「古典民話から現代SNSへ受け継がれる二面性」竜とそばかすの姫 キノさんの映画レビュー(感想・評価)
古典民話から現代SNSへ受け継がれる二面性
美女と野獣はディズニーで有名だけど、その原作は18世紀に遡る古典民話。
今でも多くの人を魅了しているのは、何よりも野獣の二面性ではないだろうか。
“表の顔と内面の素顔”という人間の二面性を、うまく現代のSNSの匿名性と絡めているのが面白いと思った。
はなればなれ〜♪(はなればなれの君れ)も聴いてみると時を超え〜愛された〜♪(美女と野獣テーマソング)に寄せてるのかな。何処となく曲調が似ている気がする。
あと『U』の、『方へ、さあ!』が『Who is that(あれは誰)』に聴こえない?わしだけ??
勢いはあったけど、やっぱり終盤にかけてのご都合主義な要素が気にはなったのは正直なのところ…
細田監督の作り出すグレードアップしたバーチャル空間とミュージカルの組み合わせは、新しくて楽しめたし、映画館で堪能できてよかった。
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