竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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ストーリーがモヤモヤ
今日見てきました!金曜ロードショーで本編10分公開シーンを見て、久々に映画館で見たいと思った作品でとても期待していました。
たしかに、音楽や映像はとても綺麗で迫力があり、心が打たれました。
ベルの声はとても透き通ってるし、色鮮やかな衣装など、とても華やかで綺麗でした。
しかし、ストーリーが……ツッコミどころが多かったかな。
まず、竜の正体を何でベルがそんなに知りたがるのか、と。自分のライブに侵入されて怒って「あいつなんなの!一体!」とかなら分かるんだけど、「あなたは…誰?」ってなんか最初から城に忍び込んだり、追い返されても近づいたり……💧なんか彼の思わぬ一面を見たとかいうシーンがあったら分かるんだけど、最初から馴れ馴れしいしいきなり、美女と野獣シーンみたいなの出てきて踊って心通じ合うし。あれ?って。
竜のお城にあった秘密のバラ?の役目もちょっと分からないし。竜の召使いのAIも最初はベルの邪魔してきたのにいきなり味方に変わるし。経緯が分からんのよ。
あとジャスティスだよね。あれがあの虐待の父さんが正体だったとか、そういうんなら分かるんだけど特に最後はなんも書かれてない。
幼なじみの存在もよく分からない。たしかに、幼少期から気にかけてくれてた、とかの描写があって主人公にとって大事な存在はわかるんだけど、ベルってなんでわかったのかなー、とか最後「これからは付き合ってける」とか言ってるし。何が言いたいのか、と。
後、あの虐待一家、東京にあんのに、高校生しかも女子に一人で行かせる?!?!
皆であの虐待の様子見てたよね?!普通一人で行かせんやろ、マダムたちもどういう役割してんのかよくわからなかったけど車で駅に送っておきながら着いてかないって……ありえん。
全体的に伏線回収とか全くなくて、モヤモヤが残った。でもルカちゃんとカヌーの奴のシーンは楽しかった。
歌が魅力。
歌うことが自己表現と捉えると、その歌声が本当に魅力的だったことが本作の肝だと思います。
以下は自分なりの解釈です。
鈴は幼い頃に母親を亡くしています。母親が見ず知らずの子を助けるために死んでしまったことで、鈴は母親に自分を選んで貰えなかったと感じ、自分の存在価値を見出せず、自分に自信を持てない子になってしまう。
そんな鈴にとって、可愛くてみんなに人気なルカや、理解者が少なくても我が道をいくカミシンは憧れの存在。
ベルとなり歌えるようなった鈴の前に、嫌われものの竜が現れます。鈴が最初から竜に興味を持った理由は背中のアザ(傷)。同じく傷を抱える者として気になったということでしょう。鈴が飼っている犬の足が一本ないのも、鈴がそういった存在にシンパシーを感じる性格だということの暗喩なのでしょう。さらに、竜の正体である少年にも母親(城にあった写真の女性)がいない。恐らく竜の母親は本当に竜を捨てたのでしょう。同じ傷を持った二人が惹かれあっていくというお話。
終盤、鈴は竜を救う為にネット上で正体を晒す。そこで母親が川に飛び込む場面がフラッシュバックする。見ず知らずの子供を助ける為に自らを犠牲にすることで、初めて母親と同じ立場となり、自分が母親から捨てられた訳ではないと自覚する。=自分に自信を持って行動出来るようになる!といったところでしょうか。
夜行バスの中で父親と連絡をとるシーン。父親の「お母さんに育てられて優しい子になった」という言葉。これは、死んだ人間も今の自分を作っているという、未来のミライでも語られたテーマです。細田監督の思想なのでしょう。実際、鈴は母のコーラス仲間、幼馴染、友人のヒロちゃんというように、死んだ母親の意思を継いだかのような存在に囲まれて育っています。
ラスト、空を見上げての「ありがとう」は紛れもなく母親に向けての言葉。物語中盤では大きな雲に隠れていた太陽=母親が顔を出して終わる。
所々、ご都合過ぎやしないか?と首を傾げる場面もありましたが、僕はこの映画、好き派です。
とにかく歌が良い。これが無ければ−0.5点でした。
今後も細田監督の活躍に期待しています。
すずちゃんのお父さん
母親を幼くして亡くしてしまった娘のことを信じて温かく見守ってきたお父さん(声:役所広司)が素敵だった。その他、すずちゃんを取り巻く温かい登場人物が出てきて、こういう所が細田作品の好きなところ。久しぶりに娘と映画館に行って、思わず嗚咽しそうになるのをさとられないように必死に抑えてました。
これが、細田守。
細田守は個人的に好きな監督であるが、本作『竜とそばかすの姫』は特に力が入っていると感じた。
細田守といえば、やはり細かい部分まで描かれるアニメーションが定番である。劇場で見ると改めてそれがどれだけ素晴らしい力であるかよくわかった。
脚本も退屈させない、型がしっかりしていたと思う。インターネットの世界と現実世界は繋がっていて、大切な人はすぐそこにいる、そんなメッセージがまっすぐ自分に伝わった。
中村佳穂の歌声には驚いた。私は中村佳穂を名前しか聞いた事のないような人間だったが彼女の歌声は間違えなく私たちを震えさせた。
ストーリーが公開された際、『サマーウォーズ』と被っているなどの意見が多くみられた。が、それは違う。新たに『歌』という新たな感動を詰め込み、日本のアニメーションを『映像』『音楽』『脚本』という3つの柱で細田守が固めた、そんなふうに思った。
細田さんに社会問題を求めてない。
しっかり泣かせて頂きました!!
観る前に口コミを見て不安になっていましたが、私はとても面白かったです!デジタルな世界観?が大好きなので!
SNSが普及している今だからこそ通じるものがあるような気がしました。ネット内なら現実で言えない事を言えてしまうとか自信無い事もやれてしまうとか。
ベルがなぜ竜に惹かれていったのか、
私は、
目の敵にされて孤高の存在に見えるものって自然と目がいって気になってしまうものだからだと思いました。全く知らないものや人は特にそうだと思います。
所々の歌も圧巻でしたね!鳥肌立つし、引き込まれてました。引き込まれてすぎてみんなが泣いてるシーンで同じタイミングで泣きました。笑
竜の正体をずっと忍くんと勘違いしていたので、まさかの子供で「そっち!!???まじで?!」ってなりましたww
忍くんがすずに正体を明かして歌う事を提案した事や、みんながすずを東京へ行かせたのは、今の貴方なら出来るよ!貴方だから伝えられる事があるんだよ!と背中を押してくれてるんじゃないかなと感じました。
話にあまり関係ないかもしれませんが、忍くんが個人的にカッコよくて好きでした笑
あとベルの衣装が可愛くてタイプだったのでベルの衣装集的なものが欲しいなと思いました。もちろんベルも可愛いかったです。
話したらキリがないですねぇ。
とりあえずCD買います。
ありのままの姿で勇気を持って立ち向かうこと
ネットの中とリアルの社会でのギャップを抱えながらも、勇気を持って立ち向かう主人公の姿に好感を持てた。
リアルとネットで2面を持つことは必ずしも悪いことではないが、face to faceでのコミュニケーション同様、相手を思いやる心は持ち続けるべきである。
スクリーンでこそ見るべき
『サマーウォーズ』で細田監督の作品を知り、本作品も仮想世界が描かれていると知り、
それ以外の予備知識はなく鑑賞しました。
印象的なシーンが多くて、綺麗で、感性に訴えかけてくる映画でした。
見る価値はあると思います。
既視感のあるストーリーだなと思いながら見ていたのですが、それもそのはずで
ヴィルヌーブの『美女と野獣』がモチーフだったんですね。
そういう意味では大筋のストーリーがディズニーでもお馴染みのお話なので、
あらかじめそれを知った上で、現代の日本作家が作る『美女と野獣』として見ると面白い作品だと思います。心が揺さぶられる展開も多く、繊細な『美女と野獣』みたいな世界観というか。(表現が難しいですが…)
細田監督ならではの素晴らしい作品だと思います。
圧巻のオープニングから始まり、視聴覚がばっちり刺激されました。
ということで、これは映画館で見る方がいいかなあ。
す、凄いですね
とにかく凄いですね。何が凄いって7月から上映してるのに9月末でも上映してるっていうことですね。基本的にアクション映画しか見ない自分ですが日本のアニメ映画の凄さに改めて認識しました。格闘場面はなかったけど最後の子供たちとを助ける場面は少し心が動くような・・・そんな感じがしました。
最後、周囲の大人が
面白かったけど置いてかれた感もある
私にとって泣くところはありました
素直に心震える
前置きしておきます。
僕はあまりディティールとかつじつまとか伏線にこだわらずわりとバカ正直に映画を観る人です。
評論家を気取るつもりもありません。
素直に感動した。
1人の少女の成長を描いた物語。
地方の高校でトラウマで歌えなくなった高校生がネットの世界で世界的有名な歌姫となりそこで出会った嫌われ者に寄り添いトラウマを克服した話。
アニメでしか表現できないであろう映像美。
シンガーソングライターを採用した本格的な歌と楽曲。
サマーウォーズにも見られた世界的な事件が起きてるのにこぢんまりとした終わり方。
うまく言えないけどもネット世界で大騒ぎだけども現実は意外とこんな物という感じが好きなんです。
ネットで大騒ぎするほど現実はもっと普通というかそういう感じが。
ネットで情報が溢れているこの時代ですが、ネットでどんなに大騒ぎされてようと知らない人もいっぱいいるわけでネット世界が全てなんて思わない方がいいと思うのです。
批判的な意見も多数みて思ったのは批判している人の多くは
ネット世界のディティールが弱いとか
現実感がないとか
伏線がないとか
話のつじつまが合わないとか
ですかね。
おーなるほどーって思いました。
僕はあまり深く観れてないなぁと感心しました。と同時にそこまでつっこむ所かなぁなんて。
たぶんそこを突き詰めると説明的な冗長さが出てきて面白くないなって逆に思ったんです僕は。ホンマ単純ですんません。
この映画の面白さは
1人の少女の心の成長していく姿
歌と映像の素晴らしさ
広い世界でたまたま出会えた人の心の支えになれてお互い強くなれた感動
それを現代風に描いた映画だと思うのです。
だから深く考えたり伏線とかディティールが気になる人は楽しめないんだろうなぁ。
賛否両論は仕方ないのかも。
僕は単純なんですね。
普通に感動して涙腺がゆるんでしまいました。
中村佳穂の凄さ
IMAXの2Dで鑑賞
一つ置きの座席でほぼ満員
鈴の父親がイケメンなんだよなぁ
声は役所さんなんだけど
中村佳穂さんの歌声に涙が出てしまう
高知の背景が本当に綺麗でした
竜が虐待をうけている子供だとすぐわかった。
竜を助け出す為に向かい、アレで助けた事になるのかなぁと疑問
アレで父親が退く?
忍君と付き合うの??
展開の流れが突拍子ないかなぁ
ただただ中村佳穂さんの歌声、Uの世界、高知の綺麗な自然が良かったです😊
開始5分の映像&音楽美で心を鷲掴み。
夏に金曜ロードショーの細田守作品3連発を観て、よっしゃ観に行こう!と思って劇場へ。メディアの狙いにバッチリハマる。
正確にはサマーウォーズ放送日の朝のモーニングショー、つまり公開初日にチケットを購入。
我ながらそんな早く行ってどうするんだ?という感じだが、どうせ乗るなら流行りにとっとと乗りたいタイプなんだよ。
多人数が出てきてテンポ良く進むのは事前に観たどの細田作品の観ていて感じた事だが、二時間ちょっとではそれぞれの掘り下げをするには少し足りないのかもしれんな。
主人公すずと親父、または竜の正体と家族との関係だったり、幼馴染のしのぶ君と友達以上になれるかだったり、もっと推し進めて欲しい部分でそのまま終わってしまうのがもったいなくも感じた。
しかし開始5分くらいのところや、合間にベルが歌う場面での映像美と音楽には心を鷲掴みされたね。あそこだけを総集編にしたMVが観たいくらい。
ベルと竜が心を通わす場面は非常に『美女と野獣』に近いが、後日バラエティ番組で細田監督が影響を受けた映画として挙げていたから思いっきり意識して入れたんだろうね。
個人的に一番好きなキャラはすずの友達のメガネのヒロちゃん。
ベルがバズりまくっていくところテンション上がってやたら巻くしたてるところが何か可愛かったよ。
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