「キャラが脚本の都合で動くとはこういうことか」竜とそばかすの姫 yさんの映画レビュー(感想・評価)
キャラが脚本の都合で動くとはこういうことか
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昔の細田守作品が好きだっただけに今作はあまりに酷くて辛いです。
最も重要な、主人公が竜に好意を抱く理由が1ミリも分かりませんでした。また他の感想でも散々指摘されているように、あらゆる場面でキャラクターの行動理由がわかりません。最後に父親が拳を振り上げてフゴフゴ言ってる場面は意味不明すぎて笑ってしまいました。
ただ脚本が多少変でも映画として面白ければあまり気にならないんですが、そんなこともなかったです。今作は話の展開にも何の意外性もないですし、恋愛周りも特に深くは描写されず共感できる要素がありません。なので余計脚本の不備が際立ってしまいます。
映像や音楽は比較的好評のようですが、正直映像表現はセルCGが良くなったくらいでサマーウォーズと大差ないと思います。どこかで見たことあるものの寄せ集めでしかなくて新しさを感じませんでした。
音楽は普通に良いですけどあの程度で全世界で超人気になるのもよくわからなかったです。
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