。

最後に声優、今作も鈴と忍が△。他は特に気になる程ではないにしろ宮野真守/島本須美くらいしか本職は起用せず他は俳優・ミュージシャン・モデル。鈴の中の人、歌以外の「あ゛あ゛あ゛」と奇声を上げるトコなどノイジーで、忍の中の人の棒読み加減と相まってギコチナイ。細田監督は声優嫌いなのかな?宮崎監督のソレは話題になりましたが‥‥

良い所は人物の心理描写と、ネット厨の「みんな解ってないなぁw」辺り。ただ物分りの良いネット厨で火消しがテキパキ片付く展開は疑問でしたが、そんな折角の長所も上記の件でだいぶ薄められてしまい残念。
今作も決して悪くはないのですが(クンちゃんよりはだいぶマシ)全体的にグッと来るものがない平凡な仕上がりに思えた作品でした。

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Geso_de_Nyoro

4.0良い部分だけをまとめた個人的な概要

2021年7月19日
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興奮

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ある

2.0仮想現実と現実世界のギャップ

2021年7月19日
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衝撃のサマーウォーズから12年。楽しみに見に行ったが・・・
仮想現実(U)と現実世界のギャップが大きく、Uで暴れまわる竜に対して、現実世界では実に現実的な問題を捉えていた。もっと壮大な話を期待していたところで、このGAPに興ざめしてしまった感がある。

でも、実際の現実とインターネット世界も実はそういう感じなのかもしれないとも思った。

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tigerdrver

5.0すずの成長に涙が止まらなかった。

2021年7月19日
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sawaken

4.0深く考えなければ★ ★ ★ ★

2021年7月19日
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mxdxtx

4.0ストーリーは粗いがテーマは良い。映像・音楽は圧巻。

2021年7月19日
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泣ける

幸せ

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なお

4.5DV親父一家と主人公、主人公母のつながりについて

2021年7月18日
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泣ける

悲しい

興奮

ネタバレ注意です。
竜の正体が子供って分かったとき
「誰だろう」ってなった人は僕だけじゃないと思います。
だって、今までのシーンで出てきてなかったから
(一回短いインタビューがありましたが…)
でもね、竜の正体がまったく面識のない子供じゃ面白くないんですよ
つまり、この子供はなにかしら主人公と繋がりがあるという仮定で考察を進めていきます
これは僕の勝手な妄想なんですけどね。
思い出してほしいシーンは、DV親父が主人公の顔を引っかきます、そのあと、ビンタか殴ろうかしようとしますが、主人公の顔を凝視して殴るのをやめます。殴ろうとしている手が空中で止まっている時間が長いので違和感を感じました。
主人公の母親が助けようとした子供いるじゃないですか、助けられなくて母親は亡くなってしまいますが、実はその子供はDV親父の子供なのではないでしょうか、DV親父は主人公の母親の顔をテレビのニュースか何かで知っていて、殴ろうとした時に顔を見てはっ!となったのです
まさかこんなことがあるなんて…と

自分の息子を主人公の母と
主人公が助けようとしてくる運命にびっくりしちゃったのではないでしょうか、そう考えると激アツな映画ですよね

そしてUの世界では息子が主人公を守ってくれると…

主人公母はDV親父と不倫をしていて産まれた子供が一瞬竜の正体なのではと思いつきはしたんですが、それはなさそうですね笑

もし何か気になったりしたらコメントほしいです!

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たっつん

4.5声優さんを使おう、BEASTとベルって(^^

2021年7月18日
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泣ける

興奮

幸せ

音楽って凄い。

劇中で、パクリダメとか言いながら、どっかで見たことあるゲーム画面とか、野獣と美女がお城で踊ったり、どんな冗談かと、気がついたらイライラしてドン引き。
こんなに堂々と名作パクリやがって。日本アニメの恥。
VFX部分は頑張って細かく作られながら、手書き部分は顔が描かれていない。
ベルが単純に可愛くない。気持ち悪い。
Uの中では、中心だけピントがあって、外側はあのロゴのように違和感。3Dメガネ無しで見ているような不愉快さ。
「あなたはだれ?」とかいながら、あいつだろうのネタバレ感。
ジャスティンだかなんだか知らないけど、完成度の低いヒーロー出てきて、なんだこれ?お子ちゃま映画か?
ネットで匿名でいじめはやめましょう的な。

何より、声優さん使おう。いろいろな人の顔が浮かんでしょうがない。集客・番宣のためなら数人はしょうがないけど、こんなに顔が浮かんで来る人を使ってはダメ。成田凌はカッコイイし、染谷将太はキャラ違うし、役所広司は若いし、石黒賢はこういう役多くない?し、佐藤健だけ分からなかったけど、見ながらこの声誰だろう、、って集中出来ません。
主役の中村佳穂さんだけダントツで演技が下手。

と、、、、、言いつつ、あの歌声ならすべて納得。
オープニングを含め、歌い出すだけですべて帳消しにできるぐらいの説得力がある。

SNSやインターネットの問題とか、高校生の恋愛や悩みとかもあるけど、私は母から子へ父から子への愛情に涙。あんなことして恨んでいたお母さんと同じことしちゃうんだね、、、と。

最後の30分は予想の範囲から外れていって、完全に感動して涙。前半のイライラを、逆に反動で良い話だった。

音楽、歌声って凄いね。

最後に、久しぶりに駐車場でサントラか曲買って、そのまま聞いて帰ろうって、、って思ったら発売してないの?
サントラと全曲早く発売して。熱が冷める前に。

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だるまん
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