「音楽と映像は最高過ぎた」竜とそばかすの姫 とおるさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽と映像は最高過ぎた
最初の数分で映画の世界に飲み込まれます
素敵な不思議な音楽と映像に魅了されます
とりあえず、音楽最高
常田さん天才
Uの世界にドンピシャ、中毒性注意
ただ、このラストって賛否両論あるなぁって、、、
私は不満が残るかなぁ
でも、これでいいと思う自分もいる
このモヤっと感が細田監督作品の旨味なのかなぁ
素直に見れば、すずのメンタル成長物語。
でも、随所にいろんな種がばら撒かれているのにそれらは完全に花は咲かせず、あくまで主軸はすずであるスタンスは崩れない
ただ、どんな意図があったのかわからないのが、合唱マダムのすず支援、りゅう=しのぶと思わせるシナリオ、、、りゅうへのフルボッコ、、ついてけなかった
むむむ?
あくまで、以下個人解釈。
ネット秩序の欠落さ、児童虐待、秩序を取り締まる組織や方法について大きく問いかけているけど、回収はしていない
川に飛び込んだすず母以外の傍観している大人
人命救助をしたすず母に対する誹謗中傷
警察(秩序を守る側)に対しての疑問点や問題点
児童虐待の実態
虐待を見てみぬふりする(助けるとは言うが助けない)大人
近年、誹謗中傷からの自殺や児童虐待の悲しい事件が多発してたもんね、、、、、
若者に取り巻く環境の問題点や今後の課題について訴えかけてたなぁ、、と
「ヒーロー(警官)」も実質役立たずと言っているようなもんだったなぁ、、、ネット内の正義は世論で決めるバリだったね
他人に頼っては人は助けられない!という感じだね
マダムたちは結局はすず母を見殺しにした仲間なんだよね??あの時、川に一緒にいたんとよね??
だけど、りゅうに会いに行く!助けに行く!てなった時にすずを駅まで運転して手助けするとは、、???児童虐待を目にしたから??
それとも、それすらも問いかけの1つなのかなぁ、、集団心理の怖さ?
あと、りゅうを途中までしのぶなの?ってなっていたのは???
ずっとしのぶはアバターが出てこず!映画見ながら、これかな?あれかな?とでも最後まで出てこなかったのに、すず=Belleってわかってた、謎!!!
美女と野獣をトレースするなら、りゅうとすずをくっつけてほしかったなぁ、、しのぶはかませ犬感凄いよ笑
それにりゅうをフルボッコにしている理由が美女と野獣をトレースしてるやら「見た目」ということなのかな??差別的なことなのかな
あと、りゅうの弟って知的障害者なのかな?
弟を守る兄って感じなのかな?それとも精神病んであんな感じなのかなぁ?
もう一度見たら何か変わるかなぁ
ただ、すずがりゅうに対すて無償の手助けをしたのは母の血を受け継いだ証であり、母の死を乗り越えるきっかけになった
問いかけは現代への課題盛り合わせって感じだったね、随所随所すんごいわわ
言葉下手くそなんだけど、少しでも同じ意見の人がいたら嬉しいなぁ、、みんなどんな風に解釈してるんだろう???
ディズニーコラボしてるって書き込み確認したのでようやく分かりましたが、配慮あると思います。書き込みの主には調べて理解しろとは傲慢な奴だなとは思いましたが。
U世界の映像を美麗にすることに全て持っていかれたんだと思いますよ。
続けてポンポさん観たので、ベルを美しく描くことが主軸の高級B級映画なのかなということも考え始めました。
なら、B級映画に微妙な社会問題を2つ以上盛り込んだのがバランス崩壊の原因かもですね。自分もあの親父との決着は、顔を晒したことによるメリットを出すだろうと思ってました。そうすると親父は更生ではなく抹殺されるなと思っていたので、別の手段かもと思ってましたが、小娘が睨んで怯んで逃げるなんて説明になってないですよね。
あそこは抹殺エンドでもきっぱり解決しないとカタルシス足りないので、やはり脚本が不自然だなと思わざるを得ません。