竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
全1493件中、481~500件目を表示
映像の素晴らしさとNet の負の部分
予告編のベルがピクサーぽくてちょっと違和感があったが、本編を見れば納得、美しい映像と、今の世の中へのメッセージはとても分かりやすく、ストーリーにスッと入っていけました なんでもかんでも否定するのがカッコいいのか?正義という言葉に違和感を感じる
鳥肌たった。結末は少し想定外。
とにかく萎える
歌声と、それに伴うPVシーンは素晴らしかったので★1です。
・母親の死因は父親にはないのに、なぜああも親子関係が拗れているのか(母親が亡くなった当時からすると約10年?)
・毒舌すぎる友人(友達やめるやろ……というレベル。もしくは主人公はドMなの?)
・竜と心を通わせるシーンはどこに?
・あれだけ嫌われ他プレイヤーに害なす存在なら、運営が動くのでは?
・ガストンポジの連中は、なぜああもアバターを剥がすことに躍起になるのか
・オシャレなマントの柄に見えるけど、何故皆あれがアザだとわかるのか
・主人公がそこまで竜に入れ込む理由がわからない
・美女と野獣の劣化コピー
・結局、主人公とその彼氏がお互いに言いたかったこととはなんだったのか
・やたらとシミュレーションゲーム調で描写されたJKたちの大騒ぎっぷりが意味不明
・JKの眼力で腰を抜かす大人
・結局虐待問題解決してない(主人公が駆けつけたからといってなんだったのか)
・虐待親がいるとわかっているところに一人で向かわせる周囲の大人や友人たち
・竜を取り囲む謎の萌AIたちの存在
・一体いつのまに、リアルでも固く抱き合うほどに信頼しあっていたのかわからない二人
気になる点を挙げるとキリがないくらい、まったくストーリーのテンションについていけない映画でした。
本家のように積み上げた時間やエピソードがないから、ダンスシーンとても薄っぺらい……ここは、萎えるのを通り越して不快なくらいでした。
美女と野獣のシーンをいくつも真似、真似るためにわけのわからない萌キャラを取り巻きにしたのも本当に謎。
全然土台ができていないのにインパクトのあるシーンだけを真似ているので、本当に浮いて見えるというか……一体なにが起こったのかよくわからずにポカンとしてしまいます。
竜の正体の子たち、部屋の描写というか父親の話し方というか、醸し出す雰囲気からアジア系外国人かとおもっておりました。
いっそネットの世界という設定ではなく、人気の歌姫×嫌われ者の竜のファンタジーにした方がよかったのではないかと思う……とにかく全シーンに於いて萎える映画でした。
観賞を楽しみにしていたので、とても残念です。
大切にされない主人公
綺麗な映像と歌声を聞く映画でした。
後のことを考えず、全世界に素顔を晒す主人公
夜間、女子高生が1人で東京に行くのに心配もされず資金援助もされない主人公
感動よりも、もやもやが勝ってしまいました。
演技も…です
映像・音楽を楽しむと割り切った方がいい
前情報で映画館で見た方が良いと聞いていたのでIMAXで視聴。
噂通り映像・音楽が素晴らしかった。特にオープニングのライブシーンは鳥肌モノ。
逆にストーリーは酷かった。
前半はまだ観れたが、後半は置いてきぼり状態。
鈴が竜に惹かれる(正体を知りたがる)のが唐突でよく分からないし、美女と野獣のオマージュも無理矢理入れたようで展開についていけない。
高校生の噂、恋愛事情、ネットの炎上、児童虐待、親子の不和、等々重いテーマを詰め込みすぎて結局何が言いたかったのかボケてしまった。
あとは驚いたのが声優陣。
父親の声があまりに合っていないので下手くそなゲスト声優かと思ったら役所広司。声質とキャラクターの年齢が合っていないから?
逆に幾田りらが上手で驚いた。
星1にしようと思ったが、映像・音楽分で星2にしました。
ストーリーが…
■気になった点
・現実世界から離れてもう一つの人生を送れる?のが「U」なのにアバター自動生成なのは何故?自分の本質や才能からは逃れられないってのはデメリットでしかないように感じる…
・完璧に見える歌姫ベルにもアンチがちゃんといるって展開リアルでよかったのに、最後竜を大人は批判子供は賛同ってくっきり分けてるのが結局年代という大きなくくりで分けて判断してるんだって思ってガッカリした。中の人を隠して多様性が許容されるのが「U」(ネット)なんじゃないの?
・最後、主人公が直接会いに行って何ができるの?
未成年が現場に行っても何もできない、大人が通報できたのだけは評価できるけど解決まで見せられないなら虐待なんてセンシティブなテーマを使うべきではないと思う。
あと最後竜と鈴が抱き合った時のスキンシップや台詞が初対面の年下の少年と、と思うと気持ち悪かった。
・要素が散らばりすぎている、とりあえず明らかにいらないキャラを削ったほうがいい
鈴の幼馴染とお父さんの役割薄すぎるので1人削ても問題ないと思う
・セリフに違和感
色々な場面で細々あるのですが竜がライブ動画で「助けて」を連呼する場面あえての演出だとわかりますがリアルな感じが無く嘘っぽくなるし1度で全然伝わるのでやめてほしかった。
あとベルが竜を初めて見て「あなたは誰?」って第一声(記憶曖昧)で言うのも意味がわからない。
・演出は真新しさが無い
ベルの歌唱シーンも特に真新しさを感じずトレーラー以上の驚く演出が無かったので少し肩透かし
■良かった点
・キャラが可愛い
ベルがディズニープリンセスの愛嬌とジャパンアニメのいいとこどりでとても可愛かった。
ペギースーの動きがディズニー意識しすぎてちょっとパクリみたいになってしまったのが残念ですが…
・曲がいい
鈴の歌声は綺麗だし、ミレニアムパレードの曲でサマーウォーズの冒頭で感じたワクワクが蘇りました。
ネタバレあり。鈴が一人で向かった理由。問題は…児童虐待ではありません。
竜は児童虐待の被害者で竜を父親の暴力から助ける…と勘違いされがちですが、本作の問題点はそこにはありません。竜の母は顔写真を割られていることからも竜に憎まれています。つまり母親がいないのは離婚により去ったことが予想されます。竜の父親は二人の子供の親権をとり、豪華な子供部屋を与え、自由にパソコンやネットをやらせて何不自由なく育てようとしています。竜がネット上で豪華な城を持ったり、防壁たる人工知能を5体も従えているのには相当なネット課金が必要だったはずです。竜の父親は経済的に豊であり、お金が子供を幸せにすると思っています。ただ接し方が全く分からないのです。愛情の伝え方が分からず、規則と躾けが教育と思っているです。けして子供へ暴力を振るいたいわけでもなく、何としても家庭を守ろうとしています。
鈴は竜本人を見て、竜に必要な助けは殴られた傷ではなく、愛の欠乏による心の傷であることが分かります。母親から捨てられ、Uの精神スキャンでバケモノ認定された竜が誰からも見捨てられた存在でないことを示すため、鈴はひとりで竜の元へと向かったのです。周囲の大人達は竜のことを知らないので単なる児童虐待として保護を求めましたが、鈴は竜の問題点の本質を理解していました。竜が本当に「助けて」欲しいのは父からの暴力でないのです。父親が悪人でないことも分かっています。だから一人で向かったのです。そして直接抱きしめることが大切だったのです。
本作のキーワードは「欠けたコップ」と「前足のない犬」です。
どちらも誰かの助けを受けて存在を保っています。母の喪失によって心が欠けてコミュ障になった鈴も同じです。鈴は多くの優しい人々に守られています。U世界で自己解放した鈴は欠けただけで何者からも補完されない竜を見てショックを強い受けたのでしょう。誰なのか?どうして誰も彼を助けないのか?人はヒトのままでは動物のままです。人と人が繋がり、はじめて人間として社会に適合するのです。本作は「人が人間」になるお話。鈴も竜も同じ課題を背負っているのです。フランス文学「美女と野獣」では意地悪な王子が魔女に呪いをかけられて野獣になり、愛されることで人間へと戻りますが、本作では母に捨てられたことで自己承認できない少年が愛されることで自己を取り戻すのです。
どんなに時代が変わろうとも科学が進もうとも、人は他者から認められ愛されて初めて人間となり、他の人を守っていけるいう人間真理は変わることはありません。空にある入道雲と同じように永遠の真理なのです。
美しい映像、音楽などの娯楽性を持ちながら、極めて文学的な内容の作品だと思います。
ディズニー版アニメ「美女と野獣」と対比する人もいますが、ディズニー版はただの童話となっているので深みが全く違います。本作にエンタメ的な要素を期待して鑑賞すると何を観ているのか分からず、「あまり面白くない」という感想になってしまうのだと思います。
わからないけど、涙が…(ღ˘⌣˘ღ)
詰め込みすぎて普通。
期待しすぎた、サマーウォーズ越えならず!サマーウォーズが大好きなので、細田守の仮想世界の設定にとても期待し、楽しみにしていた、、、が!面白かったのは前半くらいで、なんだかヌルッとラストまで視聴者を置いてけぼりにしていった感が否めない。若者のSNSへの依存、現実とは違う自分でバズる、家庭内暴力、恋愛などなどいろいろな要素を詰め込みすぎて、結局何を1番伝えたかったのか分からず終わってしまう。お母さんを追って川に引き寄せられているのを止めたのが、忍くん。その場面に居合わせたからこそ忍くんは鈴を心配して学校でも声をかける。お母さんも歌が上手く、歌唱サークルのおばさま方は、お母さんと仲良くしていたために、母親の歌声と鈴の歌声が似ているところがあるから、鈴がベルだと気付いていた、お母さん代わりになろうとそれぞれが鈴を心配してお節介になってしまっているなど。キャラ立ちもせず、下手に恋愛要素も詰め込んで、大事な部分は回想シーンのみ。もっとキャラの深みを出せるような設定を丁寧に伝えてほしかった。竜に惹かれるベルだが、なぜ惹かれる?自分の似ているところがあるから?なぜ、どうやってその感情に至ったのかを深掘りをせずに抱きしめたり、城を探したり、、、ベルが薄っぺらいヒロインに見えてしまう。カヌーの元気キャラと美少女キャラも凄まじく薄い、、、、。ただ、映像美や歌唱シーン、映えという部分ではさすがであった。ライブ感に興奮して、ただ楽しめる。今時な作品にしたい、流行りを取り入れたい、興行収入を上げたい、そこを目指すなら合格点だろうが、細田守監督、、、、もっとやれるはずです!!感動も泣けもしない、うーん、何の時間だったんだろうと終わってからの余韻やスッキリ感ではなく、モヤモヤが残るって残念。なんだか芯がブレてない?大丈夫?
映画じゃなくMVとしてなら良いと思う
まず音楽と映像美が本当に良かった。特に冒頭のシーンは本当に良かった、一気に世界観に引き込まれて鳥肌が立った。
でも逆にそれを超えるシーンが無かったかな、ラストのベルがアンベイル?されて歌うシーンはほんとに綺麗で歌も良かったんだけど、クジラの上で元のアズ?になってて、個人的にすずとして歌って欲しかったからモヤモヤした。
自閉症の子、DV、SNSの誹謗中傷と偽善、問題提起はあったけどどうしたいのかわからないからなんか纏まってなく感じた。
あと後出しの設定も多かったかな、合唱団に所属してるのはお母さんが参加してたからとか、後半の写真見てようやくすずが所属してた理由がわかった。俺の理解力の問題かもしれんけど、他にも後出し設定みたいなのあった気がする。
一番納得できなかったのは、自閉症の子のとこ向かうのなんで女子高校生1人だけなん。大人やせめて男が居ないのはどうなんって凄い思った。描きたい展開描くためにキャラがチグハグな感じ。
あと、俺の好みの問題だけどエンドロール行く前にすずが歌おうとして終わったんだから、エンドロールの最初の曲も最初に流れた曲で終わって欲しかったな。
箇条書きだけど思ったのはこんな感じでした。
見て損したとは俺は思わなかったけど気になるとこは多かったです
嫁さんは泣いてましたが
サマーウォーズを超える夏!
凄い歌声! 荒れたレビュー!
TVより映画館向きと知り 夫婦でIMAXにて鑑賞
ラララーのシーンで嫁さんは泣いてましたが
エコーとかの調整が気になりました
もっと地声で聴きたかったな
ストーリーも重すぎなので あそこで終わらずに
皆んなUで超ハッピーな大団円とか、ここまでが
中盤でその後更なる脅威に主人公たちがUのみんなと
立ち向かい、、、みたいな感じで終わって欲しかった
後味が悪くてスッキリしないので映画終わってからも
しばらく感想について話し合えなかったな
ただ 凄かったのが エンドクレジット終わって
照明点くまで誰も動かなかった!
初めての経験でした!
映画好きな私は子供の頃から エンドロールは絶対最後まで見る主義で、最後列の席の後ろに立って
帰る人の邪魔にならないようにしてましたが
生まれて初めてほぼ満員の映画館の鑑賞者の皆さんと
最後まで一緒に観終わる事ができました!
これにはかなり驚いて サマーウォーズ超えちゃいそうでしたが やっぱり サマーウォーズが好きなんで
当時の脚本家との次回作に期待したいです
確かに評価がわかれるのがわかったような
一言で言えば、テーマが重い です
大人には、言いたいこともわかるけど、なんかもやもやして退屈な時間になってしまった。
子供達には⁉️でしたよ。
飽き始めてしまい、困りました。
脚本がどうのこうのってのも、わかる気がします。上手くまとめたつもりが何故にこうなるかがわからない。辻褄があわなかったりして、なぜなぜなぜにそうなるねん⁉️でした。
普通だと有り得ないことばかりでした。
ただ、絵は、綺麗ですね
これでもかというぐらいグラフィックが良く
歌も良かった。
次回作に期待します。
フレネミー⁉︎
ネット世界と、高知の田舎のビジュアルが美しいが、ストーリーに納得がいかない感。
特に、すずちゃんが歌おうとする所で、あなたはそんな事はできない!、昔の自分に戻りたいの⁉︎と、親友が全否定に入る所で、ドン引き。これでは邪悪なフレネミー(friend + enemy)では…。
とはいえ、すずちゃんが、いきなり有名になり、自分の歌声を思うがままに披露できるアバターライフを満喫した、という描写もあまりないので(むしろ終始戸惑っている?)、この発言そのものに納得感がなかったりもするのだが。
サマーウォーズとは別の
サマーウォーズと設定が似ているが少し違う。ベルと龍を中心とした、匿名世界と本当の自分って?について悩む若者の青春もの。
サマーウォーズは主人公の周りがそこそこ立っていたが、今作は主人公の親友一名以外ほぼ空気。主人公のあこがれ、しのぶ君は龍の正体のミスリード要員だったからね。ベタでもいからしのぶが龍の正体でラストに主人公と結ばれる展開がよかったかも。あと龍の正体の虐待された子らも救われたのか、大人の手が入ったのか不明で投げっぱなしだし。
ベルは歌声は素晴らしいがイマイチ歌詞が聞き取れず。美女と野獣リスペクトは良かった。ベルのデザインはディズニーだから配慮したのかな。でも細谷映画のキャラデザの貞本義之要素が薄いぞ!
ラストは?な感じでした
映像クォリティは最高だね
グラフィック超綺麗!
あの世界観だけでも見た価値はある
物語は終始よくわからない感じでした
特にラストがよくわからん
バスで主人公1人東京行くとか
仮想現実でいきなり全員歌い出すのも意味不明?
物語の前半は今まで胸の内にしまってた歌とゆうものが仮想現実なら歌えるとか
ネットの匿名の怖さとか
テーマがあったのかもしれんが終盤にかけてよくわからんくなった
結局観客に何を伝えたかったのか意味不明でした
あとジャスティスのリーダー結局誰だったんだよ・・・
タイトルなし(ネタバレ)
2回見ました。1度目は普通の映画館で、2度目はIMAXです。
最初からIMAXで見ればよかった~!!!
ミュージカル映画など、音楽が好きな人は好きだと思います。
人間の描写がリアルでした。主人公の友達の毒のある感じ。ネット社会にはありふれている人格なのに、リアル社会では凄く嫌な人みたいに見えてしまいますね。
竜に心惹かれ、追いかける理由がもうちょっと欲しかったかも。
私は、ここの口コミ沢山見てから、映画館行ったので、全然期待してなかったのですが、2回目見た今でも、もう一回見たいと思います。
期待していたより佳作
連休4日目
起き抜けに思い立って、朝一番で映画館へ。
正直に言うと、押尾守作品は「サマーウォーズ」以外はあまり良いと思っていないんです。
期待しては裏切られるの繰り返し。
なので、今回も「あー、なんか、また作ったのね」くらいにしか思ってなかったんですよ。
でも、なんか…
音楽がすごく気になっていて。
作品を見る前に、Apple MusicでサントラをDLしてました。
観なくてもいいや、くらいに思っていたわけですが、
「あの曲を映画館で聴いてみたい」という気持ちで、
映画館に来てみたという感じです。
でもね。おもしろかったですよ。
まあ、いろいろ気になる点がなかったといえば嘘になる。
ディスる気になれば、そうすることもできるんですけど…
社会の抱える問題点をいくつか盛り込んで構成しつつ、
説教臭くならず、適度にコメディも織り込んで、
うまくまとめているんじゃないかしらね。
まあ、相変わらず、声優のチョイスは下手だなと思うけど。
別に佐藤健じゃなくて良いし、成田凌でなくて良いし、染谷将太でなくて良いよね。ましてや、役所広司なんて…
彼らの仕事は十二分に立派だけど、彼らの力を必要としないと思う。無駄遣い。
女性陣は「声優としては」力不足。
本職の声優さんを起用すればよかったのに。
主人公以外は、その人である必要性がないもの。
どうも「有名人を起用して、話題性をだそう」という
イヤラシサが見え隠れするのがイヤよね。
どうせ起用するなら、それに見合う使い方をすべきだし、
初めて声優をやるような人にも、相応のレベルを求めるべきだと思います。
中村佳穂の歌唱は、素晴らしかった。
ていうか、彼女の声の力があって、初めて成立する作品。
映画館で聴くのをお奨めします。
あ、念のため…
中村佳穂のファンではありません。
知らなかったし。
本人の作品を聴いてみたけど、特になんとも…
彼女の声を「この作品で、このように使える」と見つけたことは、凄いと思いました。
音楽って、技術的に上手ければ良いというわけでもないし、声質・音色が良ければ感動できると言うものでもない。
「相応しい場所で、相応しいものを、相応しい声(音)で演奏する」ことが大切。
この映画では、それがうまく行っていると思います。
全1493件中、481~500件目を表示