「竜は誰だ杯」竜とそばかすの姫 あわわわわさんの映画レビュー(感想・評価)
竜は誰だ杯
本命 しのぶくん 幼馴染イケメン おかん
対抗 パパさん ママが亡くなってからぎこちない関係 炙っとく?
単穴 ルカちゃん 学園のアイドル なんだか相談事がある様子
連下 カミシン 暑苦しい男の子 カヌー部(一人)俺のことが好き・・・とか?
大穴 古文?の先生 大穴 いやマジ大穴
さあ竜はどれ!?
・・・さて。
自分は結構楽しめましたがいろいろと評価分かれそうな映画でした
以下評価分かれそうなところ とにかく長いです すみません
1曲
2声
3マルチタスク
4重い話
5物語のたたみ方
1曲
バーチャル歌姫が主人公ということで当然歌が話にかかわってきますが、その曲が受け入れられないと物語に没入できなくなってしまいます 特徴的な歌もあるので
自分は割と好みの曲だったので冒頭からワクワクしたし途中うるりとしたところもあったのですが、普段ゴリゴリのロックしか聞かないぜ!とか私はクラシックしか興味ないワ!といった方だと話の山場谷場でも 「で?」とか思ってしまいそう
ストーリーとは別の所で気が入らないのは勿体ないですね
2声
この手の映画でよくある話ですが声優さんではなく役者さん?を起用しているため声と映像のギャップがハンパないですね ジプリ作品とかもそうですが
特に主人公の方は活舌が悪くて何言ってるかわからない箇所がところどころ
・・・と思って調べたら主人公の方はシンガーで実際作中の曲も歌ってらっしゃいました
歌とキャラの声担当を分けるのはよくありますが、その場合歌のシーンと普段のシーンでのギャップがでてきます。が、この作品ではその違和感があまりない(同じ人だから当たり前ですが)
上でも書きましたが自分はこの作品の楽曲は好きな部類なので、普段の声からシームレスに歌声に行けるのは評価したいです
だとすれば今回の起用は正解・・・いやでも日常パートの棒感・・・いやしかし・・・
うーん難しいところですねw
3マルチタスク
これはサマーウォーズのときも思ったのですがとにかく画面の情報量が多すぎるシーンがあります(まあこういうネットやバーチャル世界を扱った作品ではよくあるはな・・・さっきも書いたなよくある話)
普段から情報過多社会の中で必要な情報を瞬時に取捨選択するのに慣れている方なら平気なのでしょうが、自分のようなシングルコアの低CPUしか積んでない頭では情報処理が追いつきません
しかも急に加速する話の筋を追っていきつつ伏線も見逃さないように・・・とか無理です熱暴走してしまいます
自分のようなマルチタスク苦手な人にはおいてけぼりに感じる所が多々ありますね
そして安らかな寝息へと変貌するのでしょう 南無
4重い話
後半話が急に重くなりますそれはもう
いや序盤からネットの闇みたいなのはちょこちょこ出てくるんですがね
正直ちょっと引きました。え、そんな話なの?と
夏休みに家族で仲良く映画でも見よう!とこの作品見たらドン引きすると思います
子供泣くわ(いや子供はそのシーンの前に3の話のように安眠するでしょうが)
そういう生々しい話はいらない!エンターテイメントよこせ!という方にはこの作品はツライと思います。なんでお金払って鬱にならなあかんのかと
自分は・・・まあ引きはしましたが、受け入れられないこともないです。が、ちょっとそれもふまえて次の項目へ
5物語のたたみ方
で、これなんですよねたたみ方
その重い話のまとめ方が言ってしまえば雑。ちょっとご都合すぎるんじゃないかと
問題をリアル方面に描いてその解決方法はファンタジー
その落差がちょっと・・・ねぇ・・・
いやファンタジーでいいんですよ?でももうちょっとこう・・・あったんじゃないかと思います
というか自分の妄想では
まず歌うシーンからゲ〇吐いて欲しかったですねいやホントに
せっかく前半で現実では吐くほど歌えないという描写あったんだから「U」でリアルの姿さらしたときにそのトラウマ?も一緒に出して欲しかった
そして「U」でも、もちろん現実でもゲ〇吐きながらも、それでも助けるためにと現実での周りを制して歌って欲しかったです 汚い話ですみませんが
あのシーンは、ただ歌だけで周りが感動してる風に自分は感じてしまいましたがそうじゃない 普通の内気な女子高生が誰かのために踏ん張って前へ進もうとする所をこそもっともっと出して欲しかった
そして現れる竜とここでダンスですよダン・・・いやそれはいらないか
とにかく現れた竜もリアルさらして一言「助けて」
と、ここで例の回線切断・・・からのネットでお馴染み「U」での特定班フル動員
そして刃傷沙汰寸前で「U」のユーザーのリアル連合介入!ヤマト発進!と。
・・・駄目ですね。これじゃ結局ありきたりな話になってしまいますね。でも自分は妄想書けて満足です。ふぅ
まぁそれはともかく、ここまで「U」の、というかネットの暗い部分をさんざん描いてきていたので最後くらいネットのいい所も描いて欲しかったですね パンドラの箱じゃないですが
それにこの妄想だと親父の主観では、大切にしているからこその躾の最中にどこぞのネットオタクが突撃してきたという迷惑な話にも・・・いやないな
どう考えても親父がアウトでしたすみません
話がそれましたが、最終盤の展開の早さも相まってここが一番評価分かれる場所だと思います
うーん、自分としては結構楽しめたんですがね(点数は3.5ですが実際は3.7ぐらい行ってもいいかも?楽曲の良さ込みで)
というか曲いいんですよね ララライララライ♪頭から離れません 好きですこの曲
ただ、評価が分かれるのはすごくわかります
むしろもっと低いと思ってました
自分としては面白かったけど、正直人にはすすめようとは思わないという不思議な映画・・・が一番しっくりくる評価ですかね
後、最後に一つだけ
序盤のセリフの「作品への批判が本物を育てる。肯定だけの作品なんて身内のうんちゃら」でしたっけ?そんなセリフがあったんですがあれは刺さりました
やっぱり作品は叩かれてナンボだと、それを次にどう生かしていくかが大事だと
作ったやつは世に出してボロクソに叩かれないといい作品は生まれてこないんだなと思いました
叩かれるのめっちゃ嫌だしへこむし胃にくるんですけどねマジで
あれもこの作品への好感度上がったところですね
あれでもどっかで聞い(ry