「歌と映像を期待して観に行くなら大満足」竜とそばかすの姫 ゆきなさんの映画レビュー(感想・評価)
歌と映像を期待して観に行くなら大満足
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初めからストーリーはあまり期待せず、映像の美しさと歌を観に行くつもりで行ったので、満足でした。
おおかみこどもの雨と雪やサマーウォーズはストーリーも感動もので好きな作品でしたが、今作は歌と映像に力を入れすぎてしまったかなと感じます。
特にストーリーはとにかく薄っぺらいです。
薄っぺらいがゆえに共感が全くできず、アズの警備員?のキャラが緑色の武器を取り出した所は何かの茶番かな?と笑え、竜の存在が海外の有名人の可能性があると騒然になったのに、何故か日本の東京で、それも窓に映し出されたビルをカミシンの写真と一致はさすがに都合良すぎて呆れました……。
それに最後の虐待?していたお父さんが鈴にビビって幽霊をみたかのように腰抜かしたのには堪えきらず笑ってしまった。
なんでしょうね。
そもそも、序盤の泣き叫んで助けを求める子供の実親は何してたんでしょうかね。それにお父さんは?
それに世の中表で出てないだけで子供の虐待は多くあると思いますし、虐待されてた子が竜になってたなら、竜は1匹だけじゃないと思いますし、少年が虐待するお父さんに立ち向かうと話してましたけど、そうそう立ち向かえるものなのでしょうか。
何だか色々あげれば?の部分は多いですけど
都合良くハッピーエンドストーリーを作り込みすぎて、学生や子供は楽しんで見れると思いますが大人はちょっと物足りない感はありますかね。子供心で見ればちょうどいいかも。
ストーリーが薄っぺらいと言うよりも……
1人ずつのモブもそうですけど、キャラクターに寄り添えきれず、感動的なハッピーエンドを作るための駒のような気がしました。
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