「映像は美しい」竜とそばかすの姫 こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
映像は美しい
クリックして本文を読む
冒頭のUの説明からそばかす姫の歌う流れから実に
画面が美しくて引き込まれる。
そこから現実に引き戻されての地味な少女、という対比なのでしょうが
現実の少女はやたらと外見お気にしてばかりで
正直イライラさせられる。
そんな子が仮想空間で自信をつけ、
出会いを得たことで踏み出していく話なのではあるが
展開にあまり驚きはなく、
そうくるだろうなと言う読みから外れはしない。
それに登場人物が、それってどうなんですかね?という
ことが多くて感受移入できない。
母親の事故はショックだったろうけども
それから一体何年経ってるんだ。
それに幼馴染も守るとか心配って言いながら何かしましたっけ?
何よりも、子供に暴力振るうような輩の元へ助けに行く、と聞いて
女子高生を1人で行かせますか?普通?
それを聞いた父親が
いい子に育って嬉しいだ?馬鹿なの?
大事な娘がわけわからん男に殴られるかもしれないっていうのに
理解ありげなメールしてるより追いかけて
守りに行けよ。
合唱のおばさん達も何送りだしてんだ?止めろ。
あるいはついていけ。
守りたいって言うなら忍も行け。
いい話のようにまとめてるけれども
単にこうだといいなっていう理想の行動を取らせてるだけで
人間としてのリアルさがない。
女子同士はいくら仲良くても
相手のことをあんなにけちょんけちょんには言いません。
制作してて誰も疑問を感じないのか?それが一番不思議だった。
コメントする