「よいのではないでしょうか」竜とそばかすの姫 守銭奴見習いさんの映画レビュー(感想・評価)
よいのではないでしょうか
けちょんけちょんにおっしゃる方も多いようですが、わたしは悪くないと思いました
主人公の鈴ちゃん bellが歌ってばかしなのでミュージカルみたいでしたが
最後の大観衆のなかU空間で歌う場面は素晴らしいと思いましたよ 大画面でみたかったかなと思いました
母親の死が鈴の精神に大きなダメージを与えて、しかしそういう母親の子だからこそのラストの展開はなかなか感涙ものです
正直 今どきこんな見ず知らずの他人に命かけるような人がどれだけいる?としらけかけましたが、いやそういう時代だからこそのせめて物語なかだけでも描くべきなのか、とも思ったです
しかしながら気になったのはネット上で繰り出されていく悪意に満ちた言葉の数々ね
友人の眼鏡の子もかなりの毒舌だし
はじめはこの主人公は細田監督自身をある程度描いてるのかとか思ってまった
前作がかなり微妙な評価をされてそれまで
細田作品かなり絶賛されてきたのに
そう思っちゃうほど出てくる人物たちの物言いがひどいのなんの
たぶん新海作品にも多大に触発されてこういう最新作になったかんじもしますが
ちょっとストーリーにあまり深みを感じられないなあとあえて言えばその分減点と
しかし、サマーウォーズからの一連の作品のなかではいちばん屈託なく自然に観られました
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